練馬桜台聖書フォーラム

終末論のクライマックス レジュメ (22)2022年 1/8

2022.01.13

カテゴリー:学び, 終末論のクライマックス

終末論のクライマックス レジュメ(22)2022年1/8

 

反キリストとにせ預言者は2人(匹?)だけで硫黄の燃える火の池の中に一千年間

 

2015年フルクテンバウム博士セミナー『終末論のクライマックステキスト) (チャート)を学んでいます。
ご購入はこちらから(CD11枚組)(MP3版)(テキストのみ
DVD6枚組は販売終了)

 

 

レジュメもくじ

前回のレジュメ(21

 

 

フルクテンバウム博士のメッセージを中川健一牧師がわかり易く通訳してくださったセミナーの内容を基に作成しています。

以下
青色の聖句はセミナーでとりあげられた聖句です。
(但し、ここでは新改訳2017を使用しています)
紫色の聖句は2回目の聖句または参考聖句
黒色の文章がセミナーの説明文

緑色の文章はHP編者による補足説明
茶色の文章はDr.Arnold G. Fruchtenbaum 『Messianic Bible Study Series』
010 The Rise and Fall of the Antichrist
004 The Campaign of Armageddon からの補足説明です。

興味のあるところはリンク先もご覧になってみてください。

 

 

反キリストの興隆と滅亡

THE RISE AND FALL OF THE ANTICHRIST

はじめに
Ⅰ. 反キリストの呼び名
Ⅱ.反キリストの起源
Ⅲ.反キリストの啓示
Ⅳ.反キリストと大患難時代の始まり
Ⅴ.反キリスト興隆
Ⅵ.反キリストの死と復活
Ⅶ.荒らす憎むべきもの
Ⅷ.獣の刻印
Ⅸ.反キリストの滅亡

 

 

ハルマゲドンの戦い
THE CAMPAIGN OF ARMAGEDDON

イントロダクションと背景情報
ヨハネの黙示録12章
サタンの6つの住まい 第1~3
主要な地域 バビロン イズレエルの平原 エルサレム ペトラ

8つの段階

Ⅰ     第1段階: 反キリストの同盟軍の召集
Ⅱ    第2段階: バビロンの滅亡
Ⅲ   第3段階: エルサレムの没落
Ⅳ   第4段階: ボツラでの反キリストの軍勢
Ⅴ    第5段階: イスラエルの国家的新生
Ⅵ   第6段階: メシアの再臨
Ⅶ  第7段階: ボツラからヨシャパテの谷に至る戦い
Ⅷ 第8段階: 勝利の後オリーブ山に立つ

 

 

 

反キリストの興隆と滅亡

THE RISE AND FALL OF THE ANTICHRIST

 

セミナーテキストの23ページ 

Ⅸ.反キリストの滅亡

THE FALL OF THE ANTICHRIST

 

カバーしなかったところを今カバーしたい
黙示録16:12~16既に見た

 

セミナーテキストの24ページ

第2テサロニケ2:8
Ⅱテサ 2:8 その時になると、不法の者が現れますが、主イエスは彼を御口の息をもって殺し、来臨の輝きをもって滅ぼされます。
メシアの再臨の時に最初に殺されるのが反キリストだとわかる

再臨のイエスが反キリストの軍勢と戦い彼らを滅ぼす前に
反キリストが殺される

 

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患難期の3つの世界大戦とは


患難期前半第二の封印のさばき


患難期中間反キリストと10人の王との戦い
7人の王は反キリストに従属し
患難期後半に入る

反キリストの十人の王たちへの宣戦布告で始まる
「南の王」エジプトと「北の王」シリアが彼の征服に反対して立つ
反キリストが征服する中でヨルダンは逃げる
反キリストはイスラエルの地を占領しようとする
彼はエジプト、リビア、エチオピアに戦いを挑む
第三の主要な王「東」メソポタミアの王が反キリストに反対して動き
その戦いの中で反キリストは殺される
御父がメシアを復活させたように サタンが彼の命を救う
偽の御子として(サタンによる)にせの死とにせの復活を通過する

メシアの復活がその神性を証明し人が礼拝するようになったのと同じように
反キリストの復活は多くの人を欺いて世界全体が彼を礼拝し始める最後


患難期後半のさいご
第六の鉢のさばき
ハルマゲドンの戦いのこと

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イザヤ書14章で反キリストの魂がどうなるかが預言されている
イザヤ14:9~11
イザ 14:9 よみ sheol は、下界で
おまえが来るのを迎えようとざわめき、
死者の霊たち、
地のすべての指導者たちを揺り起こし、
国々のすべての王を
その王座から立ち上がらせる。

セミナーテキストの25ページ

14:10 彼らはみな、おまえに告げる。
『おまえもまた、私たちのように弱くされ、
私たちに似た者になった。』
14:11 おまえの誇り、
おまえの琴の音はよみ sheol に落とされ、
おまえの下には、うじ虫が敷かれ、
虫けらがおまえの覆いとなる。
反キリストが死んだ時に彼の魂がシオールに落ちると預言している

そこに既に閉じ込められている魂が
反キリストもそこに来たので驚いて立ち上がり
自分たちと同じ運命に反キリストが陥っていることに驚くという
かつては自分が神だと宣言していた反キリストが他のシオールにいる霊たちと同じ運命をたどるので
他の霊たちが驚くと言われる

 

 

 

