練馬桜台聖書フォーラム

33の事項:位置的真理 レジュメ(9)2024年 6/22

2024.06.29

カテゴリー:33の位置的真理, お知らせ, 学び

33の事項:位置的真理についての学びレジュメ(9)2024年6/22

 

養子、神の子、交わり、光

 

 2011年フルクテンバウム博士セミナー
聖書が教える救いとは』の後半
33の事項:位置的真理についての学び
THIRTY-THREE THINGS:
A STUDY OF POSITIONAL TRUTH

(テキスト) (チャート)を学んでいます。


ご購入はこちらから(MP3版)

 

レジュメもくじ

前回のレジュメ

 

 

フルクテンバウム博士のメッセージを中川健一牧師がわかり易く通訳してくださったセミナーの内容を基に作成しています。

以下
青色の聖句はセミナーでとりあげられた聖句です(セミナーでは新改訳3を使用しています)。
(ここでは原則、口語訳聖書 旧約聖書1955年改訳 新約聖書1954年改訳 日本聖書協会 を使用しています)
「新改訳3」とは聖書 新改訳 ©1970,1978,2003 新日本聖書刊行会 

「新改訳2017」とは聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 からの引用です。
紫色の聖句参考聖句
(英語訳は基本American Standard Version  ASVです。)
黒色の文章がセミナーの説明文

緑色の文章はHP編者による補足説明
茶色の文章Dr.Arnold G. Fruchtenbaum 『A Messianic Bible Study from Ariel Ministries』
MBS110 THIRTY-THREE THINGS:  A STUDY OF POSITIONAL TRUTH からの補足説明です。

興味のあるところはリンク先もご覧になってみてください。

 

紙の聖書「新改訳2017」こちらをどうぞ

 

初めに
Ⅰ.贖い(REDEMPTION)
Ⅱ.和解 (RECONCILIATION)
Ⅲ.なだめ (PROPITIATION)
Ⅳ.赦し(FORGIVENESS)
Ⅴ.義認(JUSTIFICATION)
Ⅵ.栄化(GLORIFICATION)
Ⅶ.解放(DELIVERANCE)
Ⅷ.割礼(CIRCUMCISION)
Ⅸ.神に受け入れられる(BEING ACCEPTABLE TO GOD)
Ⅹ.御霊の初穂(THE FIRSTFRUITS OF THE HOLY SPIRIT)
Ⅺ.神の永遠の計画の中に(IN THE ETERNAL PLAN OF GOD)
Ⅻ.岩(メシア)の上に置かれている
(BASED ON THE ROCK:  THE MESSIAH)
ⅩⅢ.近い者とされた(MADE NIGH)
Ⅻ.岩(メシア)の上に置かれている
(BASED ON THE ROCK:  THE MESSIAH)
ⅩⅢ.近い者とされた(MADE NIGH)
ⅩⅣ.聖なる祭司の一員とされた
(MEMBERS OF A HOLY ROYAL PRIESTHOOD)

ⅩⅤ.神の国に移された(TRANSFERRED INTO GOD’S KINGDOM)
ⅩⅥ.選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民
(A CHOSEN GENERATION:  A HOLY NAION:  A PECULIAR PEOPLE)
ⅩⅦ.天国の市民(CITIZENS OF HEAVEN)
ⅩⅧ.神の家族の一員(IN THE FAMILY OF GOD)
ⅩⅨ.養子縁組(ADOPTION)
ⅩⅩ.神の子(CHILDREN OF GOD)
ⅩⅪ.聖徒の交わりの一部
(PART OF THE FELLOWSHIP OF THE SAINTS)

ⅩⅫ.主にある光(LIGHT IN THE LORD)

 

 

セミナーテキスト10ページ(39/48)

 

ⅩⅨ.養子縁組

ADOPTION

 

(1)

信者は、
神の子として養子に迎えられた。

 

セミナー前半(レジュメはありません)にて
詳しく解説したので簡単にまとめだけ

 

ローマ8:15
ロマ 8:15 あなたがたは、
人を再び恐怖に陥れるような、
奴隷の霊を受けたのではなく、
子としてくださる御霊を受けたのです。
私たちは御霊によって、
「アバ、父」と呼びます
(新改訳3)
Rom  8:15 For you received not the spirit of bondage again unto fear; but you received the Spirit of adoption, whereby we cry, Abba, Father.
私たちは神の子として養子に迎えられたがゆえに
「アバ、父」と神に向かって呼ぶことができる

