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練馬桜台聖書フォーラム

ヨハネの黙示録レジュメ(8)2016年 2/27

2016.08.29

カテゴリー:ヨハネの黙示録, 学び

ヨハネの黙示録レジュメ(8)2016年2/27

黙示録10:1〜11:2

 

大患難時代の中間に起こる出来事

ヨハネが食べた小さな巻物(腹には苦いが、口には蜜のように甘い)
再建された神殿は後半3年半踏みにじられる

 

 

2003年フルクテンバウムセミナー『ヨハネの黙示録』テキスト を学んでいます。
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ヨハネの黙示録レジュメ(1)2015年10/24
黙1:1~8 預言解釈の原則、黙示録の6つの特徴について、終末論年表、イントロ、あいさつ

2016年8月14日より 東京恵比寿のハーベスト定例会(毎週日曜と月曜)にてヨハネの黙示録の講解メッセージが始まりました。
中川健一師による無料配信メッセージ
ヨハネの黙示録 1  黙1:3、22:7 イントロダクション
ヨハネの黙示録 2  黙1:1~8 ヨハネによる前書き
(ハーベスト・タイム・メッセージステーションの公式アプリをダウンロード

ヨハネの黙示録レジュメ(2)2015年11/14 
黙1:9~2章3章 Ⅰヨハネが見た事、:栄光に輝く人の子(ヨハネの自己紹介、啓示⦅イエスの役割、黙示録の中心テーマ・サブテーマ、シャカイナグローリー⦆、解釈⦅ハデス⦆)、Ⅱ今ある事:7つの教会に宛てた7つの手紙の内容(5つのイントロ、要因、アウトライン⦅悔い改め、パラダイス、いのちの木、異端、使徒信条、第二の死、福音の三要素⦆)

ヨハネの黙示録レジュメ(3)2015年11/28(リンク先はありません)
『The Footsteps of the Messiah 』 翻訳メモ「第3章 七つの教会」

ヨハネの黙示録レジュメ(4)2015年12/12
黙4章5章 Ⅲこの後に起こる事  大患難時代の前に天で起こる出来事(神の御座、二十四、祭司、白い衣、冠、長老、神の七つの御霊、四つの生き物、セラフィム)、小羊と七つの巻き物(小羊、獅子、ほふられたと見える、封印を解くのにふさわしい)、大患難時代という用語、チャート(3年半)、大患難時代のスタート・大患難の目的3つ

ヨハネの黙示録レジュメ(5)2015年12/26
黙6章~7:8 封印の裁き・第一(反キリストの征服)・第二(大患難時代の第一次世界大戦)・第三(飢饉)・第四(世界人口の1/4の死)・第五(聖徒たちの迫害)・第六(自然界の天変地異、2回目の暗黒)、十四万四千人のユダヤ人と世界大のリバイバル(マタ24:14、神の印)、外されている部族の名前

ヨハネの黙示録レジュメ(6)2016年1/23
黙7:9
~8:6   十四万四千人の補足、アリエル・ミニストリーズ、異邦人の大会衆(聖霊)、第七の封印の裁き(天に訪れた静けさ、殉教者たちの祈りに対する答え)

ヨハネの黙示録レジュメ(7)2016年2/13
黙8:7〜9章 ラッパの裁き・第一(1/3の土地の滅び)・第二(1/3の海の滅び)・第三(1/3の川、泉の滅び)・第四(1/3の宇宙空間の滅び)・第五:第一のわざわい(自然界の暗黒Ⅲ、悪霊の侵入)、死者の場所(シオール、ハデス、パラダイス、アブラハムのふところ、福音の三要素、ヘル、アビス、タータラス)・第六:第二のわざわい(第2の悪霊の侵入、1/3の人口の死)、チャート・患難期前半中続いている出来事(十人の王、十四万四千人の宣教、ふたりの証人、エリヤの働き、宗教組織バビロン)

 

中川健一師による無料配信メッセージ
ヨハネの黙示録 18  黙10:1~11 小さな巻物
ヨハネの黙示録 19  黙11:1~6 ふたりの証人の活動

 


