ヨハネの黙示録レジュメ(2)2015年11/14
黙示録1:9〜3:22
ヨハネが見たこと
今あること
7つの教会に宛てた7つの手紙 (5つのイントロ、4つの共通要因、他の要因、6つの共通アウトライン)
エペソ、スミルナ、ペルガモ、テアテラ、サルデス、フィラデルフィヤ、ラオデキヤ
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黙1:9~20 ヨハネが見た事:栄光の主
黙2:1~7 エペソにある教会
黙2:8~17 スミルナにある教会、ペルガモにある教会
黙2:18~3:6 テアテラにある教会、サルデスにある教会
黙3:7~13 フィラデルフィアにある教会
黙3:14~22 ラオデキヤにある教会
以下、青色の聖句は順番にみている黙示録本文の聖句です。
紫色の聖句はその他の引用聖句です。
茶色の文章はフルクテンバウム博士著『The Footsteps of The Messiah』「第3章 見える教会の終末論:今ある事ー七つの教会」からの要約です。
緑色の文章や・・・・・・以下や()内は補足説明なので、読み飛ばしていただいてかまいません。
興味のあるところはリンク先もご覧になってみてください。
セミナーテキストの2ページ
Ⅰ. ヨハネが見た事:
栄光に輝く人の子 1:9〜1:20
A. ヨハネの自己紹介 1:9~1:11
1:9 あなたがたの兄弟であり、共にイエスの苦難と御国と忍耐とにあずかっている、わたしヨハネは、神の言とイエスのあかしとのゆえに、パトモスという島にいた。
1:10 ところが、わたしは、主の日に御霊に感じた。
そして、わたしのうしろの方で、ラッパのような大きな声がするのを聞いた。
1:11 その声はこう言った、
「あなたが見ていることを書きものにして、それをエペソ、スミルナ、ペルガモ、テアテラ、サルデス、ヒラデルヒヤ、ラオデキヤにある七つの教会に送りなさい」。
1:9〜11
ヨハネは流刑されたパトモス島で特別な啓示を受け、それを七つの教会に書き送るようにという命令を受けました。
B. 啓示 1:12~1:16
1:12 そこでわたしは、わたしに呼びかけたその声を見ようとしてふりむいた。
ふりむくと、七つの金の燭台が目についた。
1:13 それらの燭台の間に、足までたれた上着を着、胸に金の帯をしめている人の子のような者がいた。
1:14 そのかしらと髪の毛とは、雪のように白い羊毛に似て真白であり、目は燃える炎のようであった。
1:15 その足は、炉で精錬されて光り輝くしんちゅうのようであり、声は大水のとどろきのようであった。
1:16 その右手に七つの星を持ち、口からは、鋭いもろ刃のつるぎがつき出ており、顔は、強く照り輝く太陽のようであった。
1:12〜16
ヨハネに与えられた啓示の内容は、 王であり、シャカイナグローリーに満ちた栄光のイエスの姿でした。
イエスの役割
初臨:
約2千年前に地上に来られた時、
その役割は預言者でした。
現在:
今は天の御座に着かれて、
私たちの大祭司として働いてくださっています。
将来:
王としての地位にお就きになります。
黙示録のこの箇所では、王として臨在される栄光のイエスが啓示されています。
と同時に、その象徴的言葉は裁きということも表現しています。
王の役割の一つは裁きだからです。
黙示録の中心テーマ:
再臨
黙示録のサブテーマ:
王なるイエスによる裁き
C. 解釈 1:17~1:20
1:17 わたしは彼を見たとき、その足もとに倒れて死人のようになった。
すると、彼は右手をわたしの上において言った、
「恐れるな。わたしは初めであり、終りであり、 1:18 また、生きている者である。わたしは死んだことはあるが、見よ、世々限りなく生きている者である。
そして、死と黄泉とのかぎを持っている。
1:17〜18
御子(イエス)が自己紹介をしています。
1 最初であり、最後であり(初めであり、終りであり)
2 死んだが生きている
3 死とハデス黄泉のかぎを持っている
1:19 そこで、
あなたの見たこと、
現在のこと、
今後起ろうとすることを、
書きとめなさい。
