練馬桜台聖書フォーラム

イスラエル学レジュメ(9)2026年 6/27

2026.06.27

カテゴリー:イスラエル学, お知らせ, 学び

イスラエル学
レジュメ
(9
)2026年6/27

 

安息日
レムナント

 

2006年フルクテンバウム博士セミナー
講師:Dr. Arnold Fruchtenbaum
通訳:中川健一牧師


『イスラエル学』
THE MISSING LINK IN SYSTEMATIC THEOLOGY
(テキスト) 

ご購入はこちらから(CD)(テキスト)(電子書籍)

 

レジュメもくじ

前回のレジュメ

 

フルクテンバウム博士のメッセージを
中川健一牧師がわかり易く通訳してくださった
セミナーの内容を基に作成しています。

以下
青色の聖句はセミナーでとりあげられた聖句箇所です
(セミナーでは新改訳3を使用しているので説明文では新改訳3
)
(このHPでの引用聖句は原則 口語訳聖書 旧約聖書1955年改訳 新約聖書1954年改訳 日本聖書協会)
「新改訳3」とは聖書 新改訳 ©1970,1978,2003 新日本聖書刊行会
「新共同訳」とは聖書 新共同訳©共同訳聖書実行委員会j

「新改訳2017」とは聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 からの引用です
黒色の文章がセミナーの説明文
緑色の文章はHP編者による補足説明
紫色の聖句は引用聖句や参考聖句
(英語訳は基本American Standard Version  ASV)
茶色の文章はアーノルド・フルクテンバウム博士著 中川健一監訳 佐野剛史訳
『イスラエル学-組織神学の失われた環-THE MISSING LINK IN SYSTEMATIC THEOLOGY』
(書籍)(電子書籍) 
 36~
49
頁からの補足説明です

 

興味のある箇所はリンク先もご覧になってみてください。

 

紙の聖書「新改訳2017」はこちらをどうぞ

 

イスラエル学

Ⅰ.過去のイスラエル
A. イスラエルの選び
B.無条件契約

1.アブラハム契約
2.土地の契約
3
.ダビデ契約
4.新しい契約
C.モーセ契約とモーセの律法
1.モーセ契約
2.モーセの律法
D.レムナント

 

 

 

Ⅰ.過去のイスラエル

Israel Past

 

 

 

C.モーセ契約と
モーセの律法

The Mosaic Covenant and the Law of Moses

 

 

2.モーセの律法

The Mosaic Law

 

 

セミナーテキスト5ページ(6/22)

(c)安息日

The Sabbath 

     

     

    この 安息日というのは モーセ契約のしるし

    安息日を守るというのは 天地創造の時に与えられた規定ではなく
    モーセから始まっている習慣
    創世記では 安息日という言葉は 出てこない

     

    初めてこの言葉が出てくるのが
    出エジプト16:23~30
    16:23 モーセは彼らに言った、
    「主の語られたのはこうである、
    『あすは主の聖安息日 a holy sabbath unto Jehovah で休みである。
    きょう、焼こうとするものを焼き、煮ようとするものを煮なさい。
    残ったものはみな朝までたくわえて保存しなさい』
    と」。

    16:24 彼らはモーセの命じたように、それを朝まで保存したが、臭くならず、また虫もつかなかった。
    16:25 モーセは言った、
    「きょう、それを食べなさい。
    きょうは主の安息日 a sabbath unto Jehovah であるから、きょうは野でそれを獲られないであろう。

    16:26 六日の間はそれを集めなければならない。
    七日目は安息日 on the seventh day is the sabbath であるから、その日には無いであろう」。

    16:27 ところが民のうちには、七日目に出て集めようとした者があったが、獲られなかった。
    16:28 そこで主はモーセに言われた、
    「あなたがたは、いつまでわたしの戒めと、律法とを守ることを拒むのか。

    16:29 見よ、主はあなたがたに安息日 the sabbath を与えられた。
    ゆえに六日目には、ふつか分のパンをあなたがたに賜わるのである。
    おのおのその所にとどまり、七日目にはその所から出てはならない」。

    16:30 こうして民は七日目に休んだ。

     

    意味は働きを やめる或いは休む
    ヘブル語の安息日という言葉の語根には「やめる」「休む」といった意味がある。

    初めてこの言葉が出てきた時に その言葉には
    定冠詞 英語で言う the がついていない
    それがついていない とは
    今まで安息日とは知られていなかったということを文法的には意味している

