練馬桜台聖書フォーラム

ヨハネの黙示録レジュメ(4)2015年 12/12

2016.05.31

カテゴリー:ヨハネの黙示録, 学び

ヨハネの黙示録レジュメ(4)2015年12/12

黙示録4:1〜5:14


大患難時代の前に天で起こる出来事
普遍的教会と天使による父なる神への礼拝
巻物の七つの封印を解くのにふさわしい御子への礼拝

大患難時代のスタート
大患難の3つの目的

 


2003年フルクテンバウムセミナー
『ヨハネの黙示録』テキスト (チャート) を学んでいます。
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レジュメもくじ

前回のレジュメ(2)

(3)2015年11/28(リンク先はありません)
『The Footsteps of the Messiah 』翻訳メモ「第3章 七つの教会」

 

 

中川健一牧師による無料メッセージ
黙4:1~11
 7つの封印を開く前の天の様子
黙5:1~14 巻き物と小羊

 

以下、青色の聖句は順番にみている黙示録本文の聖句です。
紫色の聖句はその他の引用聖句です。
緑色の文章は補足説明なので、読み飛ばしていただいてかまいません。
興味のあるところはリンク先もご覧になってみてください。
( )内も補足説明です。

 

 

セミナーテキストの3ページ

Ⅲ. この後に起こる事
4:
1〜22:5

 

7つの教会の時代が終わったのちに何が起こるか
将来の出来事に関する預言

 

 

A.  大患難時代の前に天で起こる出来事 4~5章

 

4章5章:大患難時代に入る前の天での出来事

 

1.     神の御座
4章

4:1 その後、わたしが見ていると、見よ、開いた門がにあった。
そして、さきにラッパのような声でわたしに呼びかけるのを聞いた初めの声が、
「ここに上ってきなさい。
そうしたら、これから後に起るべきことを、見せてあげよう」
と言った。
4:1
ヨハネは天に上れという招きを受け、そこで天における状態が示されます。

この後、必ず起こる事これから後に起こるべきこと : ここから黙示録の第3の区分に入る

1:9と同じ言葉が使われているからです。
黙 1:19 そこで、あなたの見たこと、
現在のこと、
今後起ろうとすることを、書きとめなさい。

見たこと
Ⅱ今ある事(現在のこと
Ⅲこの後に起こる事 今後起ころうとすること

 

 

 

4:2 すると、たちまち、わたしは御霊に感じた。
4:2a
ヨハネが肉体ごと天にあげられたという意味ではなく、聖霊による幻を見せられ、大患難時代の前に天でどういう状態が起こるか啓示を受けたということです。

 

 

 

見よ、御座が天に設けられており、その御座にいますかたがあった。
4:2b
ヨハネは三位一体の3つの人格をおもちになる神を見ます。
御座に着いている方
御座にいますかた父なる神

 

 

 

4:3 その座にいますかたは、碧玉や赤めのうのように見え、また、御座のまわりには、緑玉のように見えるにじが現れていた。
4:4 また、御座のまわりには二十四の座があって、二十四人の長老白い衣を身にまとい、頭に金のをかぶって、それらの座についていた。
4:3〜4
ヨハネはそのまわりに24人の長老たちがすわっているのを見ます。

二十四人の長老たち

何を意味しているのか、2つの意見があります。
①  天使であるという考え方
②      この時点で天に教会があるという考え方

 

フルクテンバウム博士が②の解釈にたつ理由は以下の4点です。

 

1番目の理由

二十四

歴代誌24章でダビデ王が祭司たちを24の組に分けたことから、24という数字は旧約聖書では祭司を象徴する数になりました。

 

祭司職 : 人間から
ヘブル書5:1
ヘブル 5:1 大祭司なるものはすべて、人間の中から選ばれて、罪のために供え物といけにえとをささげるように、人々のために神に仕える役に任じられた者である。

天使: 祭司になることはできない
: 祭司になることはできない

イエスさまが人間の姿をとられた理由の一つは、それによって私たちのための大祭司となることができたということでした。

ですから24人が祭司の役割をする者ならば、彼らは天使ではあり得ず、人間です。

 

 

2番目の理由

白い衣

白い衣: 黙示録をとおして一貫して救いを象徴
良い天使: 一度も堕落したことがないので救いを必要としていない
堕落した天使(悪霊): 救いは提供されないので、白い衣を着ることはあり得ない
堕落した人間(罪人): 赦された状態を、白い衣を着ていると表現

