死後の世界 レジュメ(18)2019年5/25
一人でも多くの方々に、永遠のいのちに入る選択をして頂きたいです
2012年フルクテンバウム博士セミナー
『聖書が教える死後の世界
ー個人的終末論ー』(テキスト)
(チャート 死者の場所(13の用語))
(ホワイトボード)を学んでいます。
ご購入はこちらから(MP3版)
(CD、DVD、テキストは販売終了)
フルクテンバウム博士のメッセージを中川健一牧師がわかり易く通訳してくださったセミナーの内容を基に作成しています。
以下、青色の聖句はセミナーでとりあげられた聖句です。
紫色の聖句は2回目にでてきた聖句または参考聖句です。
黒色の文章がセミナーの説明文です。
緑色の聖句や文章は補足説明です。
茶色の文章はフルクテンバウム博士著『The Footsteps of The Messiah』付録Ⅸ 死者の場所 からの補足説明です。
興味のあるところはリンク先もご覧になってみてください。
Ⅲ.死者の場所
The Place of the Dead
①シオール Sheol(旧64)
②ハデス Hades(新10)
③アバドン Abbadon(旧6)
④よみの穴 The Pit (旧23)
⑤アビス The Abyss (新9)
⑥タータラス Tartarus (新1)
⑦地獄 Hell (0箇所)
⑧ゲヘナ Gehenna (新12)
⑨火の池 The Lake of Fire (黙示録4)
⑩アブラハムのふところ Abraham’s Bosom (新1)
⑪パラダイス Paradise (新3)
⑫天 Heaven (旧新39)
⑬新しいエルサレム The New Jerusalem (新3)
セミナーテキスト27ページ
D. 将来
The Place of the Dead in the Future
2.不信者たち
The Future of the Unbelievers
不信者たちの将来はどうなるのか
不信者たちの将来
a. 永遠の状態
The Eternal State
*不信者たちは千年王国つまり一千年間のメシア的王国が終わるまでシオール(ハデス)の苦しみの場所に留まることになる
黙20:11〜15
黙 20:11 また私は、大きな白い御座と、そこに着座しておられる方を見た。
地も天もその御前から逃げ去って、あとかたもなくなった。
20:12 また私は、死んだ人々が、大きい者も、小さい者も御座の前に立っているのを見た。
そして、数々の書物が開かれた。
また、別の一つの書物も開かれたが、それは、いのちの書であった。
死んだ人々は、これらの書物に書きしるされているところに従って、自分の行いに応じてさばかれた。
20:13 海はその中にいる死者を出し、死もハデスも、その中にいる死者を出した。
そして人々はおのおの自分の行いに応じてさばかれた。
20:14 それから、死とハデスとは、火の池に投げ込まれた。
これが第二の死である。
20:15 いのちの書に名のしるされていない者はみな、この火の池に投げ込まれた。
このシオール或いはハデスは地球の真ん中だと話した
千年王国が終わるとこの地上は存在をストップし 新しい天と新しい地がつくられるようになる
千年王国の終わりに地球がなくなり新しい天と新しい地に
そういう理由で今シオール或いはハデスと言われている所もなくなる
そこに閉じ込められている者たちが全て引き出されてくる
その段階で(すべての不信者は)第二の復活を経験し白い御座のさばきの前に立つことになる
そのさばきの結果 彼ら(不信者)はゲヘナ(火の池)に投げ込まれる
白い御座のさばきというこの最後のさばきの座に立つのは不信者のみ
これは誰が救われているか救われてないかを決める裁きではなく(このさばきを受けるのは皆救われていない者)
さばきの度合いを決定する裁き
ある者は他の者より一層厳しい苦しみを与えられるから
その刑罰が重いか軽いかどの程度かを決めるのは二つの原則がある
1:罪深さの度合い
2:どれくらいの救いの情報を得ていたのか
そしてどれくらいの情報を拒否したのか
不信者たちの将来
b. 聖書 The Scriptures
(マタイに)ゲヘナという言葉は7箇所
黙示録に火の池は4箇所
不信者たちの将来
c. 描写的表現
The Descriptive Phrases
最終的なさばきの場を描写する表現が9つある
不信者たちの将来
(1)燃えるゲヘナ(火の地獄)
the Gehenna of fire
苦しみの原因は火
マタ5:22
マタ 5:22 しかし、わたしはあなたがたに言います。
兄弟に向かって腹を立てる者は、だれでもさばきを受けなければなりません。
