練馬桜台聖書フォーラム

終末論のクライマックス レジュメ(6)2021年 4/10

2021.04.15

カテゴリー:学び, 終末論のクライマックス

終末論のクライマックス レジュメ(6)2021年4/10

 

偽り者にふさわしい出自

 

2015年フルクテンバウム博士セミナー『終末論のクライマックステキスト) (チャート)を学んでいます。
ご購入はこちらから(CD11枚組)(DVD6枚組)(MP3版)(テキストのみ

 

 

レジュメもくじ

前回のレジュメ(5

 

 

フルクテンバウム博士のメッセージを中川健一牧師がわかり易く通訳してくださったセミナーの内容を基に作成しています。

以下、青色の聖句はセミナーでとりあげられた聖句です。
(但し、ここでは新改訳2017を使用しています)
紫色の聖句は2回目の聖句または参考聖句です。
黒色の文章がセミナーの説明文です。

緑色の文章はHP編者による補足説明です。
茶色の文章はDr.Arnold G. Fruchtenbaum 『Messianic Bible Study Series』
010 The Rise and Fall of the Antichrist からの補足説明です。

興味のあるところはリンク先もご覧になってみてください。

 

 

反キリストの興隆と滅亡

THE RISE AND FALL OF THE ANTICHRIST

 

はじめに
Ⅰ.反キリストの呼び名
Ⅱ.反キリストの起源
Ⅲ.反キリストの啓示
Ⅳ.反キリストと大患難時代の始まり
Ⅴ.反キリストの興隆
Ⅵ.反キリストの死と復活
Ⅶ.荒らす憎むべきもの
Ⅷ.獣の刻印
Ⅸ.反キリストの滅亡

 

 

前代未聞の専制君主となる者についての学び
ヒトラーも反キリストの人格とは到底比較にならないであろう

 

 

セミナーテキストの11ページ 

はじめに 

INTRODUCTION

 

父なる神がすべての権威を御子に与えたのと同じように
サタンは自分の全ての権威を反キリストに与えるようになる

 

反キリストの活動を理解する為の土台:
大患難時代に登場するにせの三位一体の構成の中で見ていくこと

 

サタン:にせの父を演じ
にせ預言者:にせの聖霊を演じ
反キリスト:にせの御子を演じ
反キリストの活動はまことの御子を模倣したものになっていく

 

にせ:できる限り本物に似たように見せかける
本物に非常によく似た形
偽札

欠点があるが、見ただけではすぐにそれがわからない

 

 

 

 

Ⅰ.反キリストの呼び名

THE NAMES OF ANTICHRIST

 

まことの御子は旧新約で様々な名前、称号を持っていて
その一つひとつが、イエス・キリストのご性質、働きの或る部分を表現しています。

 

反キリストの呼び名は聖書に11でてきます。
一つひとつが性質、働きに関してなんらかの情報を提供しています。
(呼び名についてのより詳しい説明はのちほど)

 

最初の6つが旧約

① サタンの子孫創世記3:15

創 3:15 わたしは敵意を、おまえと女の間に、おまえの子孫 your seed と女の子孫の間に置く。
彼はおまえの頭を打ち、おまえは彼のかかとを打つ。」

 

② 小さな角 ダニエル7:8

ダニ 7:8 私がその角を注意深く見ていると、なんと、その間から、もう一本の小さな角 horn, a little one が出て来て、その角のために、初めの角のうち三本が引き抜かれた。
よく見ると、この角には人間の目のような目があり、大言壮語する口があった。

 

③ 顔は猛悪な王(口語訳) ダニエル8:23

ダニ 8:23 彼らの国の終りの時になり、罪びとの罪が満ちるに及んで、ひとりのが起るでしょう。その顔は猛悪で、彼はなぞを解き、(口語訳)

ダニ 8:23 彼らの治世の終わりに、
その背く者たちが行き着くところに至ったとき、
横柄で策にたけた一人の王 a king of fierce countenance, and understanding dark sentences が立つ。

 

④ 来たるべき君主(新改訳3) ダニエル9:26

ダニ 9:26 その六十二週の後、
油注がれた者は断たれ、彼には何も残らない。

次に来る君主 the prince that shall come の民が、都と聖所を破壊する。
その終わりには洪水が伴い、
戦いの終わりまで荒廃が定められている。

 

⑤ 荒らす者 ダニエル9:27

ダニ 9:27 彼は一週の間、多くの者と堅い契約を結び、
半週の間、いけにえとささげ物をやめさせる。

忌まわしいものの翼の上に、荒らす者 one that makes desolate が現れる。
そしてついには、定められた破滅が、荒らす者 the desolate の上に降りかかる。」

 

