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練馬桜台聖書フォーラム

ヨハネの黙示録レジュメ(16)解説版 2016年 6/25

2016.07.03

カテゴリー:ヨハネの黙示録, 学び

ヨハネの黙示録レジュメ(16)2016年6/25

黙示録16:17〜16:21

「神の大いなる日の戦い」
ハルマゲドンにユダヤ人全滅を主目的とした反キリスト同盟軍が世界中から召集される(第六の鉢のさばき)
世界の政治経済中心都市バビロンは異邦人信者により滅亡し、人の住めない地となる
反キリスト軍は南下しエルサレムを征服後、ユダヤ人が逃げているボツラに向かう
ボツラでイスラエルの国家的新生が起こりイエスが再臨される
反キリスト軍はエルサレムへとってかえすが、敗北する(反キリストの死)
勝利のイエスがエルサレムのオリーブ山に立つ
(第七の鉢のさばき)

 

解説版

 

2003年フルクテンバウムセミナー『ヨハネの黙示録』テキスト を学んでいます。
ご購入はこちらから(CD6枚組)(MP3版

 

ヨハネの黙示録レジュメ(1)2015年10/24
黙1:1~8 預言解釈の原則、黙示録の6つの特徴について、終末論年表、イントロ、あいさつ

2016年8月14日より 東京恵比寿のハーベスト定例会(毎週日曜と月曜)にてヨハネの黙示録の講解メッセージが始まりました。
中川健一師による無料配信メッセージ
ヨハネの黙示録 1  黙1:3、22:7 イントロダクション
ヨハネの黙示録 2  黙1:1~8 ヨハネによる前書き
(ハーベスト・タイム・メッセージステーションの公式アプリをダウンロード


ヨハネの黙示録レジュメ(2)2015年11/14 
黙1:9~2章3章 Ⅰヨハネが見た事、:栄光に輝く人の子(ヨハネの自己紹介、啓示⦅イエスの役割、黙示録の中心テーマ・サブテーマ、シャカイナグローリー⦆、解釈⦅ハデス⦆)、Ⅱ今ある事:7つの教会に宛てた7つの手紙の内容(5つのイントロ、要因、アウトライン⦅悔い改め、パラダイス、いのちの木、異端、使徒信条、第二の死、福音の三要素⦆)

ヨハネの黙示録レジュメ(3)2015年11/28(リンク先はありません)
『The Footsteps of the Messiah 』 翻訳メモ「第3章 七つの教会」

ヨハネの黙示録レジュメ(4)2015年12/12
黙4章5章 Ⅲこの後に起こる事  大患難時代の前に天で起こる出来事(神の御座、二十四、祭司、白い衣、冠、長老、神の七つの御霊、四つの生き物、セラフィム)、小羊と七つの巻き物(小羊、獅子、ほふられたと見える、封印を解くのにふさわしい)、大患難時代という用語、チャート(3年半)、大患難時代のスタート・大患難の目的3つ

ヨハネの黙示録レジュメ(5)2015年12/26
黙6章~7:8 封印の裁き・第一(反キリストの征服)・第二(大患難時代の第一次世界大戦)・第三(飢饉)・第四(世界人口の1/4の死)・第五(聖徒たちの迫害)・第六(自然界の天変地異、2回目の暗黒)、十四万四千人のユダヤ人と世界大のリバイバル(マタ24:14、神の印)、外されている部族の名前

ヨハネの黙示録レジュメ(6)2016年1/23
黙7:9
~8:6   十四万四千人の補足、アリエル・ミニストリーズ、異邦人の大会衆(聖霊)、第七の封印の裁き(天に訪れた静けさ、殉教者たちの祈りに対する答え)

ヨハネの黙示録レジュメ(7)2016年2/13
黙8:7〜9章 ラッパの裁き・第一(1/3の土地の滅び)・第二(1/3の海の滅び)・第三(1/3の川、泉の滅び)・第四(1/3の宇宙空間の滅び)・第五:第一のわざわい(自然界の暗黒Ⅲ、悪霊の侵入)、死者の場所(シオール、ハデス、パラダイス、アブラハムのふところ、福音の三要素、ヘル、アビス、タータラス)・第六:第二のわざわい(第2の悪霊の侵入、1/3の人口の死)、チャート・患難期前半中続いている出来事(十人の王、十四万四千人の宣教、ふたりの証人、エリヤの働き、宗教組織バビロン)

ヨハネの黙示録レジュメ(8)2016年2/27
黙10章〜11:2  大患難時代の中間に起こる出来事、小さな巻き物(預言を学ぶとは、福音の三要素)、大患難時代の神殿、荒らす憎むべきものの2段階

ヨハネの黙示録レジュメ(9)2016年3/12 
黙11:3〜19
  ハデス、タータラス、アビスについての復習、ふたりの証人、第二の「わざわい」、第七のラッパ

ヨハネの黙示録レジュメ(10)2016年3/26
黙12:1~5 大患難時代のイスラエル 歴史的背景(太陽、月、十二の星、ひとりの女、大きな赤い竜、第三の天、悪霊、神が定めた時と方法、サタンがイスラエルを憎む第一の理由、福音書にみられる特徴的な現象)

ヨハネの黙示録レジュメ(11)2016年4/9
黙12:6〜18
 イスラエルの逃避(不信仰のままの帰還、ボツラ・ペトラ)、地上に投げ落とされるサタン(サタンの5つの呼び名)、イスラエルに対するサタンの戦い(反ユダヤ主義の背後にあるサタンの理屈、再臨の前提条件、大鷲の翼)

ヨハネの黙示録レジュメ(12)2016年4/23
黙13:1~10 ユダヤ人への伝道Q&A、海からの獣(にせものの御子、反キリスト、異邦人の時、 ダニエル書2章と7章・エルサレムを支配する四つの異邦人帝国、 打ち殺されたかと思われた、 聖徒)

ヨハネの黙示録レジュメ(13)2016年5/14
黙13:11~18  地からの獣、獣の実体とその働き(にせものの聖霊・にせ預言者、荒らす憎むべきものの2段階)、獣の刻印(666)

