練馬桜台聖書フォーラム

ヨハネの黙示録レジュメ(16)シンプル版 2016年 6/25

2016.07.03

カテゴリー:ヨハネの黙示録, 学び

ヨハネの黙示録レジュメ(16)2016年6/25

黙示録16:17〜16:21

「神の大いなる日の戦い」
ハルマゲドンにユダヤ人全滅を主目的とした反キリスト同盟軍が世界中から召集される
世界の政治経済中心都市バビロンは異邦人信者により滅亡し、人の住めない地となる
反キリスト軍は南下しエルサレムを征服後、ユダヤ人が逃げているボツラに向かう
ボツラでイスラエルの国家的新生が起こりイエスが再臨される
反キリスト軍はエルサレムへとってかえすが、敗北する(反キリストの死)
勝利のイエスがエルサレムのオリーブ山に立つ

 

シンプル版

 

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レジュメもくじ

前回のレジュメ(15)

 

 

中川健一牧師による無料配信メッセージ
黙16:12~21 鉢の裁き(2)

 

 

以下、青色の聖句は順番にみている黙示録本文の聖句です。
紫色の聖句はその他の引用聖句です。

黒色の文章がセミナーの説明文です。
緑色の文章は補足説明です。

 

これはセミナーの内容だけのレジュメになります。
さらに詳しく知りたい方は黙示録レジュメ(16)「解説版」を是非ご覧ください。

 

 

B.       大患難時代

3. 大患難時代の後半に起こる出来事 15~16章

 

 

セミナーテキスト8ページ

ハルマゲドンの戦いの展開

 

 

第1段階 
反キリストの同盟軍の招集

 

(6) 第六の鉢
16:12〜16
War of the Great Day of God the Almighty
WW Ⅲ of Tribulation
第六の鉢の裁き
* 神の大いなる日の戦い 
* 大患難時代の第3次世界大戦

 

軍隊の結集です。

 

 

 

 

第2段階 

バビロンの滅亡

 

バビロンの都の崩壊です。

 

イザヤ書13章、14章
イザ 13:1 アモツの子イザヤに示されたバビロンについての託宣。
(省略)

13:3 わたしはわが怒りのさばきを行うために
聖別した者どもに命じ、
わが勇士、
わが勝ち誇る者どもを招いた。

13:4 聞け、多くの民のような騒ぎ声が山々に聞える。
聞け、もろもろの国々、寄りつどえる
もろもろの国民のざわめく声が聞える。
これは万軍の主が戦いのために軍勢を集められるのだ。

13:5 彼らは遠い国から、天の果から来る。
これは、主とその憤りの器で、
全地を滅ぼすために来るのだ。
13:6 あなたがたは泣き叫べ。主の日が近づき、
滅びが全能者から来るからだ。
13:7 それゆえ、すべての手は弱り、
すべての人の心は溶け去る。

13:9 見よ、主の日が来る。残忍で、
憤りと激しい怒りとをもって
この地を荒し、
その中から罪びとを断ち滅ぼすために来る。
13:10 天の星とその星座とはその光を放たず、
太陽は出ても暗く、
月はその光を輝かさない。
13:11 わたしはその悪のために世を罰し、
その不義のために悪い者を罰し、
高ぶる者の誇をとどめ、
あらぶる者の高慢を低くする。
13:12 わたしは人を精金よりも、
オフルのこがねよりも少なくする。

13:13 それゆえ、万軍の主の憤りにより、
その激しい怒りの日に、天は震い、
地は揺り動いて、その所をはなれる。
13:14 彼らは追われた、かもしかのように、
あるいは集める者のない羊のようになって、
おのおの自分の民に帰り、
自分の国に逃げて行く。

