練馬桜台聖書フォーラム

サタン論 レジュメ(10)2023年 4/15

2023.05.27

カテゴリー:お知らせ, 天使論、サタン論、悪霊論, 学び

天使論、サタン論、悪霊論レジュメ(22)改め
サタン論(10)2023年4
/15

 

サタンは7つのさばきをうける
成就には時差がある

信者の武具は聖書

 

2010年フルクテンバウム博士セミナー『天使論、サタン論、悪霊論テキスト) を学んでいます。
ご購入はこちらから(CD8枚組)(MP3版)(テキストのみ
DVD8枚組は販売終了)

 

レジュメもくじ

前回のレジュメ

 

フルクテンバウム博士のメッセージを中川健一牧師がわかり易く通訳してくださったセミナーの内容を基に作成しています。

以下
青色の聖句はセミナーでとりあげられた聖句です。
(但し、ここでは口語訳聖書 旧約聖書1955年改訳 新約聖書1954年改訳 日本聖書協会 を使用しています)
紫色の聖句は2回目の聖句または参考聖句
(英語訳は基本ASV)
黒色の文章がセミナーの説明文

緑色の文章はHP編者による補足説明
茶色の文章Dr.Arnold G. Fruchtenbaum 『A Messianic Bible Study from Ariel Ministries』
MBS077 Satanology :  The Doctrine of Satan からの補足説明です。

興味のあるところはリンク先もご覧になってみてください。

 

 

 

サタン論

 

イントロダクション
Ⅰ.サタンの存在     

Ⅱ.サタンの起源     
Ⅲ.サタンの堕落     
Ⅳ.サタンの人格     
Ⅴ.サタンの呼び名    
Ⅵ.サタンの本質     
Ⅶ.サタンの6つのすみか 
Ⅷ.サタンの業      
Ⅸ.サタンの裁き     
Ⅹ.信者の責務 

 

 

紙の聖書こちらをどうぞ

 

 

セミナーテキスト21ページ(45/75)

 

Ⅸ.サタンの裁き

THE JUDGMENTS OF SATAN

 

サタンは過去、現在、将来において7つの特定な裁きを経験する。

  

 

A.堕落の時

Satan’s Judgment at His Fall

 

最初のさばきは堕落の時にきた

それがエゼ28:16
エゼ 28:16 あなたの商売が盛んになると、
あなたの中に暴虐が満ちて、あなたは罪を犯した。
それゆえ、わたしはあなたを神の山から
汚れたものとして投げ出し、
守護のケルブはあなたを
火の石の間から追い出した。

その結果サタンは最初の1番目2番目の住みかから追い出された

 

第一のさばきの結果は最初の2つの地位と住みかの喪失
①サタンは油注がれたケルブ、神の御座をおおう天蓋としての地位を失った。
神の御座の守護者としての地位も失った。
②この惑星が宝石に覆われたエデンだった時、その上に立つ権威としての地位を失った。

 

 

 

 

 

次のさばきが

B. エデンの園で

Satan’s Judgment in Eden

 

創世記3:15
創 3:15 わたしは恨みをおく、
おまえと女とのあいだに、
おまえのすえと女のすえとの間に。
彼はおまえのかしらを砕き
おまえは彼のかかとを砕くであろう」。

サタンが誘惑した女の子孫がいつか登場してサタンをさばくと預言される

 

第二のさばきは、エデンにおいてアダムとエバの誘惑の結果としてのもの
サタンが誘惑したために罪と人間の経験に死をもたらした女が子孫を産むというもの。
何世紀も経ってから、まさにこの女エバの子孫(キリスト)がサタンを打ち負かし人間にいのち、回復、救いをもたらすお方となる。

 

 

 

 

 

3番目のさばきは

 

C. メシアの十字架において

Satan’s Judgment at the Cross of the Messiah

 

サタンはメシアが死んだ時に特定の裁きを受けた。
サタンはそれを知っていたのでメシアの十字架が起きないようサタンができ得る全てを行おうとした。
サタンは絶えずイエスを早過ぎる時に、或いは剣や石打ちなど誤った方法で殺させようとしていたが、そのような試みはすべて失敗に終わった。
イエスが十字架上で死ぬ時、サタンはもはや支配できず、むしろメシアが完全に支配していた。
人間に救いをもたらした十字架はサタンに裁きをもたらした。

 

 

ルカ10:18
ルカ 10:18 彼らに言われた、
「わたしはサタンが電光のように天から落ちるのを見た。
I beheld Satan fallen as lightning from heaven.
サタンが稲妻のように天から落ちたと言われた

