千年王国レジュメ(21)2018年8/25
質問は多岐に渡り、疑問はさらに増えていきます(苦笑)
2013年フルクテンバウム博士セミナー『聖書は千年王国について何を教えているか』(テキスト) を学んでいます。
ご購入はこちらから(CD8枚組)(DVD8枚組)(MP3版)(テキストのみ)
フルクテンバウム博士のメッセージを中川健一牧師がわかり易く通訳してくださったセミナーの内容を基に作成しています。
以下、青色の聖句はセミナーでとりあげられた聖句です。
紫色の聖句は2回目にでてきた聖句または参考聖句です。
黒色の文章がセミナーの説明文です。
緑色の聖句や文章は補足説明です。
興味のあるところはリンク先もご覧になってみてください。
中川健一牧師著『終末論Q&A』(書籍のみB5/190頁)(CD12枚組書籍付き)(電子書籍)を是非どうぞ
千年王国Q&A
Qはセミナー受講者から文書でだされた質問
Aはセミナー最後にその質問に対して主に中川牧師が答えたもの
番号は便宜上レジュメ編集者がつけたものです
Q1:
「メシア的王国」について、なぜ「的」という言葉がつくのですか?
A1:
素朴な質問ですね。
「メシア王国」でも「メシアの王国」「メシアが統治する王国」でもいいのです。
(中川牧師が)「メシア的王国」と言う理由は、全ての概念を含んでいるようなニュアンスがあるかと思い形容詞として使っています。
メシア王国と言っても結構です。
メシア王国 メシア的王国
The Messianic Kingdom:
旧約聖書の用語
ユダヤ人と話す時はこの方が通じると思う
千年王国
The Millenium:
黙示録の情報からきている言葉
クリスチャンが使う
Q2:
北王国イスラエルがアッシリヤ捕囚から帰還して行方が確かでないと言われていますが、千年王国の12部族のそれまでの過程はどのようになりますか?
A2:
この質問は繰り返し起こるものです。(Q3に続く)
現在のユダヤ人たちは自分が何族か知りません。
千年王国の分割地を見ると12部族の領地は全部分かれています。(セミナーテキスト69ページ チャート2.千年王国におけるイスラエル)
(今日誰が何部族に属するのか)人間にはわかりませんが神さまはご存知なので、それぞれの部族の地にをそれぞれをお導きになります。
これは神がなさることです。
Q3:
12部族、特に北の10部族は失われているのでしょうか?
A3: フルクテンバウム博士による回答
「イスラエルの失われた10部族」という考え方は聖書にありません。
アッシリヤ:
北王国が滅びた時
10部族は世界中に離散したのではなく、アッシリヤの主要な都市に捕囚として連れていかれ定住しました。
バビロニア:
バビロニアがアッシリヤを滅ぼした時
その人たちはバビロンの住民となり、南の2部族も連れてこられ、12部族全員がバビロンの捕囚になりました。
メド・ペルシヤ:
バビロニアがメド・ペルシヤによって滅ぼされた段階で
12部族全部がメド・ペルシヤの支配下にはいりました。
ペルシヤがイスラエルに帰還を許した時に
12部族のなかの或る者は帰り、ある者は留まりました。
例)
* ルカの福音書2章の女預言者アンナ
ルカ2:36 また、アセル族のパヌエルの娘で女預言者のアンナという人がいた。この人は非常に年をとっていた。処女の時代のあと七年間、夫とともに住み、2:37 その後やもめになり、八十四歳になっていた。そして宮を離れず、夜も昼も、断食と祈りをもって神に仕えていた。
アンナはアシェル族、つまり北の失われた10部族と言われる部族の出身です。
彼女はあの段階(紀元前ごろ)で失われてはいません。
* ヤコブが手紙を書いた時
ヤコブ 1:1 神と主イエス・キリストのしもべヤコブが、国外に散っている十二の部族へあいさつを送ります。
十二の部族と呼びかけています。
(紀元4,50年頃?)イスラエルの12部族がいることを知って呼びかけているわけです。
ですから今日のユダヤ人たち、イスラエルに住んでいる人たちは全て12部族のどの部族からかきています。
イスラエルのある特殊なグループが北の10部族が失われていると主張しています。・・・
Q4:
多くのユダヤ人が北の10部族をさがしているという印象をうけますが?