13:19 国々の誉であり、
カルデヤびとの誇である麗しいバビロンは、
神に滅ぼされたソドム、ゴモラのようになる。

13:20 ここにはながく住む者が絶え、
世々にいたるまで住みつく者がなく、
アラビヤびともそこに天幕を張らず、
羊飼もそこに群れを伏させることがない。
13:21 ただ、野の獣がそこに伏し、
ほえる獣がその家に満ち、
だちょうがそこに住み、
鬼神がそこに踊る。
13:22 ハイエナはその城の中で鳴き、
山犬は楽しい宮殿でほえる。
そ の時の来るのは近い、
その日は延びることがない。


14:3 主があなたの苦労と不安とを除き、またあなたが服した苦役を除いて、安息をお与えになるとき、14:4 あなたはこのあざけりの歌をとなえ、バビロンの王をののしって言う、
「あの、しえたげる者は全く絶えてしまった。
あの、おごる者は全く絶えてしまった。
14:5 主は悪い者のつえと、つかさびとの笏を折られた。

14:9 下の陰府はあなたのために動いて、
あなたの来るのを迎え、
地のもろもろの指導者たちの亡霊を

あなたのために起し、
国々のもろもろの王を

その王座から立ちあがらせる。
14:10 彼らは皆あなたに告げて言う、
『あなたもまたわれわれのように弱くなった、
あなたもわれわれと同じようになった』。

14:11 あなたの栄華とあなたの琴の音は陰府に落ちてしまった。
うじはあなたの下に敷かれ、
みみずはあなたをおおっている。

14:12 黎明の子、明けの明星よ、
あなたは天から落ちてしまった。

もろもろの国を倒した者よ、
あなたは切られて地に倒れてしまった。

14:13 あなたはさきに心のうちに言った、
『わたしは天にのぼり、
わたしの王座を高く神の星の上におき、
北の果なる集会の山に座し、

14:14 雲のいただきにのぼり、
いと高き者のようになろう』。

14:15 しかしあなたは陰府に落され、
穴の奥底に入れられる。

14:16 あなたを見る者はつくづくあなたを見、
あなたに目をとめて言う、

『この人は地を震わせ、国々を動かし、
14:17 世界を荒野のようにし、その都市をこわし、
捕えた者をその家に
解き帰さなかった者であるのか』。
14:18 もろもろの国の王たちは皆
尊いさまで、自分の墓に眠る。
14:19 しかしあなたは忌みきらわれる月足らぬ子のように
墓のそとに捨てられ、
つるぎで刺し殺された者でおおわれ、
踏みつけられる死体のように穴の石に下る。

14:20 あなたは自分の国を滅ぼし、
自分の民を殺したために、
彼らと共に葬られることはない。

どうか、悪を行う者の子孫は
とこしえに名を呼ばれることのないように。
14:21 先祖のよこしまのゆえに、
その子孫のためにほふり場を備えよ。

これは彼らが起って地を取り、
世界のおもてに町々を
満たすことのないためである」。

14:22 万軍の主は言われる、
「わたしは立って彼らを攻め、バビロンからその名と、残れる者、その子と孫とを断ち滅ぼす、
と主は言う。

14:23 わたしはこれをはりねずみのすみかとし、水の池とし、滅びのほうきをもって、これを払い除く、と万軍の主は言う」。

 

 

エレミヤ書50章、51章
エレ 50:1 主が預言者エレミヤによって語られたバビロンカルデヤびとの地の事についての言葉。

50:4 主は言われる、その日その時、
イスラエルの民とユダの民は共に帰ってくる。
彼らは嘆きながら帰ってくる。
そしてその神、主を求める。
50:5 彼らは顔をシオンに向けて、その道を問い、
『さあ、われわれは、永遠に忘れられることのない契約を結んで主に連なろう』と言う。