ですから、白い衣を着た人たちは天使ではあり得ません。

 

 

3番目の理由



彼らは冠をかぶっています。

冠をあらわすギリシア語は2つあります。

1.ダイアデム : 王族がかぶる王冠
黙示録19章でイエスさまは再臨の王として来られるので、その冠はダイアデムです。
黙 19:11 またわたしが見ていると、天が開かれ、見よ、そこに白い馬がいた。それに乗っているかたは、「忠実で真実な者」と呼ばれ、義によってさばき、また、戦うかたである。19:12 その目は燃える炎であり、その頭には多くのがあった。また、彼以外にはだれも知らない名がその身にしるされていた。19:13 彼は血染めの衣をまとい、その名は「神の言」と呼ばれた。

2.ステファノス : 勝利した者に与えられる冠
ここで長老たちがかぶっているはステファノスというギリシア語が使われています。

ステファノスは信者に与えられる冠なので、24人は教会の聖徒たちです。

 

 

4番目の理由

長老

天使を指すのに長老という言葉が使われることは一度もありません。
長老 
: 地域教会の指導者的立場にいる人をさす言葉

 

以上4つの理由から、長老たちとは天使たちではなく、罪赦された聖徒たちであると結論づけたいと思います。

そうであるならば黙示録4章5章ですでに教会は天に引き上げられているという結論になります。

 

 

 

黙示録2章3章
地上における7つの教会(地域教会、ローカルチャーチ

黙示録4章5章
大患難時代の前に天にあげられた教会の姿(普遍的教会、ユニバーサルチャーチ

黙示録6章〜18章
その後に来る大患難時代

 

黙3:10後半・・・全世界に臨もうとしている試錬の時に、あなたを防ぎ守ろう。
という神の約束が成就したことになります。

 

 

 

4:5 御座からは、いなずまと、もろもろの声と、雷鳴とが、発していた。
また、七つのともし火が、御座の前で燃えていた。
これらは、神の七つの霊である。
4:5
聖霊七つのとして紹介されています。

 

 


4:6 御座の前は、水晶に似たガラスの海のようであった。
御座のそば近くそのまわりには、四つの生き物がいたが、その前にも後にも、一面に目がついていた。
4:7 第一の生き物はししのようであり、
第二の生き物は雄牛のようであり、
第三の生き物は人のような顔をしており、
第四の生き物は飛ぶわしのようであった。
4:8 この四つの生き物には、
それぞれ六つの翼があり、
その翼のまわりも内側も目で満ちていた。
そして、昼も夜も、絶え間なくこう叫びつづけていた、
「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、全能者にして主なる神。
昔いまし、今いまし、やがてきたるべき者」。
4:6〜8
四つの生き物

セラフィム(セラビム)と呼ばれる天使たちです。

イザヤ書6:1〜3
イザ 6:1 ウジヤ王の死んだ年、わたしは主が高くあげられたみくらに座し、その衣のすそが神殿に満ちているのを見た。
6:2 その上にセラピムが立ち、おのおの六つの翼をもっていた。
その二つをもって顔をおおい、
二つをもって足をおおい、
二つをもって飛びかけり、
6:3 互に呼びかわして言った。
「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、万軍の主、その栄光は全地に満つ」。・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

セラフィム

天使論、サタン論、悪霊論

天的存在には3つの階級があります。

1.下位の天使
(天使長ミカエル 黙12:7〜・
ガブリエル ・ ほか無名の天使 黙示録に数か所)

翼はありません
天使が人間の姿であらわれる時には常に青年の姿をとります。
2.セラフィム(単数形セラフ)
4種類の顔と6つの翼

3.最高位の天使はケルビム(単数形ケルブ)
*人間の顔と2つの翼
*2つの顔(人間、若い獅子)と2つの翼
*4つの顔(人間、獅子、牛、鷲)と4つの翼

サタンは堕落したケルブであり、この3種類の姿のいずれかです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

4:9 これらの生き物が、御座にいまし、かつ、世々限りなく生きておられるかたに、栄光とほまれとを帰し、また、感謝をささげている時、 4:10 二十四人の長老は、御座にいますかたのみまえにひれ伏し、世々限りなく生きておられるかたを拝み、彼らの冠を御座のまえに、投げ出して言った、
4:11 「われらの主なる神よ、
あなたこそは、
栄光とほまれと力とを受けるにふさわしいかた。

