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練馬桜台聖書フォーラム

ヨハネの黙示録レジュメ(17)2016年 7/9

2016.07.19

カテゴリー:ヨハネの黙示録, 学び

ヨハネの黙示録レジュメ(17)2016年7/9

黙示録17:1〜18:24

バビロンについて

患難期前半に救われた聖徒たちの多くはにせの宗教、世界大の統一された教会、大バビロンに殺される

患難期後半に反キリストは世界統一王国のリーダーとなると宗教的権力も欲しがり、宗教的バビロンを滅ぼさせエルサレムに像をたてて自分を礼拝するよう要求する

再建され反キリストの世界首都(政治的、経済的中心地)となったバビロンは異邦人信者による反「反キリスト」軍により破壊される

廃墟となったバビロン(イラク南部)は千年王国の間、絶えず煙の立ちのぼる悪霊どものすみかとなる
もう一箇所の悪霊のすみかはエドム(ヨルダン南部)

バビロンにより富を得ていた者たちは嘆き、天では喜びがおこる

 

2003年フルクテンバウムセミナー『ヨハネの黙示録』テキスト を学んでいます。
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ヨハネの黙示録レジュメ(1)2015年10/24
黙1:1~8 預言解釈の原則、黙示録の6つの特徴について、終末論年表、イントロ、あいさつ

2016年8月14日より 東京恵比寿のハーベスト定例会(毎週日曜と月曜)にてヨハネの黙示録の講解メッセージが始まりました。
中川健一師による無料配信メッセージ
ヨハネの黙示録 1  黙1:3、22:7 イントロダクション
ヨハネの黙示録 2  黙1:1~8 ヨハネによる前書き
(ハーベスト・タイム・メッセージステーションの公式アプリをダウンロード


ヨハネの黙示録レジュメ(2)2015年11/14 
黙1:9~2章3章 Ⅰヨハネが見た事、:栄光に輝く人の子(ヨハネの自己紹介、啓示⦅イエスの役割、黙示録の中心テーマ・サブテーマ、シャカイナグローリー⦆、解釈⦅ハデス⦆)、Ⅱ今ある事:7つの教会に宛てた7つの手紙の内容(5つのイントロ、要因、アウトライン⦅悔い改め、パラダイス、いのちの木、異端、使徒信条、第二の死、福音の三要素⦆)

ヨハネの黙示録レジュメ(3)2015年11/28(リンク先はありません)
『The Footsteps of the Messiah 』 翻訳メモ「第3章 七つの教会」

ヨハネの黙示録レジュメ(4)2015年12/12
黙4章5章 Ⅲこの後に起こる事  大患難時代の前に天で起こる出来事(神の御座、二十四、祭司、白い衣、冠、長老、神の七つの御霊、四つの生き物、セラフィム)、小羊と七つの巻き物(小羊、獅子、ほふられたと見える、封印を解くのにふさわしい)、大患難時代という用語、チャート(3年半)、大患難時代のスタート・大患難の目的3つ

ヨハネの黙示録レジュメ(5)2015年12/26
黙6章~7:8 封印の裁き・第一(反キリストの征服)・第二(大患難時代の第一次世界大戦)・第三(飢饉)・第四(世界人口の1/4の死)・第五(聖徒たちの迫害)・第六(自然界の天変地異、2回目の暗黒)、十四万四千人のユダヤ人と世界大のリバイバル(マタ24:14、神の印)、外されている部族の名前

ヨハネの黙示録レジュメ(6)2016年1/23
黙7:9
~8:6   十四万四千人の補足、アリエル・ミニストリーズ、異邦人の大会衆(聖霊)、第七の封印の裁き(天に訪れた静けさ、殉教者たちの祈りに対する答え)

ヨハネの黙示録レジュメ(7)2016年2/13
黙8:7〜9章 ラッパの裁き・第一(1/3の土地の滅び)・第二(1/3の海の滅び)・第三(1/3の川、泉の滅び)・第四(1/3の宇宙空間の滅び)・第五:第一のわざわい(自然界の暗黒Ⅲ、悪霊の侵入)、死者の場所(シオール、ハデス、パラダイス、アブラハムのふところ、福音の三要素、ヘル、アビス、タータラス)・第六:第二のわざわい(第2の悪霊の侵入、1/3の人口の死)、チャート・患難期前半中続いている出来事(十人の王、十四万四千人の宣教、ふたりの証人、エリヤの働き、宗教組織バビロン)

ヨハネの黙示録レジュメ(8)2016年2/27
黙10章〜11:2  大患難時代の中間に起こる出来事、小さな巻き物(預言を学ぶとは、福音の三要素)、大患難時代の神殿、荒らす憎むべきものの2段階

ヨハネの黙示録レジュメ(9)2016年3/12 
黙11:3〜19  ハデス、タータラス、アビスについての復習、ふたりの証人、第二の「わざわい」、第七のラッパ

ヨハネの黙示録レジュメ(10)2016年3/26
黙12:1~5 大患難時代のイスラエル 歴史的背景(太陽、月、十二の星、ひとりの女、大きな赤い竜、第三の天、悪霊、神の定めた時と方法、サタンがイスラエルを憎む第一の理由、福音書にみられる特徴的な現象)

ヨハネの黙示録レジュメ(11)2016年4/9
黙12:6〜18 イスラエルの逃避(不信仰のままの帰還、ボツラ・ペトラ)、地上に投げ落とされるサタン(サタンの5つの呼び名)、イスラエルに対するサタンの戦い(反ユダヤ主義の背後にあるサタンの理屈、再臨の前提条件、大鷲の翼)

ヨハネの黙示録レジュメ(12)2016年4/23
黙13:1~10 ユダヤ人への伝道Q&A、海からの獣(にせものの御子、反キリスト、異邦人の時、 ダニエル書2章と7章・エルサレムを支配する四つの異邦人帝国、 打ち殺されたかと思われた、 聖徒)

ヨハネの黙示録レジュメ(13)2016年5/14
黙13:11〜18  地からの獣、獣の実体とその働き(にせものの聖霊・にせ預言者、荒らす憎むべきものの2段階)、獣の刻印(666)