 

 

ガラテヤ4:5
ガラ 4:5 これは律法の下にある者を贖い出すためで、
その結果、
私たちが子としての身分を受けるようになるためです。

4:6 そして、
あなたがたは子であるゆえに、
神は「アバ、父」と呼ぶ
御子の御霊を、
私たちの心に遣わしてくださいました。

(新改訳3)
Gal 4:5 that he might redeem them that were under the law, that we might receive the adoption of sons. 4:6 And because you are sons, God sent forth the Spirit of his Son into our hearts, crying, Abba, Father.
5節:私たちが子としての身分を受けるようになる。
6節:アバ父と呼ぶようになる

 

 

エペソ1:5
エペ 1:5 神は、
みむねとみこころのままに、
私たちをイエス・キリストによってご自分の子にしようと
愛をもってあらかじめ定めておられました
(新改訳3)

Eph  1:5 having foreordained us unto adoption as sons through Jesus Christ unto himself, according to the good pleasure of his will,
私たちが神の(養)子となったのは
神がみこころのままにキリストのうちに定められておられたから

 

実子の場合:実の父親母親は
生まれた子を愛する場合も愛さない場合もある
養子の場合:両親はその子を愛するという決心をしたから養子として迎える

神が私たちを養子に迎えてくださるとは
神が私たちを愛するという決心をし
私たちを実際に愛してくださったということ

自然の子が生まれながらにして家族の中にいるのに対して、養子は愛されて選ばれているということ。

 

 

ロマ 8:23 そればかりでなく、
御霊の初穂をいただいている私たち自身も、
心の中でうめきながら、
子にしていただくこと

すなわち、
私たちのからだの贖われることを待ち望んでいます。
(新改訳3)
Rom 8:23 And not only so, but ourselves also, who have the first-fruits of the Spirit, even we ourselves groan within ourselves, waiting for our adoption, to wit, the redemption of our body.

 

 

 

 

 

 

ⅩⅩ.神の子

CHILDREN OF GOD

 

第20の位置は前の位置につづくものである。
養子となったので、信者は今や神の子である。

 

 

ヨハネ1:12
ヨハ 1:12 しかし、
この方を受け入れた人々、
すなわち、
その名を信じた人々には、
神の子どもとされる特権をお与えになった

(新改訳3)
Joh 1:12 But as many as received him, to them gave he the right to become children of God, even to them that believe on his name:
私たちがキリストを信じた信仰の結果として
神の子とされている

 

 

ローマ8:16
ロマ 8:16 御霊みずから
わたしたちの霊と共に、
わたしたちが神の子であることをあかしして下さる。
Rom  8:16 The Spirit himself bears witness with our spirit, that we are children of God:
聖霊が
私たちが神の子供であることを証してくださる

 

 

1ヨハネ3:1~2
一ヨハ 3:1 わたしたちが神の子と呼ばれるためには、
どんなに大きな愛を父から賜わったことか、
よく考えてみなさい。
わたしたちは、
すでに神の子
なのである。
世がわたしたちを知らないのは、
父を知らなかったからである。
3:2 愛する者たちよ。
わたしたちは今や神の子である。
しかし、
わたしたちがどうなるのか、
まだ明らかではない。
彼が現れる時、
わたしたちは、
自分たちが彼に似るものとなることを知っている。
そのまことの御姿を見るからである。

私たちは今神の子とされている

 

 

セミナーテキスト11ページ

 

このことと関連した要因がいくつかある

この位置には4つの面がある。

 

(1)

信者は、神によって生まれた。

 

既にこのことについては取り上げた

 

ヨハネ3:3~8
ヨハ 3:3 イエスは答えて言われた。
「まことに、
まことに、
あなたに告げます。
人は、
新しく生まれなければ、
神の国を見ることはできません。」
3:4 ニコデモは言った。
「人は、
老年になっていて、
どのようにして生まれることができるのですか。
もう一度、
母の胎に入って生まれることができましょうか。」
3:5 イエスは答えられた。
「まことに、
まことに、
あなたに告げます。
人は、
水と御霊によって生まれなければ、
神の国に入ることができません。
3:6 肉によって生まれた者は肉です。
 御霊によって生まれた者は霊です。
3:7 あなたがたは新しく生まれなければならない、
とわたしが言ったことを不思議に思ってはなりません。
3:8 風はその思いのままに吹き、
あなたはその音を聞くが、
それがどこから来てどこへ行くかを知らない。
 御霊によって生まれる者もみな、
そのとおりです。」
(新改訳3)

