ヨハネの黙示録レジュメ(6)2016年1/23
黙示録7:9〜8:6
144000人のユダヤ人による世界宣教で救われ殉教した異邦人の大会衆が天での礼拝に加わり慰めを受ける
TRUMPETS ラッパのさばきの前に
第七の封印 半時間ばかりの天の静けさ
2003年フルクテンバウムセミナー『ヨハネの黙示録』(テキスト) (チャート)を学んでいます。
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中川健一牧師による無料配信メッセージ
黙7:9~17 白い衣を着た大群衆
黙8:1~13 ラッパの裁き1〜4
以下、青色の聖句は順番にみている黙示録本文の聖句です。
紫色の聖句はその他の引用聖句です。
茶色の文章はフルクテンバウム博士著『The Footsteps of The Messiah』第13章からの要約です。
緑色の文章は補足説明なので、読み飛ばしていただいてかまいません。
興味のあるところはリンク先もご覧になってみてください。
( )内も補足説明です。
B. 大患難時代 6~18章
1. 大患難時代の前半に起こる出来事 6~9章
セミナーテキストの4ページ
14万4千人の補足
エホバの証人(ものみの塔)のようなカルトは十四万四千人のユダヤ人とは自分たちのことであると言います。
信者がそれ以上の数になると、特別に選ばれた14万4千人とそれ以外の大群衆としての信者もあるという言い方に変わってきます。
14万4千人しか救われないと言う言い方をしていたのに今は言わなくなりました。
そのように、教理が変わってきます。
ここまでの復習
大患難時代が始まるしるしは何でしたか?
7年間の契約
最初の裁き、封印の裁きはいくつまで解かれましたか?
第6の封印まで解かれました
それと並行して
14万4千人の救い、世界宣教、世界大のリバイバルが始まります。
今回はその続きです。
アリエル・ミニストリーズについて :
25年前(2003年時点で)に設立された団体です。
第一にユダヤ人への伝道を行っています。
世界7カ国20数カ所のブランチをとおしてユダヤ人伝道をしています。
第二の目的はユダヤ的視点でユダヤ人にも異邦人にも聖書を教えることです。
英語のニュースレターを発行しています。
フルクテンバウム博士の書籍、メッセージはこちらから
(2)異邦人の大会衆 7:9~17
7章の前半: 世界宣教がどのように行われるのか
7:9 その後、わたしが見ていると、見よ、あらゆる国民、部族、民族、国語のうちから、数えきれないほどの大ぜいの群衆が、白い衣を身にまとい、しゅろの枝を手に持って、御座と小羊との前に立ち、
7:9
その世界宣教の結果
その後 : 14万4千人のユダヤ人による伝道が起こったのち
神の栄光の御座の前に異邦人の大群衆が集まっている姿をヨハネは見ています。
片方には14万4千人のユダヤ人、もう片一方には数えられないくらいの異邦人の大群衆がいます。
(大群衆には14万4千人のユダヤ人以外の、様々な方法で救われたユダヤ人も含まれます。
その救われたユダヤ人たちのある人たちは殉教し、ある人たちは大患難期に死に、1/3は生き延びます。)
7:10 大声で叫んで言った、
「救は、御座にいますわれらの神と
小羊からきたる」。
7:11 御使たちはみな、御座と長老たちと四つの生き物とのまわりに立っていたが、御座の前にひれ伏し、神を拝して言った、
7:12 「アァメン、さんび、栄光、知恵、感謝、
ほまれ、力、勢いが、世々限りなく、
われらの神にあるように、アァメン」。
7:10〜12
彼ら : あらゆる国民、部族、民族、国語のうちから、だれにも数えきれぬほどの大ぜいの群衆
が御座にいる方、父なる神を礼拝しています。
7:13 長老たちのひとりが、わたしにむかって言った、
「この白い衣を身にまとっている人々は、だれか。
また、どこからきたのか」。
7:14 わたしは彼に答えた、
「わたしの主よ、それはあなたがご存じです」。
すると、彼はわたしに言った、
「彼らは大きな患難をとおってきた人たちであって、その衣を小羊の血で洗い、それを白くしたのである。
7:13〜14
白い衣を着ているこの人たちは、いったいだれですか。(白い衣を身にまとっている人々は、だれか。)と長老のひとりがヨハネに聞いています。
14節で答えがでてきます。