50:8 バビロンのうちから逃げよ。カルデヤびとの地から出よ。
群れの前に行く雄やぎのようにせよ。

50:13 主の怒りによって、ここに住む者はなく、
完全に荒れ地となる。
バビロンのかたわらを通る者は、
みなその傷を見て驚き、かつあざ笑う。
50:14 あなたがたすべて弓を張る者よ、
バビロンの周囲に勢ぞろいして、これを攻め、
矢を惜しまずに、これを射よ、
彼女が主に罪を犯したからだ。
50:15 その周囲に叫び声をあげよ、
彼女は降伏した。
そのとりでは倒れ、その城壁はくずれた、
主があだをかえされたからだ。
彼女に報復せよ、
彼女がおこなったように、これに行え。


50:16 種まく者と、刈入れどきに、かまを取る者を
バビロンに絶やせ。
滅ぼす者のつるぎを恐れて、
人はおのおの自分の民の所に帰り、
そのふるさとに逃げて行く。


50:17 イスラエルは、ししに追われて散った羊である。
初めにアッスリヤの王がこれを食い、そして今はついにバビロンの王ネブカデレザルがその骨をかじった。
50:18 それゆえ万軍の主、イスラエルの神は、こう言われる、見よ、わたしはアッスリヤの王を罰したように、バビロンの王とその国に罰を下す。
50:19 わたしはイスラエルを再びその牧場に帰らせる。

50:20 主は言われる、その日その時には、イスラエルのとがを探しても見当らず、ユダの罪を探してもない。
それはわたしが残しておく人々を、ゆるすからである。

50:23 ああ、全地を砕いた鎚は
ついに折れ砕ける。
ああ、バビロンはついに国々のうちの
恐るべき見ものとなる。
50:24 バビロンよ、
わたしは、おまえを捕えるためにわなをかけたが、
おまえはそれにかかった。

主なる万軍の神が、
カルデヤびとの地に事を行われるからである。

50:28 聞けよ、バビロンの地から逃げ、
のがれてきた者の声がする。
われわれの神、主の報復、その宮の報復の事をシオンに告げ示す。
50:29 弓を張る射手をことごとく呼び集めて、
バビロンを攻めよ。
その周囲に陣を敷け。ひとりも逃がすな。
そのしわざにしたがってバビロンに報い、
これがおこなった所にしたがってこれに行え。
彼がイスラエルの聖者である主に向かって
高慢にふるまったからだ。

彼は必ず彼らの訴えをただし、この地に安きを与えるが、バビロンに住む者には不安を与えられる。
50:35 主は言われる、カルデヤびとの上と
バビロンに住む者の上、
そのつかさたち、その知者たちの上につるぎが臨む。

50:39 それゆえ、野の獣と山犬とは共にバビロンにおり、だちょうもそこに住む。
しかし、いつまでもその地に住む人はなく、世々ここに住む人はない。
50:40 主は言われる、神がソドムとゴモラと、その隣の町々を滅ぼされたように、そこに住む人はなく、そこに宿る人の子はない。

50:43 バビロンの王はそのうわさを聞いて、
その手は弱り、子を産む女に臨むような
痛みと苦しみに迫られた。

50:45 それゆえ、バビロンに対して主が立てた計りごとと、カルデヤびとの地に対してしようとする事を聞くがよい。

50:46 バビロンが取られたとの声によって地は震い、
その叫びは国々のうちに聞える」。


51:5 イスラエルとユダは
その神、万軍の主に捨てられてはいないが、
しかしカルデヤびとの地には
イスラエルの聖者に向かって犯した罪が
満ちている。

51:6 バビロンのうちからのがれ出て、
おのおのその命を救え。
その罰にまきこまれて断ち滅ぼされてはならない。
今は主があだを返される時だから、
それに報復をされるのである。
51:7 バビロンは主の手のうちにある金の杯であって、
すべての地を酔わせた。
国々はその酒を飲んだので、国々は狂った。
51:8 バビロンはたちまち倒れて破れた。
これがために嘆け。

