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練馬桜台聖書フォーラム

患難期前の出来事レジュメ(7)2017年 4/29

2017.05.06

カテゴリー:学び, 患難期前の出来事

患難期前の出来事レジュメ(7)2017年4/29

 

ダニエルが預言した異邦人の時から、第四の国の第3段階:世界統一政府と第4段階:10の王国について

ほか、テサロニケ人への手紙第1、第2より


2014年フルクテンバウム博士セミナー『携挙・大患難時代・そしてユダヤ人の運命』テキスト を学んでいます。

 

患難期前の出来事レジュメ(1
患難期の前に起こる一連の出来事 Ⅰ順に起こる出来事 A.第一次、第二次世界大戦(前半) マタイ23、24章 
イエスが指摘した宗教指導者たちの罪、 弟子たちからの3つの質問とイエスの答え

患難期前の出来事レジュメ(2)
患難期の前に起こる一連の出来事 Ⅰ順に起こる出来事 A.第一次、第二次世界大戦(後半) (3番目の質問の答え) B.イスラエル国家の再建(前半)(5つの立場のうち3つまで)

患難期前の出来事レジュメ(3)
患難期の前に起こる一連の出来事 Ⅰ順に起こる出来事 B.イスラエル国家の再建(後半)(ユダヤ人の回復は2段階で成就するという立場:私たちの立場、他)C.ユダヤ人の支配下に置かれたエルサレム

患難期前の出来事レジュメ(4)
患難期の前に起こる一連の出来事 Ⅰ順に起こる出来事  D.北の諸国連合の侵攻(1/3) エゼキエル38章 1.この箇所の釈義 a.諸国連合 b.侵攻の目的 c.ゴグの目的 d.神の目的 e.侵略者たちの滅亡

患難期前の出来事レジュメ(5)
D.北の諸国連合の侵攻(2/3) エゼキエル39:1~16 f.滅亡の場所 g.神の御名の聖別 h.7年間の火 i.7ヶ月の埋葬   2.侵攻の時期 a.基本的観察 b.患難期の中間説

患難期前の出来事レジュメ(6)
D.北の諸国連合の侵攻(3/3) c.患難期後/ハルマゲドン d.移行期の出来事 e.千年王国 f.患難期前(1)支持理由 (2)反対理由



フルクテンバウム博士のメッセージを中川健一牧師がわかり易く通訳してくださったセミナーの内容を基に作成しています。

以下、青色の聖句はテキストでみていく聖句です。
紫色の聖句は2回目の聖句です。
緑色の文章は補足説明です。
黒色の文章がセミナーの説明文です。
興味のあるところはリンク先もご覧になってみてください。

 

患難期の前に起こる一連の出来事
THE SEQUENCE OF PRETRIBULATIONAL EVENTS

 

Ⅰ.順に起こる出来事 SEQUENTIAL EVENTS

1. 第一次、第二次世界大戦(1914、1939)
2. イスラエル国家の再建(1948)
3. ユダヤ人の支配下に置かれたエルサレム(1967)
//////////// 2017年現在はここ //////////////
(以下は将来順に起こること、いつかは不明)
4. 北の諸国連合の侵攻
5. 世界統一政府
6. 10の王国
7. 反キリストの出現
8. 平和と偽の安全の時期
9. 7年の契約

 

 

Ⅱ.時間順ではない出来事
NON SEQUENTIAL PRETRIBULATIONAL EVENTS

3つもしくは4つ

1回目の暗黒
エリヤの帰還
第3神殿
携挙

 


Ⅰ.順に起こる出来事 SEQUENTIAL EVENTS

 

セミナーテキストの16ページ

E.世界統一政府
The One World Government

 

第5番目の陣痛の波

 

ダニエル書7:23~24
ダニl7:23 彼はこう言った。
『第四の獣は地に起こる第四の国。
これは、ほかのすべての国と異なり、全土を食い尽くし、これを踏みつけ、かみ砕く。
7:24 十本の角は、この国から立つ十人の王。
彼らのあとに、もうひとりの王が立つ。
彼は先の者たちと異なり、三人の王を打ち倒す。

ダニエル書のテーマは「異邦人の時」です。

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異邦人の時とは、エルサレムが異邦人によって支配される期間のことで、バビロン捕囚からメシアの再臨まで。

このセミナーでは聖句を全て取り上げるわけではありませんので、興味がおありの方はヨハネの黙示録レジュメ(12) g.海からの獣 黙示録13章の背景 をご覧ください。

