練馬桜台聖書フォーラム

死後の世界 レジュメ(1)2018年 9/8

2018.09.10

カテゴリー:学び, 死後の世界

死後の世界 レジュメ(1)2018年9/8

 

死とは肉体と非物質的な部分との分離

死後も永遠に意識がある

  

2012年フルクテンバウム博士セミナー
聖書が教える死後の世界
ー個人的終末論ーテキスト 

(チャート 死者の場所(13の用語))
(ホワイトボード)を学んでいます。

ご購入はこちらから(MP3版
(CD、DVD、テキストは販売終了)

 

 

レジュメもくじ

前回千年王国レジュメ(21)

 

 

フルクテンバウム博士のメッセージを中川健一牧師がわかり易く通訳してくださったセミナーの内容を基に作成しています。

以下、青色の聖句はセミナーでとりあげられた聖句です。
(ここではセミナーと同じ新改訳3聖書 新改訳 ©1970,1978,2003 新日本聖書刊行会 を使用しています。
レジュメ(22)まで同様)
「口語訳」とは聖書 旧約聖書1955年改訳 新約聖書1954年改訳 日本聖書協会 

「新改訳2017」とは聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 からの引用です。
紫色の聖句は2回目にでてきた聖句または参考聖句です。
黒色の文章がセミナーの説明文です。

緑色の聖句や文章は補足説明です。
茶色の文章はフルクテンバウム博士著『The Footsteps of The Messiah』付録Ⅶ不滅(Immortality)からの補足説明です。

興味のあるところはリンク先もご覧になってみてください。

紙の聖書「新改訳2017」こちらから

 

 

前置き

 

神学の分野に「終末論」がある

英語: eschatology エスカトロジー
背景になっているギリシャ語: エスカトン

ギリシャ語のエスカトン或いはエスカトスは
聖書のどこで使われているのか

 


ヨハネ6:39
ヨハ 6:39 わたしを遣わした方のみこころは、わたしに与えてくださったすべての者を、わたしがひとりも失うことなく、ひとりひとりを終わりの日によみがえらせることです。

ヨハネ6:40
ヨハ 6:40 事実、わたしの父のみこころは、子を見て信じる者がみな永遠のいのちを持つことです。
わたしはその人たちをひとりひとり終わりの日によみがえらせます。」

ヨハネ6:44
ヨハ 6:44 わたしを遣わした父が引き寄せられないかぎり、だれもわたしのところに来ることはできません。
わたしは終わりの日にその人をよみがえらせます。

ヨハネ6:54
ヨハ 6:54 わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、永遠のいのちを持っています。
わたしは終わりの日にその人をよみがえらせます。

 

ヨハネ11:24
ヨハ 11:24 マルタはイエスに言った。
「私は、終わりの日のよみがえりの時に、彼がよみがえることを知っております。」

 

ヨハネ12:48
ヨハ 12:48 わたしを拒み、わたしの言うことを受け入れない者には、その人をさばくものがあります。
わたしが話したことばが、終わりの日にその人をさばくのです。

 

2テモテ3:1
Ⅱテモ 3:1 終わりの日には困難な時代がやって来ることをよく承知しておきなさい。

 

ヤコブ5:3
ヤコブ 5:3 あなたがたの金銀にはさびが来て、そのさびが、あなたがたを責める証言となり、あなたがたの肉を火のように食い尽くします。
あなたがたは、終わりの日に財宝をたくわえました。

 

2ペテロ3:3
Ⅱペテ 3:3 まず第一に、次のことを知っておきなさい。
終わりの日に、あざける者どもがやって来てあざけり、自分たちの欲望に従って生活し、

 

ユダ18節
ユダ 1:18 彼らはあなたがたにこう言いました。
終わりの時には、自分の不敬虔な欲望のままにふるまう、あざける者どもが現れる。」

 

 

エスカトス、エスカトロジー
神学の分野で終わりの時代に何が起こるかということを扱う分野

 

