ヨハネの黙示録レジュメ(18)2016年8/27
黙示録19:1〜20:3
天での結婚式後、地上での披露宴の招待状がだされ、イエスが地上に再臨される
反キリストはにせ預言者とともにさいごの住みかである「火の池」に
サタンは縛られて千年王国のあいだ「底知れぬ所」に放り込まれる
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黙19:1~10 ハレルヤの声と小羊の婚姻
黙19:11~21 キリストの再臨
黙20:1~6 千年王国
以下、青色の聖句は順番にみている黙示録本文の聖句です。
紫色の聖句はその他の引用聖句です。
黒色の文章がセミナーの説明文です。
茶色の文章はフルクテンバウム博士著『The Footsteps of The Messiah』第6章からの要約です。
緑色の文章は補足説明です。
セミナーテキストの9ページ
C. 再臨とその後に起こる出来事
1. 再臨の前の序曲
19:1〜10
再臨は11節にでてくるだけ
1〜10節:再臨の前に天で何が起こるかという序曲
1〜8節: 4つのハレルヤ
19:1 この後、わたしは天の大群衆が大声で唱えるような声を聞いた、
「ハレルヤ、救と栄光と力とは、
われらの神のものであり、
19:2 そのさばきは、真実で正しい。
神は、姦淫で地を汚した大淫婦をさばき、
神の僕たちの血の報復を
彼女になさったからである」。
19:1〜2
第1のハレルヤ:宗教的バビロンの崩壊を喜ぶハレルヤ
19:3 再び声があって、
「ハレルヤ、彼女が焼かれる火の煙は、世々限りなく立ちのぼる」
と言った。
19:3
第2のハレルヤ:政治的バビロンの崩壊を喜ぶハレルヤ
19:4 すると、二十四人の長老と四つの生き物とがひれ伏し、御座にいます神を拝して言った、
「アァメン、ハレルヤ」。
19:5 その時、御座から声が出て言った、
「すべての神の僕たちよ、神をおそれる者たちよ。
小さき者も大いなる者も、
共に、われらの神をさんびせよ」。
19:4〜5
第3のハレルヤ:天にいる聖徒たちが神をほめたたえているハレルヤ
19:6 わたしはまた、大群衆の声、多くの水の音、また激しい雷鳴のようなものを聞いた。
それはこう言った、
「ハレルヤ、全能者にして主なるわれらの神は、
王なる支配者であられる。
19:7 わたしたちは喜び楽しみ、神をあがめまつろう。
小羊の婚姻の時がきて、
花嫁はその用意をしたからである。
19:8 彼女は、光り輝く、
汚れのない麻布の衣を着ることを許された。
この麻布の衣は、聖徒たちの正しい行いである」。
19:6〜8
第4のハレルヤ:小羊の婚姻を喜ぶハレルヤ
キリストの再臨前に天において小羊の婚姻が行われます。
花婿:イエス(小羊)
花嫁:(普遍的)教会
エペソ書5章一部
エペ 5:22 妻たる者よ。
主に仕えるように自分の夫に仕えなさい。
5:23 キリストが教会のかしらであって、自らは、からだなる教会の救主であられるように、夫は妻のかしらである。
5:24 そして教会がキリストに仕えるように、妻もすべてのことにおいて、夫に仕えるべきである。
5:25 夫たる者よ。
キリストが教会を愛してそのためにご自身をささげられたように、妻を愛しなさい。
5:26 キリストがそうなさったのは、水で洗うことにより、言葉によって、教会をきよめて聖なるものとするためであり、5:27 また、しみも、しわも、そのたぐいのものがいっさいなく、清くて傷のない栄光の姿の教会を、ご自分に迎えるためである。
5:28 それと同じく、夫も自分の妻を、自分のからだのように愛さねばならない。
自分の妻を愛する者は、自分自身を愛するのである。
5:29 自分自身を憎んだ者は、いまだかつて、ひとりもいない。
かえって、キリストが教会になさったようにして、おのれを育て養うのが常である。
5:30 わたしたちは、キリストのからだの肢体なのである。
5:31 「それゆえに、人は父母を離れてその妻と結ばれ、ふたりの者は一体となるべきである」。
5:32 この奥義は大きい。