1:19
ヨハネは3つの区分で書き記すようにとの命令を受けました。
1:20 あなたがわたしの右手に見た七つの星と、七つの金の燭台との奥義は、こうである。
すなわち、七つの星は七つの教会の御使であり、七つの燭台は七つの教会である。
1:20
二つの象徴的言葉が解説されています。
七つの星
=七つの教会の天使たち御使
七つの燭台
=七つの教会
象徴的言葉の意味を私たちが予想する必要はありません。
Ⅱ. 今ある事 2〜3章
7つの教会に宛てた7つの手紙の内容
5つのイントロダクション
1. イエスの教会に対する最後の言葉です。
2. この7つの教会は地域教会であり、普遍的教会ではありません。
使徒行伝2章(ペンテコステ)から携挙の時まで存在します。
地域教会ローカルチャーチ:
未信者と信者がいる、目に見える教会
自分はクリスチャンだと思っている信者がまことの信者かどうかは神さまだけがご存知です。
普遍的教会ユニバーサルチャーチ:
全てのまことの信者だけを含む概念で、目に見えない一つの教会
3. 7つのうち5つの教会に対して、イエスは叱責の言葉を語っています。
4. 7つのうち6つの教会に、最低1つは欠点がありますがイエスは褒め言葉を語っています。
= 7つ目の教会には何の褒め言葉もありません。
5. 7つの教会全てに4つの共通した要因があります。
4つの共通した要因
① 各教会の状況にあわせて、1章で書かれていたイエスの栄光の姿の一部分が描かれています。
② 7つの手紙全てに「わたしは、…知っている。」という言葉があります。
5回、あなたの働きを知っている。
1回、あなたの苦難を知っている。
1回、あなたの住んでいる所を知っている。
イエスさまは地域教会で起こっていることを事細かに知っていらっしゃるということです。
③ 7つの手紙全てに勝利を得る者という言葉があります。
その教会に属する個人に対して宛てられた言葉で、その教会の問題に打ち勝つ者に約束される特別な祝福の言葉です。
④ 7つの手紙全てに耳のある者は御霊が諸教会に言われることを聞きなさい。[ 耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい。]という言葉があります。
各教会は各手紙の教えに従う責任があります。
他の要因
1 教会のあった地区:今は全てイスラム地区になり7つの教会はありません
ヨハネの時代には実際にあった教会です。
2 7つの「教会の型」をもあらわしています。
教会史の中で、どの時代にもあった7つの型です。
時代によって7つのうちのどの型が中心的であるかは変わってきました。
今も7種類の型の教会は存在し続けています。
7つの手紙に共通した6つのアウトライン(順不同)
1. 宛先
教会の守護天使宛
〜にある教会の御使に、こう書きおくりなさい。
手紙は、忠実に従えば祝福が、不従順であれば裁きがくるという内容です。
聖書では、天使が祝福や裁きをもたらす器としてよく用いられます。
2. 黙1章にあらわされたイエスの描写の一部分がでてきます
その教会の問題を解決するのに必要なイエスのご性質があらわされています。
3. 褒め言葉(ほめることがある場合)
4. 叱責の言葉(欠点)
5. 問題を解決するようにとの勧めの言葉
6. その問題に打ち勝った個人への祝福の言葉
A. エペソ
2:1 エペソにある教会の御使に、こう書きおくりなさい。
『右の手に七つの星を持つ者、七つの金の燭台の間を歩く者が、次のように言われる。
2:2 わたしは、あなたのわざと労苦と忍耐とを知っている。
また、あなたが、悪い者たちをゆるしておくことができず、使徒と自称してはいるが、その実、使徒でない者たちをためしてみて、にせ者であると見抜いたことも、知っている。
2:3 あなたは忍耐をし続け、わたしの名のために忍びとおして、弱り果てることがなかった。
2:4 しかし、あなたに対して責むべきことがある。
あなたは初めの愛から離れてしまった。
2:5 そこで、あなたはどこから落ちたかを思い起し、悔い改めて初めのわざを行いなさい。
もし、そうしないで悔い改めなければ、わたしはあなたのところにきて、あなたの燭台をその場所から取りのけよう。