イエスはこれが起こると預言していた。

 

 

ヨハネ12:31
ヨハ 12:31 今はこの世がさばかれる時である。
今こそ
この世の君は追い出されるであろう。
Now is the judgment of this world:  now shall the prince of this world be cast out.
この世の君が追い出されるとある

 

 

ヨハネ16:11
ヨハ 16:11 さばきについてと言ったのは、この世の君がさばかれるからである。
the prince of this world hath been judged

この世の君が裁かれたとある

 

 

コロサイ書2:14~15
コロ 2:14 神は、わたしたちを責めて不利におとしいれる証書を、その規定もろともぬり消し、これを取り除いて、十字架につけてしまわれた。
2:15 そして、もろもろの支配と権威との武装を解除し キリストにあって凱旋し、彼らをその行列に加えて、さらしものとされたのである。
having despoiled the principalities and the powers,

サタンの支配と権威が武装解除されたとある

 

 

へブル書2:14~15
ヘブル 2:14 このように、子たちは血と肉とに共にあずかっているので、イエスもまた同様に、それらをそなえておられる。
それは、死の力を持つ者、すなわち悪魔を、ご自分の死によって滅ぼし、2:15 死の恐怖のために一生涯、奴隷となっていた者たちを、解き放つためである。
that through death the might bring to nought him that had the power of death, that is, the devil;

十字架によってサタンの力は無力になったと言われている

 

 

第一ヨハネ3:8
一ヨハ 3:8 罪を犯す者は、悪魔から出た者である。
悪魔は初めから罪を犯しているからである。
神の子が現れたのは、悪魔のわざを滅ぼしてしまうためである。
To this end was the Son of God manifested, that he might destroy the works of the devil.
イエスは十字架の上でサタンの業を破壊されたとある

もちろんサタンは今でもこれらの分野の或る箇所では極めて活発に動いている

ポイント:十字架によってサタンがさばかれたがその裁きの結果くだる罰が
将来時差を持って完璧に現れる
ということ

 

 

 

 

 

これらサタンへの3つのさばきはすべて過去
これからくるさらに4つのさばきがある

 

D. 大患難時代の中間で

Satan’s Judgment in the Middle of the Tribulation

 

第四のさばきは、大患難時代の中間でサタンが現在の第3の住みか、鳥の飛ぶ空間から追い出され、第4の住みか、地上に投げ落とされる。

 

大患難時代の中間で起こることは第一の天から地上に下ろされるということ
テキストの訂正
誤:宇宙空間から
正:第一の天から(鳥が飛ぶ空間)

 

黙示録12章

黙 12:7 さて、天では戦いが起った。
ミカエルとその御使たちとが、と戦ったのである。
もその使たちも応戦したが、12:8 勝てなかった。
そして、もはや天には彼らのおる所がなくなった。
12:9 この巨大な、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれ、全世界を惑わす年を経たへびは、地に投げ落され、その使たちも、もろともに投げ落された。

 

黙 12:10 その時わたしは、大きな声が天でこう言うのを聞いた、
「今や、われらの神の救と力と国と、神のキリストの権威とは、現れた。
われらの兄弟らを訴える者、夜昼われらの神のみまえで彼らを訴える者は、投げ落された。
12:11 兄弟たちは、小羊の血と彼らのあかしの言葉とによって、彼にうち勝ち、死に至るまでもそのいのちを惜しまなかった。
12:12 aそれゆえに、天とその中に住む者たちよ、大いに喜べ。

患難時代の中間で第一の天から地上に落とされるということ

 

サタンは地上に拘束され、もはや天にアクセスすることはできない。

 

 

 

 

 

セミナーテキスト22ページ

 

 E.大患難時代の終わりにおいて

Satan’s Judgment at the End of the Tribulation

 

第五のさばきは
千年王国の間サタンは 第5の住みかアブソスに閉じ込められる

黙 20:1たわたしが見ていると、ひとりの御使が、底知れぬ所のかぎと大きな鎖とを手に持って、天から降りてきた。20:2 彼は、悪魔でありサタンである龍、すなわち、かの年を経たへびを捕えて千年の間つなぎおき、20:3 そして、底知れぬ所に投げ込み、入口を閉じてその上に封印し、千年の期間が終るまで、諸国民を惑わすことがないようにしておいた。
その後、しばらくの間だけ解放されることになっていた。
(底知れぬ所 the abyss)

 

 

 

 

 

そのあと

F. 白い御座において

Satan’s Judgment at the Great White Throne

 

第六のさばきは白い御座のさばきにおいて
サタンが裁かれるがそれは(普遍的)教会が裁く

 

ロマ 16:20 平和の神は、サタンをすみやかにあなたがたの足の下に踏み砕くであろう。
どうか、わたしたちの主イエスの恵みが、あなたがたと共にあるように。
And the God of peace shall bruise Satan under your feet shortly.
The grace of our Lord Jesus Christ be with you.