51:9 われわれはバビロンをいやそうとしたが、
これはいえなかった。
われわれはこれを捨てて、
おのおの自分の国に帰ろう。
その罰が天に達し、
雲にまで及んでいるからだ。


主のバビロンに思い図ることは、これを滅ぼすことであり、
主があだを返し、その宮のあだを返されるのである。
51:12 バビロンの城壁に向かって旗を立て、
見張りを強固にし、番兵を置き、伏兵を備えよ。
主がバビロンに住む者を攻めようと図り、
その言われたことを、いま行われるからだ。

51:16 彼が声を出されると、
天に多くの水のざわめきがあり、
また地の果から霧を立ちあがらせられる。
彼は雨のためにいなびかりをおこし、
その倉から風を取り出される。
51:17 すべての人は愚かで知恵がなく、
すべての金細工人は
その造った偶像のために恥をこうむる。
その偶像は偽り物で、
そのうちに息がないからだ。
51:18 それらは、むなしいもの、迷いのわざである。
罰せられる時になれば滅びるものである。
51:19 ヤコブの分である彼はこのようなものではない、
彼は万物の造り主だからである。
イスラエルは彼の嗣業としての部族である。
彼の名は万軍の主という。


51:20 おまえはわたしの鎚であり、戦いの武器である。
わたしはおまえをもってすべての国を砕き、
おまえをもって万国を滅ぼす。

51:24 わたしはバビロンカルデヤに住むすべての者とに、
彼らがシオンで行ったもろもろの悪しき事のために、
あなたがたの目の前で報いをすると、
主は言われる。

51:26 主は言われる、
人がおまえから石を取って、隅の石とすることなく、
また礎とすることもない。
おまえはいつまでも荒れ地となっている。


51:29 その地は震い、かつもだえ苦しむ、
主がその思い図ることをバビロンにおこない、
バビロンの地を、住む人なき荒れ地とされるからだ。
51:30 バビロンの勇士たちは戦いをやめて、
その城にこもり、力はうせて、女のようになる。

その家は焼け、その貫の木は砕かれる。
51:31 飛脚は走って飛脚に会い、
使者は走って使者に会い、
バビロンの王に告げて、町はことごとく取られ、
51:32 渡し場は奪われ、とりでは火で焼かれ、
兵士はおびえていると言う。

51:33 万軍の主、イスラエルの神はこう言われる、
バビロンの娘は、打ち場のようだ、
その踏まれる時が来たのだ。
しばらくしてその刈り取られる時が来る」。

51:35 わたしとわたしの肉親におこなった暴虐は、
バビロンにふりかかる」と

シオンに住む者は言わなければならない。
「わたしの血はカルデヤに住む者にふりかかる」と
エルサレムは言わなければならない。

51:36 それゆえ主はこう言われる、
「見よ、わたしはあなたの訴えをただし、
あなたのためにあだを返す。

わたしはバビロンの海をかわかし、
その泉をかわかす。

51:37 バビロンは荒塚となり、山犬のすまいとなり、
驚きとなり、笑いとなり、
住む人のない所となる。
51:38 彼らはししのように共にほえ、若いししのようにほえる。
51:39 彼らの欲の燃えている時、
わたしは宴を設けて彼らを酔わせ、彼らがついに気を失って、
ながい眠りにいり、もはや目をさますことのないようにしようと
主は言われる。
51:40 わたしは彼らを小羊のように、
また雄羊や雄やぎのように、
ほふり場に下らせよう。
51:41 ああ、バビロンはついに取られた、
全地の人の、ほめたたえた者は捕えられた。
ああ、バビロンはついに国々のうちに驚きとなった。
50:42 彼らは弓と、やりを取る。
残忍で、あわれみがなく、その響きは海の鳴りとどろくようである。
バビロンの娘よ、彼らは馬に乗り、いくさびとのように身をよろって、あなたを攻める。
51:43 その町々は荒れて、
かわいた地となり、砂原となり、
住む人のない地となる。
人の子はひとりとしてそこを過ぎることはない。
51:44 わたしはバビロンでベルを罰し、
そののみこんだものを口から取り出す。
国々が川のように彼に流れ入ることはなくなる。
バビロンの城壁は倒れた。