A4:
そんなことはありません。
3,4人の極端なラビが世界中を巡りながらさがしていますが、
ユダヤ教のリーダーで失われた10部族がいると認めている人は一人もいません。
Q5:
ヤコブへの土地の約束において、創世記26:2〜5がテキストにありますが、その後ヨセフがエジプトの高官となり7年間の干ばつの発生により創世記46:3では一時的ですがエジプトに逃げ落ちます。
この事件についてイスラエルの土地の約束との関連性はありますか?
また、あればどのようなことでしょうか?
A5:
質問の意味は、土地の約束が壊れたかどうかということだと思います。
創 26:2 【主】はイサクに現れて仰せられた。「エジプトへは下るな。わたしがあなたに示す地に住みなさい。〜
創 46:3 すると仰せられた。「わたしは神、あなたの父(イサク)の神である。エジプトに下ることを恐れるな。わたしはそこで、あなた(ヤコブ)を大いなる国民にするから。
ヨセフの時代に(ヨセフの父ヤコブが)エジプトに下るのは神さまが下りなさいと命じ、したことです。
ですからエジプトに下ったことにより約束が中断したり破壊されたりすることはありません。
第一、土地の約束(アブラハム契約の条項の一つ)は無条件契約(人間の側が失敗しても神さまは破棄されない契約)ですから、その意味でも関係ないと言えます。
Q6:
千年王国の時代に自然の肉体に生まれた人について。
A6:
千年王国の生活についてはいろいろな疑問があるかと思います。
例)
千年王国にハンバーガーはあるのですか?
ゴルフはできるのでしょうか?
そういうことは啓示されていないのです。
千年王国に茶道は・・・華道は・・・?
文化的なことや細かいことは書かれていないので、わかりませんとしか言いようのないことがあります。
Q7:
千年王国の時代に自然の肉体に生まれた人たちの救いの条件は何ですか?
A7: いい質問ですね。
フルクテンバウム博士による回答
千年王国で誕生する自然体をもった人たちは信じなければ救われません。
その人たちの救いの条件は、その御国を統治しているお方が人類の罪のために死に、三日目に復活した方だということを認めて、その方に信頼をおくこと。
つまり、救いの条件は今私たちが信じていること(福音の三要素 以下参照)と同じです。
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福音の三要素
コリント人への手紙第一 15:3〜4
私(使徒パウロ)があなたがたに最も大切なこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。
キリストは、
(旧約)聖書に書いてあるとおりに、
私たちの罪のために死なれたこと、
また、葬られたこと、
また、(旧約)聖書に書いてあるとおりに、
三日目によみがえられたこと、
福音の三要素
キリストの十字架以降、今そして将来にわたって全ての人(ユダヤ人も異邦人も)が信じるべき福音の内容とは次の3つのことです。
① キリストは私たちの罪のために死なれたこと
② 墓に葬られたこと
③ 三日目に復活されたこと
この特別に啓示された福音の内容を理解し、同意し、イエス・キリストだけが自分を救ってくださる唯一のお方であると信じ信頼するなら、あなたは神さまの恵みと、信仰により救われます。
この3つのこと以外に下記のようなほかのことを「救いの条件」として付け加えてはいけません。
公の場での告白:「告白」と「信じること」は同時におこります
罪の告白:1ヨハ1:9は信者の罪の処理に関する教えです
洗礼:救われたのだからバプテスマを受けなさいという命令 順番です
悔い改め:信じる行為の中に含まれます
メシアの主権に従う:救われた者に対する弟子となる条件です
信じた瞬間に新しいいのちにボーン ・アゲインし、聖霊の内住が与えられ、聖霊のバプテスマによりキリストと一体化させられます。(常に受け身)
その救いは取り去られることがありません。