以下、
青色の聖句は順番にみている黙示録本文の聖句です。
紫色の聖句はその他の引用聖句です。
緑色の文章は補足説明なので、読み飛ばしていただいてかまいません。
興味のあるところはリンク先もご覧になってみてください。
( )内も補足説明です。

 

 

 

B.        大患難時代 6~18章

 


2.   大患難時代の中間に起こる出来事 10~14章

 

セミナーテキストの5ページ

大患難時代の中間に起こる出来事が10章から14章黙示録レジュメ(8)(14)です。

 

a.     小さな巻物  10:1〜11

10:1 わたしは、もうひとりの強い御使が、雲に包まれて、天から降りて来るのを見た。
その頭に、にじをいただき、その顔は太陽のようで、その足は火の柱のようであった。
10:2 彼は、開かれた小さな巻物を手に持っていた。
そして、右足を海の上に、左足を地の上に踏みおろして、
10:1〜2

一人の御使いが小さな巻き物を運んでいます。

その巻き物は黙5章.6章にでてきた7つの封印のある巻き物とは別のものです。
小さな巻き物の内容は10章の終わりにでてきます。


10:3 ししがほえるように大声で叫んだ。
彼が叫ぶと、七つの雷がおのおのその声を発した。
10:4 七つの雷が声を発した時、わたしはそれを書きとめようとした。
すると、天から声があって、「七つの雷の語ったことを封印せよ。それを書きとめるな」と言うのを聞いた。
10:3〜4
7つの雷が語った内容をヨハネは理解しましたが、書き記すなと言われます。

ヨハネだけが知ればよいことで他の人に伝えるべきではないからです。
その内容をヨハネは書いていません。

 

10:5 それから、海と地の上に立っているのをわたしが見たあの御使は、天にむけて右手を上げ、
10:6 天とその中にあるもの、地とその中にあるもの、海とその中にあるものを造り、世々限りなく生きておられるかたをさして誓った、
「もう時がない。
10:7 第七の御使が吹き鳴らすラッパの音がする時には、神がその僕、預言者たちにお告げになったとおり、神の奥義は成就される」。
10:5〜7
第七のラッパが吹かれる時に、何が起こるかが預言されています。

ヨハネが教えられた事は、第七のラッパの裁きは最後のもので、これが吹かれた時に神の裁きは全て完了する、ということです。
第七のラッパが吹かれると、7つの鉢の裁きがでてきます

第六の封印まではそれぞれ1回ずつの裁きでしたが、第七の封印の裁きは次の連続した7つのラッパの裁きを含むものでした。
それと同様に、第六のラッパまではそれぞれ一回きりの裁きでしたが、最後の第七のラッパの裁きには次に連続して起こる7つの鉢の裁き黙示録レジュメ(15) (16)解説版 参照)が含まれています。
それが第三のわざわいのさばきとも呼ばれる、最も厳しい裁きとなります。
小さな巻き物に書かれているのはそのようなことで、患難期の中間時代に与えられ、これからどういう恐ろしいことが起こるかをまとめて伝えています。

 

10:8 すると、前に天から聞えてきた声が、またわたしに語って言った、
「さあ行って、海と地との上に立っている御使の手に開かれている巻物を、受け取りなさい」。
10:9 そこで、わたしはその御使のもとに行って、
「その小さな巻物を下さい」
と言った。
すると、彼は言った、
「取って、それを食べてしまいなさい。
あなたの腹には苦いが、口には蜜のように甘い」。
10:10 わたしは御使の手からその小さな巻物を受け取って食べてしまった。
すると、わたしの口には蜜のように甘かったが、それを食べたら、腹が苦くなった。
10:8〜10
ヨハネが食べるよう命令された小さな巻き物は、口には甘く、腹には苦いものでした。

預言とはそのような性格をもつものだと理解する必要があります。
預言の言葉は学ぶ者にとって、知識である限りは甘いものですが、同時に苦いという体験をさせるものでなければなりません。
預言を学び苦味を感じた人は、救われていない人に福音を伝えたいというより大きな情熱を抱かねばなりません。
大患難を学ぶとこれはひどいと思いますが、逃れる方法はたった一つ、大患難が起こる前に天にあげられること、携挙だけです。
携挙を受けるためには信じていなければなりません。