ヨハネの黙示録レジュメ(14)2016年5/28
黙14章  中間期の7つの宣言とその目的3つ(シオンの山の上の144000人、永遠の福音、バビロンの崩壊、獣の刻印、殉教者たち、刈り取り、踏まれる酒ぶね)、チャート・中間期の12の出来事(患難期の第二次世界大戦、反キリストの死、サタンが地に落とされる、サタンによる反キリストの復活、3人の王の死 7人の王の服従、宗教組織バビロンの破壊、ふたりの証人の死、7年の契約の破棄、荒らす憎むべきもの、にせ預言者、666と反キリストへの礼拝、ユダヤ人に対する迫害の開始) 

ヨハネの黙示録レジュメ(15)2016年6/11
黙15:1~16:16  大患難時代の後半に起こる出来事:天に現れるしるし(モーセの歌)、鉢の裁き・第一(悪性のはれもの)・第二(海の破壊)・第三(川の破壊)・第四(太陽の炎熱)・第五(4回目の暗黒、エドム、モアブ、アモン)・第六(神の大いなる日の戦い・大患難時代の第3次世界大戦、日の出るほう、ハルマゲドン) 

ヨハネの黙示録レジュメ(16)2016年6/25 シンプル版、 解説版
黙16:17~16:21  大患難時代の後半に起こる出来事:ハルマゲドンの戦いの展開、第一段階(第六の鉢の裁き、反キリストの同盟軍の招集)・第二段階(バビロンの滅亡)・第三段階(エルサレムの陥落)・第四段階(ボツラでの反キリストの軍勢)・第五段階(イスラエルの国家的新生、キリストの再臨の条件2つ、イスラエルの国家的違反とは、反ユダヤ主義)・第六段階(メシアの再臨)・第七段階(ボツラからヨシャパテの谷に至る戦い)・第八段階(勝利の後オリーブ山に立つ、第七の鉢の裁き)

 

中川健一師による無料配信メッセージ
ヨハネの黙示録  30 黙17:1~8 宗教的バビロンの崩壊
ヨハネの黙示録  31 黙18:1~8 経済的・政治的バビロンの崩壊(1)
ヨハネの黙示録  32 黙18:9~24 経済的・政治的バビロンの崩壊(2)

 
以下、
青色の聖句は順番にみている黙示録本文の聖句です。
紫色の聖句はその他の引用聖句です。

黒色の文章がセミナーの説明文です。
緑色の文章は補足説明です。

 

B.       大患難時代

4. 再記述 : 二つのバビロン 17~18章

 

セミナーテキスト1ページ

再記述の原則 : より詳細な情報を付け加える為に、同じ出来事に対して記述が2回でてくるという原則です。
黙示録レジュメ(1) 預言解釈の原則3 参照)

 

 

セミナーテキスト8ページ

黙示録16章で患難時代が終わりました。

17章18章は既に終わった出来事に関してより詳しい情報を与えるために付け加えられています。

17章:患難時代の前半に起こることをより詳しく記述しています。
18章:患難時代の後半に起こることをより詳しく記述しています。

 

 

a.   統一された教会としてのバビロン(前半)17章

 

17章 :  患難期前半、教会を支配する教会としてのバビロンについての解説です。
世界大の教会ができることが預言されています。

 

(1) 大淫婦 17:1~6

17:1 それから、七つの鉢を持つ七人の御使のひとりがきて、わたしに語って言った、
「さあ、きなさい。
多くの水の上にすわっている大淫婦に対するさばきを、見せよう。
17:1

大淫婦 : 旧約聖書で淫婦とはにせの宗教のことを象徴しています。

例:
ホセア書1章2章
ホセ 1:1 ユダヤの王ウジヤ、ヨタム、アハズ、ヒゼキヤの世、イスラエルの王ヨアシの子ヤラベアムの世に、ベエリの子ホセアに臨んだ主の言葉。
1:2 主が最初ホセアによって語られた時、主はホセアに言われた、「行って、淫行の妻と、淫行によって生れた子らを受けいれよ。この国は主にそむいて、はなはだしい淫行をなしているからである」。1:3 そこで彼は行ってデブライムの娘ゴメルをめとった。彼女はみごもって男の子を産んだ。
1:4 主はまた彼に言われた、「あなたはその子の名をエズレルと名づけよ。しばらくしてわたしはエズレルの血のためにエヒウの家を罰し、イスラエルの家の国を滅ぼすからである。1:5 その日、わたしはエズレルの谷でイスラエルの弓を折る」と。
1:6 ゴメルはまたみごもって女の子を産んだ。主はホセアに言われた、「あなたはその名をロルハマと名づけよ。わたしはもはやイスラエルの家をあわれまず、決してこれをゆるさないからである。1:7 しかし、わたしはユダの家をあわれみ、その神、主によってこれを救う。わたしは弓、つるぎ、戦争、馬および騎兵によって救うのではない」と。
1:8 ゴメルはロルハマを乳離れさせたとき、またみごもって男の子を産んだ。1:9 主は言われた、「その子の名をロアンミと名づけよ。あなたがたは、わたしの民ではなく、わたしは、あなたがたの神ではないからである」。
1:10 しかしイスラエルの人々の数は海の砂のように量ることも、数えることもできないほどになって、さきに彼らが「あなたがたは、わたしの民ではない」と言われたその所で、「あなたがたは生ける神の子である」と言われるようになる。1:11 そしてユダの人々とイスラエルの人々は共に集まり、ひとりの長を立てて、その地からのぼって来る。エズレルの日は大いなるものとなる。
2:1 あなたがたの兄弟に向かっては「アンミ(わが民)」と言い、あなたがたの姉妹に向かっては「ルハマ(あわれまれる者)」と言え。
2:2 「あなたがたの母とあげつらえ、あげつらえ――
彼女はわたしの妻ではない、
わたしは彼女の夫ではない――
そして彼女にその顔から淫行を除かせ、
その乳ぶさの間から姦淫を除かせよ。
2:3 そうでなければ、
わたしは彼女の着物をはいで裸にし、
その生れ出た日のようにし、
また荒野のようにし、
かわききった地のようにし、
かわきによって彼女を殺す。
2:4 わたしはその子らをあわれまない、
彼らは淫行の子らだからである。
2:5 彼らの母は淫行をなし、
彼らをはらんだ彼女は恥ずべきことを行った。
彼女は言った、
『わたしはわが恋人たちについて行こう。
彼らはパンと水と羊の毛と麻と油と飲み物とを、
わたしに与える者である』と。
2:6 それゆえ、わたしはいばらで彼女の道をふさぎ、
かきをたてて、彼女には
その道がわからないようにする。
2:7 彼女はその恋人たちのあとを慕って行く、
しかし彼らに追いつくことはない。
彼らを尋ねる、しかし見いだすことはない。
そこで彼女は言う、
『わたしは行って、さきの夫に帰ろう。
あの時は今よりもわたしによかったから』と。
2:8 彼女に穀物と酒と油とを与えた者、
またバアルのために用いた銀と金とを
多く彼女に与えた者は、
わたしであったことを彼女は知らなかった。
2:9 それゆえ、わたしは穀物をその時になって奪い、
ぶどう酒をその季節になって奪い、
また彼女の裸をおおうために用いる
羊の毛と麻とを奪い取る。
2:10 わたしは今、彼女のみだらなことを
その恋人たちの目の前にあらわす。
だれも彼女をわたしの手から救う者はない。
2:11 わたしは彼女のすべての楽しみ、
すなわち祝、新月、安息日、
すべての祭をやめさせる。
2:12 わたしはまた彼女が先に『これはわたしの恋人らが、
わたしに与えた報酬だ』と言った彼女の
ぶどうの木と、いちじくの木とを荒し、
これを林とし、
野の獣にこれを食わせる。
2:13 また彼女が耳輪と宝石で身を飾り、
その恋人たちを慕って行って、わたしを忘れ、
香をたいて仕えたバアルの祭の日のために、
わたしは彼女を罰すると主は言われる。