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異邦人の時のタイムテーブルは2つ
ダニエル書の2章と7章です。

黙示録の17章ヨハネの黙示録レジュメ(17)a.統一された教会としてのバビロン(前半)(2)政府 参照)が補足の情報になっています。

 

 

ダニエル書2章:

4種類の異邦人帝国の預言です。

 

最初の3つの名前は書かれています。

第1番目の異邦人の帝国:バビロン バビロニア帝国
第2番目の異邦人の帝国:メディヤとペルシヤ メド・ペルシャ帝国
第3番目の異邦人の帝国:ギリシヤ 
ギリシャ或いはヘレニズム帝国
ギリシャは二つの段階を通過します。
①アレキサンダー大王の段階
②その後、4人の将軍たちが支配する段階

 

 

4番目の名前があがっていません。

第4番目の異邦人の帝国:帝国主義の帝国

この第4の異邦人帝国が最終的に全世界を支配するようになります。

 

 

第4番目の異邦人帝国の第1段階目統一政府の段階、ローマ帝国

 

統一王国であったローマ帝国は364年に東西に分裂します。

第4番目の異邦人帝国の第2段階目2区分された段階

東西のバランスの中心点は地理的には移動してきましたが、基本的な構図は今も続いています。
ローマを首都とした西ローマ帝国→蛮族により滅ぼされ→紀元800年フランク王国がシャルルマーニュにより復活→962年ドイツ人オットーが引き継ぐ
神聖ローマ帝国という名前で西ローマの力はフランス、ドイツへと流れていきます。
今日この軸は、西側の民主主義国家

コンスタンチノープル(イスタンブール)を首都とした東ローマ帝国→1453年トルコが征服→指導者たちは北に逃れロシアを西洋化、ローマ化することに成功
それ以降神聖ローマ帝国ロシア或いはロシア神聖ローマ帝国と呼ばれる政治形態が登場します。

皇帝の呼称:
ドイツ語でカイザー、カイザル=シーザー(ジュリアス・シーザー、ユリウス・カエサルという人の名前が皇帝を示す呼称となった)のドイツ発音
ロシア帝国のツァー=ロシア語のカイザー、シーザー

 

 

第4番目の異邦人帝国の第3段階目世界統一政府段階

こんにち東の軸はロシアを中心にイスラム圏の国々が同盟を結び参加していますが、恐らくロシアが北から(イスラエルに)侵攻し、神さまの介入によって滅ぼされ力が弱くなった時に、東西のバランスがくずれて統一政府への道が開かれると考えられます。
(この第3段階目はダニエル書2章にはでてきません。);
北の諸国連合の侵攻については 患難期前の出来事レジュメ(4)同左レジュメ(5)同左レジュメ(6) 参照)

 

 

第4番目の異邦人帝国の第4段階目10の王国に分離する段階

西も東も含めて(イスラエル以外)10の王国がでるということです。

 

第4番目の帝国の変遷が終末論と非常に関係があります。

 

 

 

ダニエル書7章:

四頭の獣が地中海からでてきます。

:異邦人世界を象徴する言葉

第一の獣:獅子のよう バビロニア帝国を象徴
第二の獣:熊のよう メド・ペルシャ帝国を象徴
第三の獣:豹のよう ギリシャ、ヘレニズム帝国を表現
第四の獣:比喩的言葉が見つからないような形状

 

 

ダニエル書7:23~24
ダニ 7:23 彼はこう言った。
『第四の獣は地に起こる第四の国。
これは、ほかのすべての国と異なり、全土を食い尽くし、これを踏みつけ、かみ砕く。
7:24 十本の角は、この国から立つ十人の王。
彼らのあとに、もうひとりの王が立つ。
彼は先の者たちと異なり、三人の王を打ち倒す。
第四の国はこれまであった3つの国とは全く異なった形態のものです。

 

ダニ 7:23b,c『第四の獣は地に起こる第四の国。
これは、ほかのすべての国と異なり、~
ローマ帝国は、それ以前の3つの帝国バビロン、メド・ペルシャ、ギリシャとは帝国主義の政策という点で違います。

帝国主義とは
帝国主義の国は征服した地を統治するのに自分たちの国の者を派遣して自分たちで統治するようになりました。

最初の3つの帝国の政策は、征服した地を統治するのは任命を受けた征服された国の人でした。
バビロン:ゲダルヤというユダヤ人が任命を受けてユダを統治
メド・ペルシャ:ゼルバベル、ネヘミヤが任命を受け約束の地を統治
ギリシャ:大祭司が任命を受けイスラエルを統治

