練馬桜台聖書フォーラム

死後の世界 レジュメ(4)2018年 10/27

2018.10.28

カテゴリー:学び, 死後の世界

死後の世界 レジュメ(4)2018年10/27

 

「滅ぼす」という一語にこんなに沢山の意味があったとは!

ギリシャ語でアプルミ、アプレイア、フソーラ、ホレフロス、カタルゲオウ

 

 

2012年フルクテンバウム博士セミナー
聖書が教える死後の世界
ー個人的終末論ーテキスト 

(チャート 死者の場所(13の用語))
(ホワイトボード)を学んでいます。

ご購入はこちらから(MP3版
(CD、DVD、テキストは販売終了)

 

 

レジュメもくじ

前回レジュメ(3)

 

 

フルクテンバウム博士のメッセージを中川健一牧師がわかり易く通訳してくださったセミナーの内容を基に作成しています。

以下、青色の聖句はセミナーでとりあげられた聖句です。
紫色の聖句は2回目にでてきた聖句または参考聖句です。
黒色の文章がセミナーの説明文です。

緑色の聖句や文章は補足説明です。
茶色の文章はフルクテンバウム博士著『The Footsteps of The Messiah』付録Ⅶ不滅(Immortality)からの補足説明です。

興味のあるところはリンク先もご覧になってみてください。

 

 

Ⅰ.不滅(IMMORTALITY)

 

セミナーテキストの4ページ

 

4. 霊魂の抹殺という説のつづき

最もよくある誤った説で特にカルトに用いられる

不信者の状態で亡くなった人は死後さばきにあい
それが短いか相当期間続くかは別として
或る一定の期間の裁きが終わるとその人の霊魂は抹殺されるという考え方

 

b.この説を支持する議論
The Arguments in Support of Annihilationism

 

「4.霊魂の抹殺」説を支持する人の議論を二つ神学的 聖書的にわけて確認します。

 

 

(2)聖書的議論 (16ある)

The Scriptural Arguments

 

「滅ぼす」という言葉に根拠を置いた議論

 

霊魂の不滅という誤った説を支持する人による

① マタイ10:28聖書的議論 

 

イエスさまが

マタ 10:28 からだを殺しても、たましいを殺せない人たちなどを恐れてはなりません。
そんなものより、たましいもからだも、ともにゲヘナで滅ぼすことのできる to destroy both soul and body in hell 方を恐れなさい。

滅ぼす:動詞
ギリシャ語で「アポルミ

 

 

 

 

霊魂の不滅という誤った説を支持する人による

② マタイ7:13聖書的議論

 

マタ 7:13 狭い門から入りなさい。
滅びに至る門は大きく、その道は広いからです
broad is the way ~  to destruction

そして、そこから入って行く者が多いのです。

滅び
ギリシャ語で「アプレイア
①アポルミとルーツは同じ

 

 

 

 

霊魂の不滅という誤った説を支持する人による

③ ロマ9:22聖書的議論

 

 ロマ 9:22 ですが、もし神が、怒りを示してご自分の力を知らせようと望んでおられるのに、その滅ぼされるべき fitted unto destruction 怒りの器を、豊かな寛容をもって忍耐してくださったとしたら、どうでしょうか。

滅び
ギリシャ語で「アプレイア
①アポルミとルーツは同じ

 

 

 

 

霊魂の不滅という誤った説を支持する人による

④ 2ペテ2:1聖書的議論

 

Ⅱペテ 2:1 しかし、イスラエルの中には、にせ預言者も出ました。
同じように、あなたがたの中にも、にせ教師が現れるようになります。
彼らは、滅びをもたらす異端をひそかに持ち込み、自分たちを買い取ってくださった主を否定するようなことさえして、自分たちの身にすみやかな滅び themselves swift destruction を招いています。

滅び
ギリシャ語で「アプレイア
①アポルミとルーツは同じ

 

・・・・・・・・・・

 

フルクテンバウム博士が言い間違えた時の言い訳ジョーク

「今間違えましたけど、前回間違いを犯してから初めて犯した間違いでした。」(苦笑)

 

・・・・・・・・・・

 

 

霊魂の不滅という誤った説を支持する人による

⑤ ピリ3:19聖書的議論

 

ピリ 3:19a 彼らの最後は滅びです。
whose end is perdition.