あなたは万物を造られました。
御旨によって、万物は存在し、
また造られたのであります」。

4:9〜11
御座についている父なる神をほめたたえる言葉が続きます。

 

 

 

 

 

2.           小羊と七つの巻物
5章

 

5:1 わたしはまた、御座にいますかたの右の手に、巻物があるのを見た。
その内側にも外側にも字が書いてあって、七つの封印で封じてあった。
5:1
七つの封印で封じられた巻物がでてきます。

 

 

 

5:2 また、ひとりの強い御使が、大声で、
「その巻物を開き、封印をとくのにふさわしい者は、だれか」
と呼ばわっているのを見た。
5:3 しかし、天にも地にも地の下にも、この巻物を開いて、それを見ることのできる者は、ひとりもいなかった。
5:4 巻物を開いてそれを見るのにふさわしい者が見当らないので、わたしは激しく泣いていた。
5:2〜4
この封印をとくのにふさわしい者がいないというのでヨハネは泣いています。

父なる神も聖霊なる神も、24人の長老、天にいる天使たちもこの封印を解くのにふさわしい者ではなかったということです(↘につづく)。
巻物が開かれないと黙示録はここで終わりです。

 

 

 

5:5 すると、長老のひとりがわたしに言った、
「泣くな。
見よ、ユダ族しし、ダビデの若枝であるかたが、勝利を得たので、その巻物を開き七つの封印を解くことができる」。
5:6 わたしはまた、御座と四つの生き物との間、長老たちの間に、ほふられたとみえる小羊が立っているのを見た。
それに七つの角と七つの目とがあった。
これらの目は、全世界につかわされた、神の七つの霊である。
5:7 小羊は進み出て、御座にいますかたの右の手から、巻物を受けとった。
5:5〜7
解答が与えられます。

ユダ族から出たししがその巻き物を開くことができます。
けれどもヨハネが見たのはししではなく小羊でした。

 

小羊 :
初臨
十字架で死ぬために来られたイエスをあらわすモチーフ

 

獅子しし :
再臨
征服するために来られる王なるイエスをあらわすモチーフ

 

ほふられたと見える :
復活した人をさす言葉

イエスさまは十字架上で死にましたが、復活されたので今も生きていらっしゃいます。

黙13章の反キリストについても同じ言葉が使われています(「打ち殺されたかと思われた」[死ぬほどの])。

 

封印を解くのにふさわしい(黙5:2、9) : 人間の罪のために死なれたかどうか封印を解く資格
↘ 聖さが問題なのではありません。父なる神は完璧に聖い方であり、御霊もそうです。

御子が封印を解くので、ヨハネに封印の中に書かれてある啓示が明らかにされていきます。

 

 

5:8 巻物を受けとった時、四つの生き物と二十四人の長老とは、おのおの、立琴と、香の満ちている金の鉢とを手に持って、小羊の前にひれ伏した。
この香は聖徒の祈である。
5:9 彼らは新しい歌を歌って言った、
「あなたこそは、その巻物を受けとり、
封印を解くにふさわしいかたであります。
あなたはほふられ、
その血によって、神のために、
あらゆる部族、国語、民族、国民の中から人々をあがない、
5:10 わたしたちの神のために、彼らを御国の民とし、
祭司となさいました。
彼らは地上を支配するに至るでしょう」。
5:11 さらに見ていると、御座と生き物と長老たちとのまわりに、多くの御使たちの声が上がるのを聞いた。
その数は万の幾万倍、千の幾千倍もあって、 5:12 大声で叫んでいた、
「ほふられた小羊こそは、
力と、富と、知恵と、勢いと、ほまれと、栄光と、
さんびとを受けるにふさわしい」。
5:13 またわたしは、天と地、地の下と海の中にあるすべての造られたもの、そして、それらの中にあるすべてのものの言う声を聞いた、
「御座にいますかたと小羊とに、
さんびと、ほまれと、栄光と、権力とが、
世々限りなくあるように」。
5:14 四つの生き物はアァメンと唱え、長老たちはひれ伏して礼拝した。
5:8〜14
4章の最後:父なる神への礼拝

5章の最後:御子イエス(小羊)への礼拝

 

 

 

 

 