⑥ 思いのままにふるまう王 ダニエル11:36

ダニ 11:36 この思いのままにふるまいthe king shall do according to his will すべての神よりも自分を高く上げて大いなるものとし、神々の神に向かって驚くべきことを語る。
彼は栄えるが、ついには神の憤りで滅ぼし尽くされる。
定められていることがなされるからである。

 

一つだけが創世記で、あとの5つは同じ本、ダニエル書からでてくる名前です。

旧約聖書のダニエル書に相当するものが新約聖書の黙示録

 

ダニエル書書き終えた時に、神は封印をしなさいとダニエルに命じました。

ダニ 12:4 ダニエルよ。あなたは終わりの時まで、このことばを秘めておき、この書を封じておけ。多くの者は知識を増そうと捜し回る。」
歴史的物語は理解し易いですが、将来の預言はあまりにもギャップが多すぎて読んだだけでは十分理解できません。
ダニエルの預言はそれらのギャップや情報不足の故に容易に理解することはできない本です。

 

ヨハネの黙示録ヨハネが書き終えた時には反対の命令、封印をするなという命令を受けます。

黙 22:10 また私に言った。「この書の預言のことばを封じてはなりません。時が近いからです。
黙示録はダニエル書にあった情報不足を補うものですから、両方読んで学ぶと終末時代の出来事がよりよく理解できるようになります。

 

新約5つ

最初の3つが使徒パウロが書いた第2テサロニケから

⑦ 罪の人 第2テサロニケ2:3

Ⅱテサ 2:3 どんな手段によっても、だれにもだまされてはいけません。
まず背教が起こり、不法の者 the man of sin 、すなわち滅びの子が現れなければ、主の日は来ないのです。

 

⑧ 滅びの子 同じ箇所

Ⅱテサ 2:3 どんな手段によっても、だれにもだまされてはいけません。
まず背教が起こり、不法の者、すなわち滅びの子 the son of perdition が現れなければ、主の日は来ないのです。

 

⑨ 不法の人 第2テサロニケ2:8

Ⅱテサ 2:8 その時になると、不法の者 the lawless one が現れますが、主イエスは彼を御口の息をもって殺し、来臨の輝きをもって滅ぼされます。

 

最後の二つが使徒ヨハネが書いた名前

⑩ 反キリスト 第1ヨハネ2:22

Ⅰヨハ 2:22 偽り者とは、イエスがキリストであることを否定する者でなくてだれでしょう。
御父と御子を否定する者、それが反キリスト the antichrist です。

現在、最もよく知られている名ですが、聖書で頻繁に用いられるのはこの言葉ではありません。

 

聖書で最も用いられるのが
⑪  黙示録11:7ほか沢山

黙 11:7 二人が証言を終えると、底知れぬ所から上って来る the beast が、彼らと戦って勝ち、彼らを殺してしまう。

 

 

偽とはどういうことなのかをこれから学んでいきましょう。

まことの御子は様々なタイトルを持っていますが
にせの子もタイトル呼称を持っているということです。

 

 

 

 

セミナーテキストの12ページ

Ⅱ.反キリストの起源
THE ORIGIN OF ANTICHRIST

 

神の御子には自然な起源と超自然起源があります。

超自然起源:聖霊がマリアに臨み、マリアの卵子から御子が誕生したこと
自然な起源:メシアが女(ユダヤ人女性)から生まれたこと

処女懐胎の奇跡的要素:御霊によってみごもったこと
それ以降の成長、出産は自然なプロセスで、普通の女性が経験するのと同じ

生まれた子はメシアであり人であり、神としての性質を持ったお方
最終的な所産は神人である

 

 

反キリストはにせの御子として真の御子にならい
反キリストも自然な起源と超自然起源を持ちます。

 

1.反キリストの自然な起源:ダニ9:26~27
His Natural Origin: Daniel9:26-27

 

ダニエル書9:24~27
ダニ 9:24 あなたの民とあなたの聖なる都について、
七十週が定められている。
それは、背きをやめさせ、
罪を終わらせ、
咎の宥めを行い、
永遠の義をもたらし、
幻と預言を確証し、
至聖所に油注ぎを行うためである。
9:25 それゆえ、知れ。悟れ。
エルサレムを復興し、
再建せよとの命令が出てから、
油注がれた者、君主が来るまでが七週
そして苦しみの期間である六十二週の間に、
広場と堀が造り直される。
9:26 その六十二週の後、
油注がれた者は断たれ、彼には何も残らない。
次に来る君主の民が、都と聖所を破壊する。
その終わりには洪水が伴い、
戦いの終わりまで荒廃が定められている。
9:27 彼は一週の間、多くの者と堅い契約を結び、
半週の間、いけにえとささげ物をやめさせる。

忌まわしいものの翼の上に、荒らす者が現れる。
そしてついには、定められた破滅が、荒らす者の上に降りかかる。」
このひとまとまりが有名なダニエルの七十週の預言或いは490年の預言(七十週 70x7=490を490年とみて)と呼ばれる箇所です。
(1節1節取り上げて解説する時間はなく、今日はそれが目的ではないので要約だけ)