滅び
ギリシャ語で「アプレイア
彼らはこれを存在そのものが終わってしまうと解釈する

 

 

 

 

霊魂の不滅という誤った説を支持する人による

⑥ 2ペテ2:12聖書的議論

 

Ⅱペテ 2:12 ところがこの者どもは、捕らえられ殺されるために to be taken and destroyed, 自然に生まれついた、理性のない動物と同じで、自分が知りもしないことをそしるのです。
それで動物が滅ぼされるように、彼らも滅ぼされてしまうのです。
shall in their destroying surely be destroyed,

滅ぼされる
ギリシャ語は「フソーラ
滅ぼされるという言葉を彼らは存在そのものが終わってしまうと解釈する

 

 

 

 

霊魂の不滅という誤った説を支持する人による

⑦ 1テサ5:3聖書的議論

 

Ⅰテサ 5:3a〜突如として滅び sudden destruction が彼らに襲いかかります。

滅び
ギリシャ語 ルーツは似ているが「ホレフロス
滅びという言葉を彼らは存在が終わると解釈する

 

 

 

 

霊魂の不滅という誤った説を支持する人による

⑧ 2テサ2:8聖書的議論

 

Ⅱテサ 2:8 その時になると、不法の人 the lawless one が現れますが、主は御口の息をもって彼を殺し、来臨の輝きをもって滅ぼしてしまわれます。

滅ぼす
ギリシャ語は「カタルゲオウ

滅ぼすという言葉を彼らは存在が終わると解釈する

 

 

 

 

旧約聖書

霊魂の不滅という誤った説を支持する人による

⑨ エゼ18:4、20聖書的議論

 

エゼ 18:4 見よ。すべてのいのち all souls はわたしのもの。
父のいのち the soul of the father も、子のいのち the soul of the son もわたしのもの。
罪を犯した者は、その者が死ぬ。
the soul that sinneth, it shall die.

 

エゼ 18:20 罪を犯した者 The soul that sinneth, は、その者が死に、子は父の咎について負いめがなく、父も子の咎について負いめがない。
正しい者の義はその者に帰し、悪者の悪はその者に帰する。

 

たましいが死ぬという表現がでてくる
それを彼らは存在が終わると解釈する

/////////////////////////////////////

口語訳
エゼ 18:4 見よ、すべてのはわたしのものである。
父のも子のもわたしのものである。
罪を犯したは必ず死ぬ。

エゼ 18:20 罪を犯すは死ぬ。
子は父の悪を負わない。
父は子の悪を負わない。
義人の義はその人に帰し、悪人の悪はその人に帰する。

 

新改訳2017
エゼ 18:4 見よ、すべてのたましいは、わたしのもの。
父のたましいも子のたましいも、わたしのもの。
罪を犯したたましいが死ぬ。

エゼ 18:20 罪を犯したたましいが死ぬのであり、子は父の咎について負い目がなく、父も子の咎について負い目がない。
正しい人の義はその人の上にあり、悪しき者の悪はその者の上にある。

/////////////////////////////////////

 

 

 

 

 霊魂の不滅という誤った説を支持する人による  

⑩ 詩146:3〜4聖書的議論

 

詩 146:3 君主たちにたよってはならない。
救いのない人間の子に。
46:4 霊が出て行くと、人はおのれの土に帰り、
His breath goeth forth, he returneth to his earth;
その日のうちに彼のもろもろの計画は滅びうせる。

人が死ぬとその人のたましいは滅びるというような表現がある
その人は存在そのものが終わり継続して生きることはないと彼らは解釈する

 

 

 

 

霊魂の不滅という誤った説を支持する人による

⑪ 伝9:5聖書的議論

 

伝 9:5 生きている者は自分が死ぬことを知っているが、
死んだ者は何も知らない
the dead know not anything.
彼らにはもはや何の報いもなく、
彼らの呼び名も忘れられる。

死んだ者は何も知らない。とは存在そのものがなくなったと彼らは解釈する

 

 

 

 