ヨハネの黙示録レジュメ(14)2016年5/28
黙14章 中間期の7つの宣言とその目的3つ(シオンの山の上の144000人、永遠の福音、バビロンの崩壊、獣の刻印、殉教者たち、刈り取り、踏まれる酒ぶね)、チャート・中間期の12の出来事(患難期の第二次世界大戦、反キリストの死、サタンが地に落とされる、サタンによる反キリストの復活、3人の王の死 7人の王の服従、宗教組織バビロンの破壊、ふたりの証人の死、7年の契約の破棄、荒らす憎むべきもの、にせ預言者、666と反キリストへの礼拝、ユダヤ人に対する迫害の開始) 

ヨハネの黙示録レジュメ(15)2016年6/11
黙15:1~16:16  大患難時代の後半に起こる出来事:天に現れるしるし(モーセの歌)、鉢の裁き・第一(悪性のはれもの)・第二(海の破壊)・第三(川の破壊)・第四(太陽の炎熱)・第五(4回目の暗黒、エドム、モアブ、アモン)・第六(神の大いなる日の戦い・大患難時代の第3次世界大戦、日の出るほう、ハルマゲドン)  

中川健一師による無料配信メッセージ
ハネの黙示録 29 黙16:12~21 鉢の裁き(2)

 

以下、青色の聖句は順番にみている黙示録本文の聖句です。
紫色の聖句はその他の引用聖句です。
黒色の文章がセミナーの説明文です。
茶色の文章はフルクテンバウム博士著『The Footsteps of The Messiah』からの抜粋、要約で、
水色の聖句はその中の引用聖句です。
緑色の文章は補足説明です。

 

黙示録レジュメ(16)シンプル版もあります。

 

 

B.       大患難時代

3. 大患難時代の後半に起こる出来事 15~16章

 

セミナーテキスト8ページ

 

ハルマゲドンの戦いの展開

 

 

第1段階 : 反キリストの同盟軍の招集

ハルマゲドンの戦いは第六の鉢の裁きから始まります。

(6) 第六の鉢
16:12〜16
War of the Great Day of God the Almighty : WW Ⅲ of Tribulation
第六の鉢の裁き : 神の大いなる日の戦い : 大患難時代の第3次世界大戦
黙示録レジュメ(15)の最後 参照)


黙 16:12 第六の者が、その鉢を大ユウフラテ川に傾けた。
すると、その水は、日の出る方から来る王たちに対し道を備えるために、かれてしまった。
反キリストの国の首都であるバビロンはユーフラテス川のほとりにある町です。

第六の鉢がばらまかれるとユーフラテス川が涸れて、反キリストがメソポタミアの王たちの軍勢を集めることを容易にします。

 

黙 16:13 また見ると、龍の口から、獣の口から、にせ預言者の口から、かえるのような三つの汚れた霊が出てきた。
16:14 これらは、しるしを行う悪霊の霊であって、全世界の王たちのところに行き、彼らを召集したが、それは、全能なる神の大いなる日に、戦いをするためであった。
にせの三位一体、竜(龍)またはサタン(にせの御父)・獣または反キリスト(にせの御子)・にせ預言者(にせの聖霊)、のしわざであり、患難期中間から反キリストの権威に従う7人の王たちへの召集命令です。

3匹の悪霊どもは、王たちに命令を厳守させ不承不承な気持ちを追い払うためにしるしを行う権限を与えられます。

「ハルマゲドンの戦い」という語が一般的に使われますが、「万物の支配者である神の(全能なる神の)大いなる日の戦い」というのが聖書的な名称です。

 

黙 16:15 (見よ、わたしは盗人のように来る。
裸のままで歩かないように、また、裸の恥を見られないように、目をさまし着物を身に着けている者は、さいわいである。)
この挿入句は、大患難時代のこの時点に生きている聖徒たちへの慰めと希望のメッセージです。

サタンの軍勢の結集を見た時に、キリストの再臨がそこまで来ていることを知る事ができるからです。

 

黙 16:16 三つの霊は、ヘブル語でハルマゲドンという所に、王たちを召集した。
ハルマゲドンとはメギドの山(ハル)という意味です。

メギドは重要な町であり、その山からはイスラエル最大の谷であるイズレエルの野(平原)全体を見ることができます。

そのイズレエルの平野に、生存するユダヤ人を全滅させる目的で、反キリスト軍の世界の軍勢が集結するのです。

 

 

 

 

第2段階 : バビロンの滅亡

 

バビロンの都の崩壊です。

イザヤ書13章、14章
イザ 13:1 アモツの子イザヤに示されたバビロンについての託宣。
13:2 あなたがたは木のない山に旗を立て、
声をあげて彼らを招き、
手を振って彼らを貴族の門に、はいらせよ。
13:3 わたしはわが怒りのさばきを行うために
聖別した者どもに命じ、
わが勇士、わが勝ち誇る者どもを招いた。

13:4 聞け、多くの民のような騒ぎ声が山々に聞える。
聞け、もろもろの国々、寄りつどえる
もろもろの国民のざわめく声が聞える。
これは万軍の主が
戦いのために軍勢を集められるのだ。
13:5 彼らは遠い国から、天の果から来る。
これは、主とその憤りの器で、
全地を滅ぼすために来るのだ。
第一段階で集結したのは親バビロン、親「反キリスト」の軍勢でした。
ここでは反バビロン、反「反キリスト」の軍勢であり、その目的はバビロンを破壊することです。

神さまは異邦人信者を用いてバビロンを破壊します。

13:6 あなたがたは泣き叫べ。主の日が近づき、
滅びが全能者から来るからだ。
13:7 それゆえ、すべての手は弱り、
すべての人の心は溶け去る。
13:8 彼らは恐れおののき、苦しみと悩みに捕えられ、
子を産まんとする女のようにもだえ苦しみ、
互に驚き、顔を見あわせ、
その顔は炎のようになる。