クリスチャンライフ、この麗しきもの(1)
(詳しくはこの無料音声メッセージにて)
最初から聖書すべてを100%信じているわけではなくても大丈夫です。
聖書を学べば学ぶほど聖書への、神さまへの信頼度は増していきます。
イエスさまの十字架の血潮により罪赦され、神の怒りから救われ、神の子(養子縁組)とされ、祝福された永遠のいのちをいただきましょう。
ロマ 3:25 神はこの方を、信仰によって受けるべき、血による宥めのささげ物として公に示されました。
ご自分の義を明らかにされるためです。
神は忍耐をもって、これまで犯されてきた罪を見逃してこられたのです。
3:26 すなわち、ご自分が義であり、イエスを信じる者を義と認める方であることを示すため、今この時に、ご自分の義を明らかにされたのです。
中川健一牧師によるイエス・キリストの十字架についての無料メッセージ 公式アプリダウンロード
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Q8:
千年王国の時代に救われた人の神さまとの関係性は、恵みの時代に救われた私たちのそれと大きな違いがあるのですか?
例えば罪の告白による神との関係の和解が千年王国では何故できなくなるのですか?
いけにえによらなければいけない理由を教えてください。
A8:
それぞれの時代において神さまが人類に与える律法は異なります。
「モーセの律法」と「キリストの律法」は異なります。
そして「キリストの律法」の次にくる「御国(千年王国)の律法」というのもまた異なります。
教会時代:
(「キリストの律法」では救われた者が神への)罪の告白によって罪きよめられ、神との関係が和解されます。
Ⅰヨハ 1:9 もし、私たちが自分の罪を言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます。
千年王国時代:
「御国の律法」ではいけにえを捧げることが神との関連性を回復する方法です。
何故そうなのか?
神さまがこうだよと言われたことに対して何故かと言っていることであり、それ以上説明のしようはありません。
「御国の律法」が新しく与えられ、信仰のある人は神の教えてくださるとおりに実行する。
これが御国の時代の信仰です。
Q9:
栄光のからだの状態で致命的ダメージを受けた場合どうなるのですか?
A9:
致命的ダメージがないので「栄光のからだ」と言います。
Q10:
御国での地位を決めるこの世でのわざに対する評価基準は?
A10:
・・・外面的な行動ではなくて、誠意をもって・・・(冗談へ)
総論的で、具体的には書かれていないので、神にお仕えする気持ちで行うことと考えればいいと思います。
Q11:
千年王国においてアブラハム、イサク、ヤコブは首長となるのでしょうか?
A11:
それ以外にもいろいろな人の名前がでてきました。
族長たち、パウロやバルナバ、こう活躍した人・・・
「そういう人たちの名前が預言に挙がっていないのはけしからんじゃないか、なんでや!」という感じの、語調の厳しい質問が多かったです。(苦笑)
フルクテンバウム博士による回答
バプテスマのヨハネ:
旧約時代の聖徒の範疇に属します。
旧約時代の聖徒たちは復活するとイスラエルに与えられている領地に住むようになります。
祝福を受けて約束の地に住むという約束以外、地位は特に啓示されていません。
パウロやバルナバ:
教会時代の聖徒です。
大きな報酬があることは確かですが、具体的な役割はわかりません。
主に良く仕えたので、御国のどこかで重要な地位につくことは確かですが、それがどこであるかはわかりません。
このような質問に、聖書は詳細には情報を与えてくれていないものです。
私たち:
同様に主によくお仕えしたら素晴らしいところに住んでそこを管理するのでしょう。
例えば日本とか、ハワイとか。
あまり仕えなかったら・・・(ジョークに)
Q12:
老人で千年王国に入る人は老人の状態のまま千年間過ごすのでしょうか?