つづき⑫〜⑯は次回

 

 

c. この説(4.霊魂抹殺説)を否定する議論
The Arguments Against Annihilationism

 

  

(2)聖書的議論 (16ある)

The Scriptural Arguments

 

 

霊魂の不滅という誤った説への反論

① マタイ10:28聖書的議論 

 

マタ 10:28 からだを殺しても、たましいを殺せない人たちなどを恐れてはなりません。
そんなものより、たましいもからだも、ともにゲヘナで滅ぼすことのできる方を恐れなさい。
Mat 10:28 “And be not afraid of them that kill the body, but are not able to kill the soul; but rather fear him who is able to destroy both soul and body in hell.

 

ギリシャ語:
アポルミ apollumi
英語聖書the King James Version: destroy
この滅ぼす」という言葉が焦点になってくる

 

彼らはこの言葉を用いて存在そのものがなくなると主張する
しかしこの言葉は未だ生きている人にも適用される言葉

マタ 10:6 イスラエルの家の失われた lost 羊のところに行きなさい。

マタ 15:24 しかし、イエスは答えて、「わたしは、イスラエルの家の失われた lost 羊以外のところには遣わされていません」と言われた。

マタ 16:25 いのちを救おうと思う者はそれを失い lose 、わたしのためにいのちを失う lose 者は、それを見いだすのです。

ルカ 19:10 人の子(イエス・キリスト)は、失われた that which was lost を捜して救うために来たのです。」

失われた:滅ぼされているという意味ではないでしょう
その人たちは神さまの目からみて救われてない
失われているという意味

まだ救われず生きている人に対して使われている言葉
アポルミという動詞が抹殺を意味していないことは明らかで
存在そのものが終わったわけではない
アポルミ:「失われた状態」“to be in a lost state.”を単に意味している

 

 

 

 

霊魂の不滅という誤った説への反論

② マタイ7:13聖書的議論

 

マタ 7:13 狭い門から入りなさい。
滅びに至る門は大きく、その道は広いからです。
そして、そこから入って行く者が多いのです。

滅び
ギリシャ語で「アプレイア apuleia
①アポルミとルーツは同じ
②から⑤まで

 

 

 

 

霊魂の不滅という誤った説への反論

③ ロマ9:22聖書的議論

 

ロマ 9:22 ですが、もし神が、怒りを示してご自分の力を知らせようと望んでおられるのに、その滅ぼされるべき怒りの器を、豊かな寛容をもって忍耐してくださったとしたら、どうでしょうか。

滅び
ギリシャ語で「アプレイア
①アポルミとルーツは同じ

 

 

 

 

霊魂の不滅という誤った説への反論

④ 2ペテ2:1聖書的議論

 

Ⅱペテ 2:1 しかし、イスラエルの中には、にせ預言者も出ました。
同じように、あなたがたの中にも、にせ教師が現れるようになります。
彼らは、滅びをもたらす異端をひそかに持ち込み、自分たちを買い取ってくださった主を否定するようなことさえして、自分たちの身にすみやかな滅びを招いています。

滅び
ギリシャ語で「アプレイア
①アポルミとルーツは同じ

 

 

 

 

霊魂の不滅という誤った説への反論

⑤ ピリ3:19聖書的議論

 

ピリ 3:19a 彼らの最後は滅びです。

滅び:ギリシャ語で「アプレイアapuleia

 

セミナーテキスト6ページ

アプレイアの他の箇所の使用法

 

マタイ26:8
マタ 26:8 弟子たちはこれを見て、憤慨して言った。
「何のために、こんなむだなことをするのか。

 

マルコ14:4

マル 14:3 イエスがベタニヤで、ツァラアトに冒された人シモンの家におられたとき、食卓に着いておられると、ひとりの女が、純粋で、非常に高価なナルド油の入った石膏のつぼを持って来て、そのつぼを割り、イエスの頭に注いだ。
マル 14:4 すると、何人かの者が憤慨して互いに言った。
何のために、香油をこんなにむだにしたのか。
14:5 この香油なら、三百デナリ以上に売れて、貧しい人たちに施しができたのに。」
そうして、その女をきびしく責めた。