 

ユダヤ人伝道においてダニエル書9:24~27は非常に重要な聖句です。
ここだけがメシアの初臨のタイミングを解き明かしている箇所なのです。

この預言の最初の483年、最初の69週間はメシアの初臨の際に全て成就したと理解されるはずです。

 

26~27節
ダニ 9:26 その六十二週の後、
油注がれた者は断たれ、彼には何も残らない。
次に来る君主の民が、都と聖所を破壊する。
その終わりには洪水が伴い、
戦いの終わりまで荒廃が定められている。
9:27 彼は一週の間、多くの者と堅い契約を結び、
半週の間、いけにえとささげ物をやめさせる。
忌まわしいものの翼の上に、荒らす者が現れる。

そしてついには、定められた破滅が、荒らす者の上に降りかかる。」
Dan  9:26 And after the threescore and two weeks shall the anointed one be cut off, and shall have nothing:  and the people of the prince that shall come shall destroy the city and the sanctuary; and the end thereof shall be with a flood, and even unto the end shall be war; desolations are determined. 9:27 And he shall make a firm covenant with many for one week;  and in the midst of the week he shall cause the sacrifice and oblation to cease; and upon the wing of abominations shall come one that maketh desolate; and even unto the full end, and that determined, shall wrath be poured out upon the desolate.(ASV)

26節
483年が終わった時 に順番に起こる3つの預言

油注がれた者は断たれ、
紀元30年:メシアは殺されました。

やがて来たるべき君主の民が町と聖所を破壊する。(新改訳3)
次に来る君主の民が、都と聖所を破壊する。(新改訳2017)

40年後の紀元70年:エルサレムの町と神殿とが破壊されました。

戦いは長く続き、長期に渡る荒廃が約束の地の上に降りかかると預言されています。
この荒廃した状況はこんにちまで1948年のイスラエル建国まで続いているとみることができます。

 

 

ここで、ダニエルが何を言っていないかに注目してください。
やがて来たるべき君主町と聖所を破壊する。とは言っていません。

 

やがて来たるべき君主の民が町と聖所を破壊する。
やがて来たるべき君主は聖所と町を破壊した民族からやって来るということです。

この来たるべき君主というタイトルが反キリストに言及
ダニエルはこの来たるべき君主という呼び名の前に定冠詞、英語でいうとtheをつけています。
既にダニエル書7章8章で2度、この来たるべき君主について言及しているからです。

反キリスト自体がエルサレムと神殿を破壊するのではなく
将来反キリストがでてくる或る民族が町と聖所を破壊するという意味です。

ですからエルサレムと神殿を破壊した民族が誰かと決めた途端に
反キリストが何人(なにじん)なのかということがわかります。

70年にこの破壊行為をしたのはローマ人です。
つまり、反キリストは自然的な起源から言うとローマ人からでてくるということがここで言えます。
(ローマ帝国の最大版図は紀元117年、地中海沿岸全ての地にまたがります。イタリアのほかに今のスペイン、フランス、ドイツ、イギリス、ギリシャ、ルーマニア、ブルガリア、クロアチア、セルビア、ボスニア・ヘルツエゴヴィナ、マケドニア、トルコ、イラク、イスラエル、シリア、ヨルダン、北アフリカ(エジプト、アルジェリア、チュニジア、リビア島海岸部)等々)

 

 

ダニエル書全体の主要テーマ:「異邦人の時the Times of Gentiles メシアの再臨まで

ダニエル書の預言の内容:4つの異邦人の帝国が世界史の中で登場し消えていく
その4番目の世界帝国が5つの段階を経ていく のちほど
第4の異邦人帝国の最後のステージ、5番目のステージの統治者が反キリスト
母方の流れから言うと反キリストの自然な起源はローマ人
反キリストは異邦人

 

 

 

 

2.反キリストの超自然的起源:創3:15
His Supernatural Origin: Genesis3:15

 

反キリストには超自然的起源があります。

 

世記3:15

創世記3章:人類の堕落について語っている箇所

メシアは人類の罪を解決するために来られるので
堕落の箇所にメシア預言(創3:15)が登場するのはごく自然なことです。

ここで突然ユダヤジョーク
(割愛させていただきます)

 

最初のメシア預言はアダムやエバにではなく、サタンに対して語られたのです。

創 3:15 わたしは敵意を、おまえと女の間に、おまえの子孫と女の子孫の間に置く。
彼はおまえの頭を打ち、おまえは彼のかかとを打つ。」
Gen  3:15 and I will put enmity between you and the woman, and between your seed and her seed:  he shall bruise your head, and you shall bruise his heel.

