練馬桜台聖書フォーラム

33の事項:位置的真理 レジュメ (14)2024年 9/28

2024.10.06

カテゴリー:33の位置的真理, お知らせ, 学び

33の事項:位置的真理についての学びレジュメ(14)2024年9/28

 

「キリストにある」という位置的真理を実践にうつすことが聖化の過程

サタンと悪霊に対する戦いの最善の防御策は信者の権威である位置的真理を理解し適用すること

 

 2011年フルクテンバウム博士セミナー
聖書が教える救いとは』の後半
33の事項:位置的真理についての学び
THIRTY-THREE THINGS:
A STUDY OF POSITIONAL TRUTH

(テキスト) (チャート)を学んでいます。


ご購入はこちらから(MP3版)

 

レジュメもくじ

前回のレジュメ

 

 

フルクテンバウム博士のメッセージを中川健一牧師がわかり易く通訳してくださったセミナーの内容を基に作成しています。

以下
青色の聖句はセミナーでとりあげられた聖句です(セミナーでは新改訳3を使用しています)。
(ここでは原則、口語訳聖書 旧約聖書1955年改訳 新約聖書1954年改訳 日本聖書協会 を使用しています)
「新改訳3」とは聖書 新改訳 ©1970,1978,2003 新日本聖書刊行会
「新共同訳」とは聖書 新共同訳©共同訳聖書実行委員会

「新改訳2017」とは聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 からの引用です。
紫色の聖句参考聖句
(英語訳は基本American Standard Version  ASVです。)
黒色の文章がセミナーの説明文

緑色の文章はHP編者による補足説明
茶色の文章Dr.Arnold G. Fruchtenbaum 『A Messianic Bible Study from Ariel Ministries』
MBS110 THIRTY-THREE THINGS:  A STUDY OF POSITIONAL TRUTH からの補足説明です。

興味のあるところはリンク先もご覧になってみてください。

 

紙の聖書「新改訳2017」こちらをどうぞ

 

初めに
Ⅰ.贖い(REDEMPTION)
Ⅱ.和解 (RECONCILIATION)
Ⅲ.なだめ (PROPITIATION)
Ⅳ.赦し(FORGIVENESS)
Ⅴ.義認(JUSTIFICATION)
Ⅵ.栄化(GLORIFICATION)
Ⅶ.解放(DELIVERANCE)
Ⅷ.割礼(CIRCUMCISION)
Ⅸ.神に受け入れられる(BEING ACCEPTABLE TO GOD)
Ⅹ.御霊の初穂(THE FIRSTFRUITS OF THE HOLY SPIRIT)
Ⅺ.神の永遠の計画の中に(IN THE ETERNAL PLAN OF GOD)
Ⅻ.岩(メシア)の上に置かれている
(BASED ON THE ROCK:  THE MESSIAH)
ⅩⅢ.近い者とされた(MADE NIGH)
Ⅻ.岩(メシア)の上に置かれている
(BASED ON THE ROCK:  THE MESSIAH)
ⅩⅢ.近い者とされた(MADE NIGH)
ⅩⅣ.聖なる祭司の一員とされた
(MEMBERS OF A HOLY ROYAL PRIESTHOOD)

ⅩⅤ.神の国に移された(TRANSFERRED INTO GOD’S KINGDOM)
ⅩⅥ.選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民
(A CHOSEN GENERATION:  A HOLY NAION:  A PECULIAR PEOPLE)
ⅩⅦ.天国の市民(CITIZENS OF HEAVEN)
ⅩⅧ.神の家族の一員(IN THE FAMILY OF GOD)
ⅩⅨ.養子縁組(ADOPTION)
ⅩⅩ.神の子(CHILDREN OF GOD)
ⅩⅪ.聖徒の交わりの一部
(PART OF THE FELLOWSHIP OF THE SAINTS)
ⅩⅫ.主にある光(LIGHT IN THE LORD)
ⅩⅩⅢ.天的な関連性(HEAVENLY ASSOCIATIONS)
ⅩⅩⅣ.満ち満ちている(COMPLETION)
ⅩⅩⅤ.すべての霊的祝福を所有している
(IN POSSESSION OF EVERY SPIRITUAL BLESSING)
ⅩⅩⅥ.父なる神から子なる神への贈り物
(A GIFT FROM GOD THE FATHER TO GOD THE SON)
ⅩⅩⅦ.メシアの受け継ぐ遺産
(MESSIAH’S INHERITANCE)
ⅩⅩⅧ.相続人(HEIRS)
ⅩⅩⅨ.律法からの解放(FREED FROM THE LAW)
ⅩⅩⅩ.古き人が裁かれ新しい歩みが始まった
(THE JUDGMENT OF THE OLD MAN UNTO A NEW WALK)
ⅩⅩⅪ.父、子、聖霊に結ばれた
(UNITED TO THE FATHER AND TO THE SON AND TO THE HOLY SPIRIT)
ⅩⅩⅫ.神に近づくこと(ACCESS TO GOD)
ⅩⅩⅩⅢ.神の大いなる守りの中にある
WITHIN THE MUCH MORE CARE OF GOD