2:6 しかし、こういうことはある。
あなたはニコライ宗の人々のわざを憎んでおり、わたしもそれを憎んでいる。
2:7 耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい。
勝利を得る者には、神のパラダイスにあるいのちの木の実を食べることをゆるそう』。
2:1〜7
エペソの教会は偽りの教師を追い出したことでほめられています。
しかし、第二世代の信者は第一世代の信者がもっていた情熱を失いかけていました。
使徒時代 紀元30ー100年 の教会の型をも表しています。
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悔い改め
本来は「心を変える、理解と態度を変更する」という意味
例)
メシアの業と人格に関して考え方を変える
中川健一牧師『ユダの手紙ー初代教会における異端と今ー』CD3枚組テキスト付1000円、 (アウトライン)
中川健一牧師『キリストの使徒たちが伝えたことー使徒信条とはー』
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B. スミルナ
2:8 スミルナにある教会の御使に、こう書きおくりなさい。
『初めであり、終りである者、死んだことはあるが生き返った者が、次のように言われる。
2:9 わたしは、あなたの苦難や、貧しさを知っている(しかし実際は、あなたは富んでいるのだ)。
また、ユダヤ人と自称してはいるが、その実ユダヤ人でなくてサタンの会堂に属する者たちにそしられていることも、わたしは知っている。
2:10 あなたの受けようとする苦しみを恐れてはならない。
見よ、悪魔が、あなたがたのうちのある者をためすために、獄に入れようとしている。
あなたがたは十日の間、苦難にあうであろう。
死に至るまで忠実であれ。
そうすれば、いのちの冠を与えよう。
2:11 耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい。
勝利を得る者は、第二の死によって滅ぼされることはない』。
2:8〜11
スミルナの教会にはイエスさまから叱責の言葉はありません(叱責のない二つの教会のうちの一つ)。
迫害を通過し、殉教者もでていましたが、イエスさまが復活されたように彼らもよみがえること、 殉教者には神の御国にていのちの冠が与えられるという約束が与えられています。
ローマ迫害時代 紀元100ー313年 の教会の型をも表しています。
セミナーテキストの3ページ
C. ペルガモ
2:12 ペルガモにある教会の御使に、こう書きおくりなさい。
『鋭いもろ刃のつるぎを持っているかたが、次のように言われる。
2:13 わたしはあなたの住んでいる所を知っている。
そこにはサタンの座がある。
あなたは、わたしの名を堅く持ちつづけ、わたしの忠実な証人アンテパスがサタンの住んでいるあなたがたの所で殺された時でさえ、わたしに対する信仰を捨てなかった。
2:14 しかし、あなたに対して責むべきことが、少しばかりある。
あなたがたの中には、現にバラムの教を奉じている者がある。
バラムは、バラクに教え込み、イスラエルの子らの前に、つまずきになるものを置かせて、偶像にささげたものを食べさせ、また不品行をさせたのである。
2:15 同じように、あなたがたの中には、ニコライ宗の教を奉じている者もいる。
2:16 だから、悔い改めなさい。
そうしないと、わたしはすぐにあなたのところに行き、わたしの口のつるぎをもって彼らと戦おう。
2:17 耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい。
勝利を得る者には、隠されているマナを与えよう。
また、白い石を与えよう。
この石の上には、これを受ける者のほかだれも知らない新しい名が書いてある』。
2:12〜17
ペルガモ教会は国家と手を結んだ教会、すなわち偶像礼拝に関して妥協し、異教的儀式を教会の中に持ち込んだ教会です。