兄弟に向かって『能なし』と言うような者は、最高議会に引き渡されます。
また、『ばか者』と言うような者は燃えるゲヘナに投げ込まれます。
マタ18:9
マタ 18:9 また、もし、あなたの一方の目が、あなたをつまずかせるなら、それをえぐり出して捨てなさい。
片目でいのちに入るほうが、両目そろっていて燃えるゲヘナに投げ入れられるよりは、あなたにとってよいことです。
不信者たちの将来
(2)ゲヘナの刑罰(地獄の罰)
the judgment of Gehenna
マタ23:33
マタ 23:33 おまえたち蛇ども、まむしのすえども。
おまえたちは、ゲヘナの刑罰をどうしてのがれることができよう。
不信者たちの将来
(3)外の暗やみ
the outer darkness
神の怒りの結果外の暗やみに投げ出される
マタ8:12
マタ 8:12 しかし、御国の子らは外の暗やみに放り出され、そこで泣いて歯ぎしりするのです。」
マタ22:13
マタ 22:13 そこで、王はしもべたちに、『あれの手足を縛って、外の暗やみに放り出せ。
そこで泣いて歯ぎしりするのだ』と言った。
マタ25:30
マタ 25:30 役に立たぬしもべは、外の暗やみに追い出しなさい。
そこで泣いて歯ぎしりするのです。
火は燃えているが真っ暗やみでお互いを見ることができず
皆が非常に孤独な状態で苦しんでいるということを意味する
この燃える池 火の池の火というのは自然界にある火とは性質が異なっている
自然界の火は熱と光を発する
しかしこの場所の火というのは熱を発散するだけで光は発散しない
そこにいる人は誰も光を見ることはなくお互いを見ることはない
皆歯ぎしりしながら呻いている状態
不信者たちの将来
(4)消えない火(消えることのない火)
unquenchable fire
マタイ3:12
マタ 3:12 手に箕を持っておられ、ご自分の脱穀場をすみずみまできよめられます。
麦を倉に納め、殻を消えない火で焼き尽くされます。」
the chaff he will burn up with unquenchable fire.
火の洗礼を受けるような表現になっている
マタ 3:11 私は、あなたがたが悔い改めるために、水のバプテスマを授けていますが、私のあとから来られる方は、私よりもさらに力のある方です。
私はその方のはきものを脱がせてあげる値うちもありません。
その方は、あなたがたに聖霊と火とのバプテスマをお授けになります。
ここでも火は苦しみの原因
不信者が消えない火で洗礼を受けるとは
そこに投げ込まれることを意味している
マコ9:43
マル 9:43 もし、あなたの手があなたのつまずきとなるなら、それを切り捨てなさい。
片手でいのちに入るほうが、両手そろっていてゲヘナの消えぬ火の中に落ち込むよりは、あなたにとってよいことです。
ルカ3:17
ルカ 3:17 また手に箕を持って脱穀場をことごとくきよめ、麦を倉に納め、殻を消えない火で焼き尽くされます。」
不信者たちの将来
(5)永遠の火
the eternal fire
マタイ25:41
マタ 25:41 それから、王はまた、その左にいる者たちに言います。
『のろわれた者ども。
わたしから離れて、悪魔とその使いたちのために用意された永遠の火に入れ。
ユダ7節
ユダ 1:7 また、ソドム、ゴモラおよび周囲の町々も彼らと同じように、好色にふけり、不自然な肉欲を追い求めたので、永遠の火の刑罰を受けて、みせしめにされています。
その苦しみがどれくらい続くかを表している
永遠とあるので いつまでも続くということ
不信者たちの将来
(6)永遠の滅び
the eternal destruction
2テサ1:9
Ⅱテサ 1:9 そのような人々は、主の御顔の前とその御力の栄光から退けられて、永遠の滅びの刑罰を受けるのです。
永遠とあるので この苦しみがいつまでも続くことを表している
不信者たちの将来
(7)火の燃える炉
the furnace of fire
マタイ13:42
マタ 13:42 火の燃える炉に投げ込みます。
彼らはそこで泣いて歯ぎしりするのです。
マタイ13:50
マタ 13:50 火の燃える炉に投げ込みます。
彼らはそこで泣いて歯ぎしりするのです。
ここでも燃える火が苦しみの原因になっている
不信者たちの将来
(8)まっ暗なやみ
the blackness of darkness
火は光を発していない
闇がそこにあり
火は苦しみを与えているだけ
2ペテ2:17
Ⅱペテ 2:17 この人たちは、水のない泉、突風に吹き払われる霧です。