終末論は二つの分野の学びがある

一般的な意味での終末論
世界の終わりに何が起こるかを学ぶ分野
今回のセミナーではそのテーマには触れない
患難期前の出来事ヨハネの黙示録千年王国終末論のクライマックスをどうぞ)

 

今回扱うのは
個人的終末論
個人の霊魂が将来どうなるかという学び

 

 

 

セミナーテキスト目次

Ⅰ.不滅(IMMORTALITY)
不滅ということに対して聖書が何を教えようとしているか
A.  意味(定義)
B.  不滅の証拠(17の具体例がある)
C.  不滅の教理がもたらす益(3つの益)
D.  誤った説(4つの説)

 

Ⅱ.中間状態
私たちが肉体が死んでのち復活するまでの間、霊魂がどういう状態になるか
A.  意味
B.  信者たち
C.  不信者たち
D.  中間状態の体(5つに分けて論じる)
E.  誤った説(2つある)

 

Ⅲ.死者の場所
死者の場所を示すのに様々な用語がある
A.  見えない場所(13の用語がある)
B.  旧約聖書の時代
C.  新約聖書の時代
D.  将来
E.  誤った説

 

 

 

セミナーテキスト1ページ

Ⅰ.不滅(IMMORTALITY)

 

 

A. 意味(定義) Definition

 

不滅とは何か?

不滅とは
「非物質的な部分が肉体から分離した後
(死後)
永遠に
継続して
意識をもって
存在すること」

 

非物質的な部分: 人の霊魂の部分
人間の目に見えない部分は
霊、魂だけではなく知情意・・・と複雑な要因からなる
フルクテンバウム博士は、霊、たましい、と分けて
考えるではなく
非物質的な部分はひとつでありいろいろな部分があると考える

 

今肉体に宿っている私たちは
死後も意識があり
継続して存在し続けるということ
または「継続する意識」を意味する

 

 

translation

肉体

死んだ人は復活を経験するが
生きているままで姿が変えられる人がいる
英語で translation トランスレイション
生きている時は有限なからだだが
死を経ないで無限な不滅のからだに変わる
それは生きている信者に起こる変化

 

 

 

不滅 immortality (不死)という言葉の使い方

 

聖書: 
肉体に関してのみ使い
魂に関しては使っていない

 

第一コリント15:53〜54
Ⅰコリ 15:53 朽ちるものは、必ず朽ちないものを着なければならず、死ぬものは、必ず不死を着なければならないからです。
this mortal must put on immortality.
15:54 しかし、朽ちるものが朽ちないものを着、死ぬものが不死を着るとき、this mortal shall have put on immortality, 「死は勝利にのまれた」としるされている、みことばが実現します。
教会の携挙 the Rapture of the Church の時に起こる)

 

 

神学的: 
肉体にも
また魂にも適用して使っている

 

 

この学びでは神学的意味で
肉体も不滅
魂も不滅
という意味で
「不滅」という言葉を使おうとしている

 

 

 

 

B. 不滅の証拠(17の具体例がある)

The Evidences of the Doctrine of Immortality

 

霊魂が不滅であるという証拠が聖書の中にあるのか

 

死後の霊魂が不滅であるという証拠

1.   自分の民に加えられる
Gathered to His People

 

死に、自分の民に加えられた。」という表現
或る人が死ぬと自分の前の世代の親族のもとに加えられたという考え方が聖書で表現されている

創世記25:8
創 25:8 アブラハムは平安な老年を迎え、長寿を全うして息絶えて死に、自分の民に加えられた
~ and died in a good old age, an old man, and full of years and was gathered to his people.
アブラハムの死=自分の民に加えられた。

 

これはアブラハムの霊魂が不滅だという証拠ではなく単に家族の墓に葬られたことを意味しているだけだと解釈する方がいる
しかし親族の墓はハラン 今のシリアにあり
アブラハムはその墓に葬られていない
彼は妻のために買った墓地に葬られている