     

    アダムからモーセの間に安息日を守った人がいるという記録もない
    例)
    ヨブ記のヨブは モーセ契約の前に住んだ信者
    ヨブは 神の前に守るべき 行いをいくつかリストアップしているがその中に
    安息日を守らなければいけないというものは出てこない

     

    では モーセの律法における 安息日とは何なのかちょっと見てみよう


    安息日について注目点➀

    それは 十戒の中の一つとして書かれている
    2箇所に出てくるがどのように守るかというのは 同じ言葉では 語られていない

    1
    最初が出エジプト20:8~11
    出 20:8 安息日を覚えて、これを聖とせよ。
    Exo 20:8 “Remember the sabbath day, to keep it holy.
    20:9 六日のあいだ働いてあなたのすべてのわざをせよ。
    20:10 七日目はあなたの神、主の安息である the seventh day is a sabbath unto Jehovah your God から、なんのわざをもしてはならない。
    あなたもあなたのむすこ、娘、しもべ、はしため、家畜、またあなたの門のうちにいる他国の人もそうである。
    20:11 主は六日のうちに、天と地と海と、その中のすべてのものを造って、七日目に休まれたからである。
    それで主は安息日 the sabbath day を祝福して聖とされた。

    安息日を覚えなさいという言葉で出てくる
    *覚えなさいという理由は 創世記2章の天地創造の記事に出てきたから思い出せというのではない
    これは 出エジプト記16章で1回出てきている
    だから20章で あれを思い出しなさい  覚えなさいと言われている

      

    2
    ところが申命記5:12に行くと覚えなさいではなく
    守りなさいという言葉になっている
    申 5:12 安息日を守ってこれを聖とし、あなたの神、主があなたに命じられたようにせよ。
    Deu 5:12 Observe the sabbath day, to keep it holy, as Jehovah your God commanded you.

    *どうして守りなさいという言葉になっているかというと 申命記では安息日という言葉がそこで初めて出てくるから

    *その日を聖なるものとしなさいとは
    旧約聖書で「聖なる」というのは
    「分けられる」という意味

    だから神の為にこの日を分けられた日として
    過ごしなさいということ

    「聖なる日とする」とは、それ以外の日とは違う特別な日として神にささげる、という意味である。

      

    一週間の他の日と同じようにその日を過ごすことを安息日を汚すと言う

     

     

     

    安息日について注目点②

    よく誤解されていることで非常に重要なことは
    安息日の重要な内容は休みの日 a day of rest であり
    共同体として集まって礼拝を捧げる日という意味ではない
    安息日の義務を語る時によくその誤解がある

     

    出エジプト記20:11(上述)で初めて[1週間の7日目のことを]安息日と呼ぶ
    そしてこれは創世記の創造の記事の中では第七日目と呼んでいた
    [安息日とは呼ばれていない]

     

    安息日に休むというのは
    幾つかのことをしてはいけないという形で教えられている

    *マナを集めてはいけない

    出エジプト16:23~30(上述)
    出 16:23 モーセは彼らに言った、
    「主の語られたのはこうである、
    『あすは主の聖安息日で休みである。
    きょう、焼こうとするものを焼き、煮ようとするものを煮なさい。
    残ったものはみな朝までたくわえて保存しなさい』
    と」。
    16:24 彼らはモーセの命じたように、それを朝まで保存したが、臭くならず、また虫もつかなかった。
    16:25 モーセは言った、
    「きょう、それを食べなさい。
    きょうは主の安息日であるから、きょうは野でそれを獲られないであろう。
    16:26 六日の間はそれを集めなければならない。
    七日目は安息日であるから、その日には無いであろう」。
    16:27 ところが民のうちには、七日目に出て集めようとした者があったが、獲られなかった。
    16:28 そこで主はモーセに言われた、
    「あなたがたは、いつまでわたしの戒めと、律法とを守ることを拒むのか。
    16:29 見よ、主はあなたがたに安息日を与えられた。
    ゆえに六日目には、ふつか分のパンをあなたがたに賜わるのである。
    おのおのその所にとどまり、七日目にはその所から出てはならない」。
    16:30 こうして民は七日目に休んだ。