 

 

1ヨハネ5:1
一ヨハ 5:1 すべてイエスのキリストであることを信じる者は、
神から生れた者
である。
すべて生んで下さったかたを愛する者は、
そのかたから生れた者をも愛するのである。

メシアに対する信仰のゆえに神によって生まれた

 

 

テトス3:5
テトス 3:5 神は、
私たちが行った義のわざによってではなく、
ご自分のあわれみのゆえに、
聖霊による、
新生と更新との洗いをもって私たちを救ってくださいました。
(新改訳3)
Tit 3:5 not by works done in righteousness, which we did ourselves, but according to his mercy he saved us, through the washing of regeneration and renewing of the Holy Spirit,
新生のことが言われている

新生の結果神の子として生まれる

 

 

一ペテ 1:23 あなたがたが新たに生れたのは、
朽ちる種からではなく、
朽ちない種から、
すなわち、
神の変ることのない生ける御言によったのである。

 

 

 

 

(2)
信者は、
霊的に生ける者となった。

 

エペソ2:5
エペ 2:5 罪過によって死んでいたわたしたちを
キリストと共に生かし
――あなたがたの救われたのは、
恵みによるのである――

Eph  2:5 even when we were dead through our trespasses, made us alive together with Christ (by grace have you been saved),
私たちは霊的に死んだところから
生けるものに変えられたとある

 

 

コロサイ2:13
コロ 2:13 あなたがたは、
先には罪の中にあり
かつ肉の割礼がないままで死んでいた者であるが、
神は、
あなたがたをキリストと共に生かし
わたしたちのいっさいの罪をゆるして下さった。

私たちは罪と罪過の中に死んでいたが
生ける者となったとある

 

 

二コリ 5:14 なぜなら、
キリストの愛がわたしたちに強く迫っているからである。
わたしたちはこう考えている。
ひとりの人がすべての人のために死んだ以上、
すべての人が死んだのである。
5:15 そして、
彼がすべての人のために死んだのは、
生きている者がもはや自分のためにではなく、
自分のために死んでよみがえったかたのために、
生きるためである。

 

神の子どもとなるためによみがえらされたのである。
霊的に生かされたのである。

 

,

 

 

(3)

信者は、今や神の子である。

 

この時の「子」は「sons」息子たち
これは従う者「followers」と同じ意味
弟子と同じ意味

ユダヤ教の「子たち」の意味は、
ブナイ・ブリスB’nai B’rishが「契約の子たち」
或いは「契約に従う者たち」を意味するように、
明らかに「従う者たち」の意味を持っている。
神の子となった信者は、今や神に従う者である。

 

ローマ8:14
ロマ 8:14 すべて神の御霊に導かれている者は、
すなわち、
神の子である。
Rom 8:14 For as many as are led by the Spirit of God, these are sons of God.
私たちは御霊によって導かれている

それが神の子とされている証拠であるという

 

 

ガラテヤ3:26
ガラ 3:26 あなたがたはみな、
キリスト・イエスにある信仰によって、
神の子なのである。

Gal 3:26 For you are all sons of God, through faith, in Christ Jesus.
私たちがメシアに信頼を置いているということはフォロワーになった神の子となった
つまりメシアに従う者となったということ

 

 

ガラテヤ4:6~7
ガラ 4:6 このように、
あなたがたはであるのだから、
神はわたしたちの心の中に、
「アバ、父よ」と呼ぶ御子の霊を送って下さった
のである。

Gal 4:6 And because you are sons, God sent forth the Spirit of his Son into your hearts, crying, Abba, Father.
信じて心に聖霊が与えられている

そのみたまのゆえにアバ父と私たちは神に呼びかけることができるようになっている

 

 

二コリ 6:18 してわたしは、
あなたがたの父となり、
あなたがたは、
わたしのむすこ、
むすめとなるであろう。
全能の主が、
こう言われる」。

 