 

 

セミナーテキスト15ページ(44/48)

ⅩⅩⅫ.神に近づくこと
ACCESS TO GOD

 

神へのアクセスが許されているという事が32番目
四つの異なった要素をあげる

 

(1)
信者は
神の恵みに近づくことができる。
The believer has accelss to the grace of God.

 

ローマ5:2
ロマ 5:2 わたしたちは、
さらに彼により、
いま立っているこの恵みに信仰によって導き入れられ、
そして、
神の栄光にあずかる希望をもって喜んでいる。

信者は神の恵みに近づくことができる。

 

 

 

(2)
信者は
父なる神に近づくことができる。

The believer has access to God the Father.

 

エペソ2:18
エペ 2:18 というのは、
彼によって、
わたしたち両方の者が一つの御霊の中にあって、
父のみもとに近づくことができるからである。

 

信者は父なる神に近づくことができる。

 

 

 

(3)
神に近づく祝福が、
繰り返し保証されている。

Access is reassuring.

 

私たちが大胆に確信を持って神の御座に近づくことができるという保証

 

私たちの位置的真理

エペソ3:12
エペ 3:12 この主キリストにあって
わたしたちは、
彼に対する信仰によって、
確信をもって大胆に神に近づくことができるのである。
Eph  3:12 in whom we have boldness and access with confidence through faith in Him.

私たちはキリストのうちにある
だから大胆に確信を持って神に近づくことができる
私たちの位置的真理を教えている

 

適用

ヘブル4:16
ヘブル 4:16 ですから、
私たちは、
あわれみを受け、
また恵みをいただいて、
おりにかなった助けを受けるために、
大胆に恵みの御座に近づこうではありませんか。
(新改訳3)

その真理をどのように実践したらいいかを教えている

 

 

位置的真理

ヘブル10:19
ヘブル 10:19 こういうわけですから、
兄弟たち。
私たちは、
イエスの血によって、
大胆にまことの聖所に入ることができるのです。
(新改訳3)

位置的真理を教えている

 

適用

ヘブル10:22は実践が語られているつまり適用
ヘブル 10:22 そのようなわけで、
私たちは、
心に血の注ぎを受けて邪悪な良心をきよめられ、
からだをきよい水で洗われたのですから、
全き信仰をもって、
真心から神に近づこうではありませんか。
(新改訳3)

19節をもとにして22節は実践が語られているつまり適用
位置的真理を実践において行いそれに近づいていくということ

 

信者に父なる神に近づくことを認める目的の一つは、信者が自分の救いを確信できるためである。

 

 

 

(4)
この祝福によって、
神との交わりに導かれる。

This access to God provides fellowship with God.

 

第一コリント1:9
Ⅰコリ 1:9 神は真実であり、
その方のお召しによって、
あなたがたは神の御子、
私たちの主イエス・キリストとの交わりに入れられました。
(新改訳3)

 

第一ヨハネ13
Ⅰヨハ 1:3 私たちの見たこと、
聞いたことを、
あなたがたにも伝えるのは、
あなたがたも私たちと交わりを持つようになるためです。
私たちの交わりとは、
御父および御子イエス・キリストとの交わりです。

(新改訳3)

 

 

 

霊的真理:神に近づく権利が与えられているということ
実践:それを実行に移し神に近づくことを行っていくということ

 

 

 

 

 

 

ⅩⅩⅩⅢ.神の大いなる
守りの中にある

WITHIN THE MUCH MORE CARE OF GOD

 

7つの面がある。

 

基本聖句

ルカによる福音書12:24
ルカ 12:24 烏のことを考えてみなさい。
蒔きもせず、
刈り入れもせず、
納屋も倉もありません。

けれども、
神が彼らを養っていてくださいます。

あなたがたは、
鳥よりも、
はるかにすぐれたものです。
(新改訳3)

 

 

(1)

信者は、神の愛の対象である。
The believer is the object of God’s divine love.