13:9 見よ、主の日が来る。
残忍で、憤りと激しい怒りとをもってこの地を荒し、
その中から罪びとを断ち滅ぼすために来る。
13:10 天の星とその星座とはその光を放たず、
太陽は出ても暗く、
月はその光を輝かさない。
13:11 わたしはその悪のために世を罰し、
その不義のために悪い者を罰し、
高ぶる者の誇をとどめ、
あらぶる者の高慢を低くする。
13:12 わたしは人を精金よりも、
オフルのこがねよりも少なくする。
・・・・・(以下・・・・・は省略の意)
13:19 国々の誉であり、
カルデヤびとの誇である麗しいバビロンは、
神に滅ぼされたソドム、ゴモラのようになる。
13:20 ここにはながく住む者が絶え、
世々にいたるまで住みつく者がなく、
アラビヤびともそこに天幕を張らず、
羊飼もそこに群れを伏させることがない。
13:21 ただ、野の獣がそこに伏し、
ほえる獣がその家に満ち、
だちょうがそこに住み、
鬼神がそこに踊る。
13:22 ハイエナはその城の中で鳴き、
山犬は楽しい宮殿でほえる。
そ の時の来るのは近い、
その日は延びることがない。
バビロンは荒野の獣のみが住める状態で、いかなる人も住めなくなります。

・・・・・

 

エレミヤ書50章、51章
エレ 50:1 主が預言者エレミヤによって語られたバビロンとカルデヤびとの地の事についての言葉。
・・・・・
50:4 主は言われる、その日その時、イスラエルの民とユダの民は共に帰ってくる。
彼らは嘆きながら帰ってくる。
そしてその神、主を求める。
50:5 彼らは顔をシオンに向けて、その道を問い、『さあ、われわれは、永遠に忘れられることのない契約を結んで主に連なろう』と言う。
バビロン破壊は、イスラエルの最終的な回心と回復とに結びついています。

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とこしえの契約永遠に忘れられることのない契約)新しい契約 エレミヤ31:31〜34 と同義です。

エレ 31:31 主は言われる、見よ、わたしがイスラエルの家とユダの家とに新しい契約を立てる日が来る。
31:32 この契約はわたしが彼らの先祖をその手をとってエジプトの地から導き出した日に立てたようなものではない。
わたしは彼らの夫であったのだが、彼らはそのわたしの契約(モーセ契約)を破ったと主は言われる。
31:33 しかし、それらの日の後にわたしがイスラエルの家に立てる契約はこれである。
すなわちわたしは、わたしの律法を彼らのうちに置き、その心にしるす。
わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となると主は言われる。
31:34 人はもはや、おのおのその隣とその兄弟に教えて、『あなたは主を知りなさい』とは言わない。
それは、彼らが小より大に至るまで皆、わたしを知るようになるからであると主は言われる。
わたしは彼らの不義をゆるし、もはやその罪を思わない」。


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50:6 わたしの民は迷える羊の群れである、その牧者がこれをいざなって、山に踏み迷わせたので、山から丘へと行きめぐり、その休む所を忘れた。50:7 これに会う者はみなこれを食べた。その敵は言った、『われわれに罪はない。彼らがそのまことのすみかである主、先祖たちの希望であった主に対して罪を犯したのだ』と。

50:8 バビロンのうちから逃げよ。カルデヤびとの地から出よ。群れの前に行く雄やぎのようにせよ。
第一の警告:バビロンの突然の大破壊に先行して、未だバビロンにいるユダヤ人に脱出せよとの第一の警告が与えられます。

50:9 見よ、わたしは大きい国々を起し集めて、北の地からバビロンに攻めこさせる。
彼らはこれに向かって勢ぞろいをし、これをその所から取る。彼らの矢はむなしく帰らない老練な勇士のようである。
バビロンの街に多くの国民が集結します。

・・・・・
50:13 主の怒りによって、ここに住む者はなく、
完全に荒れ地となる。
バビロンのかたわらを通る者は、
みなその傷を見て驚き、かつあざ笑う。
・・・・・
50:15 その周囲に叫び声をあげよ、彼女は降伏した。
そのとりでは倒れ、その城壁はくずれた、
主があだをかえされたからだ。
彼女に報復せよ、彼女がおこなったように、
これに行え。
この破壊と戦闘の大きさが描かれています。

・・・・・
50:19 わたしはイスラエルを再びその牧場に帰らせる。彼はカルメルとバシャンで草を食べる。またエフライムの山とギレアデでその望みが満たされる。50:20 主は言われる、その日その時には、イスラエルのとがを探しても見当らず、ユダの罪を探してもない。それはわたしが残しておく人々を、ゆるすからである。
イスラエルは誰もその罪を見つけ出せないほどに自らの全ての罪を赦されるとともに、自分の土地に回復されると語られます。
この回復はバビロン破壊の結果です。
・・・・・

50:28 聞けよ、バビロンの地から逃げ、のがれてきた者の声がする。われわれの神、主の報復、その宮の報復の事をシオンに告げ示す。
第2の警告:バビロンから逃れる者は、ユダヤ人にバビロンの破壊を告げるためにエルサレムに逃げて行きます。
これはバビロンのユダヤ人虐待、そして神殿への荒らす憎むべきものの罪深い行動に対する神の復讐に由来します。 
・・・・・

50:39 それゆえ、野の獣と山犬とは共にバビロンにおり、だちょうもそこに住む。しかし、いつまでもその地に住む人はなく、世々ここに住む人はない。50:40 主は言われる、神がソドムとゴモラと、その隣の町々を滅ぼされたように、そこに住む人はなく、そこに宿る人の子はない。
この破壊は全面的かつ最終的なもので、バビロンに再び人が住むことはありません。
・・・・・
エレミヤは再度バビロンに敵対する多くの国民の集結を語ります。

50:43 バビロンの王はそのうわさを聞いて、
その手は弱り、子を産む女に臨むような
痛みと苦しみに迫られた。
バビロンの王、反キリストは彼の首都バビロンが破壊されるときに、そこにはいません。

・・・・・
50:46 バビロンが取られたとの声によって地は震い、その叫びは国々のうちに聞える」。
バビロンに対する神の宣告と、その世界首都の破壊を受けての国々の激しい苦痛を述べます。
・・・・・

51:5 イスラエルとユダは
その神、万軍の主に捨てられてはいないが、
しかしカルデヤびとの地には
イスラエルの聖者に向かって犯した罪が
満ちている。

51:6 バビロンのうちからのがれ出て、
おのおのその命を救え。
その罰にまきこまれて断ち滅ぼされてはならない。
今は主があだを返される時だから、
それに報復をされるのである。
第3の警告:バビロンに対する神の復讐の犠牲とならないよう、ユダヤ人は逃げることを促されます。