 

 

一コリ 6:2 それとも、聖徒は世をさばくものであることを、あなたがたは知らないのか。
そして、世があなたがたによってさばかれるべきであるのに、きわめて小さい事件でもさばく力がないのか。
6:3 あなたがたは知らないのか、わたしたちは御使をさえさばく者である。
ましてこの世の事件などは、いうまでもないではないか。
the saints shall judge the world
we shall judge angels

パウロは教会が天使をさばくと語った。
教会は善天使をさばかない、彼らは罪を犯さないのでさばく必要がない。
しかし堕天使はさばかれ、サタンもその中にいる。

 

・・・・・

大きな白い御座のさばきとは
千年王国の終わり、地球が無くなる時にシオール(ハデス)に閉じ込められていたあらゆる時代の不信者たちがすべて引き出されて受けるさばき

これは誰が救われているかいないかを決める裁きではない
救われているかどうかは肉体の死の瞬間に決まる

このさばきは、火の池に投げ込まれる前に火の池で受けるさばきの厳しさ苦しさを確定するためのさばき
その程度を決める原則は
・生きていた間の罪深さの度合い
・どれほどの救いの情報を得ていたのか、またどれほどの情報を拒否したのか

参考レジュメは黙示録(20) 千年王国(19) 死後の世界(18) 

以上は人間に対してでした。

・・・・・

この箇所はフォーラム集会で議論の的となりました。
アビスにいるサタン、タータラスにいる創6章の堕天使、バビロンとエドムにいる悪霊も千年王国の最後に引き出され、裁かれるとしたらこのタイミングしかない、というわけでしょうか。
さばき主はイエスさまであり、教会の信者たちはその場に参加することかと思われます。
ちなみに反キリストとにせ預言者は千年王国の始めからすでに火の池にいます。

チャート 死者の場所(13の用語)

 

 

 

 

 

G. 火の池において

Satan’s Judgment in the Lake of Fire

 

第七のさばき
最終的に火の池においてサタンの裁きが完了する

それが第6の住みかとなる

 

マタイ25:41
マタ 25:41 それから、左にいる人々にも言うであろう、
『のろわれた者どもよ、わたしを離れて、悪魔とその使たちとのために用意されている永遠の火にはいってしまえ。

 

 

黙示録20:10
黙 20:10 そして、彼らを惑わした悪魔は、火と硫黄との池に投げ込まれた
そこには、獣もにせ預言者もいて、彼らは世々限りなく日夜、苦しめられるのである。

 

 

 

 

 

 

 

Ⅹ.信者の責務

THE BELIEVER’S RESPONSIBILITY

 

悪霊論で再度詳しくとりあげる

ここは簡単に触れるだけ

サタンは信者を12の様々な方法で攻撃することを指摘した
しかし信者は無防備ではならない。
注目すべき幾つかの防御がある。

 

 

A.信者の武具

The Believer’s Armor

 

信者には武具が与えられているので霊的戦いの武具を正しく身につけることを学ぶ
悪霊論でのテーマ

 

信者の第一の防御は、神の武具

 

エペ 6:10 最後に言う。
主にあって、その偉大な力によって、強くなりなさい。
6:11 悪魔の策略に対抗して立ちうるために、神の武具で身を固めなさい。
6:12 わたしたちの戦いは、血肉に対するものではなく、もろもろの支配と、権威と、やみの世の主権者、また天上にいる悪の霊に対する戦いである。
6:13 それだから、悪しき日にあたって、よく抵抗し、完全に勝ち抜いて、堅く立ちうるために、神の武具を身につけなさい。
6:14 すなわち、立って真理の帯を腰にしめ、正義の胸当を胸につけ、6:15 平和の福音の備えを足にはき、6:16 その上に、信仰のたてを手に取りなさい。
それをもって、悪しき者の放つ火の矢を消すことができるであろう。
6:17 また、救のかぶとをかぶり、御霊の剣、すなわち、神の言を取りなさい。
6:18 絶えず祈と願いをし、どんな時でも御霊によって祈り、そのために目をさましてうむことがなく、すべての聖徒のために祈りつづけなさい。

 

 