彼らに用意されているものは、まっ暗なやみです。
ユダ13
ユダ 1:13 自分の恥のあわをわき立たせる海の荒波、さまよう星です。
まっ暗なやみが、彼らのために永遠に用意されています。
不信者たちの将来
(9)第二の死
the second death
第一の死は肉体的な死であり
霊的な死が永遠のものとして決定していることを「第二の死」と言う
黙2:11
黙 2:11 耳のある者は御霊が諸教会に言われることを聞きなさい。
勝利を得る者は、決して第二の死によってそこなわれることはない。」』
黙20:14
黙 20:14 それから、死とハデスとは、火の池に投げ込まれた。
これが第二の死である。
黙21:8
黙 21:8 しかし、おくびょう者、不信仰の者、憎むべき者、人を殺す者、不品行の者、魔術を行う者、偶像を拝む者、すべて偽りを言う者どもの受ける分は、火と硫黄との燃える池の中にある。
これが第二の死である。」
d. 不信者が火の池でどういう状態にあるか
The State of the Unbeliever in the Lake of Fire
聖書はどう表現しているのか
黙14:10〜11
黙 14:10 そのような者は、神の怒りの杯に混ぜ物なしに注がれた神の怒りのぶどう酒を飲む。
また、聖なる御使いたちと小羊との前で、火と硫黄とで苦しめられる。
14:11 そして、彼らの苦しみの煙は、永遠にまでも立ち上る。
獣とその像とを拝む者、まただれでも獣の名の刻印を受ける者は、昼も夜も休みを得ない。
苦しみの煙という言葉が使われている
ここでもセカンドチャンスはない
そこにいる人たちは永遠に苦しんでいるから
マルコ9:48
マル 9:48 そこでは、彼らを食ううじは、尽きることがなく、火は消えることがありません。
*消えることのない火という言葉がある
(セミナーテキストの「マタイ」はミスプリ マルコにしてください。)
マタイ8:12
マタ 8:12 しかし、御国の子らは外の暗やみに放り出され、そこで泣いて歯ぎしりするのです。」
but the sons of the kingdom shall be cast forth into the outer darkness: there shall be the weeping and the gnashing of teeth.
そこはまた泣いて歯ぎしりするところ
自分がもう完全に失われているので泣いている
歯ぎしりしているのは余りの痛みの故
マタ13:42
マタ 13:42 火の燃える炉に投げ込みます。彼らはそこで泣いて歯ぎしりするのです。
マタ13:50
マタ 13:50 火の燃える炉に投げ込みます。彼らはそこで泣いて歯ぎしりするのです。
マタ22:13
マタ 22:13 そこで、王はしもべたちに、『あれの手足を縛って、外の暗やみに放り出せ。
そこで泣いて歯ぎしりするのだ』と言った。
マタ24:51
マタ 24:51 そして、彼をきびしく罰して、その報いを偽善者たちと同じにするに違いありません。
しもべはそこで泣いて歯ぎしりするのです。
マタ25:30
マタ 25:30 役に立たぬしもべは、外の暗やみに追い出しなさい。
そこで泣いて歯ぎしりするのです。
ルカ13:28
ルカ 13:28 神の国にアブラハムやイサクやヤコブや、すべての預言者たちが入っているのに、あなたがたは外に投げ出されることになったとき、そこで泣き叫んだり、歯ぎしりしたりするのです。
*不義な者たちがそこに一括して集められる
黙21:8
黙 21:8 しかし、
おくびょう者、
不信仰の者、
憎むべき者、
人を殺す者、
不品行の者、
魔術を行う者、
偶像を拝む者、
すべて偽りを言う者ども
の受ける分は、火と硫黄との燃える池の中にある。
これが第二の死である。」
火の池の中で苦しんでいる人たち
どういう人がいるか
ここでは不義な存在が八つ記されている
信者はこういうものからは分かたれているが
不信者はこういう八つの忌むべき存在と共に過ごすことになる
黙22:15
黙 22:15 犬ども、
魔術を行う者、
不品行の者、
人殺し、
偶像を拝む者、
好んで偽りを行う者
はみな、外に出される。
ここでもリストアップがある
六つの存在がこの不義な者の集団としてリストアップされている
「犬ども」という言葉はヘブル的には救われていない異邦人のことを表現している
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フルクテンバウム博士の猫好きな奥さまの神学は割愛(苦笑)