2:14 それゆえ、見よ、わたしは彼女をいざなって、
荒野に導いて行き、ねんごろに彼女に語ろう。
2:15 その所でわたしは彼女にそのぶどう畑を与え、
アコルの谷を望みの門として与える。
その所で彼女は若かった日のように、
エジプトの国からのぼって来た時のように、
答えるであろう。
2:16 主は言われる、その日には、あなたはわたしを『わが夫』と呼び、もはや『わがバアル』とは呼ばない。2:17 わたしはもろもろのバアルの名を彼女の口から取り除き、重ねてその名をとなえることのないようにする。2:18 その日には、わたしはまたあなたのために野の獣、空の鳥および地の這うものと契約を結び、また弓と、つるぎと、戦争とを地から断って、あなたを安らかに伏させる。2:19 またわたしは永遠にあなたとちぎりを結ぶ。すなわち正義と、公平と、いつくしみと、あわれみとをもってちぎりを結ぶ。2:20 わたしは真実をもって、あなたとちぎりを結ぶ。そしてあなたは主を知るであろう。
2:21 主は言われる、
その日わたしは天に答え、天は地に答える。
2:22 地は穀物と酒と油とに答え、
またこれらのものはエズレルに答える。
2:23 わたしはわたしのために彼を地にまき、
あわれまれぬ者をあわれみ、
わたしの民でない者に向かって、
『あなたはわたしの民である』と言い、
彼は『あなたはわたしの神である』と言う」。

 

エレミヤ書2:20
エレ 2:20 「あなたは久しい以前に自分のくびきを折り、
自分のなわめを断ち切って、
『わたしは仕えることをしない』と言った。
そして、すべての高い丘の上と、
すべての青木の下で、
遊女のように身をかがめた。

 

エレミヤ書3:1〜9
エレ 3:1 もし人がその妻を離婚し、
女が彼のもとを去って、他人の妻となるなら、
その人はふたたび彼女に帰るであろうか。
その地は大いに汚れないであろうか。
あなたは多くの恋人と姦淫を行った。
しかもわたしに帰ろうというのか」と主は言われる。

3:2 「目をあげてもろもろの裸の山を見よ、
姦淫を行わなかった所がどこにあるか。
荒野にいるアラビヤびとがするように、
あなたは道のかたわらに座して恋人を待った。
あなたは姦淫の悪事をもって、この地を汚した。

3:3 それゆえ雨はとどめられ、春の雨は降らなかった。
しかもあなたには遊女の額があり、
少しも恥じようとはしない。

3:4 今あなたは、わたしを呼んで言ったではないか、
『わが父よ、あなたはわたしの若い時の友です。

3:5 永久に怒られるのですか、
終りまで憤られるのですか』と。
見よ、あなたはこう言ったけれども、
なしうるかぎりのもろもろの悪を行った」。

3:6 ヨシヤ王の時、主はまたわたしに言われた、「あなたは、かの背信のイスラエルがしたことを見たか。彼女はすべての高い丘にのぼり、すべての青木の下に行って、そこで姦淫を行った。3:7 わたしは、彼女がこのすべてを行った後、わたしの所に帰るであろうと思ったが、帰ってこなかった。その不信の姉妹ユダはこれを見た。3:8 わたしが背信のイスラエルを、そのすべての姦淫のゆえに、離縁状を与えて出したのをユダは見た。 しかもその不信の姉妹ユダは恐れず、自分も行って姦淫を行った。3:9 彼女にとって姦淫は軽いことであったので、石と木とに姦淫を行って、この地を汚した。

 