     

    *旅行してはいけない

    出エジプト16:29(上述)
    出 16:29 見よ、主はあなたがたに安息日を与えられた。
    (安息:新改訳3、新改訳2016)
    ゆえに六日目には、ふつか分のパンをあなたがたに賜わるのである。
    おのおのその所にとどまり、七日目にはその所から出てはならない」。

      

    *火をつけてはいけない

    出エジプト35:3
    出 35:3 安息日 the sabbath day にはあなたがたのすまいのどこでも火をたいてはならない」。

     

    *木を集めてはならない

    民数記15:32
    民 15:32 イスラエルの人々が荒野におるとき、安息日 the sabbath day  にひとりの人が、たきぎを集めるのを見た。

     

     *荷物を運んではいけない

    エレミヤ17:21
    エレ 17:21 主はこう言われる、命が惜しいならば気をつけるがよい。
    安息日 the sabbath day  に荷をたずさえ、またはそれを持ってエルサレムの門にはいってはならない。

     

    *物々交換してはならない

    アモス8:5
    アモ 8:5 あなたがたは言う、
    「新月はいつ過ぎ去るだろう、そうしたら、われわれは穀物を売ろう。
    安息日 the sabbath  はいつ過ぎ去るだろう、そうしたら、われわれは麦を売り出そう。
    われわれはエパを小さくし、シケルを大きくし、偽りのはかりをもって欺き、

      

    *物を売買してはいけない  取引してはいけない

    ネヘミヤ10:31、13:15、19
    ネヘ 10:31 またこの地の民らがたとい品物または穀物を安息日 the sabbath dayに携えて来て売ろうとしても、われわれは安息日 the sabbath  または聖日にはそれを買わない。
    また七年ごとに耕作をやめ、すべての負債をゆるす。

     

    ネヘ 13:15 そのころわたしはユダのうちで安息日 the sabbath に酒ぶねを踏む者、麦束を持ってきて、ろばに負わす者、またぶどう酒、ぶどう、いちじくおよびさまざまの荷を安息日 the sabbath day  にエルサレムに運び入れる者を見たので、わたしは彼らが食物を売っていたその日に彼らを戒めた。

     

    ネヘ 13:19 そこで安息日 the sabbath  の前に、エルサレムのもろもろの門が暗くなり始めた時、わたしは命じてそのとびらを閉じさせ、安息日 the sabbath  が終るまでこれを開いてはならないと命じ、わたしのしもべ数人を門に置いて、安息日 the sabbath day  に荷を携え入れさせないようにした。

     

     だから安息日の主な強調点は家に留まり仕事をしないで休息を取りなさいということ
    (共同体の礼拝の日ではない)

    新約聖書に出てくる、安息日にシナゴーグに集まって礼拝する習慣はバビロン捕囚の時代に始まったものであり、モーセの律法で始まったものではない。

     

      

    礼拝とは正式には幕屋(または神殿)が建っている所だけで許された
    幕屋は最初はシロというところに建っていたのだが最後はエルサレムまで運ばれる

    そこでの礼拝も個人的な礼拝であり
    共同体として礼拝 corporate worship するようにという命令は記されていない

      

    もし皆さんがモーセの律法の時代にガリラヤに住んでいたユダヤ人だとする
    安息日毎に或る人が言うように集まって共同体で礼拝をささげなければいけないとすると何が起こったと思う?
    では皆さんガリラヤのユダヤ人で 安息日にエルサレムで共同体の礼拝がある
    まず皆さんは最初の3日間使ってエルサレムまで歩いて行く
    安息日に共同体の礼拝をささげ終わったら3日かけてガリラヤに戻ってくる
    で奥さんに帰ってきたよとキスをした途端にまた行ってくるよとまたキスをしてエルサレムに向かう
    彼は6日間働いているのではなく ワーキングではなくて6日間ウォーキング歩いている
    [こんなにおかしなことになる]

     

    モーセの律法では共同体の礼拝が要求されているのは年にたった3回

    1.過ぎ越しの祭り Passover
    2.五旬節の祭り Weeks
    3.仮庵の祭り Tabernacles  秋の祭り

     