一ヨハ 2:14 子供たちよ。
あなたがたに書きおくったのは、あなたがたが父を知ったからである。
父たちよ。
あなたがたに書きおくったのは、あなたがたが、初めからいますかたを知ったからである。
若者たちよ。
あなたがたに書きおくったのは、あなたがたが強い者であり、神の言があなたがたに宿り、そして、あなたがたが悪しき者にうち勝ったからである。

 

神の武具とは聖書

聖書を学び、覚え、黙想すればするほど、信者はより防御され、より「武装される」。
聖書が特定の点について言うことを知るのはサタンに対する戦いの助けとなる。
イエスの3つの誘惑の時、聖書の引用でサタンに対抗することができた。
それはメシアにとっての神の武具であり、信者にとっての武具なのである。

 

  

 

 

 

B.信者の力

The Believer’s Power

 

信者には力が与えられているのでサタンにどう対抗すればいいかを学ぶ必要がある
それは次回以降の悪霊論で学ぶ

 

信者の第二の防御は、サタンに対抗する力を持つことであり、信者はそうするように3度語られている。

 

ヤコブ 4:7 そういうわけだから、神に従いなさい。
そして、悪魔に立ちむかいなさい。
そうすれば、彼はあなたがたから逃げ去るであろう。

 


一ペテ 5:9 この悪魔にむかい、信仰にかたく立って、抵抗しなさい
あなたがたのよく知っているとおり、全世界にいるあなたがたの兄弟たちも、同じような苦しみの数々に会っているのである。

 

エペ 6:10~18 上述

 

信者は「サタンを叱責したり」「サタンを縛ったり」しながら歩き回る、とは決して語られていない。
サタンに対抗する最良の方法は、人が遭遇するかもしれないあらゆる誘惑にも、聖書によっていかに正しい章句を適用するかを知ることである。

 

3分でわかる聖書
Q.61 ある女性伝道師が、あなたの中のサタンを追い出すと言って「サタンよ、出て行け」と数回叫びました。クリスチャンには聖霊が宿っているのに、サタンが住みつくのでしょうか。

 

 

 

 

 

C.警戒する。

The Believer’s Vigilance

 

信者の第三の防御は、警戒すること。
サタンがいかに働くかを認識し、彼に備えて警戒しなければいけない。

 

第一ペテロ5:8
一ペテ 5:8 身を慎み、目をさましていなさい。
あなたがたの敵である悪魔が、ほえたけるししのように、食いつくすべきものを求めて歩き回っている。

これも次のテーマ

 

 

 

 

 

セミナーテキスト23ページ

 

D.3つの原則

The Believer’s Principles

 

 

①サタンをあざけってはいけない

 

ユダの手紙8~9節
ユダ 1:8 しかし、これと同じように、これらの人々は、夢に迷わされて肉を汚し、権威ある者たちを軽んじ、栄光ある者たちをそしっている。
1:9 御使のかしらミカエルは、モーセの死体について悪魔と論じ争った時、相手をののしりさばくことはあえてせず、ただ、
「主がおまえを戒めて下さるように」
と言っただけであった。
善天使ミカエルでさえサタンをののしるような非難はせず、単にすべてを主に委ねた。

だから誰でもサタンを叱責したり、縛ったリ、彼の名を呼んだりして歩き回るべきではない。
信者はサタンをののしって語るべきではない。

アメリカのテレビ伝道を見ているとよく説教者たちがサタンのことをからかってバカ者扱いしていることがあるがこれは全く間違っている

 

 

 

②神さまがサタンを用いて信者に霊的真理を教えることがある

 

サタンおよび霊的戦いと関わりをもつ信者の第二の原則は、サタンが信者を教えるよう神によって用いられていることを常に心に留めておくことである。

 

例)ヨブ記1章2章
神さまがサタンに許可を与えてヨブを苦しめることを許しその結果ヨブが大事な霊的レッスンを学んでいく
ヨブが神の主権の本質についてさらに学べるように、サタンがヨブを苦しめることを許されていた。

 

