練馬桜台聖書フォーラム

終末論のクライマックス レジュメ (12)2021年 7/3

2021.07.07

カテゴリー:学び, 終末論のクライマックス

l終末論のクライマックス レジュメ(12)2021年7/3

 

獣の刻印 666
神はさばき主
 

2015年フルクテンバウム博士セミナー『終末論のクライマックステキスト) (チャート)を学んでいます。
ご購入はこちらから(CD11枚組)(MP3版)(テキストのみ
DVD6枚組は販売終了)

 

 

レジュメもくじ

前回のレジュメ(11

 

 

フルクテンバウム博士のメッセージを中川健一牧師がわかり易く通訳してくださったセミナーの内容を基に作成しています。

以下、青色の聖句はセミナーでとりあげられた聖句です。
(但し、ここでは新改訳2017を使用しています)
紫色の聖句は2回目の聖句または参考聖句です。
黒色の文章がセミナーの説明文です。

緑色の文章はHP編者による補足説明です。
茶色の文章はDr.Arnold G. Fruchtenbaum 『Messianic Bible Study Series』 からの補足説明です。
興味のあるところはリンク先もご覧になってみてください。

 

 

反キリストの興隆と滅亡

THE RISE AND FALL OF THE ANTICHRIST

  

 

セミナーテキストの22ページ

 

Ⅷ.獣の刻印

THE MARK OF THE BEAST

 

 

この獣もにせの証印を押すことができます。

聖霊の証印のにせものの証印

 

 

黙示録13:16~18
黙 13:16 また獣は、すべての者に、すなわち、小さい者にも大きい者にも、富んでいる者にも貧しい者にも、自由人にも奴隷にも、その右の手あるいは額に刻印を受けさせた。
13:17 また、その刻印を持っている者以外は、だれも物を売り買いできないようにした。
刻印とは、あの獣の名、またはその名が表す数字である。

13:18 ここに、知恵が必要である。
思慮ある者はその獣の数字を数えなさい。
それは人間を表す数字であるから。
その数字は六百六十六である。

 

 

黙 13:15 それから、その獣の像に息を吹き込んで、獣の像がものを言うことさえできるようにし、また、その像を拝まない者たちをみな殺すようにした。

 

16節
黙 13:16 また獣は、すべての者に、すなわち、小さい者にも大きい者にも、富んでいる者にも貧しい者にも、自由人にも奴隷にも、そのあるいは額に刻印を受けさせた。
And he causeth all, the small and the great, and the
rich and the poor, and the free and the bond, that there be given them a mark on their right hand, or upon their forehead; (ASV)

反キリストを礼拝する者はそのしるしを受け
右手額に刻印が押されます。

偶像礼拝、反キリストの礼拝に熱心な者は額に
それほど熱心でもない者は右手
その刻印を受けるのです。(セミナー会場どよめき)
(フルクテンバウム博士の解釈によると)

 

ギリシャ語の言葉
入れ墨が皮膚の上に置かれるように
外から見てわかる形で皮膚にそれが刻まれるという意味の言葉

こんにち預言の教師が言う、皮膚の下にチップを埋めるようなものではありません。
見たらこの人が反キリストを礼拝しているかどうかが直ちにわかるしるしです。
文脈の中で何を言っているかに注意
これは、クレジットカード、バンキングシステム、或いは貨幣の制度ではないのです。
クレジットカードはカードナンバーが一人ひとり違います。
ここでは全員が同じ番号を受け取っています。

 

獣の刻印の目的は
反キリストを自分たちの神と認める者たちの身分証明のしるしとなるため

 

 

17a
13:17a また、その刻印を持っている者以外は、だれも物を売り買いできないようにした。
and that no man should be able to buy or to sell, save he that hath the mark,

この数字を持っている人だけが売り買いできるのです。

獣の刻印を受けた人だけが生活を続けることができるということです。

歴史的な例)
1939年、ナチスドイツがポーランドを征服した
ポーランド市民は全員自分のIDを提出し、新しくナチスドイツから配給された
受け取ったIDカードにはカギ十字がかいてあった
人々は仕事を続け、家に住み、通常の生活が許された
しかし、ポーランドのユダヤ人たちにそのカギ十字のついたIDは提供されなかった
仕事が与えられず、アパートに住み続けることができず、その結果ゲットーに移住せざるを得なかった

ここで起こっているのはそれと同じことで、その刻印を受けた者だけが続けて生活することができます。
これは異邦人に対するもので、ユダヤ人の場合はその証印を受ける自由さえありませんでした。
ユダヤ人は破壊すべき対象で、生き続ける可能性は与えられなかったのです。
再度取り上げます。