ローマ:ポンティオ・ピラトフェスト、ペリクスという総督が任命され統治

その点でローマの統治というのは非常にユニークでした。

これが第4番目の異邦人帝国の第1段階目:ローマの統一政府の段階

 

 

第4番目の異邦人帝国の第2段階目2区分された段階

ダニエル書7章にはなく、2章で取り上げられています。

 

 

第4番目の異邦人帝国の第3段階目:世界統一政府段階

ダニ 7:23c ~全土を食い尽くし、これを踏みつけ、かみ砕く。

全土を食い尽くすというのですから、これはUN、国際連合のような組織がなるのかわかりませんが、何らかの形の世界統一政府が誕生するということがわかります。

 

ある人たちはローマが当時全世界を征服したので、これはローマだと言いますが、それは正しくありません。
ローマもあるところまでは征服しましたが、アレキサンダーのマケドニア、ギリシャ支配で到達したインドのインダス川までは行かず、スコットランドはハドリアヌスがたてた城壁、壁以上向こうには行かず、メソポタミアのパルティア人の国に対しては支配権をのばすことができませんでした。

つまり、ダニエル7:23はローマの統一政府が成就したのではなく、将来あらわれる世界統一政府がこれを行うということです。

世界統一政府は患難期の前に登場し、患難期が始まる時には消滅しています。
何がこの統一政府に終わりをもたらすのでしょうか。

ヨハネの黙示録レジュメ(7)チャート#3 参照)

 

 

 

 

F.10の王国
The Ten Kingdoms

第6番目の陣痛の波

 

ダニエル書7:24a
ダニ 7:24a 十本の角は、この国から立つ十人の王。

10の王国とは、何らかの形の統一政府が誕生したのちにでてくる形態です。

統一政府は全世界を支配しますから、そこから出てくる10の王国も全世界にまたがる王国で、恐らく北アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、アジアの国々、そのような形で10の王国が誕生するということでしょう。

この10の王国は患難期の前に始まり患難期の中間まで続きます。

何故かは次にわかってきます。

ヨハネの黙示録レジュメ(7)チャート#3 十人の王、同左レジュメ(14)チャート#3 1.患難期の第二次世界大戦、5..3人の王の死、7人の王の服従、同左レジュメ(17)a.統一された教会としてのバビロン(前半)(2)政府 参照)

 

 

 

 

セミナーテキスト17ページ

G.反キリストの出現
The Rise of the Antichrist

第7番目の陣痛の波

 

ダニエル7:24b
ダニ 7:24b彼らのあとに、もうひとりの王が立つ。
彼は先の者たちと異なり、三人の王を打ち倒す。
患難期の前に反キリストが出現します。

イスラエルが7年の契約を結ぶわけですから、患難期の前に反キリストは既に政治的に高い地位にいますが、患難期の中間までは完全に権威を握ることはありません。
患難期の中間に世界の支配権を握るようになります。

 

第2テサロニケ2:1~3
Ⅱテサ 2:1 さて兄弟たちよ。
私たちの主イエス・キリストが再び来られることと、私たちが主のみもとに集められることに関して、あなたがたにお願いすることがあります。
2:2 霊によってでも、あるいはことばによってでも、あるいは私たちから出たかのような手紙によってでも、主の日がすでに来たかのように言われるのを聞いて、すぐに落ち着きを失ったり、心を騒がせたりしないでください。
2:3 だれにも、どのようにも、だまされないようにしなさい。
なぜなら、まず背教が起こり、不法の人、すなわち滅びの子が現れなければ、主の日は来ないからです。

1節のテーマ:イエス・キリストの再臨
2節のテーマ:より具体的、各論的な内容、主の日
主の日:旧約聖書、新約聖書の中で患難期を指す最も一般的な言葉です。
にせ教師たちがやって来て「主の日は既に来た。」「携挙にもれる者がいる。」と教えたのです。