反キリストのからだについて
イザヤ書14:16~20
イザ 14:16 おまえを見る者は、おまえを見つめ、
おまえについて思いを巡らす。
『この者が、地を震えさせ、王国を震え上がらせ、
14:17 世界を荒野のようにし、町々を壊し、
捕虜たちを家に帰さなかった者なのか。』
14:18 諸国のすべての王たちはみな、
それぞれ自分の墓で、尊ばれて眠っている。
14:19 しかしおまえは、忌み嫌われる枝のように、
墓の外に投げ捨てられる。
剣で刺し殺された者たちで、おまえはおおわれ、
屍のように、墓穴に下る者たちに踏みつけられる
14:20 おまえは墓の中で彼らとともになることはない。
自分の地を滅ぼし、自分の民を虐殺したからだ。
悪を行う者どもの子孫は
永久に、その名を呼ばれることはない。
反キリストが死ぬと
その死体は反キリストの軍勢が逃げていく時に足の下に踏みつけられる

反キリストの死体は決して葬られることがない
何故葬られないのかの理由は書かれてない

 

 

 

黙示録19章にいくとなぜ葬られないのかがわかる
黙示録19:19~20
黙 19:19 また私は、と地の王たちとその軍勢が集まって、馬に乗る方とその軍勢に戦いを挑むのを見た。
19:20 しかし、は捕らえられた。
また、の前でしるしを行い、それによっての刻印を受けた者たちと、の像を拝む者たちを惑わした偽預言者も、とともに捕らえられた。
この両者は生きたまま、硫黄の燃える火の池に投げ込まれた。
19:21 残りの者たちは、馬に乗っている方の口から出る剣によって殺され、すべての鳥が彼らの肉を飽きるほど食べた。
反キリストと偽預言者生きたまま火の池に投げ込まれる

これは反キリストがメシアに殺されてのちに復活するということ
この復活はメシアによって与えられる復活
復活した彼らは生きたまま火の池に投げ込まれ

にせの三位一体のこの二人
反キリストとにせ預言者は
火の池で最初の一千年間を過ごす
その段階では火の池にいるのはこの二人だけ
最初の一千年間は他にそこに行く人は誰もいない

 

 

ここで神のユーモアをみることができる
反キリストが可能な限り本物のキリストのまねをしようとしていることを学んだ
そこで神は
反キリストが願っている以上にキリストのまねをすることをここで許している

 

信者の復活第一の復活と言う‐未だ将来のこと(黙20:4~6)
メシアの復活は第一の復活の初穂‐すでに成就した(Ⅰコリ15:20~23)

第二の復活は信者ではなく不信者の復活(第二の死:黙20:11~15)
栄光のからだではないからだによみがえる
第二の復活の初穂となるのが反キリスト
火の池で苦しむ最初の一千年間は反キリストとにせ預言者だけ(黙20:10)

 

 

 

 

 

セミナーテキストの37ページ

 

第7段階:ボツラからヨシャパテの谷に至る戦い

Ⅶ. THE SEVENTH STAGE:
THE BATTLE FROM BOZRAH TO THE VALLEY OF JEHOSHAPHAT

 

 

ヨエル3:12~13
ヨエ 3:12 諸国の民は立ち上がり、
ヨシャファテの谷に上って来い。
わたしがそこで、
周辺のすべての国々をさばくために、
座に着くからだ。」
3:13 鎌を入れよ。刈り入れの機は熟した。
来て、踏め。踏み場 the winepress は満ちた。
石がめはあふれている。彼らの悪がひどいから。

再臨のあとの最初の戦いがペトラあるいはボズラで戦われる

 

そのあと第7段階が来る
ペトラ、ボズラで始まった戦いがエルサレム(東壁)まで続いていき
ヨシャパテの谷(ケデロンの谷)この戦いが終わりを迎える
これが戦いそのものの結末

 

旧市街とオリーブ山の真ん中をヨシャパテの谷が分けている
非常に広くて緑のある谷だが進んでいくと道幅が狭くなり乾燥地帯に入っていく
イスラエルがここを確保してから植林をしたが
それをのぞくと非常に乾燥した地であることがわかる

これが東の方に流れていき狭くなり最後が死海に流れ込む

 

 

黙示録14:19~20酒ぶね(新改訳3)winepressが出てくる
黙 14:19 御使いは地上に鎌を投げて、地のぶどうを刈り集め、神の憤りの大きな踏み場に投げ入れた。
14:20 都の外にあるその踏み場でぶどうが踏まれた。
すると、血がその踏み場から流れ出て、馬のくつわの高さ bridles of the horses に届くほどになり、千六百スタディオン(約322km エルサレムからアカバ湾)に広がった。
馬の肩ほど血が流れるとでてくる

イズレエルの谷(ハルマゲドン)で起こると考えたらほとんど不可能
これがヨシャパテの谷の特に狭い所で起こると考えると十分可能性がある
道幅が狭くなるので血の量が馬の肩ほどになることは考えられる

 

 

 

 

中川健一牧師著『終末論Q&A書籍のみ)(CD12枚組書籍付き)(電子書籍)も是非どうぞ。
21反キリストは死んで復活するのか
31ハルマゲドンの戦いの諸段階とは
37 白い御座の裁きとは何か

 

 

終末論のクライマックス(232022年1/22
ハルマゲドンの戦い
Ⅷ  第8段階: 勝利の後オリーブ山に立つ

 

練馬桜台聖書フォーラム

代表 :南 知之

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