 

ヨハネの福音書17:23
ヨハ 17:23 わたしが彼らにおり、
あなたがわたしにいますのは、
彼らが完全に一つとなるためであり、
また、
あなたがわたしをつかわし、
わたしを愛されたように、
彼らをお愛しになったことを、
世が知るためであります。

父なる神は御子イエスを愛したのと同じように私たちを愛してくださっている

 

ローマ5:8
ロマ 5:8 しかし、
まだ罪人であった時、
わたしたちのためにキリストが死んで下さったことによって、
神はわたしたちに対する愛を示されたのである。

神は私たちがまだ罪人であった時に愛してくださった

 

ローマ8:35~39
ロマ 8:35 だれが、
キリストの愛からわたしたちを離れさせるのか。
患難か、
苦悩か、
迫害か、
飢えか、
裸か、
危難か、
剣か。
8:36 「わたしたちはあなたのために終日、
死に定められており、
ほふられる羊のように見られている」
と書いてあるとおりである。
8:37 しかし、
わたしたちを愛して下さったかたによって、
わたしたちは、
これらすべての事において勝ち得て余りがある。
8:38 わたしは確信する。
死も生も、
天使も支配者も、
現在のものも将来のものも、
力あるものも、
8:39 高いものも深いものも、
その他どんな被造物も、
わたしたちの主キリスト・イエスにおける神の愛から、
わたしたちを引き離すことはできないのである。

この地上生涯にあって私たちは神から切り離されることはない

 

エペソ2:4
エペ 2:4 しかるに、
あわれみに富む神は、
わたしたちを愛して下さったその大きな愛をもって、

神は私たちになんと大きな愛を示して下さったことか

 

エペソ5:2
エペ 5:2 また愛のうちを歩きなさい。
キリストもあなたがたを愛して下さって、
わたしたちのために、
ご自身を、
神へのかんばしいかおりのささげ物、
また、
いけにえとしてささげられたのである。

愛の中を歩むための源になっている

 

第2テサロニケ2:16
Ⅱテサ 2:16 どうか、
私たちの主イエス・キリストと、
私たちの父なる神、
すなわち、
私たちを愛し、
恵みによって永遠の慰めとすばらしい望みとを与えてくださった
方ご自身が、
(新改訳3)

 

第一ヨハネ3:1
一ヨハ 3:1 わたしたちが神の子と呼ばれるためには、
どんなに大きな愛を父から賜わったことか、
よく考えてみなさい。

わたしたちは、
すでに神の子なのである。

世がわたしたちを知らないのは、
父を知らなかったからである。

私たちが神の子と呼ばれるための源になっている聖句

 

一ヨハ 3:16 主は、わたしたちのためにいのちを捨てて下さった。
それによって、わたしたちは愛ということを知った。
それゆえに、わたしたちもまた、兄弟のためにいのちを捨てるべきである。

 

第一ヨハネ4:10
Ⅰヨハ 4:10 私たちが神を愛したのではなく、
神が私たちを愛し、
私たちの罪のために、
なだめの供え物としての御子を遣わされました。
ここに愛があるのです。
(新改訳3)

 

 

 

 

(2)

信者は、
神の恵みの対象である。

The believer is also the object of His grace.

 

これをさらに四つに分解してここにリストアップした

 


救いに関して
The believer is the object of His grace in salvation.

 

救いに関して私たちは神の恵みを受けた
救いまた永遠の保証が私たちに約束されている

 

ヨハネ5:24
ヨハ 5:24 よくよくあなたがたに言っておく。
わたしの言葉を聞いて、
わたしをつかわされたかたを信じる者は、
永遠の命を受け、
またさばかれることがなく、
死から命に移っているのである。

私たちは永遠の命を持っている
今この時点で持っている

 

ヨハネ6:27
ヨハ 6:27 朽ちる食物のためではなく、永遠の命に至る朽ちない食物のために働くがよい。
これは人の子があなたがたに与えるものである。
父なる神は、人の子にそれをゆだねられたのである」。

私のところに来るものをわたしは拒まないとイエスさまが言われる(?)