「自分の民に加えられた。」とは
家族の墓に入れられたということではなく
死後自分の前の世代を生きた者たちと意識をもって再会しているという言葉

 

イシュマエルの死

創世記25:17
創 25:17 以上はイシュマエルの生涯で、百三十七年であった。
彼は息絶えて死に、その民に加えられた。
(練馬桜台聖書フォーラムで出された疑問
「その民」とは誰のこと?
イシュマエルは救われていたのか?
イシュマエルはアラブ人のルーツだが「その民」とはアブラハムを含むその前の先祖たちのことになるので
アラブ人でももちろんユダヤ人(未だ存在してしない)でもない。
イシュマエルが救われていたのならアブラハム、ノアたちに?
救われていなかったのならアブラハムの父テラたちに加えられた?)

 

イサクの死

創世記35:29a
創 35:29a イサクは息が絶えて死んだ。
彼は年老いて長寿を全うして自分の民に加えられた。

 

ヤコブの遺言

創世記49:29
創 49:29 彼はまた彼らに命じて言った。
「私は私の民に加えられようとしている
I am to be gathered unto my people:

私をヘテ人エフロン Ephron the Hittite の畑地にあるほら穴に、私の先祖たちといっしょに葬ってくれ。

 

ヤコブの死

創世記49:33
創 49:33 ヤコブは子らに命じ終わると、足を床の中に入れ、息絶えて、自分の民に加えられた。

 

 

 

 

死後の霊魂が不滅であるという証拠

2. 先祖のもとに行く
Joined the Fathers

 

神さまからアブラハムへの預言

創世記15:15
創 15:15 あなた自身は、平安のうちに、あなたの先祖のもとに行き、長寿を全うして葬られよう。

But you shall go to your fathers in peace; ~

 

ヤコブの遺言

創世記47:30a
創 47:30a 私が先祖たちとともに眠りについたなら、私をエジプトから運び出して、先祖たちの墓に葬ってくれ。」
But when I sleep with my fathers, ~

 

 

 

 

死後の霊魂が不滅であるという証拠

3. エノクはいつまでも存在する
The Continuous Existence of Enoch

 

創世記5章
創 5:1 これはアダムの歴史の
記録である。

神は人を創造されたとき、神に似せて彼を造られ、5:2 男と女とに彼らを創造された。
彼らが創造された日に、神は彼らを祝福して、その名を人と呼ばれた。

5:3 アダムは、百三十年生きて、彼に似た、彼のかたちどおりの子を生んだ。
彼はその子をセツと名づけた。
5:4 アダムはセツを生んで後、八百年生き、息子、娘たちを生んだ。
5:5 アダムは全部で九百三十年生きた。
こうして彼は死んだ。

5:6 セツは百五年生きて、エノシュを生んだ。
5:7 セツはエノシュを生んで後、八百七年生き、息子、娘たちを生んだ。
5:8 セツの一生は九百十二年であった。
こうして彼は死んだ。

5:9 エノシュは九十年生きて、ケナンを生んだ。
5:10 エノシュはケナンを生んで後、八百十五年生き、息子、娘たちを生んだ。
5:11 エノシュの一生は九百五年であった。
こうして彼は死んだ。

5:12 ケナンは七十年生きて、マハラルエルを生んだ。
5:13 ケナンはマハラルエルを生んで後、八百四十年生き、息子、娘たちを生んだ。
5:14 ケナンの一生は九百十年であった。
こうして彼は死んだ。

5:15 マハラルエルは六十五年生きて、エレデを生んだ。
5:16 マハラルエルはエレデを生んで後、八百三十年生き、息子、娘たちを生んだ。
5:17 マハラルエルの一生は八百九十五年であった。
こうして彼は死んだ。

5:18 エレデは百六十二年生きて、エノクを生んだ。
5:19 エレデはエノクを生んで後、八百年生き、息子、娘たちを生んだ。
5:20 エレデの一生は九百六十二年であった。
こうして彼は死んだ。

5:21 エノクは六十五年生きて、メトシェラを生んだ。
5:22 エノクはメトシェラを生んで後、三百年、神とともに歩んだ。
そして、息子、娘たちを生んだ。
5:23 エノクの一生は三百六十五年であった。
5:24 エノクは神とともに歩んだ。
神が彼を取られたので、
彼はいなくなった。
and Enoch walked with God:  and he was not; for God took him.