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*不信者は神の怒りを永遠に経験する
ヨハネ3:36
ヨハ 3:36 御子を信じる者は永遠のいのちを持つが、御子に聞き従わない者は、いのちを見ることがなく、神の怒りがその上にとどまる。
不信者たちの将来
e. 推論(8つある)
The Deductions
(1)火の池は神の恵みから完全に切り離された状態
この人たち不信者はとこしえの霊的死の中に住む
(2)終わりのない人生の苦悩がやってくる
(3)肉体と霊魂の痛みを経験する
(4)良心の呵責を感じる
(5)激痛が襲う
(6)絶望が襲う
(7)火で苦しめられる
(8)しかし意識は永遠に続いている
(9)暗やみに永遠に住む
(10)信じる機会があったのに自分は信じなかったということを覚えている
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(セミナーテキストの)アウトラインは(8)までですけれども(9)(10)をおまけでつけておきました。
しかも無料でつけておきました(苦笑)
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セミナーテキストの30ページ
f. この火の池の苦しみの継続期間
The Duration
これは
*永遠に続く
黙14:11
黙 14:11 そして、彼らの苦しみの煙は、永遠にまでも立ち上る。
獣とその像とを拝む者、まただれでも獣の名の刻印を受ける者は、昼も夜も休みを得ない。
マタイ25:46
マタ 25:46 こうして、この人たちは永遠の刑罰に入り、正しい人たちは永遠のいのちに入るのです。」
*信じた者 聖徒たちの喜びもそれと同じ期間継続して続く
マタイ9:48
マル 9:48 そこでは、彼らを食ううじは、尽きることがなく、火は消えることがありません。
刑罰といのち、どちらに行くにしてもこの状況はとこしえに続く
学んだように
セカンドチャンスはない
霊魂の抹殺もない
これが聖書の明確な教え
私たち信者の地上での使命は
未だ救われてない方々に福音をお伝えして一人でも多くの方が救われるようにすること
もしこの地上生涯において福音を信じないならば
やがて恐ろしい状況がその人たちを待っているという認識
# # # # # # #
福音(特別啓示)とは
コリント人への手紙第一 15:3b〜4
キリストは、聖書の示すとおりに、
私たちの罪のために死なれたこと、
15:4 また、葬られたこと、
また、聖書の示すとおりに、
三日目によみがえられたこと、
福音の三要素
キリストの十字架以降、全ての人が信ずべき福音の内容とは次の3つのこと
① キリストは私たちの罪のために死なれたこと
② 墓に葬られたこと
③ 三日目に復活されたこと
イエスさまに信頼をおく者には祝福された永遠のいのちが用意されている
この福音の内容を理解し 同意し イエス・キリストこそ自分を救ってくださる唯一のお方であると信じ信頼するなら
信仰により 恵みにより救われる
詳しくはクリスチャンライフ、この麗しきもの (音声)をどうぞ
テトス 3:5 神は、私たちが行った義のわざによってではなく、ご自分のあわれみによって、聖霊による再生と刷新の洗いをもって、私たちを救ってくださいました。
イエス・キリストの十字架についての無料メッセージは
中川健一牧師による「メシアの生涯(197)十字架上での最初の3時間(1)」、YouTube、Vimeo、音声のみ、アウトライン、アプリ等
最初からも是非
3分でわかる聖書
成長セミナー
聖書講解メッセージ
テーマメッセージ
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今回のまとめ
1.不信者は死後 千年王国が終わるまで地球の真ん中シオール ハデスの苦しみの場所にいる
2.千年の終わりに不信者たちの体は復活され霊魂に再び結び付けられ
ハデスから連れ出されて大きな白い御座の裁きの前に立つ
3.そこで不信者は生前の行いにより刑罰 苦しみの程度が決められる
4.裁きののちの不信者の最後の住みかはゲヘナ 火の池 第二の死
5.そこは外の暗やみ 消えない火 永遠の火 永遠の滅び 火の燃える炉 まっ暗なやみと描写される場所
6.苦しみの煙があるところで泣いて歯ぎしりし 汚れた者がいる場 神の怒りが永遠に留まる状態
7.永遠に神から切り離され 霊肉ともに痛み 良心の呵責 激しい苦悩 絶望 苦痛 永遠に意識がある状態だと推論される
死後の世界レジュメ(19) 2019年6/8
E.誤った説 Ⅰ.幼児霊域 2.煉獄 へ