例えば100歳で生き延びて千年王国に入った人は千年王国が終わる時には1100歳になっているのですか?
A12:
そのとおりです。
聖書は言っていないので推測ですが、環境も良くなるので老化のスピードはすごくのろく、年齢による差も今考える程ないのではないかと思います。(冗談へ)
Q13:
イザヤ書65:20にあるのろわれた者という言葉は、何故信じない者、不信者だと定義できるのですか?
A13:
ここでのろわれた者とは死んだ者です。
イザ 65:20 そこにはもう、数日しか生きない乳飲み子も、寿命の満ちない老人もない。百歳で死ぬ者は若かったとされ、百歳にならないで死ぬ者は、のろわれた者とされる。
(千年王国においては)信じていない人だけが死ぬのですから、この人は不信者だと定義することができます。
Q14:
ルカ7:28に神の国に住む一番小さい者でも彼、ヨハネよりすぐれていますとありますが、「神の国」で一番小さいとは千年王国のことでしょうか。
A14:
文脈から、これは教会時代の聖徒のことです。
ルカ 7:28 あなたがたに言いますが、女から生まれた者の中で、ヨハネよりもすぐれた人は、ひとりもいません。しかし、神の国で一番小さい者でも、彼よりすぐれています。
既に神さまの救いのプログラムは始まっていて、イエスさまは到来しました。
そのイエスさまを信じる人たちのことをこの文脈では言っています。
千年王国のことを言っているのではありません。
(5つの神の国)
Q15:
千年王国に事故死はないのでしょうか。
A15:
信者の死はありません。(Q&A13)
ましてや復活したからだ、栄光のからだをもつ者の死はありません。
Q16:
マタイ25章の天の御国についてのイエスさまのたとえ話は、千年王国に関連しているのでしょうか。
A16:
関連しています。
マタ 25:1 そこで、天の御国は、たとえて言えば、それぞれがともしびを持って、花婿を出迎える十人の娘のようです。〜
ここは救われている人とそうでない人の対比です。
25:14 天の御国は、しもべたちを呼んで、自分の財産を預け、旅に出て行く人のようです。〜
さらに地上で主によく仕えた人とそうでない人の報酬の違いが対比されています。
Q17:
千年王国の律法とはどんな律法でしょうか?
A17:
恵みの時代: 「キリストの律法」
書簡に散らばっています。
千年王国: 「御国の律法」
モーセの律法のようにかたまって書かれているわけではありません。
このセミナーで旧約の預言をみてきました(統治形態、神殿、祭司と祭儀制度・・・)。
それらを集めれば千年王国の律法です。
例)
異邦人諸国は年に1回、仮庵の祭りに行かなくてはいけません。
これはモーセの律法にも、キリストの律法にもありません。
時代が進展していき、新しい啓示が付け加わり、その時に登場する律法、これが御国の律法です。
何で?
神さまが啓示していらっしゃるのですから「何で?と言うおまえは何者か?」・・・
Q18:
黙示録7:4の144000人の人たちは、いつのことですか?
A18:
大患難時代に救われるユダヤ人のことです。
黙 7:4 それから私が、印を押された人々の数を聞くと、イスラエルの子孫のあらゆる部族の者が印を押されていて、十四万四千人であった。
Q19:
千年王国は一度死んだ人がよみがえって千年生きるのですか?
その場合、生きたままの人は罪を持ったままで、よみがえった人も生きた時の罪をそのまま引き継いで千年過ごすのですか?
A19:
千年王国のスタートではよみがえって栄光のからだをもっている人がいます。
この人はもはや罪を犯すことができない状態に変えられています。
肉体をもって生きている人は悔い改めて信仰をもった人たちですが、アダムから引き継いでいる原罪は未だ処理されていません。
ですから、彼らから生まれてくる子供たちは不信仰になろうと思えばなれます。
Q20:
サタンや悪霊の誘惑がないのにそんなこと(不信仰になること)があるのですか?