それは、キリストと教会とをさしている。
5:33 いずれにしても、あなたがたは、それぞれ、自分の妻を自分自身のように愛しなさい。
妻もまた夫を敬いなさい。
ユダヤ人の結婚式は四つの段階があります。
キリストと教会の関係もその四つの段階で説明されます。
ユダヤ式結婚の第一段階:
婚約
花婿の父が花嫁の父に花嫁料を支払い約束
花嫁花婿がまだ子どもである時に行われることが多く、実際の結婚式までは何年も、最低1年は、間があきます。
私たちに例えるなら
第一段階の花婿の父が花嫁料を払うというのは既になされました。
それはイエス・キリストの血潮です。
エペソ書5章(上述22~33節)に書かれてある真理です。
エペ 5:1 こうして、あなたがたは、神に愛されている子供として、神にならう者になりなさい。
5:2 また愛のうちを歩きなさい。
キリストもあなたがたを愛して下さって、わたしたちのために、ご自身を、神へのかんばしいかおりのささげ物、また、いけにえとしてささげられたのである。
~
ユダヤ式結婚の第二段階:
花嫁を迎えに行く
花婿が彼女の家に行って花嫁を連れて来る
第二段階の2つの特徴
1:いつ迎えに行くかを決めるのは、花婿ではなく花婿の父
迎えに行くとは、私たちに例えれば
(普遍的)教会の携挙です。
イエスさまは、いつ携挙があるかわからない、父なる神だけが知っていると言われました。
2:花婿が、住まう場所の用意ができて初めて、花嫁を迎えに行く
既に或る家族が住んでいる家に新婚夫婦が住めるような部屋なり場所なりを増築して初めて、迎えることができるということです。
1:父なる神がいつ携挙が起こるかをお決めになります。
2:携挙とは実は花婿が花嫁である教会=私たち を迎えに来てくださる、結婚の第二段階なのです。
第一テサロニケ4:13〜18
一テサ 4:13 兄弟たちよ。
眠っている人々については、無知でいてもらいたくない。
望みを持たない外の人々のように、あなたがたが悲しむことのないためである。
4:14 わたしたちが信じているように、イエスが死んで復活されたからには、同様に神はイエスにあって眠っている人々をも、イエスと一緒に導き出して下さるであろう。
4:15 わたしたちは主の言葉によって言うが、生きながらえて主の来臨の時まで残るわたしたちが、眠った人々より先になることは、決してないであろう。
4:16 すなわち、主ご自身が天使のかしらの声と神のラッパの鳴り響くうちに、合図の声で、天から下ってこられる。(「再臨」ではない)
その時、キリストにあって死んだ人々が、まず最初によみがえり、4:17 それから生き残っているわたしたちが、彼らと共に雲に包まれて引き上げられ、空中で主に会い、こうして、いつも主と共にいるであろう。
4:18 だから、あなたがたは、これらの言葉をもって互に慰め合いなさい。
ヨハネの福音書14:1〜3
ヨハ 14:1 「あなたがたは、心を騒がせないがよい。神を信じ、またわたしを信じなさい。
14:2 わたしの父の家には、すまいがたくさんある。
もしなかったならば、わたしはそう言っておいたであろう。
あなたがたのために、場所を用意しに行くのだから。
14:3 そして、行って、場所の用意ができたならば、またきて、あなたがたをわたしのところに迎えよう。
わたしのおる所にあなたがたもおらせるためである。
イエスさまは天に場所を用意するために行く(昇天)、そして用意ができたら迎えに来るとおっしゃいました。
つまり、花嫁を迎える場所の用意です。
その用意ができて、父なる神が今だよと言われた時にイエスさまは(空中に)来てくださって私たちを天に迎えてくださるのです。
ユダヤ式結婚の第三段階:
結婚式
(ウェディングセレモニー)
ユダヤ式結婚式に出るのは親戚家族の少数の人々だけ
その式の前に儀式的なきよめの段階を花嫁が通過します。
黙19:6〜7
黙19:6 わたしはまた、大群衆の声、多くの水の音、また激しい雷鳴のようなものを聞いた。
それはこう言った、
「ハレルヤ、全能者にして主なるわれらの神は、王なる支配者であられる。