 

異邦人は、そのしるしを受け取る自由も拒否する自由も与えられます。
まことの信者はそのしるしを受け取らないのです。
イエスを拒否した人たちはそのしるしを受け取ります。

 

 

17b~18節
刻印とは、あの獣の名、またはその名が表す数字である。
13:18 ここに、知恵が必要である。
思慮ある者はその獣の数字を数えなさい。
それは人間を表す数字であるから。
その数字は六百六十六である
even the name of the beast or the number of his name.  Here is wisdom.  He that hath understanding, let him count the
the number of the beast; for it is the number of a man:  and his number is Six hundred and sixty and six.

その刻印の意味

獣の名
その名数字
③その数字は獣の数字
人間を表す数字
その数字は六百六十六である

この5つのヒントを統合した結論
獣の名前はヘブル語で表現すると666の数字に値する

 

 

古典ヘブル語:文字と数字とが分化していない
全てのヘブル語のアルファベット22文字は数字に置き換えることができた

例)
Aは1、Bは2、Cは3、・・・10
20、30、40、50、60、70・・・100
200、300、400

ヘブル語の名前を数字に置き換えて足し算をすると、その人の名前の数字がでてきます。

或る人物
ファーストネームが260、苗字が171
合計すると431
感謝なことに中川健一牧師は反キリストになる候補者ではないと喜んで宣言したいと思います。(ハレルヤ)

 

 

 

獣の刻印を受け取った瞬間に
その人は回帰不能点を超えたことになります。
(私たちの回帰不能点は死)

 

黙示録14:9~11
黙 14:9 また、彼らの後にもう一人、第三の御使いがやって来て、大声で言った。

セミナーテキストの23ページ

「もしだれかが獣とその像を拝み、自分の額か手に刻印を受けるなら、14:10 その者は、神の怒りの杯に混ぜ物なしに注がれた、神の憤りのぶどう酒を飲み、聖なる御使いたちと子羊の前でと硫黄によって苦しめられる。
14:11 彼らの苦しみの煙は、世々限りなく立ち上る。
獣とその像を拝む者たち、また、だれでも獣の名の刻印を受ける者には、昼も夜も安らぎがない。」
And another angel, a third, followed them, saying with a great voice, If any man worshippeth the beast and his image, and receiveth a
 mark on his forehead, or upon his hand, he also shall drink of the wine of the wrath of God, which is prepared unmixed in the cup of his anger; and he shall be tormented with fire and brimstone in the presence of the holy angels, and in the presence of the Lamb:  and the smoke of their torment goeth up for ever and ever; and they have no rest day and night, they that worship the beast and his image, and whoso receiveth the mark of his name.”

一度獣の刻印を受け取ったならば
その人はもう救われる機会を失った
ということ
です。

 

2つのことが彼らを襲います。

① 刻印を受けたら神の怒りを受ける

黙示録15章16章の「鉢のさばき」がその神の怒りの内容
「鉢のさばき」の多くのものが獣の刻印を受けた人たちに向けられたさばき

(「鉢の裁き」:大患難時代後半におこる3番目の最後の神のさばき
悪性の腫れ物、海の破壊、川の破壊、太陽の炎熱、4回目の暗黒、ハルマゲドンの戦い)

 

黙16:1~2
黙 16:1 また私は、大きな声が神殿から出て、七人の御使いに、「行って、七つの鉢から神の憤りを地に注げ」と言うのを聞いた。
16:2 第一の御使いが出て行き、の中身を地に注いだ。
すると、獣の刻印を受けている者たちと獣の像を拝む者たちに、ひどい悪性の腫れものができた。
And I heard a great voice out of the temple, saying to the seven angels, Go ye, and  pour out the seven bowls of the wrath of God into the earth.  And the first went, and poured out his bowl into the earth; and it became a noisome and grievous sore upon the men that had the mark of the beast, and that worshipped his image.