エゼキエル書16:15〜41
エゼ 16:15 ところが、あなたは自分の美しさをたのみ、自分の名声によって姦淫を行い、すべてかたわらを通る者と、ほしいままに姦淫を行った。16:16 あなたは自分の衣をとって、自分のために、はなやかに色どった聖所を造り、その上で姦淫を行っている。こんなことはかつてなかったこと、またあってはならないことである。16:17 あなたはわたしが与えた金銀の美しい飾りの品をとり、自分のために男の像を造って、これと姦淫を行った。 16:18 また縫い取りのある自分の衣をとって彼らに着せ、わたしの油と香とをその前に供え、16:19 またわたしがあなたに与えたパン、わたしがあなたを養うための麦粉、油および蜜を、こうばしきかおりとして彼らの前に供えたと、主なる神は言われる。16:20 あなたはまた、あなたがわたしに産んだむすこ、娘たちをとって、その像に供え、彼らに食わせた。このようなあなたの姦淫は小さい事であろうか。16:21 あなたはわたしの子どもを殺し、火の中を通らせて彼らにささげた。16:22 あなたがそのすべての憎むべきことや姦淫を行うに当って、あなたが衣もなく、裸で、血の中にころがりまわっていた自分の若き日のことを思わなかった。
16:23 あなたがもろもろの悪を行った後、(あなたはわざわいだ、わざわいだと、主なる神は言われる)16:24 あなたは自分のために高楼を建て、広場、広場に台を造り、16:25 ちまた、ちまたのつじに台を造って、あなたの美しさを汚し、すべてかたわらを通る者に身をまかせて、大いに姦淫を行っている。16:26 あなたはまた、かの肉欲的な隣りエジプトの人々と姦淫を行い、大いに姦淫を行って、わたしを怒らせた。16:27 それゆえ、わたしはわたしの手をあなたの上に伸べて、あなたの賜わる分を減らし、あなたの敵、すなわち、あなたのみだらな行為を恥じるペリシテびとの娘らの欲のままに、あなたを渡した。
16:28 あなたは飽くことがないので、またアッスリヤの人々と姦淫を行ったが、彼らと姦淫を行っても、なお飽くことがなかった。16:29 あなたはまたカルデヤの商業地と大いに姦淫を行ったが、これと姦淫を行っても、なお飽くことがなかった。
16:30 主なる神は言われる、あなたの心はどんなに恋いわずらうのか。あなたは、これらすべての事を行った。これはあつかましい姦淫のわざである。16:31 あなたは、ちまた、ちまたのつじに高楼を建て、広場、広場に台を設けたが、価をもらうことをあざけったので、遊女のようではなかった。16:32 自分の夫に替えて他人と通じる姦婦よ。16:33 人はすべての遊女に物を与える。しかしあなたはすべての恋人に物を与え、彼らにまいないして、あなたと姦淫するために、四方からあなたの所にこさせる。16:34 このようにあなたは姦淫を行うに当って、他の女と違っている。すなわち、だれもあなたに姦淫をさせたのではない。あなたはかえって価を払い、相手はあなたに払わない。これがあなたの違うところである。
16:35 それで遊女よ、主の言葉を聞け。16:36 主なる神はこう言われる、あなたがその恋人と姦淫して、あなたの恥じる所をあらわし、あなたの裸をあらわし、またすべての偶像と、あなたが彼らにささげたあなたの子どもらの血のゆえに、16:37 見よ、わたしはあなたと遊んだあなたのすべての恋人、およびすべてあなたが恋した者と、すべてあなたが憎んだ者とを集め、四方から彼らをあなたの所に集めて、あなたの裸を彼らにあらわす。彼らはあなたの裸を、ことごとく見る。16:38 わたしは姦淫を行った女と、血を流した女がさばかれるように、あなたをさばき、憤りと、ねたみの血とを、あなたに注ぐ。16:39 わたしはあなたを恋人の手に渡す。彼らはあなたの高楼を倒し、台をこわし、あなたの衣をはぎ取り、あなたの美しい飾りの品を奪い、あなたを衣服のない裸者にする。16:40 彼らは民衆をかり立ててあなたを攻め、石であなたを撃ち、つるぎであなたを切り、16:41 火であなたの家を焼き、多くの女たちの前で、あなたにさばきを行う。こうしてわたしはあなたに淫行をやめさせ、重ねて価を払わせないようにする。

 