19:7 わたしたちは喜び楽しみ、神をあがめまつろう。
小羊の婚姻の時がきて、花嫁はその用意をしたからである。
イエス・キリストが再臨する前に天においてこの婚姻、結婚式が行われます。
花嫁は用意ができたと書かれています。
黙19:8
黙19:8 彼女は、光り輝く、汚れのない麻布の衣を着ることを許された。
この麻布の衣は、聖徒たちの正しい行いである」。
花嫁は聖い麻布の衣を着ています。
その麻布とは聖徒たちの正しい行いであると書かれています。
ユダヤ式結婚式で花嫁が儀式的に自らをきよめるのと良く似ています。
私たちクリスチャンのきよめは火によって行われます。
私たちは携挙を受けた後キリストのさばきの座というところに着きます。
第一コリント3:10〜15
一コリ 3:10 神から賜わった恵みによって、わたしは熟練した建築師のように、土台をすえた。
そして他の人がその上に家を建てるのである。
しかし、どういうふうに建てるか、それぞれ気をつけるがよい。
3:11 なぜなら、すでにすえられている土台以外のものをすえることは、だれにもできない。
そして、この土台はイエス・キリストである。
3:12 この土台の上に、だれかが金、銀、宝石、木、草、または、わらを用いて建てるならば、3:13 それぞれの仕事は、はっきりとわかってくる。
すなわち、かの日は火の中に現れて、それを明らかにし、またその火は、それぞれの仕事がどんなものであるかを、ためすであろう。
3:14 もしある人の建てた仕事がそのまま残れば、その人は報酬を受けるが、3:15 その仕事が焼けてしまえば、損失を被るであろう。
しかし彼自身は、火の中をくぐってきた者のようにではあるが、救われるであろう。
すべての信者がイエス・キリストを信じて以降どのように主に仕えたか試されます。
もし私たちの働きが木や草でできているなら火によって全部燃やされ、本物だけが残ります。
それが聖徒たちの正しい行いと言われている部分です。
(フォーラムでは、行いの「動機」が神さまに問われている等の分かち合いがなされました。)
再臨が11節から始まります。
再臨の時には既に教会が天にいるのです。
教会、つまりクリスチャンたちは天に行ったばかりではなく、そこにかなり長期間いるということがわかります。
キリストのさばきの座を通過しているからです。
携挙とキリストの再臨とが同じではないもう一つの理由がここにあります。
キリストの再臨の前に、キリストの花嫁である教会はキリストとの結婚式を挙げるのです。
ユダヤ式結婚の第四段階:
婚礼の祝宴(ウエディングフィースト)
披露宴
普通は7日間続く
結婚式の参列者は少数でしたが、この披露宴には沢山呼ばれます。
19:9 それから、御使はわたしに言った、
「書きしるせ。小羊の婚宴に招かれた者は、さいわいである」。
またわたしに言った、
「これらは、神の真実の言葉である」。
19:9
小羊の婚宴に招かれた者はさいわいだという言葉がでてきます。
ここで披露宴がおこるのではなく、これは招待状が送られているだけの段階です。
招かれているのは
旧約時代の聖徒たちと
患難時代に殉教の死を遂げた聖徒たちです。
キリストの再臨の時によみがえり、この披露宴に招かれます。
いよいよ披露宴が始まります。
マタイの福音書22章や25章では、神の国(この場合は千年王国)がよく結婚式の披露宴に例えられます。
それは以上のような背景があるからです。
再臨の後、地上で行われる披露宴をもって千年王国が始まります。
19:10 そこで、わたしは彼の足もとにひれ伏して、彼を拝そうとした。
すると、彼は言った、
「そのようなことをしてはいけない。
わたしは、あなたと同じ僕仲間であり、またイエスのあかしびとであるあなたの兄弟たちと同じ僕仲間である。
ただ神だけを拝しなさい。
イエスのあかしは、すなわち預言の霊である」。
19:10
イエスが全ての預言の源です。
聖書の預言はイエスをとおして全て実現し、それがイエスの栄光をあらわすものになります。
2.再臨 19:11〜18