51:7 バビロンは主の手のうちにある金の杯であって、
すべての地を酔わせた。
国々はその酒を飲んだので、国々は狂った。
51:8 バビロンはたちまち倒れて破れた。
これがために嘆け。
その傷のために乳香を取れ。
あるいは、いえるかも知れない。
51:9 われわれはバビロンをいやそうとしたが、
これはいえなかった。
われわれはこれを捨てて、
おのおの自分の国に帰ろう。
その罰が天に達し、
雲にまで及んでいるからだ。
他の国々への影響が、バビロンにくだる神のさばきをもたらします。

・・・・・
51:15 主はその力をもって地を造り、
その知恵をもって世界を建て、
その悟りをもって天をのべられた。
51:16 彼が声を出されると、
天に多くの水のざわめきがあり、
また地の果から霧を立ちあがらせられる。
彼は雨のためにいなびかりをおこし、
その倉から風を取り出される。
51:17 すべての人は愚かで知恵がなく、
すべての金細工人は
その造った偶像のために恥をこうむる。
その偶像は偽り物で、
そのうちに息がないからだ。
51:18 それらは、むなしいもの、迷いのわざである。
罰せられる時になれば滅びるものである。
・・・・・

51:24 わたしはバビロンとカルデヤに住むすべての者とに、彼らがシオンで行ったもろもろの悪しき事のために、あなたがたの目の前で報いをすると、主は言われる。
イスラエル人たちに対するバビロンの悪行のために、さばきは特に厳しいものとなります。

51:25 主は言われる、
全地を滅ぼし尽す滅ぼしの山よ、
見よ、わたしはおまえの敵となる、
わたしは手をおまえの上に伸べて、
おまえを岩からころばし、
おまえを焼け山にする。

51:26 主は言われる、
人がおまえから石を取って、隅の石とすることなく、
また礎とすることもない。
おまえはいつまでも荒れ地となっている。

バビロンは全世界を統治し破滅をもたらしたので、バビロンが多くを破壊したように、神はバビロンを破壊します。
・・・・・

51:29 その地は震い、かつもだえ苦しむ、
主がその思い図ることをバビロンにおこない、
バビロンの地を、住む人なき荒れ地とされるからだ。
神はバビロンの街を全面的かつ完全に破壊します。

51:30 バビロンの勇士たちは戦いをやめて、
その城にこもり、力はうせて、女のようになる。

その家は焼け、その貫の木は砕かれる。
51:31 飛脚は走って飛脚に会い、使者は走って使者に会い、
バビロンの王に告げて、町はことごとく取られ、
51:32 渡し場は奪われ、とりでは火で焼かれ、
兵士はおびえていると言う。

反キリストがイズレエルの谷で軍隊と結集しているときに、敵は彼の首都バビロンを破壊するチャンスを得るのでしょう。
・・・・・

51:35 わたしとわたしの肉親におこなった暴虐は、
バビロンにふりかかる」と

シオンに住む者は言わなければならない。
「わたしの血はカルデヤに住む者にふりかかる」と
エルサレムは言わなければならない。
51:36 それゆえ主はこう言われる、
「見よ、わたしはあなたの訴えをただし、
あなたのためにあだを返す。

わたしはバビロンの海をかわかし、
その泉をかわかす。

再度、エレミヤはバビロンがユダヤ人にしたことが原因であるさばきの必要性を示します。

51:37 バビロンは荒塚となり、山犬のすまいとなり、
驚きとなり、笑いとなり、
住む人のない所となる。
・・・・・
51:41 ああ、バビロンはついに取られた、
全地の人の、ほめたたえた者は捕えられた。
ああ、バビロンはついに国々のうちに驚きとなった。
・・・・・
51:43 その町々は荒れて、
かわいた地となり、砂原となり、
住む人のない地となる。
人の子はひとりとしてそこを過ぎることはない。
・・・・・
バビロンの城壁は倒れた。
51:45 わが民よ、あなたがたはその中から出て、
おのおの主の激しい怒りを免れ、その命を救え。
51:46 心を弱くしてはならない、
この地で聞くうわさを恐れてはならない。
うわさはこの年にもくれば、また次の年にもくる。
この地に暴虐があり、
つかさとつかさとが攻めあうことがある。

第4の警告

・・・・・

51:49  イスラエルの殺された者たちのために、
バビロンは倒れなければならない、
バビロンのために全地の殺された者は倒れたのだ。

51:50 つるぎをのがれてきたあなたがたは、
行け、立ちとどまってはならない。
遠くから主を覚え、
エルサレムを心にとめよ。
第5の警告:破壊の前にバビロンを逃げ出せとの最後の警告です。
彼らはユダヤ人に告げにエルサレムに行けとも示されています。

・・・・・

 

ゼカリヤ書5:5〜11
ゼカ 5:5 わたしと語る天の使は進んで来て、わたしに「目をあげて、この出てきた物が、なんであるかを見なさい」と言った。
5:6 わたしが「これはなんですか」と言うと、彼は「この出てきた物は、エパ枡です」と言い、また「これは全地の罪です」と言った。
5:7 そして見よ、鉛のふたを取りあげると、そのエパ枡の中にひとりの女がすわっていた。
5:8 すると彼は「これは罪悪である」と言って、その女をエパ枡の中に押し入れ、鉛の重しを、その枡の口に投げかぶせた。
5:9 それからわたしが目をあげて見ていると、ふたりの女が出てきた。
これに、こうのとりの翼のような翼があり、その翼に風をはらんで、エパ枡を天と地との間に持ちあげた。
5:10 わたしは、わたしと語る天の使に言った、「彼らはエパ枡を、どこへ持って行くのですか」。
5:11 彼はわたしに言った、「シナルの地で、女たちのために家を建てるのです。
それが建てられると、彼らはエパ枡をそこにすえ、それの土台の上に置くのです」。

エパ:重さの標準的単位で経済の象徴となりました。
この経済の象徴は、鉛を加えていかさまの秤とした不正なものです。

シヌアルの地:バビロニアと同義

患難期後半をとおして、バビロンは世界の政治的な中心であるだけでなく、世界の経済的な中心となります。

 

黙示録18章についてはのちほど学びます。
黙示録レジュメ(17)後半 政治的バビロン 参照)

 

バビロンの崩壊は、この時代に未だ生きている異邦人の信者によってなされるのです。

 

 

第3段階 : エルサレムの陥落

 