    ところがレビ記23:3では
    「聖なる会合」“holy convocation”という言葉がある
    (聖会:口語訳、聖なる集会:新共同訳)
    レビ 23:3 六日の間は仕事をしなければならない。
    第七日は全き休みの安息日 a sabbath であり、聖会 a holy convocation である。
    どのような仕事もしてはならない。
    これはあなたがたのすべてのすまいにおいて守るべき主の安息日 a sabbath unto Jehovah である。

    これは(ヘブル語聖書に)18回この言葉が出てくる
    出エジプト記、レビ記、民数記にしか出てこない。

    この言葉が使われるのは祭司といけにえに関連する箇所だけである。~
    「種なしパンの祭り」の第1日目と第7日目(出エ12:16)
    レビ23:2 例祭:新改訳、主の祝日:新共同訳、3、4、7~8
    「七週の祭り(ペンテコステ、五旬節)」(レビ23:21 )
    ラッパの祭り(レビ23:24)
    贖罪の日(レビ23:27)
    仮庵の祭りの第1日目と第8日目(レビ23:35~36)
    レビ23:37、民28~29章

     

    この言葉「聖なる会合」は
    安息日に祭司たちは集まって
    神さまに特別なささげ物をささげる

    という意味で
    共同体の礼拝ではない

     

     

    出エジプト16:29(上述)
    出 16:29 見よ、主はあなたがたに安息日を与えられた。
    ゆえに六日目には、ふつか分のパンをあなたがたに賜わるのである。
    おのおのその所にとどまり、七日目にはその所から出てはならない」。
    Exo  16:29 c  abide ye every man in his place, let no man go out of his place on the seventh day.”

    [律法が命じているのは出エジプト16:29
    家に留まって休むこと]

     

     

     

    安息日について注目点③

    安息日は神さまとイスラエルの間に立てられたモーセ契約のしるしとなった

    出エジプト31:12~17
    出 31:12 主はまたモーセに言われた、
    31:13 「あなたはイスラエルの人々に言いなさい、
    『あなたがたは必ずわたしの安息日を守らなければならない。
    これはわたしとあなたがたとの間の、代々にわたるしるしであって、わたしがあなたがたを聖別する主であることを、知らせるためのものである。
    31:14 それゆえ、あなたがたは安息日を守らなければならない。
    これはあなたがたに聖なる日である。
    すべてこれを汚す者は必ず殺され、すべてこの日に仕事をする者は、民のうちから断たれるであろう。
    31:15 六日のあいだは仕事をしなさい。
    七日目は全き休みの安息日で、主のために聖である。
    すべて安息日に仕事をする者は必ず殺されるであろう。
    31:16 ゆえに、イスラエルの人々は安息日を覚え、永遠の契約として、代々安息日を守らなければならない。
    31:17 これは永遠にわたしとイスラエルの人々との間のしるしである。
    それは主が六日のあいだに天地を造り、七日目に休み、かつ、いこわれたからである』」。

    モーセ契約のしるし
    これはこの安息日を通して
    神がイスラエルを他の民族から区別されたということ

     

     

    申命記5:12~15では
    これは神がイスラエルをエジプトから導き出したしるしとなった
    と教えられている
    申 5:12 安息日を守ってこれを聖とし、あなたの神、主があなたに命じられたようにせよ。
    5:13 六日のあいだ働いて、あなたのすべてのわざをしなければならない。
    5:14 七日目はあなたの神、主の安息であるから、なんのわざをもしてはならない。
    あなたも、あなたのむすこ、娘、しもべ、はしため、牛、ろば、もろもろの家畜も、あなたの門のうちにおる他国の人も同じである。
    こうしてあなたのしもべ、はしためを、あなたと同じように休ませなければならない。
    5:15 あなたはかつてエジプトの地で奴隷であったが、あなたの神、主が強い手と、伸ばした腕とをもって、そこからあなたを導き出されたことを覚えなければならない。
    それゆえ、あなたの神、主は安息日を守ることを命じられるのである。

    神さまは教会をエジプトから導き出したのではない

     

     

    エゼキエル20:12
    安息日は
    イスラエルが区別されたことのしるしであると書かれている
    エゼ 20:12 わたしはまた彼らに安息日を与えて、わたしと彼らとの間のしるしとした。
    これは主なるわたしが彼らを聖別したことを、彼らに知らせるためである。

    つまり出エジプトを経験した民であるというしるしが安息日

     

     

    またエゼキエル20:20では
    これはヤハウェがイスラエルの神であることのしるしとなった
    と書かれてある
    エゼ 20:20 わが安息日を聖別せよ。
    これはわたしとあなたがたとの間のしるしとなって、主なるわたしがあなたがたの神であることを、あなたがたに知らせるためである。
    Eze  20:20 and hallow my sabbaths; and they shall be a sign between me and you, that you may know that I am Jehovah your God.