51:47 それゆえ見よ、わたしがバビロンの偶像を罰する日が来る。

51:48 天と地とそのうちにあるすべてのものは
バビロンの事で喜び歌う。~

51:49  イスラエルの殺された者たちのために、
バビロンは倒れなければならない、
バビロンのために全地の殺された者は倒れたのだ。
51:50 つるぎをのがれてきたあなたがたは、
行け、立ちとどまってはならない。
遠くから主を覚え、
エルサレムを心にとめよ。

51:53 たといバビロンが天に上っても、その城を高くして固めても、滅ぼす者はわたしから出て、これに臨むと主は言われる。
51:54 聞け、バビロンの叫びを、カルデヤびとの地に起る大いなる滅びの騒ぎ声を。
51:55 主がバビロンを滅ぼし、その大いなる声を絶やされるのだ。
その波は大水のように鳴りとどろき、その声はひびき渡る。
51:56 滅ぼす者がこれに臨み、バビロンに来た。
その勇士たちは捕えられ、その弓は折られる。
主は報いをする神であるから必ず報いられるのだ。
51:57 わたしはその君たちと知者たち、おさたち、つかさたち、および勇士たちを酔わせる。
彼らは、ながい眠りにいり、目をさますことはない。
万軍の主と呼ばれる王がこれを言わせる。

51:58 万軍の主はこう言われる、
バビロンの広い城壁は地にくずされ、
その高い門は火に焼かれる。

51:59 マアセヤの子であるネリヤの子セラヤが、ユダの王ゼデキヤと共に、その治世の四年にバビロンへ行くとき、預言者エレミヤがセラヤに命じた言葉。

51:60 エレミヤはバビロンに臨もうとするすべての災を巻物にしるした。
これはすなわちバビロンの事についてしるしたすべての言葉である。
51:61 エレミヤはセラヤに言った、
「あなたはバビロンへ行ったならば、忘れることなくこのすべての言葉を読み、51:62 そして言いなさい、
『主よ、あなたはこの所を滅ぼし、人と獣とを問わず、すべてここに住む者のないようにし、永久にここを荒れ地としようと、この所について語られました』と。
51:63 あなたがこの巻物を読み終ったならば、これに石をむすびつけてユフラテ川の中に投げこみ、51:64 そして言いなさい、
バビロンはこのように沈んで、二度と上がってこない。わたしがこれに災を下すからである』と」。

ここまではエレミヤの言葉である。

 

 

ゼカリヤ書5:5〜11
ゼカ 5:5 わたしと語る天の使は進んで来て、わたしに「目をあげて、この出てきた物が、なんであるかを見なさい」と言った。5:6 わたしが「これはなんですか」と言うと、彼は「この出てきた物は、エパ枡です」と言い、また「これは全地の罪です」と言った。5:7 そして見よ、鉛のふたを取りあげると、そのエパ枡の中にひとりの女がすわっていた。5:8 すると彼は「これは罪悪である」と言って、その女をエパ枡の中に押し入れ、鉛の重しを、その枡の口に投げかぶせた。5:9 それからわたしが目をあげて見ていると、ふたりの女が出てきた。これに、こうのとりの翼のような翼があり、その翼に風をはらんで、エパ枡を天と地との間に持ちあげた。5:10 わたしは、わたしと語る天の使に言った、「彼らはエパ枡を、どこへ持って行くのですか」。5:11 彼はわたしに言った、「シナルの地で、女たちのために家を建てるのです。それが建てられると、彼らはエパ枡をそこにすえ、それの土台の上に置くのです」。

(ここやその他の聖句の解説は解説版にて説明しています。)