エルサレムの攻撃とエルサレムの崩壊です。

異邦人の(反キリスト)軍勢はイズレエルの谷からエルサレムに南下し、エルサレムの町を征服します。

首都バビロンが破壊されたと知っても反キリストは東に動きません。

統率しているサタンにはとってユダヤ人全滅が最大事です。

 

ゼカリヤ書12:1〜9
ゼカ 12:1 託宣
イスラエルについての主の言葉。
すなわち天をのべ、地の基をすえ、人の霊をその中に造られた主は、こう仰せられる、
12:2 「見よ、わたしはエルサレムを、その周囲にあるすべての民をよろめかす杯にしようとしている。
これはエルサレムの攻め囲まれる時、ユダにも及ぶ。
12:3 その日には、わたしはエルサレムをすべての民に対して重い石とする。
これを持ちあげる者はみな大傷を受ける。地の国々の民は皆集まって、これを攻める。
反キリスト軍によるエルサレム占領はたやすいわけではありません。
ユダヤ人は神によって元気づけられ、大規模な攻撃を耐え忍び、反キリスト軍に多大な損害を与えます。

エルサレムは反キリスト軍にとって負担となります。

12:4 主は言われる、その日には、わたしはすべての馬を撃って驚かせ、その乗り手を撃って狂わせる。
しかし、もろもろの民の馬を、ことごとく撃って、目をくらませるとき、ユダの家に対しては、わたしの目を開く。
12:5 その時ユダの諸族は、その心の中に『エルサレムの住民は、その神、万軍の主によって力強くなった』と言う。
12:6 その日には、わたしはユダの諸族を、たきぎの中の火皿のようにし、麦束の中のたいまつのようにする。
彼らは右に左に、その周囲にあるすべての民を、焼き滅ぼす。
しかしエルサレムはなお、そのもとの所、すなわちエルサレムで、人の住む所となる。
12:7 主はまずユダの幕屋を救われる。
これはダビデの家の光栄と、エルサレムの住民の光栄とが、ユダの光栄にまさることのないようにするためである。
12:8 その日、主はエルサレムの住民を守られる。
彼らの中の弱い者も、その日には、ダビデのようになる。
またダビデの家は神のように、彼らに先だつ主の使のようになる。
12:9 その日には、わたしはエルサレムに攻めて来る国民を、ことごとく滅ぼそうと努める。
ハルマゲドンの戦いにおける神の摂理的取り扱い、ユダヤ軍への神の能力付与が語られます。

ユダの天幕:ユダは仮のすみか、ボツラにいます。
このことも、主の帰還の最初の場所はオリーブ山ではなくボツラであることを示します。

 

ゼカリヤ書14:1〜2
ゼカ 14:1 見よ、主の日が来る。
その時あなたの奪われた物は、あなたの中で分かたれる。
14:2 わたしは万国の民を集めて、エルサレムを攻め撃たせる。
町は取られ、家はかすめられ、女は犯され、町の半ばは捕えられて行く。
しかし残りの民は町から断たれることはない。
反キリスト軍はエルサレムのユダの家々から略奪します。

ユダヤ人人口の半分は奴隷となり、他の半分は後の運命を待つために街に残ることを許されます。

 

 

 

第4段階 : ボツラでの反キリストの軍勢

 

反キリストの軍勢はエルサレムからボツラに向かいます。

(ボツラについては黙示録レジュメ(11) 参照)

ユダヤ人および指導者たちの大半はボツラ(エドムの地、南ヨルダン)にいます。
ハルマゲドンの戦いの主目的はユダヤ人の全滅なので、世界の軍勢はボツラへと南の方向へ移動します。

 

エレミヤ書49:13〜14
エレ 49:13 主は言われる、わたしは自分をさして誓った、ボズラは驚きとなり、ののしりとなり、荒れ地となり、のろいとなる。
その町々は長く荒れ地となる」。
49:14 わたしは主からのおとずれを聞いた。
ひとりの使者がつかわされて万国に行き、
そして言った、
「あなたがたは集まり、行って彼を攻め、立って戦え。

 

 

第5段階 : イスラエルの国家的新生

 

イスラエルの国家的民族的救い。

ユダヤ人の指導者たちはついに何をなすべきか、誰を信頼すべきかを発見してイスラエルの民に神の御名を呼ぶように命じます。

 

これはキリストの再臨の3日前にささげられる祈りです。
2日間、彼らは自らの罪を告白します。
そして3日目に全国民が救われます。

 

キリストの再臨の条件とは何か、さきほど黙示録レジュメ(11)参照)5箇所聖句をあげました。

 

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「第13章 大患難:その他の特徴と事実」より

 

再臨の前提条件

1)           イスラエルの国家的罪の告白

レビ26:40〜42

エレミヤ3:11〜18

ホセア5:15

2)           メシア帰還の嘆願

ゼカリヤ書12:10

マタイ23:37〜39

 

 

1)

レビ26:40〜42
レビ 26:40 しかし、彼らがもし、自分の罪と、先祖たちの罪、すなわち、わたしに反逆し、またわたしに逆らって歩んだことを告白するならば
咎:単数形、特定的
先祖によって犯されたものですが、のちに続く世代によって告白されなければならない特定の咎があります。

26:41 たといわたしが彼らに逆らって歩み、彼らを敵の国に引いて行っても、もし彼らの無割礼の心が砕かれ、あまんじて罪の罰を受けるならば、26:42 そのときわたしはヤコブと結んだ契約を思い起し、またイサクと結んだ契約およびアブラハムと結んだ契約を思い起し、またその地を思い起すであろう。

 

エレミヤ書3:11〜18
エレ 3:11 主はまたわたしに言われた、「背信のイスラエルは不信のユダよりも自分の罪の少ないことを示した。
3:12 あなたは行って北にむかい、この言葉をのべて言うがよい、
『主は言われる、背信のイスラエルよ、帰れ。
わたしは怒りの顔をあなたがたに向けない、
わたしはいつくしみ深い者である。
いつまでも怒ることはしないと、主は言われる。

3:13 ただあなたは自分の罪を認め、
あなたの神、主にそむいて
すべての青木の下で異なる神々に
あなたの愛を惜しまず与えたこと、
わたしの声に聞き従わなかったことを
言いあらわせと、主は言われる。
イスラエルは彼らの神ヤハウェに対して犯した特定の咎を認め、告白しなければなりません。