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これはセミナーの内容ではありませんが、再度のせます。

信じる内容とはつぎのことです。

① キリストは私たちの罪のために死なれたこと
② 墓に葬られたこと
③   三日目に復活されたこと
この3つを理解し、受け入れ、信じ、イエスさまだけに信頼を置くことです。

一コリ 15:3 わたしが最も大事なこととしてあなたがたに伝えたのは、わたし自身も受けたことであった。
すなわちキリストが、
聖書に書いてあるとおり、わたしたちの罪のために死んだこと、
15:4 そして葬られたこと、
聖書に書いてあるとおり、三日目によみがえったこと、

イエス・キリストの十字架についての無料メッセージは

中川健一牧師による「メシアの生涯(197)十字架上での最初の3時間(1)」、YouTube音声のみアウトライン ほか。
引き続きこのつづきを、またメシアの生涯(1からも是非お聴きください。

聖書のメッセージを無料で聞ける公式アプリダウンローも是非ご利用ください。

「3分でわかる聖書」(動画) 

 

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この学びが終わり、より深い知識をもった人の心には、家族、友人に神の愛を伝えたいというより大きな願いがうまれていなければおかしいのです。
預言を学んで知識が増えても、滅びゆく人々への重荷が増し加わっていないならば、正しい学び方をしたとは言えないのです。

友人である伝道者ティム・ラヘイが『レフト・ビハインド』という小説を書いている理由は人を救いたいからです。
彼の心に伝道の情熱を与えたのは預言に関する知識でした。
彼は預言の甘さと苦さをともに経験したことのある人物、良い例です。

 

10:11 その時、
「あなたは、もう一度、多くの民族、国民、国語、王たちについて、預言せねばならない」
と言う声がした。
 10:11
ヨハネはさらに多くの国の人々にこれを伝えるよう命令を受けます。

小さな巻き物を取って食べたということは、そういう文脈の中で行われたことでした。

 

 

b.     大患難時代の神殿
11:1〜2

11:1 それから、わたしはつえのような測りざおを与えられて、こう命じられた、
「さあ立って、神の聖所と祭壇と、そこで礼拝している人々とを、測りなさい。
11:2 聖所の外の庭はそのままにしておきなさい。
それを測ってはならない。
そこは異邦人に与えられた所だから。
彼らは、四十二か月の間この聖なる都を踏みにじるであろう。
11:1〜2
大患難時代、エルサレムに神殿が建っていることを教えています。

ヨハネは読者が旧約聖書を知っているという前提で書いています。
旧約聖書の預言は、ユダヤ人たちが神殿を再建し、モーセの時代のようにモーセが命じた犠牲の動物を捧げる儀式を再開するといっています。

イザヤ書66:1〜6
イザ 66:1 主はこう言われる、
「天はわが位、地はわが足台である。
あなたがたはわたしのためにどんな家を
建てようとするのか。
またどんな所がわが休み所となるのか」。
66:2 主は言われる、
「わが手はすべてこれらの物を造った。
これらの物はことごとくわたしのものである。
しかし、わたしが顧みる人はこれである。
すなわち、へりくだって心悔い、
わが言葉に恐れおののく者である。
66:3 牛をほふる者は、また人を殺す者、
小羊を犠牲とする者は、また犬をくびり殺す者、
供え物をささげる者は、また豚の血をささげる者、
乳香を記念としてささげる者は、また偶像をほめる者である。
これはおのが道を選び、
その心は憎むべきものを楽しむ。
66:4 わたしもまた彼らのために悩みを選び、
彼らの恐れるところのものを彼らに臨ませる。
これは、わたしが呼んだときに答える者なく、
わたしが語ったときに聞くことをせず、
わたしの目に悪い事を行い、
わたしの好まなかった事を選んだからである」。

66:5 あなたがた、主の言葉に恐れおののく者よ、
主の言葉を聞け、
「あなたがたの兄弟たちはあなたがたを憎み、
あなたがたをわが名のために追い出して言った、
『願わくは主がその栄光をあらわして
われわれにあなたがたの喜びを見させよ』と。
しかし彼らは恥を受ける。