      

     

    だから聖書が安息日を守れと言った時に
    その理由は全てイスラエルに関わることであって
    異邦人や教会に向けて言われているのではない
    イスラエルだけがエジプトから出てイスラエルだけが他の民族と区別された
    安息日がモーセ契約のしるしだとするならモーセ契約が終わったら安息日はどうなる?
    [生きてる?終わる?終わるよね。だって、くっついてんだもん。]

    モーセ契約が終わったら安息日は終わる

     

     

     

     

    安息日について注目点④

    もちろん安息日には儀式的な側面がある
    これは家に留まる日であるというだけではない
    (以下祭司たちのみ)
    この日には彼らのいるところで聖なる会合が開かれる
    また新しく供えのパンを神の前にささげる日でもある(レビ24:8)
    毎日のささげ物を倍ささげる日にもなった(民28:9)

     

     

     

     

     

     

    D.レムナント
    (イスラエルの残れる者)

    The remnant

     

    イスラエルの残れるものについて若干触れてみる

     

    「レムナント」という言葉は
    「イスラエルの残れる者」を意味している
    これから私はややこしいので「レムナント」とだけ言う
    (残りの者:新改訳)

     

    族長たちの時代以降
    常にイスラエルは2つのグループで定義されてきた
    アブラハム イサク ヤコブの子孫がイスラエル
    そういう場合はイスラエル全部を含んでいる
    ところが全体のイスラエルの中にモーセ(と預言者ら)を通して神が啓示した内容を信じる
    本当の信仰を持ったイスラエル
    少数のイスラエルがいる
    これをレムナントと言うが
    常に大きな中の少数のグループで
    イスラエルから離れているのではなくその中に含まれている

     

    このレムナントという存在はずっとあるのだが
    それが初めて神学的な概念として定義されるのが預言者エリヤの時代
    それが列王記第一17章~19章 エリヤの時代

     

    イザヤという預言者の時代になり
    イザヤがそのレムナントという概念をさらに神学的に発展させる
    それがイザヤ書7章~12章
     2つのことを彼は言っている

     

    1.

    預言者の時代或いはモーセの律法の時代に
    イスラエルかレムナントかと区別する方法は
    モーセの律法に忠実である人々がレムナント
    レムナントの人たちはモーセの律法を神からの言葉として受け入れそれを実践して
    偶像礼拝には陥らない人々

     

    2.
    イザヤがインマヌエルと呼ぶ方
    つまりメシアが来たなら
    このメシアがイスラエルか或いはレムナントかを
    区別するお方になるということ

    レムナント:メシア(インマヌエル)は聖所となる
    肉のイスラエル:メシア(インマヌエル)はつまずきの石となる
     

    イザヤにとって
    このレムナントの教理は非常に重要だったようで
    イザヤは自分の息子の名前をシェアル・ヤシュブという名前にした
    シェアル・ヤシュブ Shear-jashub
    「残れる者は戻ってくる」という意味
    (シャル・ヤシュブ:口語訳)

     

     

    [現在の時代のレムナントとは
    メシアニック・ジュー
    現在のユダヤ人信者のこと
    現在のレムナントの話はまたⅡ.現在のイスラエルのところで出てくるかもしれない]

     

      

     

     

    今回の内容は八つの契約レジュメ(14)とかぶります。

     

     

    イスラエル学(10)2026年7/11へ
    Ⅱ.現在のイスラエル

     

     

     

    このセミナーの内容はこの本の一部とかぶります。
    ゼヒお読みください。

    アーノルド・フルクテンバウム博士著
    中川健一監訳/佐野剛史訳
    『イスラエル学-組織神学の失われた環-THE MISSING LINK IN SYSTEMATIC THEOLOGY』
    (書籍)(電子書籍)
    ハーベスト・タイム・ミニストリーズ出版部

     

     

    練馬桜台聖書フォーラム

    代表 :南 知之

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