 

ヨハネ6:39
ヨハ 6:39 わたしをつかわされたかたのみこころは、
わたしに与えて下さった者を、
わたしがひとりも失わずに、
終りの日によみがえらせることである。

 

ヨハネ6:40
ヨハ 6:40 わたしの父のみこころは、
子を見て信じる者が、
ことごとく永遠の命を得ることなのである。

そして、
わたしはその人々を終りの日によみがえらせるであろう」。

終わりの時に私たちはよみがえることができる

 

ヨハネ6:47
ヨハ 6:47 よくよくあなたがたに言っておく。
信じる者には永遠の命がある。

私たちは永遠の命を持っている

 

エペソ2:7~9
エペ 2:7 それは、キリスト・イエスにあってわたしたちに賜わった慈愛による神の恵みの絶大な富を、
きたるべき世々に示すためであった。
2:8 あなたがたの救われたのは、
実に、
恵みにより、
信仰によるのである。
それは、あなたがた自身から出たものではなく、神の賜物である。

2:9 決して行いによるのではない。
それは、
だれも誇ることがないためなのである。

恵みの故に私たちの救いが保証されていると教えられている

 

第一ヨハネ5:11~13
一ヨハ 5:11 そのあかしとは、
神が永遠のいのちをわたしたちに賜わり、
かつ、
そのいのちが御子のうちにあるということである。
5:12 御子を持つ者はいのちを持ち、
神の御子を持たない者はいのちを持っていない。
5:13 これらのことをあなたがたに書きおくったのは、
神の子の御名を信じるあなたがたに、
永遠のいのちを持っていることを、
悟らせるためである。

私たちは今すでに永遠の命を持っている

 

 


守りに関して

The believer is the object of His grace in safekeeping.

 

私たち信者が守られ神の恵みを受けていることに関して

 

ローマ5:2
ロマ 5:2 わたしたちは、
さらに彼により、
いま立っているこの恵みに信仰によって導き入れられ、
そして、
神の栄光にあずかる希望をもって喜んでいる。

私たちは恵みの中に立っている

 

ピリピ1:6
ピリ 1:6 そして、
あなたがたのうちに良いわざを始められたかたが、
キリスト・イエスの日までにそれを完成して下さるにちがいないと、
確信している。

私たちは完成される

 

 


奉仕に関して

The believer is the object of His grace in service.

 

ヨハネ17:18
ヨハ 17:18 あなたがわたしを世につかわされたように、
わたしも彼らを世につかわしました。

イエスさまがわたしは彼らを世に遣わすと言われた

 

エペソ4:7
エペ 4:7 しかし、
キリストから賜わる賜物のはかりに従って、
わたしたちひとりびとりに、
恵みが与えられている。

一人ひとりにキリストの賜物の量りに従って恵みが与えられている
その目的は教会を建てあげる為

 

 


教えに関して

The believer is the object of His grace in instruction.

 

教えに関して私たちは神の恵みをいただいている

 

テトス2:11~13
テトス 2:11 すべての人を救う神の恵みが現れた。
2:12 そして、
わたしたちを導き、
不信心とこの世の情欲とを捨てて、
慎み深く、
正しく、
信心深くこの世で生活し、
2:13 祝福に満ちた望み、
すなわち、
大いなる神、
わたしたちの救主キリスト・イエスの栄光の出現を待ち望むようにと、
教えている。

私たちは義なる生活をするように神から教えられている

 

 

 

 

(3)
信者は、
神の力の対象である。
神の力は、
信者を通して働くことが多い。

The believer is the object of His power.
The power of God is often manifested through the saints.

 

信者は神の力を受ける対象になっている

 

エペソ1:19
エペ 1:19 また、
神の全能の力の働きによって私たち信じる者に働く神のすぐれた力がどのように偉大なものであるかを、
あなたがたが知ることができますように。

(新改訳3)

ある奉仕に召されたならば神はその人に必要な力を備えてくださるということ

 

 

 

 

(4)
信者は、
神の忠実さの対象である。

The believer is the object of His faithfulness.