5:25 メトシェラは百八十七年生きて、レメクを生んだ。
5:26 メトシェラはレメクを生んで後、七百八十二年生き、息子、娘たちを生んだ。
5:27 メトシェラの一生は九百六十九年であった。
こうして彼は死んだ。

5:28 レメクは百八十二年生きて、ひとりの男の子を生んだ。
5:29 彼はその子をノアと名づけて言った。
「【主】がこの地をのろわれたゆえに、私たちは働き、この手で苦労しているが、この私たちに、この子は慰めを与えてくれるであろう。」
5:30 レメクはノアを生んで後、五百九十五年生き、息子、娘たちを生んだ。
5:31 レメクの一生は七百七十七年であった。
こうして彼は死んだ。

5:32 ノアが五百歳になったとき、ノアはセム、ハム、ヤペテを生んだ。
アダムからノアまでの10世代の名前がでてくる

全ての世代に使われている一定の表現がある
或る人が生まれ
息子が生まれるまで何年生き
息子が生まれてから何年生き
こうして彼は死んだ。」という言葉で終わる

しかし エノクはそのパターンから外れ
こうして彼は死んだ。という言葉がでてこない
エノクは死んだのではなく
神が彼を取られたので、彼はいなくなった。
という表現
ヘブル語では
そこにいたのに突如存在しなくなったという意味

 

そのことの解説が
ヘブル書11:5
ヘブル 11:5 信仰によって、エノクは死を見ることのないように移されました。
神に移されて、見えなくなりました。
移される前に、彼は神に喜ばれていることが、あかしされていました。

 

 

聖書には死を通過しなかった人が二人でてくる
1.エノク
2.預言者エリヤ
エリヤは死なずにそのまま天に挙げられ
意識のある状態で存在が続いている
列王記2:11
Ⅱ列王 2:11 こうして、彼ら(エリヤとエリシャ)がなお進みながら話していると、なんと、一台の火の戦車と火の馬とが現れ、このふたりの間を分け隔て、エリヤは、たつまきに乗って天へ上って行った

 

 

 

 

死後の霊魂が不滅であるという証拠

4. ヨブが受けた保証
The Assurance of Job

 

ヨブの質問

ヨブ記14:14a
ヨブ 14:14a 人が死ぬと、生き返るでしょうか。
If a man die, shall he live again?

この箇所では神さまは直接的な答えをヨブに与えていない

 

ヨブ記19:25〜26
ヨブ 19:25 私は知っている。
私を贖う方は生きておられ、
後の日に、ちりの上に立たれることを。

19:26 私の皮が、このようにはぎとられて後、
私は、私の肉から神を見る。

19:25わたしは知る、/わたしをあがなう者は生きておられる、/後の日に彼は必ず地の上に立たれる。19:26 わたしの皮がこのように滅ぼされたのち、/わたしは肉を離れて神を見るであろう。(口語訳)
But as for me I know that my Redeemer lives, And at last he will stand up upon the earth: And after my skin, even this body, is destroyed, Then without my flesh shall I see God;
ヨブは肉体の死ののち
霊魂は意識のある状態で神の臨在のもとで生き続けるということを理解した

 

 

 

 

死後の霊魂が不滅であるという証拠

5. 復活の教理
The Doctrine of Resurrection

 

肉体の復活は霊魂の不滅を前提としている
或いは霊魂の不滅と相関関係にある
もし霊魂が不滅でないとするならば
義人であっても罪人であっても肉体の復活を論じること自体もう意味がない

 