バラムとはイスラエルに偶像礼拝の罪をもちこんだ人で、その結果イスラエルは裁きにあっています。
あらゆる偶像礼拝から自分を切り離すようにと勧められています。
別の文化圏で伝道するときに、中立的な文化的習慣はそのままで良いのですが、聖書の教えから離れた偶像的な習慣は見極め、分離していく必要があります。
国教時代 紀元313ー600年 の教会の型をも表しています。
D. テアテラ
2:18 テアテラにある教会の御使に、こう書きおくりなさい。
『燃える炎のような目と光り輝くしんちゅうのような足とを持った神の子が、次のように言われる。
2:19 わたしは、あなたのわざと、あなたの愛と信仰と奉仕と忍耐とを知っている。
また、あなたの後のわざが、初めのよりもまさっていることを知っている。
2:20 しかし、あなたに対して責むべきことがある。
あなたは、あのイゼベルという女を、そのなすがままにさせている。
この女は女預言者と自称し、わたしの僕たちを教え、惑わして、不品行をさせ、偶像にささげたものを食べさせている。
2:21 わたしは、この女に悔い改めるおりを与えたが、悔い改めてその不品行をやめようとはしない。
2:22 見よ、わたしはこの女を病の床に投げ入れる。
この女と姦淫する者をも、悔い改めて彼女のわざから離れなければ、大きな患難の中に投げ入れる。
2:23 また、この女の子供たちをも打ち殺そう。
こうしてすべての教会は、わたしが人の心の奥底までも探り知る者であることを悟るであろう。
そしてわたしは、あなたがたひとりびとりのわざに応じて報いよう。
2:24 また、テアテラにいるほかの人たちで、まだあの女の教を受けておらず、サタンの、いわゆる「深み」を知らないあなたがたに言う。
わたしは別にほかの重荷を、あなたがたに負わせることはしない。
2:25 ただ、わたしが来る時まで、自分の持っているものを堅く保っていなさい。
2:26 勝利を得る者、わたしのわざを最後まで持ち続ける者には、諸国民を支配する権威を授ける。
2:27 彼は鉄のつえをもって、ちょうど土の器を砕くように、彼らを治めるであろう。
それは、わたし自身が父から権威を受けて治めるのと同様である。
2:28 わたしはまた、彼に明けの明星を与える。
2:29 耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい』。
2:18〜29
テアテラの教会は良い行いをたくさんしています。
しかし、偶像礼拝の最悪の形を受け入れている教会です。
旧約聖書でイスラエルに恐ろしい偶像礼拝をもたらした女イゼベルのように、教会の中に偶像礼拝の罪を持ち込んでいます。
暗黒時代 紀元600ー1517年 の教会の型をも表しています。
E. サルデス
3:1 サルデスにある教会の御使に、こう書きおくりなさい。
『神の七つの霊と七つの星とを持つかたが、次のように言われる。
わたしはあなたのわざを知っている。
すなわち、あなたは、生きているというのは名だけで、実は死んでいる。
3:2 目をさましていて、死にかけている残りの者たちを力づけなさい。
わたしは、あなたのわざが、わたしの神のみまえに完全であるとは見ていない。
3:3 だから、あなたが、どのようにして受けたか、また聞いたかを思い起して、それを守りとおし、かつ悔い改めなさい。
もし目をさましていないなら、わたしは盗人のように来るであろう。
どんな時にあなたのところに来るか、あなたには決してわからない。
3:4 しかし、サルデスにはその衣を汚さない人が、数人いる。
彼らは白い衣を着て、わたしと共に歩みを続けるであろう。
彼らは、それにふさわしい者である。
3:5 勝利を得る者は、このように白い衣を着せられるのである。
わたしは、その名をいのちの書から消すようなことを、決してしない。
また、わたしの父と御使たちの前で、その名を言いあらわそう。
3:6 耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい』。
3:1〜6
サルデスの教会は、教理は正しいのですが実行しないので、霊的いのちがありません。