一ヨハ 3:2 愛する者たちよ。
わたしたちは今や神の子である。
now are we children of God,
しかし、
わたしたちがどうなるのか、
まだ明らかではない。
彼が現れる時、
わたしたちは、
自分たちが彼に似るものとなることを知っている。
そのまことの御姿を見るからである。

 

 

 

 

(4)

信者は、
新しく創造された者である。

 

 

2コリント5:17
二コリ 5:17 だれでもキリストにあるならば、
その人は新しく造られた者である。

古いものは過ぎ去った、
見よ、
すべてが新しくなったのである。

2Co 5:17 Wherefore if any man is in Christ, he is a new creature:  the old things are passed away; behold, they are become new.
キリストのうちにあって私たちは新しく創造された者となっている

新しい被造物となった。
信者は神の子となるために新しく造られたのである。

 

 

ガラテヤ6:15
ガラ 6:15 割礼を受けているか受けていないかは、
大事なことではありません。
大事なのは新しい創造です。
(新改訳3)
Gal  6:15 For neither is circumcision anything, nor uncircumcision, but a new creature.

 

 

エペソ2:10

エペ 2:10 わたしたちは神の作品であって、
良い行いをするように、
キリスト・イエスにあって造られたのである。
神は、
わたしたちが、
良い行いをして日を過ごすようにと、
あらかじめ備えて下さったのである。
Eph 2:10 For we are his workmanship, created in Christ Jesus for good works, which God afore prepared that we should walk in them.
私たちは良い行いに歩むようにキリスト・イエスにあってつくられたと言われている

 

 

エペソ4:24
エペ 4:24 真の義と聖とをそなえた神にかたどって造られた新しき人を着るべきである。
Eph 4:24 and put on the new man, that after God hath been created in righteousness and holiness of truth.

 

コロサイ3:10
コロ 3:10 造り主のかたちに従って新しくされ、
真の知識に至る新しき人を着たのである。

Col 3:10 and have put on the new man, that is being renewed unto knowledge after the image of him that created him:

 

共に教えていることは
新しく造られた者であることが新しい霊的命に歩むためのベースになっているということ

 

 

 

 

 

 

ⅩⅪ.聖徒の交わりの一部

PART OF THE FELLOWSHIP OF THE SAINTS

 

 

(1)

すべての信者は、
聖徒の交わりの一部である。

 

ヨハネ17:11
ヨハ 17:11 わたしはもうこの世にはいなくなりますが、
彼らはこの世に残っており、
わたしはみもとに参ります。
聖なる父よ、
わたしに賜わった御名によって彼らを守って下さい。
それはわたしたちが一つであるように、
彼らも一つになるためであります。
Joh  17:11 And I am no more in the world, and these are in the world, and I come to you.  Holy Father, keep them in your name which you have given me, that they may be one, even as we are.
これが信者が一致していくための土台

 

 

ヨハネ17:21~23
ヨハ 17:21 父よ。
あなたがわたしのうちにおられ、
わたしがあなたのうちにいるように、
すべての人を一つにしてください。
彼らもわたしたちのうちにいるようにしてください。
Joh 17:21 that they may all be one; even as you, Father, are in me, and I in you, that they also may be in us; ~

 

あなたがわたしを遣わされたことを、
世が信じるようになるためです。
17:22 またわたしは、
あなたが下さった栄光を彼らに与えました。
わたしたちが一つであるように、
彼らも一つになるためです。
Joh 17:22 And the glory which you have given me I have given unto them; that they may be one, even as we are one:

17:23 わたしは彼らのうちにいて、
あなたはわたしのうちにおられます。
彼らが完全に一つになるためです。

Joh  17:23a I in them, and you in me, that they may be perfected into one; ~

また、
あなたがわたしを遣わされたことと、
わたしを愛されたように彼らも愛されたことを、
世が知るためです。
(新改訳2017)

キリストのうちにあって一体となっていることが将来の栄光を受けるための土台になっている

 

 

1ヨハネ1:3
一ヨハ 1:3 すなわち、
わたしたちが見たもの、
聞いたものを、
あなたがたにも告げ知らせる。
それは、
あなたがたも、
わたしたちの交わりにあずかるようになるためである。
わたしたちの交わりとは、
父ならびに御子イエス・キリストとの交わりのことである。
1Jo 1:3 that which we have seen and heard declare we unto you also, that you also may have fellowship with us; and our fellowship is with the Father, and with his Son Jesus Christ:
聖徒の交わりが可能になる理由は信者が御子と交わりがあるから