第1テサロニケ5:1~11
Ⅰテサ 5:1 兄弟たち。それらがいつなのか、またどういう時かについては、あなたがたは私たちに書いてもらう必要がありません。5:2 主の日が夜中の盗人のように来るということは、あなたがた自身がよく承知しているからです。5:3 人々が「平和だ。安全だ」と言っているそのようなときに、突如として滅びが彼らに襲いかかります。ちょうど妊婦に産みの苦しみが臨むようなもので、それをのがれることは決してできません。5:4 しかし、兄弟たち。あなたがたは暗やみの中にはいないのですから、その日が、盗人のようにあなたがたを襲うことはありません。5:5 あなたがたはみな、光の子ども、昼の子どもだからです。私たちは、夜や暗やみの者ではありません。5:6 ですから、ほかの人々のように眠っていないで、目をさまして、慎み深くしていましょう。5:7 眠る者は夜眠り、酔う者は夜酔うからです。5:8 しかし、私たちは昼の者なので、信仰と愛を胸当てとして着け、救いの望みをかぶととしてかぶって、慎み深くしていましょう。5:9 神は、私たちが御怒りに会うようにお定めになったのではなく、主イエス・キリストにあって救いを得るようにお定めになったからです。5:10 主が私たちのために死んでくださったのは、私たちが、目ざめていても、眠っていても、主とともに生きるためです。5:11 ですから、あなたがたは、今しているとおり、互いに励まし合い、互いに徳を高め合いなさい。
パウロが第2テサロニケ2:1~3で書いていることの背景です。

 

パウロは第1の手紙で書きもらした主の日に関する内容について第2の手紙で補足説明をしています。
第1番目:背教が起こります(Ⅱテサ2:3 ~まず背教が起こり、~)

ギリシャ語の背教:二つの意味で使われます。
① 肉体的に離れていくこと
②霊的、あるいは道徳的、倫理的に逸脱

ほとんどの場合は②で、ここでも背教が起こるというのは教会が信仰から外れていくという意味でパウロは使っていると思われます。
ヨハネの黙示録レジュメ(2)Ⅱ今ある事 7つの教会に宛てた7つの手紙の内容 G.ラオデキヤ 参照)

4章:肉体的な分離が教会の携挙という文脈で語られます。
5章:主の日、患難時代について論じています。

 

2番目:不法の人、或いは滅びの子といわれる或る人物が現れるということ
(Ⅱテサ2:3 ~不法の人、すなわち滅びの子が現れなければ、主の日は来ないからです。)

主の日が来る前に不法の人があらわれたならば、クリスチャンたちはその人がでたと知ります。
へブル語の名前で数に置き換えると666になるという事や、イスラエルと7年の契約を結ぶ人物がでたというニュースで不法の人があらわれたと知るかもしれません。
7年のサインが行われた段階で、この反キリストが完全な支配権を握る前から、私たちは不法の人があらわれたという事実を知るようになります。

ヨハネの黙示録レジュメ(5)a.封印の裁き (1)第一の封印 参照)

 

 

 

 

H.平和と偽の安全の時期
The Period of Peace and the False Security

患難期前の第8番目の出来事

 

第一テサロニケ5:1~3
Ⅰテサ 5:1 兄弟たち。それらがいつなのか、またどういう時かについては、あなたがたは私たちに書いてもらう必要がありません。
5:2 主の日が夜中の盗人のように来るということは、あなたがた自身がよく承知しているからです。
5:3 人々が
「平和だ。
安全だ」
と言っているそのようなときに、突如として滅びが彼らに襲いかかります。
ちょうど妊婦に産みの苦しみが臨むようなもので、それをのがれることは決してできません。

2節:主の日から、患難期をテーマにした箇所だということがわかります。

3節:人々が「平和だ。安全だ」と言っている
彼らは誤ってその状況を理解しているわけです。
突如として滅びが彼らに襲いかかります。
この状態が患難期が起こる直前の状態だ、ということです。

ヨハネの黙示録レジュメ(5a.封印の裁き (2)第二の封印 参照)

 

 

 

 

(セミナーテキストの18ページ)

I.7年の契約
The Seven Year Covenant

患難期の前に時間順の出来事第9番目

 

この7年の契約が患難期の始まりになります。

詳細は次回、患難期前の出来事レジュメ(8)にて

ヨハネの黙示録レジュメ(4)B.大患難時代 大患難時代のスタート、同左レジュメ(5a.封印の裁き (1)第一の封印 参照)

 

 

 

確認:
患難期の始まりは教会の携挙ではなく、7年の契約の締結であるということを覚えておいてください。

 

 

時間順に起こることを9つあげました。

次は、情報不足により時間順には並べられない出来事です。

 

 

 

患難期前の出来事レジュメ(8)2017年5/27
I.7年の契約つづき(ユダヤ人と患難期 Ⅱ.ユダヤ人と患難期の始まり)、 Ⅱ時間順でない出来事 A.暗黒Ⅰ  へ

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代表 :南 知之

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