 

私たちは神の忠実さの対象

信者は神の忠実さを受けており、信者が不実であることがわかっても、神が不実であることは決してない。

 

第一コリント1:9
一コリ 1:9 神は真実なかたである。
あなたがたは神によって召され、
御子、
わたしたちの主イエス・キリストとの交わりに、
はいらせていただいたのである。

神は真実な方

 

第一コリント10:13
一コリ 10:13 あなたがたの会った試錬で、
世の常でないものはない。

神は真実である。
あなたがたを耐えられないような試錬に会わせることはないばかりか、
試錬と同時に、
それに耐えられるように、
のがれる道も備えて下さるのである。

試みにおいても神は忠実に私たちを守ってくださる

 

ピリ 1:6 そして、あなたがたのうちに良いわざを始められたかたが、
キリスト・イエスの日までにそれを完成して下さるにちがいないと、
確信している。

 

第一テサロニケ5:24
一テサ 5:24 あなたがたを召されたかたは真実であられるから、
このことをして下さるであろう。

私たちを召してくださったお方は忠実なお方である。

 

第二テサロニケ3:3
二テサ 3:3 しかし、
主は真実なかたであるから、
あなたがたを強め、
悪しき者から守って下さるであろう。

神は私たちを悪しき者から守るということにおいて忠実である

 

へブル13:5
ヘブル 13:5 金銭を愛することをしないで、
自分の持っているもので満足しなさい。
主は、
「わたしは、
決してあなたを離れず、
あなたを捨てない」
と言われた。

私たちに必要な物を備えてくださるという意味で神は忠実である

 

 

 

 

(5)
信者は、
神の平和の対象である

The believer is the object of His peace.

 

私たち信者は神の平和の対象

神の怒りが鎮められたので、神はもはや信者に対して怒ることはなく、信者は神の平和をうちに宿しているのである。

 

ヨハネ14:27
ヨハ 14:27 わたしは平安をあなたがたに残して行く。
わたしの平安をあなたがたに与える。
わたしが与えるのは、
世が与えるようなものとは異なる。
あなたがたは心を騒がせるな、
またおじけるな。
Joh 14:27 Peace I leave with you; my peace I give unto you:  not as the world gives,
give I unto you. Let not your heart be troubled, neither let it be fearful.

イエスさまがわたしの平安をあなたがたのうちに与える
あなたがたに残すと言われた

その結果
適用
ヨハ14:27d あなたがたは心を騒がしてはなりません。
恐れてはなりません。
(新改訳3)

それが位置的真理を実践により確認していくという作業になる

 

ヨハネ16:33
ヨハ 16:33 これらのことをあなたがたに話したのは、
わたしにあって平安を得るためである。

あなたがたは、
この世ではなやみがある。

しかし、
勇気を出しなさい。

わたしはすでに世に勝っている」。

わたしのうちにあってあなた方が平安を得るようにと言われた

 

ロマ書5:1
ロマ 5:1 このように、
わたしたちは、
信仰によって義とされたのだから、
わたしたちの主イエス・キリストにより、
神に対して平和を得ている

私たちは神との平和を持っている

 

ピリピ4:7
ピリ 4:7 そうすれば、
人知ではとうてい測り知ることのできない神の平安が、
あなたがたの心と思いとを、
キリスト・イエスにあって守るであろう。

キリストにあって神の平和があなた方をまたあなたがたの思いを守ってくれる

 

コロサイ3:15
コロ 3:15 キリストの平和が、
あなたがたの心を支配するようにしなさい。
あなたがたが召されて一体となったのは、
このためでもある。

いつも感謝していなさい。

神の平和があなたがたの心を支配するように

平和と平安の違いについてフォーラム集会で話題になりましたが、ギリシャ語も英語もこれらの聖句の平和と平安は同じ一つの言葉でした。

 

 

 

 

(6)
信者は、
神の慰めと励ましの対象である。
The believer is the object God’s consolation and comfort.

 

親族、友人、親しい人を失って悲しみに暮れる時、信者は神の慰めを受ける。

 

第二コリント1:3~4
二コリ 1:3 ほむべきかな、
わたしたちの主イエス・キリストの父なる神、
あわれみ深き父、
慰めに満ちたる神。

1:4 神は、いかなる患難の中にいる時でもわたしたちを慰めて下さり、また、わたしたち自身も、神に慰めていただくその慰めをもって、あらゆる患難の中にある人々を慰めることができるようにして下さるのである。

神様は試練の中で私たちを励ましてくださる
これが私たちの置かれている位置的真理
そして実践がくる
その結果私たちがほかの試練にある人たちを励ますことができる

それが実践を通して位置的真理を実現していくということ

 