セミナーテキストの2ページ

旧約聖書

イザヤ26:19
イザ 26:19 あなたの死人は生き返り、
私のなきがらはよみがえります。
さめよ、喜び歌え。
ちりに住む者よ。
あなたの露は光の露。
地は死者の霊を生き返らせます。

 

ダニエル12:2〜3
ダニ 12:2 地のちりの中に眠っている者のうち、
多くの者が目をさます。

ある者は永遠のいのちに、
ある者はそしりと永遠の忌みに。

12:3 思慮深い人々は大空の輝きのように輝き、
多くの者を義とした者は、
世々限りなく、星のようになる。


ホセア13:14
ホセ 13:14 わたしはよみの力から、彼らを解き放ち、
彼らを死から贖おう。
死よ。おまえのとげはどこにあるのか。
よみよ。おまえの針はどこにあるのか。
あわれみはわたしの目から隠されている。

 

新約聖書

ヨハネ5:25〜29
ヨハ 5:25 まことに、まことに、あなたがたに告げます。
死人が神の子の声を聞く時が来ます。
今がその時です。
そして、聞く者は生きるのです。
5:26 それは、父がご自分のうちにいのちを持っておられるように、子にも、自分のうちにいのちを持つようにしてくださったからです。
5:27 また、父はさばきを行う権を子に与えられました。
子は人の子だからです。
5:28 このことに驚いてはなりません。
墓の中にいる者がみな、子の声を聞いて出て来る時が来ます。
5:29 善を行った者は、よみがえっていのちを受け、悪を行った者は、よみがえってさばきを受けるのです。

 

黙示録20:4〜6
黙 20:4 また私は、多くの座を見た。
彼らはその上にすわった。
そしてさばきを行う権威が彼らに与えられた。
また私は、イエスのあかしと神のことばとのゆえに首をはねられた人たちのたましいと、獣やその像を拝まず、その額や手に獣の刻印を押されなかった人たちを見た。
彼らは生き返って、キリストとともに、千年の間王となった。
20:5 そのほかの死者は、千年の終わるまでは、生き返らなかった。
これが第一の復活である。
20:6 この第一の復活にあずかる者は幸いな者、聖なる者である。
この人々に対しては、第二の死は、なんの力も持っていない。
彼らは神とキリストとの祭司となり、キリストとともに、千年の間王となる。

 

黙示録20:11〜15
黙 20:11 また私は、大きな白い御座と、そこに着座しておられる方を見た。
地も天もその御前から逃げ去って、あとかたもなくなった。
20:12 また私は、死んだ人々が、大きい者も、小さい者も御座の前に立っているのを見た。
そして、数々の書物が開かれた。
また、別の一つの書物も開かれたが、それは、いのちの書であった。
死んだ人々は、これらの書物に書きしるされているところに従って、自分の行いに応じてさばかれた。
20:13 海はその中にいる死者を出し、死もハデスも、その中にいる死者を出した。
そして人々はおのおの自分の行いに応じてさばかれた。
20:14 それから、死とハデスとは、火の池に投げ込まれた。
これが第二の死である。
20:15 いのちの書に名のしるされていない者はみな、この火の池に投げ込まれた。

 

 

 

 

死後の霊魂が不滅であるという証拠

6. 意識のある霊魂(SOUL)
The Consciousness of the Soul

 

SOUL: 霊魂と訳しておく
肉体に対して目に見えない人間の内面の存在のこと
(再度
人間の目に見えない部分は霊、魂、知情意・・・と複雑な要因からなっているのでフルクテンバウム博士は
霊、たましい、心と分けて考えるのではなく
非物質的な部分はひとつでありいろいろな部分があると考える)

*死後、霊魂は神とともにあり、意識がある。
というのが聖書の教え

 

詩篇17:15(ダビデの信仰)
詩 17:15 しかし、私は、正しい訴えで、御顔を仰ぎ見、
目ざめるとき、あなたの御姿に満ち足りるでしょう。

 