ベタニヤのマリアがイエスさまに香油を注いだという文脈
イエスさまの上に香油がかかり
弟子たちは無駄なことをするのかと言っている

 

香油はイエスさまのからだにかかっているので
その存在がなくなったのではなく
それ以上の利用法がなくなったという意味で
無駄になった

 

 

アポレイア:無駄な状態、役立たずの状態を示す言葉

これは魂の抹殺を教えているのではなく
今まで有効だったものがもう役にたたない状態になったことを表現している言葉
”to be in a wasted condition”
物質の抹殺を意味するのではなく
単にその喪失または無用性 lostness or uselessness を強調している

 

 

 

 

霊魂の不滅という誤った説への反論

⑥ 2ペテ2:12聖書的議論

 

Ⅱペテ 2:12 ところがこの者どもは、捕らえられ殺されるために自然に生まれついた、理性のない動物と同じで、自分が知りもしないことをそしるのです。
それで動物が滅ぼされるように、彼らも滅ぼされてしまうのです。

滅ぼされる
ギリシャ語は「フソーラphthora

誤った教え或いは不道徳な生き方によって堕落してしまうのであり
存在そのものが終わるということではない
腐敗、堕落を示す動詞 corruption
完全な堕落は将来火の池に入る時

 

 

 

 

霊魂の不滅という誤った説への反論
⑦ 1テサ5:3聖書的議論

 

Ⅰテサ 5:3a 人々が「平和だ。安全だ」と言っているそのようなときに、突如として滅びが彼らに襲いかかります。〜

滅び:ギリシャ語
ルーツは似ているが「ホレフロスholephros

滅び destruction を意味するが存在がなくなるという意味の滅びではなく
物質的世界が滅びるという約束
ここでは人間の肉体の部分の滅びであり
霊魂の存在が終わると言っているのではない

2節に主の日」という言葉があるので
黙示録にでてくる大患難時代起こる内容

 

 

 

 

霊魂の不滅という誤った説への反論

⑧ 2テサ2:8聖書的議論

 

Ⅱテサ 2:8 その時になると、不法の人が現れますが、主は御口の息をもってを殺し、来臨の輝きをもって滅ぼしてしまわれます。

滅ぼす
ギリシャ語は「カタルゲオウkatargeo

反キリスト(不法の人)に対して使われている動詞

 

黙示録19:20
黙 19:20 すると、は捕らえられた。
また、の前でしるしを行い、それによっての刻印を受けた人々との像を拝む人々とを惑わしたあのにせ預言者も、といっしょに捕らえられた。
そして、このふたりは、硫黄の燃えている火の池に、生きたままで投げ込まれた。
反キリスト(獣)は火の池に投げ込まれるが
そこで存在がなくなるのか?

黙示録20:10
黙 20:10 そして、彼らを惑わした悪魔は火と硫黄との池に投げ込まれた。
そこはも、にせ預言者もいる所で、彼らは永遠に昼も夜も苦しみを受ける。
千年経ったあとも反キリスト(獣)は火の池で生きている

2テサロニケ2:8は
メシア(イエス・キリスト)が再臨された時に反キリストの存在が終わるということではない
反キリストは生存し続ける

カタルゲオウ:存在がなくなるということではなく、働けなくなるという意味
「生存の終了」という意味での「滅び」ではなく
「機能しなくなる」“to render inoperative.”という意味での「滅び」

 

 

 

 

霊魂の不滅という誤った説への反論

⑨ エゼ18:4、20聖書的議論

 

エゼ 18:4 見よ。すべてのいのちはわたしのもの。
父のいのちも、子のいのちもわたしのもの。
罪を犯した者は、その者が死ぬ

 

エゼ 18:20 罪を犯した者は、その者がに、子は父の咎について負いめがなく、父も子の咎について負いめがない。
正しい者の義はその者に帰し、悪者の悪はその者に帰する。
モーセの律法に違反した為に肉体的な死がくると教えている

もし(預言者)エゼキエルが神の言葉を伝えないならば
彼自身が裁かれ死に至る
肉体の死を経験するということ

 

霊魂の存在が終わると教えているのではない
肉体の死

 