第二コリント7:6
二コリ 7:6 しかるに、
うちしおれている者を慰める神は、
テトスの到来によって、
わたしたちを慰めて下さった。

神は低くされているものを励ましてくださる

 

第二テサロニケ2:16~17
二テサ 2:16 どうか、
わたしたちの主イエス・キリストご自身と、
わたしたちを愛し、
恵みをもって永遠の慰めと確かな望みとを賜わるわたしたちの父なる神とが、
2:17 あなたがたの心を励まし、
あなたがたを強めて、
すべての良いわざを行い、
正しい言葉を語る者として下さるように。

神は良い行いをしている私たちを励ましてくださる

 

 

 

 

(7)
信者は
とりなしの対象である。

The believer is the object of God’s intercession.

 

信者は神のとりなしの対象である

この位置のゆえに、メシアは絶えず信者のためにとりなし続けているのである。

 

ローマ8:27
ロマ 8:27 そして、
人の心を探り知るかたは、
御霊の思うところがなんであるかを知っておられる。

なぜなら、
御霊は、
聖徒のために、
神の御旨にかなうとりなしをして下さるからである。

聖霊が私たちのために執り成してくださる

 

ローマ8:34
ロマ 8:34 だれが、
わたしたちを罪に定めるのか。

キリスト・イエスは、
死んで、
否、
よみがえって、
神の右に座し、
また、
わたしたちのためにとりなして下さるのである。

キリストが私たちのために執り成しをしてくださるので
私たちを呪う者は誰もいない

 

第一テモテ2:5
一テモ 2:5 神は唯一であり、
神と人との間の仲保者もただひとりであって、
それは人なるキリスト・イエスである。

キリスト私たちの仲介者である

 

ヘブル7:25
ヘブル 7:25 そこでまた、
彼は、
いつも生きていて彼らのためにとりなしておられるので、
彼によって神に来る人々を、
いつも救うことができるのである。

大祭司であるキリストが常に私たちのために執り成しをしていてくださる
キリストはとりなしの祈りを止めることがない
これがまた救いが永遠に保証されていることの理由

 

第一ヨハネ2:1
一ヨハ 2:1 わたしの子たちよ。
これらのことを書きおくるのは、
あなたがたが罪を犯さないようになるためである。

もし、
罪を犯す者があれば、
父のみもとには、
わたしたちのために助け主、
すなわち、
義なるイエス・キリストがおられる。

キリストは私たちの弁護士
私たちを弁護してくださる方である
だからサタンが私たちを糾弾し始めた時に
私たちのそばにいる助け手であるイエスさまが
その代価は私の勘定につけなさい
私が十字架上ですべて支払ったから
と言ってくださる

 

クリスチャンである皆さんは一つ
霊的に非常に重要な真理を認識しておく必要がある

もし皆さんが信者であるならあなたには
父なる神の右に座しておられる
有能なユダヤ人弁護士がついている
ということ
そして裁判でこの方は一度も未だ
負けたことがない
あなたの救いが永遠に保証されているというのはそういう理由から

 

 

 

 

 

 

セミナーテキスト16ページ

結論
CONCLUSION

 

学んだ33の位置的真理はメシアの死によって実現したこと
再度言うが

位置的真理においてはこれが実現しているが
実践においてはまだこれになっていない
だから実践はこの真理に近づくように歩んでいくこと
これが聖くされていく過程

そしてその先に待っているのはメシア的王国における一人ひとりへの報酬

 

スィーラ
終わり 

 

 

 

 

・・・・・・・

 

以下は
セミナーテキストより

救われた瞬間に、信者にこれらの33の事項が起こる。
過程ではなく、瞬時に起こる。

順次起こるのではない。

「キリストの内にある」という位置的真理を発見する必要がある。
これが、信者の権威の発見につながる
これが、霊的戦いにおける最善の防御法である。

自分の権威が何であるかを知らなければ、その権威を行使することはできない。
だから、信者が自分の位置を理解することは非常に重要である。

信者の戦いには3種類ある
に対するもの
この世に対するもの、
サタンと悪霊に対するもの

サタンと悪霊に対する戦いにおいては、
位置的真理を理解し、
それを適用する。

自分自身の力や義に頼ってはならない。

 

 

 

 

 

33の事項:位置的真理(15)2024年10/12
Q&A 1/2

 

 

練馬桜台聖書フォーラム

代表 :南 知之

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