3:14 主は言われる、背信の子らよ、帰れ。
わたしはあなたがたの夫だからである。
町からひとり、氏族からふたりを取って、あなたがたをシオンへ連れて行こう。
3:15 わたしは自分の心にかなう牧者たちをあなたがたに与える。
彼らは知識と悟りとをもってあなたがたを養う。
3:16 主は言われる、あなたがたが地に増して多くなるとき、その日には、人々はかさねて「主の契約の箱」と言わず、これを思い出さず、これを覚えず、これを尋ねず、これを作らない。
3:17 そのときエルサレムは主のみ位ととなえられ、万国の民はここに集まる。
すなわち主の名のもとにエルサレムに集まり、かさねて、かたくなに自分の悪い心に従うことはしない。
3:18 その日には、ユダの家はイスラエルの家と一緒になり、北の地から出て、わたしがあなたがたの先祖たちに嗣業として与えた地に共に来る。

 

ホセア書5:15
ホセ 5:15 わたしは彼らがその罪を認めて、わが顔をたずね求めるまで、
わたしの所に帰っていよう。
彼らは悩みによって、わたしを尋ね求めて言う、
神はナザレのイエスとして受肉し天を離れましたが、オリーブ山からのぼり天にもどられました。

イエスを天にのぼらせた違反をイスラエルが認め、告白するまでイエスは地上にもどってくることはありません。

イエスの神性に対するユダヤの国家的違反とは、イエスを殺したことではありません。
イエスは異邦人法廷により死刑宣告を受け、異邦人兵士により十字架につけられました。
また、ユダヤ人がイエスを受け入れようと、拒否しようと、イエスは罪の犠牲になるために死ななければなりませんでした。

イスラエルの国家的違反とは、イエスのメシア性の拒否にありました。

 

 

2)

ゼカリヤ書12:10
ゼカ 12:10 わたしはダビデの家およびエルサレムの住民に、恵みと祈の霊とを注ぐ。
彼らはその刺した者を見る時、ひとり子のために嘆くように彼のために嘆き、ういごのために悲しむように、彼のためにいたく悲しむ。
イスラエルが罪のきよめを受ける前に、そしてメシアが王国を樹立するためにかえってくる前に、イスラエルは彼らが突き刺した方のほうを最初に見て、その帰還を嘆願すべきです。

 

マタイ23:37〜39
マタ 23:37 ああ、エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、おまえにつかわされた人たちを石で打ち殺す者よ。
ちょうど、めんどりが翼の下にそのひなを集めるように、わたしはおまえの子らを幾たび集めようとしたことであろう。
それだのに、おまえたちは応じようとしなかった。
23:38 見よ、おまえたちの家は見捨てられてしまう。

23:39 わたしは言っておく、
『主の御名によってきたる者に、祝福あれ』とおまえたちが言う時までは、今後ふたたび、わたしに会うことはないであろう」。
『祝福あれ。主の御名によって来られる方に(主の御名によってきたる者に、祝福あれ)』とはメシアへのあいさつの言葉であり、イエスをメシアとして受け入れることを意味します。

ユダヤ人指導者たちは一度国家をイエスのメシア性の拒否に導いた [マタイ12:22~45 ベルゼブル論争] のですから、彼らはいつか国家をイエスのメシア性の受容へと導くべきです。

ですから、もしもサタンが、ユダヤ人が国家的悔い改めに至る前に、ユダヤ人を絶滅させることに成功するならば、イエスがもどってくることはなく、サタンの行く末は永遠に安全なものとなります。

 

あらゆる反ユダヤ主義は、再臨を阻むサタンの戦略の一部なのです。

 

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以下の聖句を付け加えることもできます。

 

イザヤ書66:8
イザ 66:8 だれがこのような事を聞いたか、
だれがこのような事どもを見たか。
一つの国は一日の苦しみで生れるだろうか。
一つの国民はひと時に生れるだろうか。
しかし、シオンは産みの苦しみをするやいなや
その子らを産んだ。

 

ゼカリヤ書3:8〜10
ゼカ 3:8 大祭司ヨシュアよ、あなたも、あなたの前にすわっている同僚たちも聞きなさい。
彼らはよいしるしとなるべき人々だからである。
見よ、わたしはわたしのしもべなる枝を生じさせよう。
3:9 万軍の主は言われる、見よ、ヨシュアの前にわたしが置いた石の上に、すなわち七つの目をもっているこの一つの石の上に、わたしはみずから文字を彫刻する。
そしてわたしはこの地の罪を、一日の内に取り除く。
3:10 万軍の主は言われる、その日には、あなたがたはめいめいその隣り人を招いて、ぶどうの木の下、いちじくの木の下に座すのである」。

 

最後の3日間の3日目には、一つの国家として、以下の預言を成就して救われます。

ロマ書11:25〜27
ロマ 11:25 兄弟たちよ。
あなたがたが知者だと自負することのないために、この奥義を知らないでいてもらいたくない。
一部のイスラエル人がかたくなになったのは、異邦人が全部救われるに至る時までのことであって、11:26 こうして、イスラエル人は、すべて救われるであろう。
すなわち、次のように書いてある、
「救う者がシオンからきて、
ヤコブから不信心を追い払うであろう。
11:27 そして、これが、彼らの罪を除き去る時に、
彼らに対して立てるわたしの契約である」。
イスラエル人は、すべて:その時点で生きているすべてのユダヤ人のことで、それは患難期の初めにいた元々のユダヤ人の中から生き残った3分の1のユダヤ人のことです。

 

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「第13章 大患難:その他の特徴と事実」より

ゼカ 13:8 主は言われる、全地の人の三分の二は断たれて死に、
三分の一は生き残る。
13:9 わたしはこの三分の一を火の中に入れ、
銀をふき分けるように、これをふき分け、
金を精錬するように、これを精錬する。
彼らはわたしの名を呼び、わたしは彼らに答える。
わたしは 『彼らはわが民である』 と言い、
彼らは 『主はわが神である』 と言う」。

 

 