エゼキエル書23(?):5〜44
エゼ 23:5 アホラはわたしのものである間に淫行をなし、その恋人なるアッスリヤびとにこがれた。23:6 すなわち紫の衣をきた軍人、長官、司令官、すべて好ましい若者、馬に乗る者たちである。23:7 彼女は彼らに淫行を供えた。彼らはすべてアッスリヤのえり抜きの人々である。彼女はまた、そのこがれたすべての者のもろもろの偶像をもって、おのれを汚した。23:8 彼女はエジプトの日からおこなっていた、その淫行を捨てなかった。
それは彼女の若い時に、彼らが彼女と寝、その処女の乳ぶさをいじり、その情欲を彼女の上に注いだからである。23:9 それゆえ、わたしは彼女をその恋人の手に渡し、そのこがれたアッスリヤの人々の手に渡した。
23:10 彼らは彼女の裸を現し、そのむすこ娘たちを奪い、つるぎをもって彼女を殺した。こうして彼女に対するさばきが行われたとき、彼女は女たちの間の語り草となった。
23:11 その妹アホリバはこれを見て、姉よりも情欲をほしいままにし、姉の淫行よりも多く淫行をなし、23:12 アッスリヤの人々に恋いこがれた。長官、司令官、盛装した軍人、馬に乗る者たちで、すべて好ましい若者たちである。23:13 わたしは彼女が身を汚したのを見た。彼らは共に一つの道をたどったが、23:14 彼女はさらにその淫行を続け、壁に描いた人々を見た。すなわち朱で描いたカルデヤびとの像で、23:15 腰には帯を結び、頭にはたれさがったずきんをいただいていた。これらはみな官吏のような姿で、その生れた国カルデヤのバビロン人に似ていた。23:16 彼女はこれらを見て、これに恋いこがれ、使者をカルデヤの彼らのもとに送った。23:17 そこでバビロンの人々は彼女のもとに来て、恋の床につき、情欲をもって彼女を汚したが、彼女は彼らに汚されるにおよんで、その心は彼らから離れた。23:18 彼女がその淫行を公然と続け、その裸をさらしたので、わたしの心は彼女から離れた。これはあたかもわたしの心が、彼女の姉から離れたと同様である。23:19 しかし彼女はなおエジプトの地で姦淫をしたその若き日を覚えて、その淫行を続け、23:20 その情夫たちに恋いこがれた。その人の肉は、ろばの肉のごとく、その精は馬の精のようであった。23:21 このようにあなたは、かのエジプトびとが、あなたの胸に手をつけ、あなたの若い乳ぶさをおさえた時の、若い時の淫行を慕っている」。
23:22 それゆえ、アホリバよ、主なる神はこう言われる、「見よ、わたしは、あなたの心がすでに離れたあなたの恋人らを起して、あなたを攻めさせ、彼らに四方から来てあなたを攻めさせる。23:23 すなわちバビロンの人々およびカルデヤのすべての人々、ペコデ、ショア、コア、アッスリヤのすべての人々、好ましい若者、長官、司令官、官吏、軍人など、すべて馬に乗る者たちである。23:24 彼らは戦車、貨車、および多くの民を率いて、北からあなたに攻めて来る。大盾、小盾、かぶとを備えて、四方からあなたに攻めかかる。わたしが彼らにさばきをゆだねるゆえ、彼らは、そのおきてに従って、あなたをさばく。23:25 わたしはあなたに向かってわたしの憤りを起すゆえ、彼らは怒りをもってあなたを扱い、あなたの鼻と耳とを切り落し、そして残りの者はつるぎに倒れる。彼らはあなたのむすこ娘たちを奪い、生き残った者を火で焼く。23:26 彼らはまたあなたの衣服をはぎ取り、あなたの美しい飾りを取り去る。23:27 こうしてわたしはあなたの淫乱と、エジプトの地から持って来た淫行とを取り除き、重ねてあなたの目を、エジプトびとに向けて上げさせず、彼らの事を思わないようにする。23:28 主なる神はこう言われる、見よ、わたしはあなたの憎む者の手、あなたの心の離れた者の手にあなたを渡す。23:29 彼らは憎しみをもってあなたを扱い、あなたの所得をことごとく取り去り、あなたを赤はだかにし、あなたの淫行の裸を現す。あなたの淫乱と淫行とのゆえに、23:30 すなわち、あなたが異邦人を慕って姦淫を行い、彼らの偶像をもって身を汚したゆえに、これらのことがあなたに臨むのだ。23:31 あなたはその姉の道を歩んだので、わたしも彼女の杯をあなたにわたす。23:32 主なる神はこう言われる、
あなたは姉の深い、大きな杯を飲み、
笑い物となり、あざけりとなる、
この杯にはそれらが多くこもっている。
23:33 あなたは酔いと憂いとに満たされる。
驚きと滅びの杯、
これがあなたの姉サマリヤの杯である。
23:34 あなたはこれを飲みこれをかたむけ、
あなたの髪の毛をひきむしり、
あなたの乳ぶさをかきさく。
わたしがこれを言うと、主なる神は言われる。23:35 それゆえ、主なる神はこう言われる、あなたはわたしを忘れ、わたしをあなたのうしろに捨て去ったゆえ、あなたは自分の淫乱と淫行との罪を負わねばならぬ」。
23:36 主はわたしに言われた、「人の子よ、あなたはアホラとアホリバをさばくのか。
それならば彼らにその憎むべき事を告げよ。23:37 彼らは姦淫を行い、血が彼らの手の上にある。彼らはその偶像と姦淫を行い、またわたしに産んだ子らを、食物のために彼らにささげた。23:38 さらに彼らは、わたしに対してこのようにした。すなわち、彼らは同じ日にわたしの聖所を汚し、わたしの安息日を犯した。23:39 彼らはその子らを、偶像にささげるためにほふった同じ日に、わたしの聖所にきて、これを汚した。見よ、彼らがわたしの家の中でしたことはこれである。23:40 さらに彼らは使者をやって、遠くから来るように人々を招いた。見よ、彼らはきた。あなたは、この人々のために身を洗い、目を描き、飾り物を身につけ、23:41 尊い床に座し、食卓をその前に設け、わたしの香と、わたしの油とを、その上に供えた。23:42 こうして、のんきな群衆の声は彼女と共にあり、また、荒野から連れて来た通りがかりの酔いどれも、彼らと共にいた。彼らは女たちの手に腕輪をはめさせ、頭に美しい冠をいただかせた。
23:43 そこでわたしは言った、彼女と姦淫を行う時、人々は姦淫を犯さないであろうか。23:44 人が遊女の所にはいるように、彼らは彼女の所にはいった。こうして彼らは姦淫を行うために、アホラおよびアホリバの所にはいった。

 

この大淫婦は大水の上に座っています。

水 : 世界の全人口を表す言葉です。(黙15章)

 

 

ヤコブ書1:26〜27
ヤコブ 1:26 もし人が信心深い者だと自任しながら、舌を制することをせず、自分の心を欺いているならば、その人の信心はむなしいものである。
1:27 父なる神のみまえに清く汚れのない信心とは、困っている孤児や、やもめを見舞い、自らは世の汚れに染まずに、身を清く保つことにほかならない。
まことの宗教とにせものの宗教の違いが記されています。

まことの宗教 : 奉仕です。

にせものの宗教 : 支配したがります。

 

この大淫婦という存在は人に仕えるのではなく、人々を支配することによって統一的な教会をたてようとしています。
これが間違った宗教と言われる理由です。

 

17:2 地の王たちはこの女と姦淫を行い、地に住む人々はこの女の姦淫のぶどう酒に酔いしれている」。
17:2
地の王たちと不品行を行っていると書かれています。

これは、政治権力と教会とが手を握る姿をあらわしています。
患難時代の最初の3年半は10人の王たちが10の帝国を支配していましたが、この政治的力が統一された教会を支援している姿がここにあります。

これが前半の3年半です。

 

17:3 御使は、わたしを御霊に感じたまま、荒野へ連れて行った。
わたしは、そこでひとりの女が赤い獣に乗っているのを見た。
その獣は神を汚すかずかずの名でおおわれ、また、それに七つの頭と十の角とがあった。
17:3

 

 

17:4 この女は紫と赤の衣をまとい、金と宝石と真珠とで身を飾り、憎むべきものと自分の姦淫の汚れとで満ちている金の杯を手に持ち、17:5 その額には、一つの名がしるされていた。
それは奥義であって、
「大いなるバビロン、淫婦どもと地の憎むべきものらとの母」
というのであった。
17:4〜5
この女がどういう状態であるかがより詳しく描かれています。

この女の名は「すべての淫婦と地の憎むべきものとの母、大バビロン」(「大いなるバビロン、淫婦どもと地の憎むべきものらとの母」)と言われています。

 

にせものの宗教はニムロデという人から始まって、バビロンに栄えてきました。
創世記10:8~12
創 10:8 クシの子はニムロデであって、このニムロデは世の権力者となった最初の人である。
10:9 彼は主の前に力ある狩猟者であった。
これから「主の前に力ある狩猟者ニムロデのごとし」ということわざが起った。
10:10 彼の国は最初シナルの地にあるバベル、エレク、アカデ、カルネであった。
10:11 彼はその地からアッスリヤに出て、ニネベ、レホボテイリ、カラ、10:12 およびニネベとカラとの間にある大いなる町レセンを建てた。
ニムロデという人の役割が書かれています。

 