黙示録18章についてはのちほど学びます。

バビロンの崩壊は、この時代に未だ生きている異邦人の信者によりなされるのです。

 

 

 

 

第3段階  

エルサレムの陥落

 

エルサレムの攻撃とエルサレムの崩壊です。

異邦人の(反キリスト)軍勢はイズレエルの谷からエルサレムに南下し、エルサレムの町を征服します。

 

ゼカリヤ書12:1〜9
ゼカ 12:1 託宣
イスラエルについての主の言葉。すなわち天をのべ、地の基をすえ、人の霊をその中に造られた主は、こう仰せられる、12:2 「見よ、わたしはエルサレムを、その周囲にあるすべての民をよろめかす杯にしようとしている。これはエルサレムの攻め囲まれる時、ユダにも及ぶ。12:3 その日には、わたしはエルサレムをすべての民に対して重い石とする。これを持ちあげる者はみな大傷を受ける。地の国々の民は皆集まって、これを攻める。
12:4 主は言われる、その日には、わたしはすべての馬を撃って驚かせ、その乗り手を撃って狂わせる。しかし、もろもろの民の馬を、ことごとく撃って、目をくらませるとき、ユダの家に対しては、わたしの目を開く。12:5 その時ユダの諸族は、その心の中に『エルサレムの住民は、その神、万軍の主によって力強くなった』と言う。
12:6 その日には、わたしはユダの諸族を、たきぎの中の火皿のようにし、麦束の中のたいまつのようにする。彼らは右に左に、その周囲にあるすべての民を、焼き滅ぼす。しかしエルサレムはなお、そのもとの所、すなわちエルサレムで、人の住む所となる。
12:7 主はまずユダの幕屋を救われる。これはダビデの家の光栄と、エルサレムの住民の光栄とが、ユダの光栄にまさることのないようにするためである。12:8 その日、主はエルサレムの住民を守られる。彼らの中の弱い者も、その日には、ダビデのようになる。またダビデの家は神のように、彼らに先だつ主の使のようになる。12:9 その日には、わたしはエルサレムに攻めて来る国民を、ことごとく滅ぼそうと努める。

 

ゼカリヤ書14:1〜2
ゼカ 14:1 見よ、主の日が来る。その時あなたの奪われた物は、あなたの中で分かたれる。14:2 わたしは万国の民を集めて、エルサレムを攻め撃たせる。町は取られ、家はかすめられ、女は犯され、町の半ばは捕えられて行く。しかし残りの民は町から断たれることはない。

 

 

 

 

第4段階
ボツラでの反キリストの軍勢

 

反キリストの軍勢はエルサレムからボツラに向かいます。

エレミヤ書49:13〜14
エレ 49:13 主は言われる、わたしは自分をさして誓った、ボズラは驚きとなり、ののしりとなり、荒れ地となり、のろいとなる。
その町々は長く荒れ地となる」。

49:14 わたしは主からのおとずれを聞いた。
ひとりの使者がつかわされて万国に行き、
そして言った、
「あなたがたは集まり、行って彼を攻め、
立って戦え。

 

 

 

 

第5段階  

イスラエルの国家的新生

 

イスラエルの国家的民族的救い。

 

ユダヤ人の指導者たちはついに何をなすべきか、誰を信頼すべきかを発見してイスラエルの民に神の御名を呼ぶように命じます。

 

これはキリストの再臨の3日前にささげられる祈りです。
2日間、彼らは自らの罪を告白します。
そして3日目に全国民が救われます。

 

再臨の条件何かを5箇所聖句をあげました。

 以下の聖句を付け加えることもできます。

 

イザヤ書66:8
イザ 66:8 だれがこのような事を聞いたか、だ
れがこのような事どもを見たか。
一つの国は一日の苦しみで生れるだろうか。
一つの国民はひと時に生れるだろうか。
しかし、シオンは産みの苦しみをするやいなや
その子らを産んだ。