全ての準備が整い結婚式が終わり、披露宴の招待状が出されたのち、イエスの再臨が起こります。
19:11 またわたしが見ていると、天が開かれ、見よ、そこに白い馬がいた。
それに乗っているかたは、「忠実で真実な者」と呼ばれ、義によってさばき、また、戦うかたである。
19:12 その目は燃える炎であり、その頭には多くの冠があった。
また、彼以外にはだれも知らない名がその身にしるされていた。
19:13 彼は血染めの衣をまとい、その名は「神の言」と呼ばれた。
19:11〜13
イエスが黙示録1章にでてきた裁き主として登場します。
イエスは、ユダヤ人に戦いを挑もうとしている異邦人の諸国を打つために来られます。
ハルマゲドンの戦いの8段階のうちの第6番目
黙19:13 彼は血染めの衣をまとい、その名は「神の言」と呼ばれた。
イエスの衣は血に染まっていたと書かれています。
或る人は、これはイエスご自身の血であると言います。
しかし、ここでもヨハネは旧約聖書の知識を前提にこれを書いています。
イザヤ書63:1〜6
イザ 63:1 「このエドムから来る者、
深紅の衣を着て、ボズラから来る者はだれか。
その装いは、はなやかに、
大いなる力をもって進み来る者はだれか」。
「義をもって語り、
救を施す力あるわたしがそれだ」。
63:2 「何ゆえあなたの装いは赤く、
あなたの衣は酒ぶねを踏む者のように赤いのか」。
63:3 「わたしはひとりで酒ぶねを踏んだ。
もろもろの民のなかに、
わたしと事を共にする者はなかった。
わたしは怒りによって彼らを踏み、
憤りによって彼らを踏みにじったので、
彼らの血がわが衣にふりかかり、
わが装いをことごとく汚した。
63:4 報復の日がわが心のうちにあり、
わがあがないの年が来たからである。
63:5 わたしは見たけれども、助ける者はなく、
怪しんだけれども、ささえる者はなかった。
それゆえ、わがかいながわたしを勝たせ、
わが憤りがわたしをささえた。
63:6 わたしは怒りによって、もろもろの民を踏みにじり、
憤りによって彼らを酔わせ、
彼らの血を、地に流れさせた」。
イエスは敵を踏みにじる、ですからこの血はイエスの血ではなくて敵の血です。
19:14 そして、天の軍勢が、純白で、汚れのない麻布の衣を着て、白い馬に乗り、彼に従った。
19:14
イエスは天にある軍勢と共に帰ってきます。
この軍勢:複数形
イエスさまの再臨は二つの軍勢を伴って来ます。
① 天使の軍隊
マタイ16:27
マタ 16:27 人の子は父の栄光のうちに、御使たちを従えて来るが、その時には、実際のおこないに応じて、それぞれに報いるであろう。
② 教会の聖徒たち
第一テサロニケ3:13
一テサ 3:13 そして、どうか、わたしたちの主イエスが、そのすべての聖なる者と共にこられる時、神のみまえに、あなたがたの心を強め、清く、責められるところのない者にして下さるように。
私たち天に挙げられた教会はキリストとともに第二の軍勢として(地上に)帰って来ます。
第一テサロニケ4:14
一テサ 4:14 わたしたちが信じているように、イエスが死んで復活されたからには、同様に神はイエスにあって眠っている人々をも、イエスと一緒に導き出して下さるであろう。
ユダの手紙14、15節
ユダ 14 アダムから七代目にあたるエノクも彼らについて預言して言った、
「見よ、主は無数の聖徒たちを率いてこられた。
15 それは、すべての者にさばきを行うためであり、また、不信心な者が、信仰を無視して犯したすべての不信心なしわざと、さらに、不信心な罪人が主にそむいて語ったすべての暴言とを責めるためである」。
ところがイザヤ書の前述箇所によると、イエスは天使の軍勢や私たちの助けを必要とせず、ご自身だけで戦われます。
イザヤ書
63:3 「わたしはひとりで酒ぶねを踏んだ。〜
黙 19:15 その口からは、諸国民を打つために、鋭いつるぎが出ていた。
彼は、鉄のつえをもって諸国民を治め、また、全能者なる神の激しい怒りの酒ぶねを踏む。
19:16 その着物にも、そのももにも、「王の王、主の主」という名がしるされていた。