創世記11:1〜9にバベルの塔の話がでてきます。
創 11:1 全地は同じ発音、同じ言葉であった。
11:2 時に人々は東に移り、シナルの地に平野を得て、そこに住んだ。
11:3 彼らは互に言った、
「さあ、れんがを造って、よく焼こう」。
こうして彼らは石の代りに、れんがを得、しっくいの代りに、アスファルトを得た。
11:4 彼らはまた言った、
「さあ、町と塔とを建てて、その頂を天に届かせよう。
そしてわれわれは名を上げて、全地のおもてに散るのを免れよう」。
11:5 時に主は下って、人の子たちの建てる町と塔とを見て、11:6 言われた、
「民は一つで、みな同じ言葉である。
彼らはすでにこの事をしはじめた。
彼らがしようとする事は、もはや何事もとどめ得ないであろう。
11:7 さあ、われわれは下って行って、そこで彼らの言葉を乱し、互に言葉が通じないようにしよう」。
11:8 こうして主が彼らをそこから全地のおもてに散らされたので、彼らは町を建てるのをやめた。
11:9 これによってその町の名はバベルと呼ばれた。
主がそこで全地の言葉を乱されたからである。
主はそこから彼らを全地のおもてに散らされた。
神の権威を超越しようとする力、その話がでてきます。

聖書の中でにせものの宗教がでてくるのはそこが最初です。
バビロンからスタートしているので、バビロンが「憎むべきものの母」と言われているわけです。

にせものの宗教はバビロンから始まり、バビロンで終わります。
そして患難期最初の3年半の世界統一教会の中心がバビロンに置かれます。

この大淫婦というのはにせのキリストの花嫁です。

 

 

 

17:6 わたしは、この女が聖徒の血とイエスの証人の血に酔いしれているのを見た。
この女を見た時、わたしは非常に驚きあやしんだ。
17:6
「この女」つまりにせの教会は、前半の患難期に救われる聖徒たちの命を奪う存在になるというのを見ます。


第五の封印の時に黙示録レジュメ(5 参照)聖徒たちが殉教の死を遂げていましたが、彼らはこの宗教的大バビロンによって殺された人々です。

 

そして、政治システムは最初は10の王たちで、最後は統一王国になりました。

それと同じように、宗教的なシステムも前半後半に分かれます。
最初の前半が今言った統一化された教会です。

 

 

 

(2) 政府  17:7~14

ところが後半の3年半になると反キリストを礼拝するように要求する形が、にせ宗教の形になってきます。

7節〜14節で、このにせの教会を支援している政治権力がどういうものであるかが解説されています。

17:7 すると、御使はわたしに言った、
「なぜそんなに驚くのか。この女の奥義と、女を乗せている七つの頭と十の角のある獣の奥義とを、話してあげよう。

17:8 あなたの見た獣は、昔はいたが、今はおらず、そして、やがて底知れぬ所から上ってきて、ついには滅びに至るものである。
地に住む者のうち、世の初めからいのちの書に名をしるされていない者たちは、この獣が、昔はいたが今はおらず、やがて来るのを見て、驚きあやしむであろう。

17:9 ここに、知恵のある心が必要である。
七つの頭は、この女のすわっている七つの山であり、また、七人の王のことである。
17:7〜9
七つの頭とは、この女がすわっている七つの山で、七人の王たちのことです。

 

17:10 そのうちの五人はすでに倒れ、ひとりは今おり、もうひとりは、まだきていない。
それが来れば、しばらくの間だけおることになっている。

17:11 昔はいたが今はいないという獣は、すなわち第八のものであるが、またそれは、かの七人の中のひとりであって、ついには滅びに至るものである。
17:12 あなたの見た十の角は、十人の王のことであって、彼らはまだ国を受けてはいないが、獣と共に、一時だけ王としての権威を受ける。
17:13 彼らは心をひとつにしている。
そして、自分たちの力と権威とを獣に与える。

17:14 彼らは小羊に戦いをいどんでくるが、小羊は、主の主、王の王であるから、彼らにうち勝つ。
また、小羊と共にいる召された、選ばれた、忠実な者たちも、勝利を得る」。
17:10〜14

13章でみた、あの同じ獣がここでも出てきています。
黙示録レジュメ(12) 海からの獣 参照)

 

異邦人世界の第四の支配形態の一番最後の段階、つまり反キリストの段階が、7つの頭と10本の角であらわされる獣だということです。
黙示録レジュメ(12) ダニエル書2章と7章 参照)

 

 

 

(3) 水   17:15

17:15 御使はまた、わたしに言った、
「あなたの見た水、すなわち、淫婦のすわっている所は、あらゆる民族、群衆、国民、国語である。
17:15

 

 

 

(4)       大淫婦の滅亡 17:16~18

ところが、16節17節でこの宗教的バビロンが滅ぼされます。

黙示録17:13
黙17:13 彼らは心をひとつにしている。
そして、自分たちの力と権威とを獣に与える。
10人の王たちが反キリストに支配権を委ねるといわれています。

そして反キリストが世界統一王国のリーダーになるわけです。
反キリストは政治権力だけではなくて、宗教的権力まで欲しがります。

17:16 あなたの見た十の角と獣とは、この淫婦を憎み、みじめな者にし、裸にし、彼女の肉を食い、火で焼き尽すであろう。
17:17 神は、御言が成就する時まで、彼らの心の中に、御旨を行い、思いをひとつにし、彼らの支配権を獣に与える思いを持つようにされたからである。
17:18 あなたの見たかの女は、地の王たちを支配する大いなる都のことである」。
17:16〜18
反キリストおよび彼に仕える7人の王たちがこの宗教的バビロンを滅ぼして、宗教的権力を手に入れます。

そしてその後、彼は荒らす憎むべきものという自分の像をエルサレムにたてて、或いは自分自身がそこに行って、そのあとは像をたてるのですが、世界中に自分を礼拝するように要求します。
黙示録レジュメ(13) 荒らす憎むべきものの2段階 参照)

これは全て学んだことで、もう1回ここにでてきているので、これを反復と言うわけです。

 

バビロンからエルサレムに宗教的な中心が移ります。

 

 

 

b.   政治的バビロン(後半)18章

 

(1) バビロンの崩壊 18:1~3

 

ところが、政治的バビロンが崩壊します。

ハルマゲドンの戦いでバビロンが滅ぼされる、これが第2の段階できていました。
黙示録レジュメ(16) 第2段階:バビロンの滅亡 参照)