 

ゼカリヤ書3:8〜10
ゼカ 3:8 大祭司ヨシュアよ、あなたも、あなたの前にすわっている同僚たちも聞きなさい。
彼らはよいしるしとなるべき人々だからである。
見よ、わたしはわたしのしもべなる枝を生じさせよう。
3:9 万軍の主は言われる、見よ、ヨシュアの前にわたしが置いた石の上に、すなわち七つの目をもっているこの一つの石の上に、わたしはみずから文字を彫刻する。
そしてわたしはこの地の罪を、一日の内に取り除く。
3:10 万軍の主は言われる、その日には、あなたがたはめいめいその隣り人を招いて、ぶどうの木の下、いちじくの木の下に座すのである」。

 

ロマ書11:25〜27
ロマ 11:25 兄弟たちよ。あなたがたが知者だと自負することのないために、この奥義を知らないでいてもらいたくない。
一部のイスラエル人がかたくなになったのは、異邦人が全部救われるに至る時までのことであって、11:26 こうして、イスラエル人は、すべて救われるであろう。
すなわち、次のように書いてある、
「救う者がシオンからきて、
ヤコブから不信心を追い払うであろう。
11:27 そして、これが、彼らの罪を除き去る時に、
彼らに対して立てるわたしの契約である」。

 

 

 

 

第6段階
メシアの再臨

 

キリストの地上再臨。

 

キリストがまず地上に戻って来られる場所はボツラ或いはぺトラです。

イザヤ書34:1〜7
イザ 34:1 もろもろの国よ、近づいて聞け。
もろもろの民よ、耳を傾けよ。
地とそれに満ちるもの、
世界とそれから出るすべてのものよ、聞け。
34:2 主はすべての国にむかって怒り、
そのすべての軍勢にむかって憤り、
彼らをことごとく滅ぼし、
彼らをわたして、ほふらせられた。
34:3 彼らは殺されて投げすてられ、
その死体の悪臭は立ちのぼり、
山々はその血で溶けて流れる。
34:4 天の万象は衰え、
もろもろの天は巻物のように巻かれ、
その万象はぶどうの木から葉の落ちるように、
いちじくの木から葉の落ちるように落ちる。

34:5 わたしのつるぎは天において憤りをもって酔った。
見よ、これはエドムの上にくだり、
わたしが滅びに定めた民の上にくだって、
これをさばく。
34:6 主のつるぎは血で満ち、脂肪で肥え、
小羊とやぎの血、
雄羊の腎臓の脂肪で肥えている。
主がボズラで犠牲の獣をほふり、
エドムの地で大いに殺されたからである。
34:7 野牛は彼らと共にほふり場にくだり、
子牛は力ある雄牛と共にくだる。
その国は血で酔い、
その土は脂肪で肥やされる。

 

イザヤ書63:1〜6
イザ 63:1 「このエドムから来る者、
深紅の衣を着て、ボズラから来る者はだれか。
その装いは、はなやかに、
大いなる力をもって進み来る者はだれか」。
「義をもって語り、
救を施す力あるわたしがそれだ」。
63:2 「何ゆえあなたの装いは赤く、
あなたの衣は酒ぶねを踏む者のように赤いのか」。
63:3 「わたしはひとりで酒ぶねを踏んだ。
もろもろの民のなかに、
わたしと事を共にする者はなかった。
わたしは怒りによって彼らを踏み、
憤りによって彼らを踏みにじったので、
彼らの血がわが衣にふりかかり、
わが装いをことごとく汚した。
63:4 報復の日がわが心のうちにあり、
わがあがないの年が来たからである。
63:5 わたしは見たけれども、助ける者はなく、
怪しんだけれども、ささえる者はなかった。
それゆえ、わがかいながわたしを勝たせ、
わが憤りがわたしをささえた。
63:6 わたしは怒りによって、もろもろの民を踏みにじり、
憤りによって彼らを酔わせ、
彼らの血を、地に流れさせた」。