ここのさばきが、獣の刻印を受けている獣の像を拝む人々に向けられていることに注目してください。

① 彼らは、のさばきの物理的肉体的結果を受ける人々

 

② 彼らの最後は燃えるの池
永遠に燃える火の池で苦しみにあう

 

この時に生きている聖徒たちのために慰めの事柄として働くのがこの事実

黙14:12
黙 14:12 ここに、聖徒たち、すなわち神の戒めを守り、イエスに対する信仰を持ち続ける者たちの忍耐が必要である。

 

 

 

 

一度獣の刻印を受けると、もはや救われるチャンスはないということ

 

無知の故にそのしるしを受け入れる人は一人もいません。

この刻印を受けるか受けないかの決断を迫られる前に

彼らは少なくとも2回は福音を聞いています。

 

1回目:黙示録7章14万4千人の世界宣教により

マタ24:14
マタ 24:14 御国のこの福音は全世界に宣べ伝えられて、すべての民族に証しされ、それから終わりが来ます。

黙7:4~
黙 7:4 私は、印(生ける神の印)を押された者たちの数を耳にした。
それは十四万四千人で、イスラエルの子らのあらゆる部族の者が印を押されていた。~

 

 

2回目:天使の声により

黙示録14:6~7
黙 14:6 また私は、もうひとりの御使いが中天を飛ぶのを見た。
彼は、地上に住む人々、すなわち、あらゆる国民、部族、国語、民族に宣べ伝えるために、永遠の福音を携えていた。
14:7 彼は大声で言った。
「神を恐れ、神をあがめよ。
神のさばきの時が来たからである。
天と地と海と水の源を創造した方を拝め。」
And I saw another angel flying in mid heaven, having eternal good tidings to proclaim unto them that dwell on the earth, and unto every nation and tribe and tongue and people; and he saith with a great voice, Fear God, and give him glory; for the hour of his judgment is come:  and worship him that made the heaven and the earth and sea and fountains of waters.”

天使が空中を飛んでいます。

全ての国民の言葉で何を信じるべきかを宣言し、呼びかけています。

ですから無知の故に獣の刻印を受け入れる人は誰もいないということです。

 

 

 

 

 

第二テサロニケ2:9~12
Ⅱテサ 2:9 不法の者は、サタンの働きによって到来し、あらゆる力、偽りのしるしと不思議、2:10 また、あらゆる悪の欺きをもって、滅びる者たちに臨みます。
彼らが滅びるのは、自分を救う真理を愛をもって受け入れなかったからです。
2:11 それで神は、惑わす力を送られ、彼らは偽りを信じるようになります。
2:12 それは、真理を信じないで、不義を喜んでいたすべての者が、さばかれるようになるためです。

この箇所は
携挙の前に福音を聞いて信じないならば携挙後には救われるチャンスはない
という教えによく利用されます。
しかし、そういう解釈は文脈を無視したものです。

ここの文脈
荒らす憎むべきものが神殿に置かれ、反キリストが自分を礼拝することを要求するという内容

 

(~10a)
Ⅱテサ 2:9 不法の者は、サタンの働きによって到来し、あらゆる力、偽りのしるしと不思議、2:10 また、あらゆる悪のきをもって、滅びる者たちに臨みます。
even he, whose coming is according to the working of Satan with all power and signs and lying wonders, and with all deceit of unrighteousness for them that perish;

しるし不思議がそれに伴うと書かれています。

反キリスト、にせの預言者が偽りの力で行うしるしと不思議は信じない人たち、滅びに至る人たちを欺く悪の力です。
どうしてこの人々はにせのしるし不思議によって欺かれるのでしょうか。

 

10節b
2:10b 彼らが滅びるのは、自分を救う真理を愛をもって受け入れなかったからです
because they received not the love of the truth, that they might be saved.

彼らは救われるために真理への愛を受け入れなかったからです。(新改訳3)と書かれています。

 

11節
2:11 それで神は、惑わす力を送られ、彼らは偽りを信じるようになります。
And for this cause God sendeth them a working of error, that the should believe a lie:

彼らは既に2度に渡り福音のメッセージを聞かされていますが
それを拒否したために容易に欺きに陥ってしまうのです。

獣の刻印を受けた人たちは偽りを信じるようになり、惑わされます。

その偽りとは何か

反キリストが神だという偽り

 

12節
2:12 それは、真理を信じないで、不義を喜んでいたすべての者が、さばかれるようになるためです。
that they all might be judged who believed not the truth, but had pleasure in unrighteousness.

その理由の故に彼らは神のさばきにあうのです。

 

 

 

 

反キリストが一番栄えているところから滅びていく段階は
ハルマゲドンの戦いの中で取り上げます。

 

 

 

 

中川健一牧師著『終末論Q&A書籍のみ)(CD12枚組書籍付き)(電子書籍)も是非どうぞ。
26 反キリストが現れたことを、どのようにして知るのか

 

 

 

終末論のクライマックス(132021年8/28
ハルマゲドンの戦い
イントロダクションと背景情報 1/3

 

練馬桜台聖書フォーラム

代表 :南 知之

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