正しい教理がなければ霊的生活は不可能ですが、正しい理解をもっていてもそれを実行しなければ霊的には死んだ教会となります。
正しい教理と霊的いのちとのバランスを求めなければなりません。
宗教改革時代 紀元1517ー1648年 の教会の型をも表しています。
F. フィラデルフィヤ
3:7 ヒラデルヒヤにある教会の御使に、こう書きおくりなさい。
『聖なる者、まことなる者、ダビデのかぎを持つ者、開けばだれにも閉じられることがなく、閉じればだれにも開かれることのない者が、次のように言われる。
3:8 わたしは、あなたのわざを知っている。
見よ、わたしは、あなたの前に、だれも閉じることのできない門を開いておいた。
なぜなら、あなたには少ししか力がなかったにもかかわらず、わたしの言葉を守り、わたしの名を否まなかったからである。
3:9 見よ、サタンの会堂に属する者、すなわち、ユダヤ人と自称してはいるが、その実ユダヤ人でなくて、偽る者たちに、こうしよう。
見よ、彼らがあなたの足もとにきて平伏するようにし、そして、わたしがあなたを愛していることを、彼らに知らせよう。
3:10 忍耐についてのわたしの言葉をあなたが守ったから、わたしも、地上に住む者たちをためすために、全世界に臨もうとしている試錬の時に、あなたを防ぎ守ろう。
3:11 わたしは、すぐに来る。
あなたの冠がだれにも奪われないように、自分の持っているものを堅く守っていなさい。
3:12 勝利を得る者を、わたしの神の聖所における柱にしよう。
彼は決して二度と外へ出ることはない。
そして彼の上に、わたしの神の御名と、わたしの神の都、すなわち、天とわたしの神のみもとから下ってくる新しいエルサレムの名と、わたしの新しい名とを、書きつけよう。
3:13 耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい』。
3:7〜13
イエスさまが叱責の言葉を語らなかったもう一つの教会がフィラデルフィヤの教会です。
世界宣教をした教会です。
神さまが開いた門を十分に利用しました。
教理が正しいだけでなく、実行し、福音を多くの人々に伝えました。
そこから外れず、そのまま行くようにとすすめられています。
大宣教時代 紀元1649ー1900年 の教会の型をも表しています。
G. ラオデキヤ
3:14 ラオデキヤにある教会の御使に、こう書きおくりなさい。
『アァメンたる者、忠実な、まことの証人、神に造られたものの根源であるかたが、次のように言われる。
3:15 わたしはあなたのわざを知っている。
あなたは冷たくもなく、熱くもない。
むしろ、冷たいか熱いかであってほしい。
3:16 このように、熱くもなく、冷たくもなく、なまぬるいので、あなたを口から吐き出そう。
3:17 あなたは、自分は富んでいる。
豊かになった、なんの不自由もないと言っているが、実は、あなた自身がみじめな者、あわれむべき者、貧しい者、目の見えない者、裸な者であることに気がついていない。
3:18 そこで、あなたに勧める。
富む者となるために、わたしから火で精錬された金を買い、また、あなたの裸の恥をさらさないため身に着けるように、白い衣を買いなさい。
また、見えるようになるため、目にぬる目薬を買いなさい。
3:19 すべてわたしの愛している者を、わたしはしかったり、懲らしめたりする。
だから、熱心になって悔い改めなさい。
3:20 見よ、わたしは戸の外に立って、たたいている。
だれでもわたしの声を聞いて戸をあけるなら、わたしはその中にはいって彼と食を共にし、彼もまたわたしと食を共にするであろう。
3:21 勝利を得る者には、わたしと共にわたしの座につかせよう。
それはちょうど、わたしが勝利を得てわたしの父と共にその御座についたのと同様である。
3:22 耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい』」。
3:14〜22
ラオデキヤの教会は何も褒めるところのない教会です。
まことの信者がいません。
熱い:信者
冷たい:信者でない
なまぬるい:自分は信者だと言いますが、永遠の命を持っていない状態です。