+ + + + +

補足説明

エペソ2:1〜3
エペ 2:1 あなたがたは自分の罪過と罪との中に死んでいた者であって、2:2 そのころは、それらの罪の中にあってこの世の流れに従い、空中の権威を持つ支配者として今も不従順の子らの中に働いている霊に従って、歩んでいました。
2:3 私たちもみな、かつては不従順の子らの中にあって、自分の肉の欲の中に生き、肉と心の望むままを行い、ほかの人たちと同じように、生まれながら御怒りを受けるべき子らでした。

 エペソ2:9
エペ 2:9 行いによるのではありません。だれも誇ることのないためです。

死とは「分離」separationです。

この場合死んでいた霊魂は神から離れていました。
不信者は霊的に死んでいる霊魂を有しますが、(霊魂が)存在しないのではありません。

 

(不信者の肉体が死んだ場合)不信仰な状態でからだから離れた霊魂は最終的には第二の死に至りますが、第二の死は抹殺ではなく、神から永遠に分離することeternal separation for Godを意味します。
(第二の死についてはヨハネの黙示録レジュメ(19)D.メシア的王国 1.メシアによる統治20:4 2.第一の復活20:5〜6 参照)

+ + + + +

 

 

 

 

霊魂の不滅という誤った説への反論

⑩ 詩146:3〜4聖書的議論

 

詩 146:3 君主たちにたよってはならない。
救いのない人間の子に。
146:4 霊が出て行くと、人はおのれの土に帰り、
その日のうちに彼のもろもろの計画は滅びうせる。
人は肉体的に死ぬとその人の計画、願い、考えが終わるということであり、霊魂の存在が終わると教えているのではありません。

肉体の死のことを言っています。

 

 

 

 

霊魂の不滅という誤った説への反論

⑪ 伝9:5聖書的議論

 

伝 9:5 生きている者は自分が死ぬことを知っているが、死んだ者は何も知らない。
彼らにはもはや何の報いもなく、彼らの呼び名も忘れられる。

伝道者の書は文脈を無視して引用されることが多いです。

ソロモンは伝道者の書で、人間の考えるさまざまな哲学的論考をリストアップしています。
人間の神学的議論を並べたあと、これもまたむなしい、虚無であるという結論を導きだします。

ソロモンは伝道者の書で、聖書に基づく、或いは神から教えられる真理を打ち立てているのではないのです。

 

伝道者の書の一番最後にようやく神からの真理が提言されます。

伝 12:1 あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。
わざわいの日が来ないうちに、また「何の喜びもない」と言う年月が近づく前に。
12:2 太陽と光、月と星が暗くなり、雨の後にまた雨雲がおおう前に。

12:13 結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。
神を恐れよ。
神の命令を守れ。
これが人間にとってすべてである。
12:14 神は、善であれ悪であれ、すべての隠れたことについて、すべてのわざをさばかれるからだ。
わたしたちの使命は創造主をおぼえ、その方のみわざを行うことであるという結論です。

この部分だけが聖書的結論です。

 

ですから伝道者の書9:5は日の下において人間が哲学的に考えた内容であり、これ自体が真理であるというわけではないのです。
伝道者の書9:5は神のみこころでも、神のみことばの明白な肯定でもありません。

 

 

 

 

つづき⑫〜は

死後の世界 レジュメ(5) 2018年11/10
Ⅰ.不滅 D.誤った説(4つの説) 4.霊魂の抹殺  b.この説を支持する議論 c.この説を否定する議論 2)聖的議論(16ある) ⑫創12:7と3:19 ⑬ハデスとシオールは「忘却と死」を意味する。 ⑭コロ1:20 ⑮2テモ1:10 ⑯1コリ15:25〜26  d.それ以外の議論(11の議論がある)①ダニエルの預言②永遠のいのちと永遠の裁き③消えることのない火④堕天使⑤永遠の裁き⑥永遠の刑罰⑦永遠の火の池⑧獣と偽預言者⑨「アイオウノス」というギリシア語⑩神は永遠である(アイオウノス)⑪とこしえに、世々限りなく(For Ever and Ever) 

 

練馬桜台聖書フォーラム

代表 :南 知之

バックナンバー