A20:
あります。
それが人間が持っている罪の深さです。
Q21:
よみがえったダビデの罪はないのですか?
A21:
ダビデも復活したら栄光のからだに変えられていますから、罪を犯すことができない状態になっています。
Q22:
イザヤ書11:6〜9、特に6~7節、野獣が草食動物になります。
イザ 11:6 狼は子羊とともに宿り、ひょうは子やぎとともに伏し、子牛、若獅子、肥えた家畜が共にいて、小さい子どもがこれを追っていく。11:7 雌牛と熊とは共に草をはみ、その子らは共に伏し、獅子も牛のようにわらを食う。11:8 乳飲み子はコブラの穴の上で戯れ、乳離れした子はまむしの子に手を伸べる。11:9 わたしの聖なる山のどこにおいても、これらは害を加えず、そこなわない。【主】を知ることが、海をおおう水のように、地を満たすからである。
人間が堕落して肉食になったと言われました。
A22:
アダムの堕落以降、動物のあるものは肉食に変化したと言われています。
(ノア以降ですね)
しかし、肉食がのろわれている食生活だということではありません。
Q23:
本来人間は種を持つ草と実を結ぶ木が食物で、獣や馬は草が食物でしたが、今人間は肉や魚も食べます。
これが罪の結果なら今の食生活は罪ですか?
A23:
今言ったように罪ではありません。
(アダムの堕落前は人も動物も全て草食)
創 1:29 神は仰せられた。「見よ。わたしは、全地の上にあって、種を持つすべての草と、種を持って実を結ぶすべての木をあなたがたに与える。それがあなたがたの食物となる。1:30 また、地のすべての獣、空のすべての鳥、地をはうすべてのもので、いのちの息のあるもののために、食物として、すべての緑の草を与える。」そのようになった。
(ノアの洪水以降、人間は雑食に)
創 9:1 それで、神はノアと、その息子たちを祝福して、彼らに仰せられた。「生めよ。ふえよ。地に満ちよ。9:2 野の獣、空の鳥、──地の上を動くすべてのもの──それに海の魚、これらすべてはあなたがたを恐れておののこう。わたしはこれらをあなたがたにゆだねている。9:3 生きて動いているものはみな、あなたがたの食物である。緑の草と同じように、すべてのものをあなたがたに与えた。
(モーセの律法の時代、イスラエル人は食物規定が与えられました)
(異邦人信者第1号誕生直前、ユダヤ人のペテロは神さまから食物規定は気にしなくてよいと語られました)
Q24:
菜食主義の人のみが正しい食生活をしていることになりますか?
A24:
なりません。
Q25:
千年王国では肉は食べられないのですね?
A25: フルクテンバウム博士による回答
肉は食べられます。
イエスさまが復活し弟子たちが信じなかった時、イエスさまは栄光に変わったからだで魚を食べましたね。
照り焼き、すき焼き、刺身があります(笑)
千年王国では(栄光のからだの人は)食べなくても生きますから食べる必要はないのですが、食べることを楽しむことはできます。
もっといい知らせがあります。
栄光のからだではいくら食べることを楽しんでも肥満になることはありません(苦笑)
永遠の秩序においてはもう死はなく、動物を殺すこともありませんが、千年王国ではいけにえを殺しているので肉食もあるわけです。
永遠の秩序においては「中川」(通訳者の名前は中川牧師)のそばを植わっている「フルクテンバウム」(講師の名前はフルクテンバウム、ドイツ語で果物の木)の実を食べるわけですから動物を食べることはありません。(ジョークです)
そのこと(「千年王国」と「永遠の秩序」)を区別しておいてくださいね。
Q26:
教会時代の聖徒たち、私たちは大患難時代の携挙で復活するのですね?