 

18:1 この後、わたしは、もうひとりの御使が、大いなる権威を持って、天から降りて来るのを見た。
地は彼の栄光によって明るくされた。

18:2 彼は力強い声で叫んで言った、
「倒れた、大いなるバビロンは倒れた。
そして、それは悪魔の住む所、あらゆる汚れた霊の巣くつ、また、あらゆる汚れた憎むべき鳥の巣くつとなった。

18:3 すべての国民は、彼女の姦淫に対する激しい怒りのぶどう酒を飲み、地の王たちは彼女と姦淫を行い、地上の商人たちは、彼女の極度のぜいたくによって富を得たからである」。
18:1〜3
バビロンの崩壊が宣言されます。

そしてバビロンは悪霊どもの住まいになってしまいます。

黙示録20章で説明しますが、千年王国の時にサタンはアビスに投げ込まれていますが、悪霊どもはこの廃墟となったバビロンにいます。


千年王国の間、悪霊たちは二つの場所に閉じ込められています。

ヨルダンの南のエドムという所に閉じ込められている悪霊どもがいます。

イザヤ書の34:8〜16
イザ 34:8 主はあだをかえす日をもち、
シオンの訴えのために報いられる年を
もたれるからである。
34:9 エドムのもろもろの川は変って樹脂となり、
その土は変って硫黄となり、
その地は変って燃える樹脂となって、
34:10 夜も昼も消えず、
その煙は、とこしえに立ちのぼる。
これは世々荒れすたれて、
とこしえまでもそこを通る者はない。
34:11 たかと、やまあらしとがそこをすみかとし、
ふくろうと、からすがそこに住む。
主はその上に荒廃をきたらせる測りなわを張り、
尊い人々の上に混乱を起す下げ振りをさげられる。
34:12 人々はこれを名づけて「国なき所」といい、
その君たちは皆うせてなくなる。
34:13 そのとりでの上には、いばらが生え、
その城には、いらくさと、あざみとが生え、
山犬のすみか、だちょうのおる所となる。
34:14 野の獣はハイエナと出会い、
鬼神はその友を呼び、
夜の魔女もそこに降りてきて、休み所を得る。
34:15 ふくろうはそこに巣をつくって卵を産み、
それをかえして、そのひなを翼の陰に集める。
とびもまた、おのおのその連れ合いと共に、
そこに集まる。
34:16 あなたがたは主の書をつまびらかに
たずねて、これを読め。
これらのものは一つも欠けることなく、
また一つもその連れ合いを欠くものはない。
これは主の口がこれを命じ、
その霊が彼らを集められたからである。

 

そして、別の悪霊どもがバビロンに閉じ込められます。

一千年間続く神の王国、千年王国においてバビロンからは絶えず火が燃える煙が立ちあがって、廃墟になって人が住めない場になっています。(黙19:3)

 

 

(2) バビロンの罪  18:4~8

18:4 わたしはまた、もうひとつの声が天から出るのを聞いた、
「わたしの民よ。
彼女から離れ去って、その罪にあずからないようにし、その災害に巻き込まれないようにせよ。

18:5 彼女の罪は積り積って天に達しており、神はその不義の行いを覚えておられる。
18:4〜5

 

18:6 彼女がしたとおりに彼女にし返し、そのしわざに応じて二倍に報復をし、彼女が混ぜて入れた杯の中に、その倍の量を、入れてやれ。
18:7 彼女が自ら高ぶり、ぜいたくをほしいままにしたので、それに対して、同じほどの苦しみと悲しみとを味わわせてやれ。
彼女は心の中で
『わたしは女王の位についている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない』
と言っている。

18:8 それゆえ、さまざまの災害が、死と悲しみとききんとが、一日のうちに彼女を襲い、そして、彼女は火で焼かれてしまう。彼女をさばく主なる神は、力強いかたなのである。
18:6〜8
何故バビロンが滅ぼされたかというバビロンの罪がリストアップされています。

バビロンが自ら神のようになろうとしたが故に裁きを受けているということです。

 

 

バビロンの崩壊は2つの段階でやってきます。

第1段階

イザヤ書13章
イザ 13:1 アモツの子イザヤに示されたバビロンについての託宣。
13:2 あなたがたは木のない山に旗を立て、
声をあげて彼らを招き、
手を振って彼らを貴族の門に、はいらせよ。
13:3 わたしはわが怒りのさばきを行うために
聖別した者どもに命じ、
わが勇士、わが勝ち誇る者どもを招いた。

13:4 聞け、多くの民のような騒ぎ声が山々に聞える。
聞け、もろもろの国々、寄りつどえる
もろもろの国民のざわめく声が聞える。
これは万軍の主が
戦いのために軍勢を集められるのだ。
13:5 彼らは遠い国から、天の果から来る。
これは、主とその憤りの器で、全地を滅ぼすために来るのだ。

13:6 あなたがたは泣き叫べ。
主の日が近づき、
滅びが全能者から来るからだ。
13:7 それゆえ、すべての手は弱り、
すべての人の心は溶け去る。
13:8 彼らは恐れおののき、苦しみと悩みに捕えられ、
子を産まんとする女のようにもだえ苦しみ、
互に驚き、顔を見あわせ、
その顔は炎のようになる。

13:9 見よ、主の日が来る。
残忍で、憤りと激しい怒りとをもってこの地を荒し、
その中から罪びとを断ち滅ぼすために来る。
13:10 天の星とその星座とはその光を放たず、
太陽は出ても暗く、
月はその光を輝かさない。
13:11 わたしはその悪のために世を罰し、
その不義のために悪い者を罰し、
高ぶる者の誇をとどめ、
あらぶる者の高慢を低くする。
13:12 わたしは人を精金よりも、
オフルのこがねよりも少なくする。
13:13 それゆえ、万軍の主の憤りにより、
その激しい怒りの日に、
天は震い、地は揺り動いて、その所をはなれる。
13:14 彼らは追われた、かもしかのように、
あるいは集める者のない羊のようになって、
おのおの自分の民に帰り、
自分の国に逃げて行く。
13:15 すべて見いだされる者は刺され、
すべて捕えられる者はつるぎによって倒され、
13:16 彼らのみどりごはその目の前で投げ砕かれ、
その家はかすめ奪われ、その妻は汚される。