「第14章 ハルマゲドンの戦いとメシア・イエスの再臨」より

ホセ 6:1 「さあ、わたしたちは主に帰ろう。
主はわたしたちをかき裂かれたが、またいやし、
わたしたちを打たれたが、
また包んでくださるからだ。
6:2 主は、ふつかの後、わたしたちを生かし、
三日目にわたしたちを立たせられる。
わたしたちはみ前で生きる。
6:3 わたしたちは主を知ろう、
せつに主を知ることを求めよう。
主はあしたの光のように必ず現れいで、
冬の雨のように、わたしたちに臨み、
春の雨のように地を潤される」。

ボツラの町に反キリスト軍が到達し、ハルマゲドンの戦いの最後の3日間が始まります。

ユダヤ人指導者たちが一度は国家をイエスのメシア性の拒否に導いたように、今度はこの召命の布告によって、再臨前の3日間メシア性の受容に国家を導きます。

イスラエルの国家的罪の告白は最初の2日間続きます。

 

イスラエルの国家的告白の言葉はイザヤ書53:1~9で与えられます。
イザ 53:1 だれがわれわれの聞いたことを
信じ得たか。
主の腕は、だれにあらわれたか。
53:2 彼は主の前に若木のように、
かわいた土から出る根のように育った。
彼にはわれわれの見るべき姿がなく、威厳もなく、
われわれの慕うべき美しさもない。
53:3 彼は侮られて人に捨てられ、
悲しみの人で、病を知っていた。
また顔をおおって忌みきらわれる者のように、
彼は侮られた。
われわれも彼を尊ばなかった。
53:4 まことに彼はわれわれの病を負い、
われわれの悲しみをになった。
しかるに、われわれは思った、
彼は打たれ、神にたたかれ、苦しめられたのだと。
53:5 しかし彼はわれわれのとがのために傷つけられ、
われわれの不義のために砕かれたのだ。
彼はみずから懲らしめをうけて、
われわれに平安を与え、
その打たれた傷によって、
われわれはいやされたのだ。
53:6 われわれはみな羊のように迷って、
おのおの自分の道に向かって行った。
主はわれわれすべての者の不義を、
彼の上におかれた。
53:7 彼はしえたげられ、苦しめられたけれども、
口を開かなかった。
ほふり場にひかれて行く小羊のように、
また毛を切る者の前に黙っている羊のように、
口を開かなかった。
53:8 彼は暴虐なさばきによって取り去られた。
その代の人のうち、だれが思ったであろうか、
彼はわが民のとがのために打たれて、
生けるものの地から断たれたのだと。
53:9 彼は暴虐を行わず、
その口には偽りがなかったけれども、
その墓は悪しき者と共に設けられ、
その塚は悪をなす者と共にあった。

 

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第6段階 : メシアの再臨
キリストの地上再臨。

キリストがまず地上に戻って来られる場所はボツラ或るいはぺトラです。
ボツラ、ペトラについては黙示録レジュメ(11) 参照)

イザヤ書34:1〜7
イザ 34:1 もろもろの国よ、近づいて聞け。
もろもろの民よ、耳を傾けよ。
地とそれに満ちるもの、
世界とそれから出るすべてのものよ、聞け。
34:2 主はすべての国にむかって怒り、
そのすべての軍勢にむかって憤り、
彼らをことごとく滅ぼし、
彼らをわたして、ほふらせられた。
34:3 彼らは殺されて投げすてられ、
その死体の悪臭は立ちのぼり、
山々はその血で溶けて流れる。
34:4 天の万象は衰え、
もろもろの天は巻物のように巻かれ、
その万象はぶどうの木から葉の落ちるように、
いちじくの木から葉の落ちるように落ちる。

34:5 わたしのつるぎは天において憤りをもって酔った。
見よ、これはエドムの上にくだり、
わたしが滅びに定めた民の上にくだって、
これをさばく。
34:6 主のつるぎは血で満ち、脂肪で肥え、
小羊とやぎの血、
雄羊の腎臓の脂肪で肥えている。
主がボズラで犠牲の獣をほふり、
エドムの地で大いに殺されたからである。
34:7 野牛は彼らと共にほふり場にくだり、
子牛は力ある雄牛と共にくだる。
その国は血で酔い、
その土は脂肪で肥やされる。

神がすべての国々の全軍勢を打たれる地点はエドム(ヨルダン南部)の地のボツラの町です。

 

イザヤ書63:1〜6
イザ 63:1 「このエドムから来る者、
深紅の衣を着て、ボズラから来る者はだれか。
その装いは、はなやかに、
大いなる力をもって進み来る者はだれか」。
「義をもって語り、
救を施す力あるわたしがそれだ」。
そう言えるのは、ただ一人のみ。
エドムの地、ボツラの町からイスラエルに進んでくるメシア・イエスその人です。

63:2 「何ゆえあなたの装いは赤く、
あなたの衣は酒ぶねを踏む者のように赤いのか」。
63:3 「わたしはひとりで酒ぶねを踏んだ。
もろもろの民のなかに、
わたしと事を共にする者はなかった。
わたしは怒りによって彼らを踏み、
憤りによって彼らを踏みにじったので、
彼らの血がわが衣にふりかかり、
わが装いをことごとく汚した。
63:4 報復の日がわが心のうちにあり、
わがあがないの年が来たからである。
63:5 わたしは見たけれども、助ける者はなく、
怪しんだけれども、ささえる者はなかった。
それゆえ、わがかいながわたしを勝たせ、
わが憤りがわたしをささえた。
63:6 わたしは怒りによって、もろもろの民を踏みにじり、
憤りによって彼らを酔わせ、
彼らの血を、地に流れさせた」。
血の染みはボツラの町での戦闘によるものでした。

 

ミカ書2:12〜13
ミカ 2:12 ヤコブよ、わたしは必ずあなたをことごとく集め、
イスラエルの残れる者を集める。
わたしはこれをおりの羊のように、
牧場の中の群れのように共におく。
これは人の多きによって騒がしくなる。
2:13 打ち破る者は彼らに先だって登りゆき、
彼らは門を打ち破り、これをとおって外に出て行く。
彼らの王はその前に進み、
主はその先頭に立たれる。
打ち破る者=王、【主】

 

ハバクク書3:3
ハバ 3:3 神はテマンからこられ、
聖者はパランの山からこられた。
その栄光は天をおおい、
そのさんびは地に満ちた。〔セラ
テマン及びパランの山はどちらもボツラの近郊にあります。

 

 

 

第7段階 : ボツラからヨシャパテの谷に至る戦い

 