セミナーテキストの4ページ

黙6章〜18章

B.    大患難時代

大患難時代という用語 : ここでは7年間全てをさす言葉として使っています。

後半の3年半だけを大患難時代と呼ぶ使い方はここではしません。

 

2003年フルクテンバウムセミナー『ヨハネの黙示録』チャート

下段 CHART#1
CHRONOLOGY OF ESCHATOLOGY :
教会時代ののちに7年間の大患難時代がきます。

上段 CHART#3 :
7年間を詳しく書いたもので、黙示録以外の旧約聖書の箇所も出来事の根拠になっています。

 

大患難時代の7年間は前半と後半にわかれています。
その半分の期間は3つの言葉で表現されています。

1. 四十二か月

2. 千二百六十日
預言解釈において1年は360日で計算します。

3. 一時(ひととき)と二時(ふたとき)と半時(はんとき)

すべて3年半をあらわします。

 

 

① 前半3年半の前半分 最初の1/4に
封印の裁き SEALS 黙示録6章

② 前半3年半の後半分 次の1/4に
ラッパの裁き TRUMPETS 黙示録8章9章

③ 後半3年半に
鉢の裁き BOWLS 黙示録16章

3種類のさばきが順番にでてきます。

 

チャートでは時間順に起こる出来事は縦線から横線(L字)で、
その期間中にずっと起こっている出来事は横線上に(チャートの下部)書かれています。

例)
7章の出来事(144000人のユダヤ人による世界宣教)は6章の①封印のさばき、③8章9章のトランペットのさばきが行われる間中続いている

起こって終わる事と、ずっと続く事とがミックスしてでてきます。

 

 

 

大患難時代のスタート :
7年の契約の締結時

 

黙示録には書かれていませんが、旧約聖書の以下の2ヶ所からわかります。

ダニエル書9:24~27は7年間の契約を人間の視点からみたもの

ダニ 9:27 彼は一週の間多くの者と、堅く契約を結ぶでしょう。
そして彼はその週の半ばに、犠牲と供え物とを廃するでしょう。
また荒す者が憎むべき者の翼に乗って来るでしょう。
こうしてついにその定まった終りが、その荒す者の上に注がれるのです」。

 

イスラエルが反キリストと7年の契約を結ぶことが大患難時代に入るきっかけとなります。

(詳しくは2021年に学ぶ予定の「終末論のクライマックス」にて)

 

イザヤ書28:14~22は7年間の契約を神の視点からみたもの

イザ 28:14 それゆえ、エルサレムにあるこの民を治める
あざける人々よ、主の言葉を聞け。
28:15 あなたがたは言った、
「われわれは死と契約をなし、
陰府と協定を結んだ。
みなぎりあふれる災の過ぎる時にも、
それはわれわれに来ない。
われわれはうそを避け所となし、
偽りをもって身をかくしたからである」。
28:16 それゆえ、主なる神はこう言われる、
「見よ、わたしはシオンに
一つの石をすえて基とした。
これは試みを経た石、
堅くすえた尊い隅の石である。
『信ずる者はあわてることはない』。
28:17 わたしは公平を、測りなわとし、
正義を、下げ振りとする。
ひょうは偽りの避け所を滅ぼし、
水は隠れ場を押し倒す」。
28:18 その時あなたがたが死とたてた契約は取り消され、
陰府と結んだ協定は行われない。
みなぎりあふれる災の過ぎるとき、
あなたがたはこれによって打ち倒される。
28:19 それが過ぎるごとに、あなたがたを捕える。
それは朝な朝な過ぎ、
昼も夜も過ぎるからだ。
このおとずれを聞きわきまえることは、
全くの恐れである。
28:20 床が短くて身を伸べることができず、
かける夜具が狭くて
身をおおうことができないからだ。
28:21 主はペラジム山で立たれたように立ちあがり、
ギベオンの谷で憤られたように憤られて、
その行いをなされる。
その行いは類のないものである。
またそのわざをなされる。
そのわざは異なったものである。
28:22 それゆえ、あなたがたはあざけってはならない。
さもないと、あなたがたのなわめは、きびしくなる。
わたしは主なる万軍の神から
全地の上に臨む滅びの宣言を聞いたからである。
イスラエルが何故そのような契約を結ぶのかが説明されています。