「彼らは、大きな患難から抜け出て来た者たちで、その衣を小羊の血で洗って、白くしたのです。(「彼らは大きな患難をとおってきた人たちであって、その衣を小羊の血で洗い、それを白くしたのである。)という答えが返ってきます。
白い衣 : 黙示録では必ず救いを意味し、キリストの血によって罪赦された状態をさします。
14万4千人の(世界中に離散している)ユダヤ人による世界伝道によって、大患難時代前半に数えきれないほどの異邦人が救われるということです。
聖霊 : 大患難時代の中も聖霊は人を霊的に救う働きをされているということがここからわかります。
7:15 それだから彼らは、神の御座の前におり、昼も夜もその聖所で神に仕えているのである。
御座にいますかたは、彼らの上に幕屋を張って共に住まわれるであろう。
7:16 彼らは、もはや飢えることがなく、かわくこともない。
太陽も炎暑も、彼らを侵すことはない。
7:17 御座の正面にいます小羊は彼らの牧者となって、いのちの水の泉に導いて下さるであろう。
また神は、彼らの目から涙をことごとくぬぐいとって下さるであろう」。
7:15〜17
彼らは大患難時代に入ってから救われた人たちですから、大変な苦しみにあいます。
けれども、天にあげられた彼らは大きな慰めを受けていることがわかります。
c. ラッパの裁き 黙8章9章
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(1) 第七の封印
天に訪れた静けさ(序曲)
8:1〜6
裁きのシリーズの最後には天において異変が起こり、それが地上に影響を与えると言いました。
と同時に、裁きのシリーズが始まる前には天においてどういうことが起こるかという序曲になるような事が必ずでてきます。
5章の終わり(天における御子イエスへの礼拝)
= 6章から始まる封印の裁きの前奏曲
8章1〜6節
= 8章7節から始まるラッパの裁きの前奏曲
8:1 小羊が第七の封印を解いた時、半時間ばかり天に静けさがあった。
8:2 それからわたしは、神のみまえに立っている七人の御使を見た。
そして、七つのラッパが彼らに与えられた。
8:1〜2
第七の封印が解かれます。
半時間ばかり静けさ : 女性陣からブーイングがでるような冴えたジョークが語られましたが、ここレジュメでは割愛させていただきます。
第一から第六の封印 :
封印一つに対して裁きは一つ
第七の封印 :
第七の封印は一つ解かれると、裁きは七つでてくる
その内容がラッパの裁き1〜7です。
8:3 また、別の御使が出てきて、金の香炉を手に持って祭壇の前に立った。
たくさんの香が彼に与えられていたが、これは、すべての聖徒の祈に加えて、御座の前の金の祭壇の上にささげるためのものであった。
8:4 香の煙は、御使の手から、聖徒たちの祈と共に神のみまえに立ちのぼった。
8:5 御使はその香炉をとり、これに祭壇の火を満たして、地に投げつけた。
すると、多くの雷鳴と、もろもろの声と、いなずまと、地震とが起った。
8:3〜5
ラッパの裁きが起こる前の状態
聖徒たちの祈りがててきます。
黙 6:9 小羊が第五の封印を解いた時、神の言のゆえに、また、そのあかしを立てたために、殺された人々の霊魂が、祭壇の下にいるのを、わたしは見た。6:10 彼らは大声で叫んで言った、「聖なる、まことなる主よ。いつまであなたは、さばくことをなさらず、また地に住む者に対して、わたしたちの血の報復をなさらないのですか」。・・・
(大患難時代前半に)殉教した者たちが第五の封印で祈っていました。
その祈りに対する答えがラッパの裁きの内容となります。
8:6 そこで、七つのラッパを持っている七人の御使が、それを吹く用意をした。
8:6
七人の天使たちがラッパを吹く用意をしています。
7節 : 第一のラッパの裁き
ヨハネの黙示録レジュメ(7)2016年2/13
黙8:7〜9章 ラッパの裁き・第一(1/3の土地の滅び)・第二(1/3の海の滅び)・第三(1/3の川、泉の滅び)・第四(1/3の宇宙空間の滅び)・第五:第一のわざわい(自然界の暗黒Ⅲ、悪霊の侵入)、死者の場所(シオール、ハデス、パラダイス、アブラハムのふところ、福音の三要素、ヘル、アビス、タータラス)・第六:第二のわざわい(第2の悪霊の侵入、1/3の人口の死)、チャート・患難期前半中続いている出来事(十人の王、十四万四千人の宣教、ふたりの証人、エリヤの働き、宗教組織バビロン) へ
引用聖句は日本聖書協会『旧約聖書 1955年改訳、新約聖書 1954年改訳』(口語訳)を使用しています。