Ⅰテサロニケ4:16
Ⅰテサ 4:16 主は、号令と、御使いのかしらの声と、神のラッパの響きのうちに、ご自身天から下って来られます。それからキリストにある死者が、まず初めによみがえり、~
A26:
そうです。
(携挙の時期は、今から大患難時代がスタートするまでの間のいつかです。)
Q27: 質問その1
具体的な順番はイエスさまの再臨、携挙、大患難でいいですか?
A27:
混乱されていますね。
まず携挙
次に大患難時代
イエスさまの再臨
75日間の移行期
それから千年王国です。
私たちは携挙の時に復活します。
Q28:
だから伝道しなければいけないのですね?
A28:
これはそのとおりです。
Q29: 質問その2
75日の時、或いは大患難の時、信仰をもったら千年王国に入れますか?
A29:
大患難時代に信仰をもったら千年王国に入れます。
但し多くの人が殉教の死を遂げます。
生き延びたなら肉体のまま千年王国に入れます。
しかし、75日の時は(その前に)メシアの再臨があり、もう全てが終わっています。
(千年王国への)移行期ですから、その時に信仰に入ることはありません。
大患難時代に信仰に入る人は基本的には14万4千のユダヤ人たちの世界宣教で福音を受け入れる人たちです。
Q30: 質問その3
まわりの人、家族などが信仰をもたないと永遠に別れ、別々という図式になりますね?
A30:
間違った慰めのことばを言いたくありません。
真剣にとらえなければいけません。
そのとおりです。
ですから聖書は警告を発しているのですね。
(フォーラムではセカンドチャンスの話がされました)
Q31:
千年王国は信徒のみでスタートするのに千年王国の時代が進んでいく間に未信者、不信者が増えていくとのことですがどうしてなのですか?
大患難時代の記憶は新しいはずですし、日常生活の中に復活した人たちの姿を目の当たりにしているはずなのに。
A31: フルクテンバウム博士による回答
千年王国において肉体のからだをもつ人は結婚し、新しい人が生まれます。
多くの生まれた人が信者になり、一千年のあいだに子供をどんどん産んでいきます。
その中から信じることを拒否する人がでてくるのです。
中川牧師による
質問者はいい方だから大患難時代の記憶もあるのにと書いていますが、それでも信じないことを選ぶ人が沢山でてくるのです。
それが人間の罪ですね。
Q32:
大患難時代の7年間の第三の天についてですが、そこには神さまとともに2種類の人たちがいるということでよろしいでしょうか?
A32:
はい。
携挙の時復活した人たち(栄光のからだに変えられた教会時代の聖徒たち)と、
未だ復活していない(中間状態はからだをもたない)で霊だけでいる旧約時代の聖徒たちです。
Q33:
その2種類のからだの人たちの交流についてはどんななのでしょう?
A33:
旧約時代の聖徒たちは(大患難時代、第三の天において)まだ復活したからだを与えられてないので、その交わりがどんなものか想像し難いと言うのですね。
おそらくこれは、霊というのが私たちの認識ではからだがないというイメージです。
霊は肉体ではなく霊体というのがあり
霊体は明らかにかたちがあるのです。
ですから私たちがイメージするような交わりではありませんが、当然コミュニケーションがあります。
Q34:
千年王国において自然体の人と栄光のからだの人とが共存しているイメージとは?
A34: フルクテンバウム博士による回答
ヒントはイエスさまが復活した時の栄光のからだです。
40日間弟子たちと一緒に過ごされました。
40日間可能であるなら一千年間も可能だと言えるでしょう(苦笑)
この質問は異邦人が悩む質問で、ユダヤ人には全然問題になりません。
(イエスさまの再臨前にイスラエルは民族的に救われ、千年王国においてユダヤ人の不信者はでないからでしょうか。)
普通の肉体の人と栄光のからだの人はお互いに見たらすぐにわかります。
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新シリーズは個人的終末論
死後の世界レジュメ(1)2018年9/8
Ⅰ.不滅 A.意味(定義) B.不滅の証拠(17の具体例がある) へ