66:6 聞けよ、町から起る騒ぎを。
宮から聞える声を。
主がその敵に報復される声を。
患難期の中間には神殿が再建され、ユダヤ人たちが犠牲の動物を捧げています。

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患難期前か前半に建てられるこの第3神殿を神は認定しません。
(ユダヤ人たちは)メシアのいけにえ(イエスの十字架での贖いの死)を受け入れず、モーセのいけにえのシステムに帰ろうとしています。
患難期前の出来事レジュメ(9)Ⅱ.時間順でない出来事 C.第3神殿 参照)

 

第1神殿 : ソロモン王が建てた神殿で、ネブカデネザル(カルデヤ人、バビロンの王)によりB.C.586年に破壊されました。
第2神殿 : バビロン捕囚から帰還後ゼルバベル(ユダの総督)が再建した神殿で、シャカイナグローリーは宿りませんでした。イエス時代の神殿はその神殿域をヘロデ大王が拡張したもので、紀元70年ローマ軍により崩壊しました。
第3神殿 : 大患難時代中間期には建っている神殿で、神さまは認めません。
第4神殿 : 千年王国の神殿(エゼキエル40〜43章)
千年王国レジュメ(11)Ⅳ.メシア的王国におけるイスラエル D.千年王国の神殿:エゼ40:5~43:27 参照)


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大患難時代の始まりは7年間の契約でしたが、3年半後に反キリストがユダヤ人の神殿を征服し、聖なるところにけがれた像を建てることにより、イスラエルとの契約を破棄します。

「荒らす憎むべき者」とは人間のことではなく、捧げるけがれたものAbomination of Desolation のことです。

ダニエル書9:27
ダニ 9:27 彼は一週の間多くの者と、堅く契約を結ぶでしょう。
そして彼はその週の半ばに、犠牲と供え物とを廃するでしょう。
また荒す者が憎むべき者の翼に乗って来るでしょう。
(荒らす忌むべき者が翼に現れる。新改訳)
こうしてついにその定まった終りが、その荒す者の上に注がれるのです」。

黙示録レジュメ(4) 後半 大患難時代のスタート 参照)

 

ダニエル書12:11
ダニ 12:11 常供の燔祭が取り除かれ、荒す憎むべきものが立てられる時から、千二百九十日が定められている。

患難期の後半3年半は異邦人がエルサレムを征服、神殿を支配し、荒らす憎むべきものを設置します。

 

マタイ24:15
マタ 24:15 預言者ダニエルによって言われた荒らす憎むべき者が、聖なる場所に立つのを見たならば(読者よ、悟れ)、
人が立つような訳(やく)がなされていますが、反キリストがそれを建てたならば、ということです。
それがユダヤ人にとっては大患難時代後半が始まったというしるしで、イエスさまから指示を受けていた山に逃げなさいということです。

 

荒らす憎むべきものの2段階とは

第二テサロニケ2:3〜4
二テサ 2:3 だれがどんな事をしても、それにだまされてはならない。
まず背教のことが起り、不法の者、すなわち、滅びの子が現れるにちがいない。
2:4 彼は、すべて神と呼ばれたり拝まれたりするものに反抗して立ち上がり、自ら神の宮に座して、自分は神だと宣言する。
反キリストが神殿を征服します。

それが7年間の契約が破棄された瞬間で、ユダヤ人は山(東)の方に逃げて行きます。

第一段階 : パウロによれば、まず不法の者が神殿に座して、自らを神として、私を礼拝せよと迫ってきます。<反キリストによる神性宣言>

第二段階 : 黙13章でとりあげます。<像の設置>
黙示録レジュメ(13) (1)獣の実体とその働き の最後参照)

 

 

 

ラビ(ユダヤ教の教師)ジョーク  ラビの入れ歯 ここでは割愛させて頂きます。

 

ヨハネの黙示録レジュメ(9)2016年3/12
黙11:3〜19  ハデス・タータラス・アビスについての復習、ふたりの証人、第二の「わざわい」、第七のラッパ 

 

 

引用聖句は日本聖書協会『旧約聖書 1955年改訳、新約聖書 1954年改訳』(口語訳)を使用しています。

 

練馬桜台聖書フォーラム

代表 :南 知之

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