詩篇73:23〜25(アサフの信仰)
詩 73:23 しかし私は絶えずあなたとともにいました。
あなたは私の右の手を
しっかりつかまえられました。
73:24 あなたは、私をさとして導き、
後には栄光のうちに受け入れてくださいましょう。
73:25 天では、あなたのほかに、
だれを持つことができましょう。
地上では、あなたのほかに私はだれをも望みません。

 

伝道者の書12:7
伝 12:7 ちりはもとあった地に帰り、
霊はこれを下さった神に帰る。

 

ルカ23:43
ルカ 23:43 イエスは、彼に言われた。
「まことに、あなたに告げます。
あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます。」

 

ヨハネ14:3
ヨハ 14:3 わたしが行って、あなたがたに場所を備えたら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。
わたしのいる所に、あなたがたをもおらせるためです。
この時イエスさまは天に行こうとされていた

いつか信じる者たちをイエスさまが天に連れて行ってくださるという約束
(教会の携挙をさしている)

 

Ⅱコリント5:1〜8
Ⅱコリ 5:1 私たちの住まいである地上の幕屋がこわれても、神の下さる建物があることを、私たちは知っています。

それは、人の手によらない、天にある永遠の家です。
5:2 私たちはこの幕屋にあってうめき、この天から与えられる住まいを着たいと望んでいます。
5:3 それを着たなら、私たちは裸の状態になることはないからです。
5:4 確かにこの幕屋の中にいる間は、私たちは重荷を負って、うめいています。
それは、この幕屋を脱ぎたいと思うからでなく、かえって天からの住まいを着たいからです。
そのことによって、死ぬべきものがいのちにのまれてしまうためにです。
5:5 私たちをこのことにかなう者としてくださった方は神です。
神は、その保証として御霊を下さいました。
5:6 そういうわけで、私たちはいつも心強いのです。
ただし、私たちが肉体にいる間は、主から離れているということも知っています。
5:7 確かに、私たちは見るところによってではなく、信仰によって歩んでいます。
5:8 私たちはいつも心強いのです。
そして、むしろ肉体を離れて、主のみもとにいるほうがよいと思っています。
パウロは肉体を「地上の幕屋the earthly house of our tabernacle と言い
その地上の幕屋がこわれるとは
天にあって神とともに会うことだ
と言っている

 

ピリピ1:22〜24
ピリ 1:22 しかし、もしこの肉体のいのちが続くとしたら、私の働きが豊かな実を結ぶことになるので、どちらを選んだらよいのか、私にはわかりません。
1:23 私は、その二つのものの間に板ばさみとなっています。
私の願いは、世を去ってキリストとともにいることです。
実はそのほうが、はるかにまさっています。
1:24 しかし、この肉体にとどまることが、あなたがたのためには、もっと必要です。
パウロは肉体に留まることは必要だが
肉体を去ることはメシアとともにあることだ
という確信を与えている

 

黙示録6:9〜11
黙 6:9 小羊が第五の封印を解いたとき、私は、神のことばと、自分たちが立てたあかしとのために殺された人々のたましいが祭壇の下にいるのを見た。
6:10 彼らは大声で叫んで言った。
「聖なる、真実な主よ。
いつまでさばきを行わず、地に住む者に私たちの血の復讐をなさらないのですか。」
6:11 すると、彼らのひとりひとりに白い衣が与えられた。
そして彼らは、
「あなたがたと同じしもべ、また兄弟たちで、あなたがたと同じように殺されるはずの人々の数が満ちるまで、もうしばらくの間、休んでいなさい」
と言い渡された。
ヨハネは天にある信者(患難期前半に殉教した聖徒たち)の霊魂を見ている

これ以降霊魂がいるのを見る時
必ずその霊魂は意識をもって存在している

 

 

 

死後の世界レジュメ(2)2018年9/22
Ⅰ.不滅 B.不滅の証拠つづき(7〜17) C.不滅の教理がもたらす益(3つの益)へ

 

練馬桜台聖書フォーラム

代表 :南 知之

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