イスラエルが反キリストをメシアとして受け入れるとは聖書のどこにも書いてありません。
イスラエルは国防上の理由から契約を結ぶのです。

神に信頼をおく代わりにこの契約で国の安全を守ろうとした、というのが7年間の契約の内容です。
不信仰な契約を結んだ故に大患難が彼らを襲います。
地上でイスラエルがこの契約を結んだ時に、天では神は全地を破壊する命令を出されるということです。

 

 

全地を破壊せよという命令の内容が、次の黙6章の封印のさばきです。
封印が解かれていくにつれ、人間、生物、自然が破壊されていきます。

第7の封印の裁き :
ラッパの裁き
(8章9章)
鉢の裁き(16章)が含まれている

 

イスラエルが7年の契約を結ぶ
→ 神が地上を破壊する命令を出される
→ 封印が解かれ、裁きの内容が明らかになる
それがヨハネに啓示されていきます。

 

 

 

 

 

大患難の目的3つ :

 

1. 地上から罪を消し去ること、悪人たちを葬り去ること

 

イザヤ書13:9
イザ 13:9 見よ、主の日が来る。
残忍で、憤りと激しい怒りとをもってこの地を荒し、
その中から罪びとを断ち滅ぼすために来る。

 

イザヤ書24:19〜20
イザ 24:19 地は全く砕け、
地は裂け、
地は激しく震い、
24:20 地は酔いどれのようによろめき、
仮小屋のようにゆり動く。

そのとがはその上に重く、
ついに倒れて再び起きあがることはない。

 

 

2. 世界大のリバイバルをもたらすため

マタイ24:14

マタ 24:14 そしてこの御国の福音は、すべての民に対してあかしをするために、全世界に宣べ伝えられるであろう。
そしてそれから最後が来るのである。

黙示録7章にて

 

 

3. イスラエルの国家的救いをもたらすため

 

ダニエル書12:5〜7
ダニ 12:5 そこで、われダニエルが見ていると、ほかにまたふたりの者があって、ひとりは川のこなたの岸に、ひとりは川のかなたの岸に立っていた。
12:6 わたしは、かの亜麻布を着て川の水の上にいる人にむかって言った、
「この異常なできごとは、いつになって終るでしょうか」と。
12:7 かの亜麻布を着て、川の水の上にいた人が、天に向かって、その右の手と左の手をあげ、永遠に生ける者をさして誓い、それは、ひと時とふた時と半時である。
聖なる民を打ち砕く力が消え去る時に、これらの事はみな成就するだろうと言うのを、わたしは聞いた。

 

エゼキエル書20:17〜22
エゼ 20:17 けれどもわたしは彼らを惜しみ見て、彼らを滅ぼさず、荒野で彼らを絶やさなかった。
20:18 わたしはまた荒野で彼らの子どもたちに言った、あなたがたの先祖の定めに歩んではならない。
そのおきてを守ってはならない。
その偶像をもって、あなたがたの身を汚してはならない。
20:19 主なるわたしはあなたがたの神である。
わが定めに歩み、わがおきてを守ってこれを行い、20:20 わが安息日を聖別せよ。
これはわたしとあなたがたとの間のしるしとなって、主なるわたしがあなたがたの神であることを、あなたがたに知らせるためである。
20:21 しかしその子どもたちはわたしにそむき、わが定めに歩まず、人がこれを行うことによって、生きることのできるわたしのおきてを守り行わず、わが安息日を汚した。
そこでわたしはわが憤りを彼らの上に注ぎ、荒野で彼らに対し、わが怒りを漏らそうと思った。
20:22 しかしわたしはわが手を翻して、わが名のために行動した。
それはわたしが彼らを導き出して見せた異邦人の前に、わたしの名が汚されないためである。

 

 

 

 

ヨハネの黙示録レジュメ(5)2015年12/26 
黙6章~7:8 封印の裁き・第一(反キリストの征服)・第二(大患難時代の第一次世界大戦)・第三(飢饉)・第四(世界人口の1/4の死)・第五(聖徒たちの迫害)・第六(自然界の天変地異、2回目の暗黒)、十四万四千人のユダヤ人と世界大のリバイバル(マタ24:14、神の印)、外されている部族の名前 へ

 

 

引用聖句は日本聖書協会『旧約聖書 1955年改訳、新約聖書 1954年改訳』(口語訳)を使用しています。

 

練馬桜台聖書フォーラム

代表 :南 知之

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