子孫seed
解釈学の原則:同じ聖句に同じ言葉が2回出てきた時には、両方とも同じ意味を表していると解釈するのが正解

ここの子孫或いは種:
一人は女の
もう一つはおまえとはサタンですから、サタンの種

おまえの子孫と女の子孫とは同じことを意味していると受け取らなければなりません。

 

メシアを女の子孫と呼ぶこと:
普通聖書が系図について語る時の原則に違反した呼び方である
聖書の中に系図がでてくると必ず男性の側のライン、系図がたどられる
普通は父方の血統
時々女性の名前が出てくることもあるが、付録のような形であり、あくまでも血統自体は父方のもの

しかし、このメシアとして誕生する方の場合
男性の血統をたどるのではなくて、女の種、或いは女の子孫と呼ばれています。

ですからメシアに関しては何か特別な誕生をするのだろうとわかりますが
この段階ではそれ以上の説明はないのです。

それから何百年も経ってイザヤが預言者として召されるまでは啓示されなかったのです。
イザヤ7:14になってメシアはおとめに宿り、おとめから誕生するという預言がなされます。
イザ 7:14 それゆえ、主は自ら、あなたがたに一つのしるしを与えられる。
見よ、処女が身ごもっている。
そして男の子を産み、その名をインマヌエルと呼ぶ。
それ故メシアは生物学的な母をもっていますが
父親はないのです。

父親がない、つまり父の血統を辿れないわけですから、メシアは女の子孫、女の種と呼ぶしかないのです。

 

それと同じようなことがサタンによって起こります。
サタンはローマ人を起源とする異邦人の女性に働きかけて父親なしにその女性が反キリストをうむようにするわけです。

 

 

セミナーテキストの13ページ

似たようなことが既に起こっています。

創世記6:1~4
創 6:1 さて、人が大地の面に増え始め、娘たちが彼らに生まれたとき、6:2 神の子らは、人の娘たちが美しいのを見て、それぞれ自分が選んだ者を妻とした。
6:3 そこで、【主】は言われた。
「わたしの霊は、人のうちに永久にとどまることはない。
人は肉にすぎないからだ。
だから、人の齢は百二十年にしよう。」
6:4 神の子らが人の娘たちのところに入り、彼らに子ができたそのころ、またその後も、ネフィリムが地にいた。
彼らは昔からの勇士であり、名のある者たちであった。
ここで人間の娘たちが悪霊どもと結婚するということが起こっています。

 

神の子ら the sons of God という言葉

ヘブル語聖書で(旧約聖書では。新約聖書はまた別)
神の子たちという言葉がでてきた時、他の箇所も含めて霊的存在をさす
つまり天使か堕落した天使である悪霊

その点に関して疑義を挟む学者は一人もいない
しかし、創世記6章のこの箇所だけは例外だと言いたがる人が多い

これを例外とする明確な理由はない

6章にでてくる神の子たちとは悪霊どもであると解釈すると創世記の文脈に調和します。

 

最初のメシア預言がサタンに向けて語られたと言いました。

その預言の結果
サタンは女からいつか救い主が生まれることを認識しました。

つまり創世記6章の内容は創世記3章のメシア預言に対抗するためのサタンの対抗措置だということです。

創世記6章で
サタンは悪霊どもが人間のかたちをとってあらわれるように仕組みます。
霊的存在、例えば天使が人間のかたちをとる時には必ず若い青年の姿をとります。

創世記6章の内容
目的
悪霊どもが人間の娘と結婚することにより変形したかたちの子孫が生まれてくる
メシアがそこから誕生しないよう画策する

その結果うまれたのはネフィリムという堕落した人類
彼らは悪霊の性質と人間の性質とともに持っている中間形の人たち

その悪魔の策略はほとんど成功しそうになるが
神はノアの洪水の時代にノアの家族以外の者を全て滅ぼすという対抗措置にでる

 

過去:サタンは悪霊どもに働きかけそういうことをしたわけですが

将来:サタン自身がローマ人の婦人に働きかけて反キリストを誕生させ
悪魔の子孫つまり反キリストを地上に送りだすということです。
にせの処女降誕であり、にせの御子です。
婦人は処女ではないかもしれない

それが反キリストの誕生と出現です。

 

 

 

中川健一牧師著『終末論Q&A』書籍のみ)(CD12枚組書籍付き電子書籍を是非どうぞ。
10 反キリストとは、どういう人物か
12 7年の契約が、なぜそんなに重要なのか
26 反キリストが現れたことを、どのようにして知るのか

 

 

異邦人の時については
アーノルド・フルクテンバウム著 佐野剛史訳
『へブル的キリスト教入門電子書籍版紙版146〜148頁をどうぞ。

 

終末論のクライマックス(72021年4/24
反キリストの興隆と滅亡
Ⅲ.反キリストの啓示 

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代表 :南 知之

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