 

 

1ヨハネ1:7
一ヨハ 1:7 しかし、
神が光の中にいますように、
わたしたちも光の中を歩くならば、
わたしたちは互に交わりをもち、
そして、
御子イエスの血が、
すべての罪からわたしたちをきよめるのである。
1Jo 1:7 but if we walk in the light,as he is in the light, we have fellowship one with another, and the blood of Jesus Christ his Son cleanses us from all sin.
聖徒の交わりと光の中を歩む

 

位置的真理から言うと私たち一人ひとりが聖徒の交わりの一部にして頂いている

 

 

 

 

(2)

適用

 

信者一人ひとりは自分が生きている現実の地域の交わりの中で一致を求めていくように勧められている


信者はみな聖徒の交わりの一部であるからこそ、一致できるのである。

 

 

 

 

 

 

ⅩⅫ.主にある光

LIGHT IN THE LORD

 

 

(1)

信者は、
世の光であるだけでなく、
主にある光である。

 

エペソ5:8
エペ 5:8 あなたがたは、
以前はやみであったが、
今は主にあって光となっている。
光の子らしく歩きなさい――

信者は世の光であるだけでなく
キリストのうちにある光でもある

 

 

 

 

(2)

適用

セミナーテキスト12ページ

1テサロニケ5:4~9
Ⅰテサ 5:4 しかし、
兄弟たち。
あなたがたは暗やみの中にはいないのですから、
その日が、
盗人のようにあなたがたを襲うことはありません。
5:5 あなたがたはみな、
光の子ども、
昼の子ども
だからです。
私たちは、
夜や暗やみの者ではありません

5:6 ですから、
ほかの人々のように眠っていないで、
目をさまして、
慎み深くしていましょう。
5:7 眠る者は夜眠り、
酔う者は夜酔うからです。
5:8 しかし、
私たちは昼の者なので、
信仰と愛を胸当てとして着け、
救いの望みをかぶととしてかぶって、
慎み深くしていましょう。
5:9 神は、
私たちが御怒りに会うようにお定めになったのではなく

主イエス・キリストにあって救いを得るようにお定めになったからです。
(新改訳3)
1Th 5:9 For God appointed us not unto wrath, but unto the obtaining of salvation through our Lord Jesus Christ,
この聖句が信者(メシアのからだ、教会聖徒)は大患難時代を通過しないという理由付けの聖句になっている

 

私たちの位置的な真理は
キリストにあって光となっている
それゆえ
実践において光の中を歩む必要がある

 

 

 

 

Q:

携挙と
大患難時代について

 

 

A:

 


信者は光の子ども、
昼の子どもである。

ここで一つの対比がなされている
パウロによれば未信者は夜や暗やみの者
それに対して信者は光の子であり昼の子

 


「主の日」(大患難時代)は、
神の怒りの日、
暗やみの日。

旧約聖書の預言では
大患難時代を指すある共通した言葉がある
大患難時代というのは闇の世であり暗い時代
暗やみの中を歩んでいる人には大患難時代つまり暗やみの日が襲うという論理
けれどもその大患難時代つまり暗やみの日は
光の中を歩みキリストのうちにあって光である信者を襲うことはない

パウロはこう書いている
神は、私たちが御怒りに会うようにお定めになったのではなく、

御怒りという言葉は
2節にある主の日 the day of the Lord のことであり
Ⅰテサ 5:2 主の日が夜中の盗人のように来るということは、
あなたがた自身がよく承知しているからです。
(新改訳3)

旧新約聖書で「主の日」という言葉は
大患難時代を指す最も一般的な言葉

 


信者は、
大患難時代を通過しない。

[だから信者は
「主の日」つまり大患難時代を通過しない
それゆえ
大患難時代の前に携挙が起こる
とこの節が教えている]

 

 

 

 

 

 

33の事項:位置的真理(10)2024年7/ 6へ
ⅩⅩⅢ.天的な関連性(HEAVENLY ASSOCIATIONS)
ⅩⅩⅣ.満ち満ちている(COMPLETION)
ⅩⅩⅤ.すべての霊的祝福を所有している
(IN POSSESSION OF EVERY SPIRITUAL BLESSING)

 

練馬桜台聖書フォーラム

代表 :南 知之

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