19:15〜16
イエスは「王の王、主の主」と表現されています。
再臨後イエスは初めて王としての地位に就かれ、その働きを開始されます。
19:17 また見ていると、ひとりの御使が太陽の中に立っていた。
彼は、中空を飛んでいるすべての鳥にむかって、大声で叫んだ、
「さあ、神の大宴会に集まってこい。
19:17
全世界に大宴会に集まるようにという招待が告げ知らされます。
19:18 そして、王たちの肉、将軍の肉、勇者の肉、馬の肉、馬に乗っている者の肉、また、すべての自由人と奴隷との肉、小さき者と大いなる者との肉をくらえ」。
19:18
この大宴会は、キリストの再臨の時に殺された敵の肉を食らうようにという招きです。
(グロテスクに思える描写ですが、フォーラムメンバーのIご夫妻は外国で鳥葬を見たことがあるそうです。木のない高地では今も鳥葬があるのですね。)
3.ハルマゲドンの戦い 19:19
19:19 なお見ていると、獣と地の王たちと彼らの軍勢とが集まり、馬に乗っているかたとその軍勢とに対して、戦いをいどんだ。
19:19
たった1節ですが、これがハルマゲドンの戦いの要約になっています。
4.反キリストと偽預言者 19:20
それ以降、にせの三位一体が順番に裁かれます。
19:20 しかし、獣は捕えられ、また、この獣の前でしるしを行って、獣の刻印を受けた者とその像を拝む者とを惑わしたにせ預言者も、獣と共に捕えられた。
そして、この両者とも、生きながら、硫黄の燃えている火の池に投げ込まれた。
19:20
まずにせものの御子(獣、反キリスト)が捕らえられます。
第二テサロニケ2:8
二テサ 2:8 その時になると、不法の者が現れる。
この者を、主イエスは口の息をもって殺し、来臨の輝きによって滅ぼすであろう。
反キリスト(不法の者)はキリストの再臨の時に殺されます。
(ハルマゲドンの戦い 第7段階:ボツラからヨシャパテの谷に至る戦い イザヤ14:16~)
その死んだ反キリストが再びよみがえり、
硫黄の燃えている火の池に投げ込まれます。
(この反キリストのよみがえりとは、不信者が死後復活のからだを与えられ裁かれるという「第二の復活」の初穂?)
次に、にせ預言者(にせものの聖霊)も一緒に捕らえられ
同じ場所、火の池に投げ込まれ
一千年間二人(反キリストとにせ預言者だけ)がその中で苦しむのです。
5.異邦人 19:21
19:21 それ以外の者たちは、馬に乗っておられるかたの口から出るつるぎで切り殺され、その肉を、すべての鳥が飽きるまで食べた。
19:21
異邦人の軍勢が殺されています。
6.サタンの縛り 20:1〜3
今まで、反キリストとにせ預言者の裁き、異邦人の裁きがありましたが
20:1 またわたしが見ていると、ひとりの御使が、底知れぬ所のかぎと大きな鎖とを手に持って、天から降りてきた。
20:2 彼は、悪魔でありサタンである龍、すなわち、かの年を経たへびを捕えて千年の間つなぎおき、
20:3 そして、底知れぬ所に投げ込み、入口を閉じてその上に封印し、千年の期間が終るまで、諸国民を惑わすことがないようにしておいた。
その後、しばらくの間だけ解放されることになっていた。
20:1〜3
父なる神の偽物、つまりサタン自身の縛りが書かれています。
サタンは一千年間「底知れぬ所」と書かれている所、アビスに放り込まれます。
アビスとは一時的な場所で一千年後に再びそこからサタンが解放され出てきます。
サタンは閉じ込められたままですからその間、千年王国でサタン的な誘惑はありません。
ヨハネの黙示録レジュメ(19)2016年9/10
黙20:4~6 メシア的王国 メシアによる統治、チャート・75日間(地震、5回目の暗黒、反キリストとにせ預言者が火の池へ、サタンはアビスで一千年間、生きている異邦人の裁き、旧約時代の聖徒と患難期の聖徒たちの復活、天と地の修復、ダビデの王座の確立、小羊の婚宴)、第一の復活の5段階 へ
引用聖句は日本聖書協会『旧約聖書 1955年改訳、新約聖書 1954年改訳』(口語訳)を使用しています。