第二コリント12:7~16
二コリ 12:7 そこで、高慢にならないように、わたしの肉体に一つのとげが与えられた
それは、高慢にならないように、わたしを打つサタンの使なのである。
12:8 このことについて、わたしは彼を離れ去らせて下さるようにと、三度も主に祈った。
12:9 ところが、主が言われた、
「わたしの恵みはあなたに対して十分である。
わたしの力は弱いところに完全にあらわれる」。
それだから、キリストの力がわたしに宿るように、むしろ、喜んで自分の弱さを誇ろう。
12:10 だから、わたしはキリストのためならば、弱さと、侮辱と、危機と、迫害と、行き詰まりとに甘んじよう。
なぜなら、わたしが弱い時にこそ、わたしは強いからである。
12:11 わたしは愚か者となった。
あなたがたが、むりにわたしをそうしてしまったのだ。
実際は、あなたがたから推薦されるべきであった。
というのは、たといわたしは取るに足りない者だとしても、あの大使徒たちにはなんら劣るところがないからである。
12:12 わたしは、使徒たるの実を、しるしと奇跡と力あるわざとにより、忍耐をつくして、あなたがたの間であらわしてきた。
12:13 いったい、あなたがたが他の教会よりも劣っている点は何か。
ただ、このわたしがあなたがたに負担をかけなかったことだけではないか。
この不義は、どうか、ゆるしてもらいたい。
12:14 さて、わたしは今、三度目にあなたがたの所に行く用意をしている。
しかし、負担はかけないつもりである。
わたしの求めているのは、あなたがたの持ち物ではなく、あなたがた自身なのだから。
いったい、子供は親のために財をたくわえて置く必要はなく、親が子供のためにたくわえて置くべきである。
12:15 そこでわたしは、あなたがたの魂のためには、大いに喜んで費用を使い、また、わたし自身をも使いつくそう。
わたしがあなたがたを愛すれば愛するほど、あなたがたからますます愛されなくなるのであろうか。
12:16 わたしは、あなたがたに重荷を負わせなかったとしても、悪がしこくて、あなたがたからだまし取ったのだと、人は言う。

サタンの使いがパウロを苦しめ その結果パウロが重要な霊的原則を学ぶと書かれている

神さまはパウロに第三の天における霊的現実を見せるという特権を与えた
神さまはパウロを謙遜にするためにサタンの使いを送りパウロに肉のとげを与えることをゆるされた
肉のとげとは何のことか
パウロの姑のことではないかという人もいる
それは聖書的ではないので私は受け入れていない
パウロが結婚したとは聖書に書かれてないのでおそらく肉体的な病だったのだろう
それを取り除けてくださいと3度祈っている
神さまはノーと言われた
わたしの恵みはあなたに十分であると言われた
それによりパウロは謙遜を学ぶことができた

 

 

 

③サタンの力には限界がある

 

サタンは私たち人間が抵抗できないほどに誘惑することを
神から許されてない

 

ヨブを苦しめる時にサタンは神からの制限のもとにそれを行った


ヨブ 1:12 主はサタンに言われた
「見よ、彼のすべての所有物をあなたの手にまかせる。
ただ彼の身に手をつけてはならない」。
サタンは主の前から出て行った。

ヨブ記1章では家族や財産に手をだしてもよいが彼の肉体に触れてはいけないとなっていた

 

ヨブ 2:6 主はサタンに言われた、
「見よ、彼はあなたの手にある。
ただ彼の命を助けよ」。

ヨブ記2章では肉体に触れてもよいが命までは奪うなとなっていた

 

サタンと関わりをもつ信者の第三の原則は、サタンの主権が制限されていること。
サタンは全能ではなく、彼が持つ力も神の許しなしには使うことができない。
神は主権をもってサタンを引きとめる。
神はサタンの行き過ぎを決して許されない。

 

 

 

 

 

セミナーテキスト22ページ

 

E.メシアの執りなし

The Believer’s Intercessor

 

信者の防御は、能動的ではない受動的なメシアのとりなし。

私たちがサタンからいかなる攻撃を受けようともイエスさまがとりなしをしていてくださるということに目を向けよう

 

ヨハ 17:15 わたしがお願いするのは、彼らを世から取り去ることではなく、彼らを悪しき者から守って下さることであります。

 

ロマ 8:34 だれが、わたしたちを罪に定めるのか。
キリスト・イエスは、死んで、否、よみがえって、神の右に座し、また、わたしたちのためにとりなして下さるのである。

 


ヘブル 7:25 そこでまた、彼は、いつも生きていて彼らのためにとりなしておられるので、彼によって神に来る人々を、いつも救うことができるのである。

 

積極的にどういう行動をとるべきか
次の悪霊論の中で学びたい

 

ここでは受動的に受け取るということ
メシアが私たちのために執り成しをしているという事実を受け取ることを学んでおこう

 

 

 

 

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サタン論まとめメッセージ(南知之)

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悪霊論レジュメ(1)2022年5/13

イントロダクション
Ⅰ.悪霊の存在

 

 

練馬桜台聖書フォーラム

代表 :南 知之

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