13:17 見よ、わたしは、しろがねをも顧みず、
こがねをも喜ばないメデアびとを起して、
彼らにむかわせる。
13:18 彼らの弓は若い者を射殺し、
腹の実をあわれむことなく、
幼な子を見て、惜しむことがない。
13:19 国々の誉であり、
カルデヤびとの誇である麗しいバビロンは、
神に滅ぼされたソドム、ゴモラのようになる。
13:20 ここにはながく住む者が絶え、
世々にいたるまで住みつく者がなく、
アラビヤびともそこに天幕を張らず、
羊飼もそこに群れを伏させることがない。
13:21 ただ、野の獣がそこに伏し、
ほえる獣がその家に満ち、
だちょうがそこに住み、
鬼神がそこに踊る。
13:22 ハイエナはその城の中で鳴き、
山犬は楽しい宮殿でほえる。
その時の来るのは近い、
その日は延びることがない。
この時に生きている異邦人の信者によって滅ぼされます。
黙示録レジュメ(16) ハルマゲドンの戦いの展開 第2段階 参照)

 

 

第2段階
神が天から火を呼び戻し、バビロンは硫黄の燃え続ける場となります。

 

 

 

(3) バビロンの嘆き 18:9~19

バビロンが崩壊したために嘆く人々がでてきます。
3種類の人たちが嘆いています。

 

 

セミナーのテキスト9ページ

(4)  王たちの嘆き 18:9~10

1番目

18:9 彼女と姦淫を行い、ぜいたくをほしいままにしていた地の王たちは、彼女が焼かれる火の煙を見て、彼女のために胸を打って泣き悲しみ、
18:10 彼女の苦しみに恐れをいだき、遠くに立って言うであろう、
『ああ、わざわいだ、大いなる都、不落の都、バビロンは、わざわいだ。
おまえに対するさばきは、一瞬にしてきた』。
18:9〜10
王たちが嘆いています。

 

 


(5)  商人たちの嘆き 18:11〜17a

2番目

18:11 また、地の商人たちも彼女のために泣き悲しむ。
もはや、彼らの商品を買う者が、ひとりもないからである。
18:12 その商品は、金、銀、宝石、真珠、麻布、紫布、絹、緋布、各種の香木、各種の象牙細工、高価な木材、銅、鉄、大理石などの器、18:13 肉桂、香料、香、におい油、乳香、ぶどう酒、オリブ油、麦粉、麦、牛、羊、馬、車、奴隷、そして人身などである。
18:14 おまえの心の喜びであったくだものはなくなり、あらゆるはでな、はなやかな物はおまえから消え去った。
それらのものはもはや見られない。
18:15 これらの品々を売って、彼女から富を得た商人は、彼女の苦しみに恐れをいだいて遠くに立ち、泣き悲しんで言う、
18:16 『ああ、わざわいだ、麻布と紫布と緋布をまとい、金や宝石や真珠で身を飾っていた大いなる都は、わざわいだ。
18:17 これほどの富が、一瞬にして無に帰してしまうとは』。
18:11〜17a
商人たちが嘆いています。

 

 

 

(6) 運輸人たちの嘆き 18:17b〜19

3番目

18:17b また、すべての船長、航海者、水夫、すべて海で働いている人たちは、遠くに立ち、 18:18 彼女が焼かれる火の煙を見て、叫んで言う、
『 これほどの大いなる都は、どこにあろう』。

18:19 彼らは頭にちりをかぶり、泣き悲しんで叫ぶ、
『 ああ、わざわいだ、この大いなる都は、わざわいだ。
そのおごりによって、海に舟を持つすべての人が富を得ていたのに、この都も一瞬にして無に帰してしまった』。
18:17b〜19
運輸人たち、特に海上交通をつかさどる者たちが泣いています。
それは富の源である町が破壊されたためです。

 

 

 

(7) バビロンの崩壊を喜ぶ人々 18:20

と同時に、バビロンの崩壊を喜ぶ3種類の人々もいます。

18:20 天よ、聖徒たちよ、使徒たちよ、預言者たちよ。
この都について大いに喜べ。
神は、あなたがたのために、この都をさばかれたのである」。
18:20
天にいる聖徒たち、使徒たち、預言者たちが喜んでいると記されています。

 

 

 

(8) バビロンの崩壊 18:21~24

18:21 すると、ひとりの力強い御使が、大きなひきうすのような石を持ちあげ、それを海に投げ込んで言った、
「大いなる都バビロンは、このように激しく打ち倒され、そして、全く姿を消してしまう。
18:22 また、おまえの中では、立琴をひく者、歌を歌う者、笛を吹く者、ラッパを吹き鳴らす者の楽の音は全く聞かれず、あらゆる仕事の職人たちも全く姿を消し、また、ひきうすの音も、全く聞かれない。
18:23 また、おまえの中では、あかりもともされず、花婿、花嫁の声も聞かれない。
というのは、おまえの商人たちは地上で勢力を張る者となり、すべての国民はおまえのまじないでだまされ、
18:21〜23
バビロンの崩壊がどれほど完璧であったか。

バビロンは世界の政治的、経済的中心である地位から引きずり降ろされました。

 

 

 18:24 また、預言者や聖徒の血、さらに、地上で殺されたすべての者の血が、この都で流されたからである」。
18:24
大患難期の殉教者たちの死はバビロンが責任を取るべき出来事でした。

 

 

 

ヨハネの黙示録レジュメ(18)2016年8月27日
黙19:1~20:3   再臨とその後に起こる出来事 1.再臨の前の序曲(4つのハレルヤ、ユダヤ式結婚の4段階①婚約、花嫁料、キリストの血潮 ②花嫁の迎え、いつ、住まう場所の用意、携挙 ③結婚式、儀式的きよめ、正しい行い、キリストの裁きの座 ④披露宴、招待者) 2.再臨(裁き主、2つの軍勢、王の王) 3.ハルマゲドンの戦い(要約) 4.反キリストとにせ預言者(火の池) 5.異邦人 6.サタンの縛り(千年王国の間アビスに) 

 

 

 

引用聖句は日本聖書協会『旧約聖書 1955年改訳、新約聖書 1954年改訳』(口語訳)を使用しています。

 

 

 

 

 

 

練馬桜台聖書フォーラム

代表 :南 知之

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