ですからイエスさまは外に立ってこの教会の扉をノックしています。
今の自由主義神学の教会はこれです。
信じていると言いながら信じていません。
それをなまぬるいと言われています。
物質的には豊かでも霊的に貧しい人々です。
信仰のない教会です。
背信の教会 紀元1900年ー現在 の教会の型をも表しています。
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以下はセミナーの内容ではありませんが、第二の死に会わないため、永遠のいのちを得るため、救われるにはどうしたらいいのか、大切なことをお伝えします。
福音
コリント人への第一の手紙 15:3〜4
一コリ 15:3 わたし(使徒パウロ)が最も大事なこととしてあなたがたに伝えたのは、わたし自身も受けたことであった。
すなわちキリストが、
聖書に書いてあるとおり、
わたしたちの罪のために死んだこと、
15:4 そして葬られたこと、
聖書に書いてあるとおり、
三日目によみがえったこと、
キリストの十字架以降、現在そして将来にわたり全ての人(ユダヤ人も異邦人も)が信じるべき福音の内容とは次の3つのことです。
福音の三要素
① キリストは私たちの罪のために死なれたこと
② 墓に葬られたこと
③ 三日目に復活されたこと
この特別に啓示された福音の内容を理解し、同意し、イエス・キリストだけが自分を救ってくださる唯一のお方であると信じ信頼するなら、あなたは神さまの恵みと、信仰により救われます。
上の3つのこと以外に下記のようなほかのことを「救いの条件」として付け加えてはいけません。
公の場での告白:「告白」と「信じること」は同時におこります
罪の告白:1ヨハ1:9は信者の罪の処理に関する教えです
洗礼:罪が赦されたのだからバプテスマを受けなさいという命令、順番です
悔い改め:信じる行為の中に含まれます
メシアの主権に従う:救われた者に対する弟子となる条件です
信じた瞬間に新生し、聖霊の内住が与えられ、聖霊のバプテスマによりキリストと一体化させられます。
その救いは取り去られることがありません。
クリスチャンライフ、この麗しきもの(1)
(詳しくはこの中川健一牧師の無料音声メッセージにて)
最初から聖書を100%信じているわけではなくても大丈夫です。
聖書を学べば学ぶほど聖書への、神さまへの信頼度は増していきます。
イエスさまの十字架の血潮により罪赦され、神の怒りから救われ、神の子とされ、祝福された永遠のいのちをいただきましょう。
ロマ 3:23 すなわち、すべての人は罪を犯したため、神の栄光を受けられなくなっており、 3:24 彼らは、価なしに、神の恵みにより、キリスト・イエスによるあがないによって義とされるのである。
イエス・キリストの十字架についての無料メッセージは
中川健一牧師による「メシアの生涯(197)十字架上での最初の3時間(1)」ほか。
引き続きこのつづきを、またメシアの生涯(1)からも是非お聴きください。
聖書のメッセージを無料で聞ける公式アプリダウンロードも是非ご利用ください。
「3分でわかる聖書」もどうぞ。
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ヨハネの黙示録レジュメ(3)2015年11月28日 翻訳メモ「第3章 七つの教会」
練馬桜台聖書フォーラムではアーノルド・フルクテンバウム博士著『The Footsteps of the Messiah』第3章の翻訳メモによって、7つの教会についてさらに学びを深めました。
ヨハネの黙示録レジュメ(4)2015年12月12日
黙4章5章 Ⅲこの後に起こる事 大患難時代の前に天で起こる出来事(神の御座、二十四、祭司、白い衣、冠、長老、神の七つの御霊、四つの生き物、セラフィム)、小羊と七つの巻き物(小羊、獅子、ほふられたと見える、封印を解くのにふさわしい)、大患難時代という用語、チャート(3年半)、大患難時代のスタート・大患難の目的3つ へ
引用聖句は日本聖書協会『旧約聖書 1955年改訳、新約聖書 1954年改訳』(口語訳)を使用しています。