反キリストの軍が再びエルサレムにとってかえし、ヨシャパテの谷、ケデロンの谷で最終的な敗北をします。
(ヨシャパテの谷については黙示録レジュメ(14) 参照)

 

ヨエル書3:12〜13
ヨエ 3:12 もろもろの国民をふるい立たせ、
ヨシャパテの谷にのぼらせよ。
わたしはそこに座して、
周囲のすべての国民をさばく。

3:13 かまを入れよ、作物は熟した。
来て踏め、
酒ぶねは満ち、石がめはあふれている。
彼らの悪が大きいからだ。

戦いはボツラからエルサレムの東壁に至るまで続けられ、最初の犠牲者は反キリスト自身です。

 

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「第14章 ハルマゲドンの戦いとメシア・イエスの再臨」より

 
イザ  14:16 あなたを見る者はつくづくあなたを見、
あなたに目をとめて言う、
『この人は地を震わせ、国々を動かし、
14:17 世界を荒野のようにし、その都市をこわし、
捕えた者をその家に
解き帰さなかった者であるのか』。
多くのものが反キリストの死体を見ることができ、彼があまりに突然にそして容易に死んだことを大いなる疑いをもって見つめます。
彼は世界の国々を揺れ動かし、その存在で地を震撼とさせたことを思うからです。

14:18 もろもろの国の王たちは皆
尊いさまで、自分の墓に眠る。
14:19 しかしあなたは忌みきらわれる月足らぬ子のように
墓のそとに捨てられ、
つるぎで刺し殺された者でおおわれ、
踏みつけられる死体のように穴の石に下る。
反キリストの死体は逃げていく彼の軍勢の足で踏みつけられます。

14:20 あなたは自分の国を滅ぼし、
自分の民を殺したために、
彼らと共に葬られることはない。
埋葬されません。

どうか、悪を行う者の子孫は
とこしえに名を呼ばれることのないように。
14:21 先祖のよこしまのゆえに、
その子孫のためにほふり場を備えよ。

これは彼らが起って地を取り、
世界のおもてに町々を

満たすことのないためである」
彼の全ての子供たちは抹殺されます。

 

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黙示録14:20
黙 14:20 そして、その酒ぶねが都の外で踏まれた。
すると、血が酒ぶねから流れ出て、馬のくつわにとどくほどになり、一千六百丁にわたってひろがった。
黙示録レジュメ(14) 参照)

千六百スタディオン(一千六百丁):約200マイル
ハルマゲドンの谷からボツラまでの全長とほぼ同じです。
またエルサレムとボツラの往復距離でもあります。
しかし、もっと良い説明があります。
ボツラで始まる大量の流血は紅海(アカバ湾、現在の都市エイラット)へ流れきるまで南の方へと移動し始めますが、エルサレムからそこまでの距離が約200マイルです。
血の高さは約4フィートに達します。

 

 

第8段階 : 勝利の後オリーブ山に立つ

 

栄光の王がオリーブ山の上にお立ちになります。

ゼカリヤ書14:4〜5
ゼカ 14:4 その日には彼の足が、東の方エルサレムの前にあるオリブ山の上に立つ。
そしてオリブ山は、非常に広い一つの谷によって、東から西に二つに裂け、その山の半ばは北に、半ばは南に移り、14:5 わが山の谷はふさがれる。
裂けた山の谷が、そのかたわらに接触するからである。
そして、あなたがたはユダの王ウジヤの世に、地震を避けて逃げたように逃げる。
こうして、あなたがたの神、主はこられる、もろもろの聖者と共にこられる。

オリーブ山が2つに割れてできる東西に延びる谷は、地震からの避難の道を提供します。

この時に大地震が起こり、そしてオリーブ山或るいはエルサレムの地形が激変すると書かれてあります。

 

 

第七の鉢の内容が最後の八番目の段階のハルマゲドンの戦いの八番目の段階を預言しています。
(7)第七の鉢

16:17〜21
The Second Coming of Christ
第七の鉢の裁き : キリストの再臨

黙 16:17 第七の者が、その鉢を空中に傾けた。
すると、大きな声が聖所の中から、御座から出て、
「事はすでに成った」
と言った。
16:17
神の怒りがそこで全うします。


16:18 すると、いなずまと、もろもろの声と、雷鳴とが起り、また激しい地震があった。
それは人間が地上にあらわれて以来、かつてなかったようなもので、それほどに激しい地震であった。
16:19 大いなる都は三つに裂かれ、諸国民の町々は倒れた。
16:18〜19a
その結果、エルサレムは3つに引き裂かれるようになります。

その3つに引き裂かれる理由は、エルサレムが千年王国のために再建される必要があるからです。

 

神は大いなるバビロンを思い起し、これに神の激しい怒りのぶどう酒の杯を与えられた。16:20 島々はみな逃げ去り、山々は見えなくなった。
19b〜20
世界中の地理が変化すると書かれてあります。

あるものは残るでしょうがほとんどのものが元の状態とは違ったものになってしまいます。

 

16:21 また一タラントの重さほどの大きな雹が、天から人々の上に降ってきた。
人々は、この雹の災害のゆえに神をのろった。
その災害が、非常に大きかったからである。
16:21
そして天から大きな、約35キロもある雹が降ってきます。

そのことによって大患難時代が終わります。

 

 

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2015年フルクテンバウム博士セミナー『終末論のクライマックス』テキスト

27〜39頁(32/62〜44/62) ハルマゲドンの戦い 参照

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ヨハネの黙示録レジュメ(17)2016年7月9日 

黙17:1~18:24  再記述:二つのバビロン  1.統一された教会としてのバビロン(患難期前半) 大淫婦(にせものの宗教、ニムロデ、バベルの塔)、政府、水、大淫婦の滅亡  2.政治的バビロン(患難期後半) バビロンの崩壊、バビロンの罪(千年王国での悪霊の居場所、エドム・バビロン)、バビロンの嘆き、王たちの嘆き、商人たちの嘆き、運輸人たちの嘆き、バビロン崩壊を喜ぶ人々、バビロンの崩壊 へ

 

 

 

引用聖句は日本聖書協会『旧約聖書 1955年改訳、新約聖書 1954年改訳』(口語訳)を使用しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

練馬桜台聖書フォーラム

代表 :南 知之

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