 

ミカ書2:12〜13
ミカ 2:12 ヤコブよ、わたしは必ずあなたをことごとく集め、
イスラエルの残れる者を集める。
わたしはこれをおりの羊のように、
牧場の中の群れのように共におく。
これは人の多きによって騒がしくなる。
2:13 打ち破る者は彼らに先だって登りゆき、
彼らは門を打ち破り、これをとおって外に出て行く。
彼らの王はその前に進み、
主はその先頭に立たれる。

 
ハバクク書3:3
ハバ 3:3 神はテマンからこられ、
聖者はパランの山からこられた。
その栄光は天をおおい、
そのさんびは地に満ちた。〔セラ

 

 

 

 

第7段階
ボツラからヨシャパテの谷に至る戦い

 

反キリストの軍が再びエルサレムにとってかえし、ヨシャパテの谷、ケデロンの谷で最終的な敗北をします。


ヨエル書3:12〜13

ヨエ 3:12 もろもろの国民をふるい立たせ、
ヨシャパテの谷にのぼらせよ。
わたしはそこに座して、
周囲のすべての国民をさばく。
3:13 かまを入れよ、作物は熟した。
来て踏め、
酒ぶねは満ち、石がめはあふれている。
彼らの悪が大きいからだ。

 

黙14:20
黙 14:20 そして、その酒ぶねが都の外で踏まれた。
すると、血が酒ぶねから流れ出て、馬のくつわにとどくほどになり、一千六百丁にわたってひろがった。

 

 

 

 

第8段階
勝利の後オリーブ山に立つ

 

栄光の王がオリーブ山(エルサレムにある)の上にお立ちになります。

ゼカリヤ書14:4〜5
ゼカ 14:4 その日には彼の足が、東の方エルサレムの前にあるオリブ山の上に立つ。
そしてオリブ山は、非常に広い一つの谷によって、東から西に二つに裂け、その山の半ばは北に、半ばは南に移り、14:5 わが山の谷はふさがれる。
裂けた山の谷が、そのかたわらに接触するからである。
そして、あなたがたはユダの王ウジヤの世に、地震を避けて逃げたように逃げる。
うして、あなたがたの神、主はこられる、もろもろの聖者と共にこられる。

この時に大地震が起こり、そしてオリーブ山或るいはエルサレムの地形が激変すると書かれています。

 

 

 

 

第七の鉢の内容がハルマゲドンの戦いの最後の八番目の段階を預言しています。
(7)第七の鉢

16:17〜21
The Second Coming of Christ
第七の鉢の裁き 
* キリストの再臨

 

 

16:17 第七の者が、そのを空中に傾けた。
すると、大きな声が聖所の中から、御座から出て、
「事はすでに成った」
と言った。
16:17

神の怒りがそこで全うします。

 

 

16:18 すると、いなずまと、もろもろの声と、雷鳴とが起り、また激しい地震があった。
それは人間が地上にあらわれて以来、かつてなかったようなもので、それほどに激しい地震であった。
16:19 大いなる都は三つに裂かれ、諸国民の町々は倒れた。
16:18〜19a
その結果、エルサレムは三つに引き裂かれるようになります。

3つに引き裂かれる理由:エルサレムが千年王国のために再建される必要があるから

 

 

神は大いなるバビロンを思い起し、これに神の激しい怒りのぶどう酒の杯を与えられた。
16:20 島々はみな逃げ去り、山々は見えなくなった。
16:19b〜20
世界中の地理が変化すると書かれてます。

あるものは残るでしょうがほとんどのものが元の状態とは違ったものになってしまいます。

 

 

16:21 また一タラントの重さほどの大きな雹が、天から人々の上に降ってきた。
人々は、この雹の災害のゆえに神をのろった。
その災害が、非常に大きかったからである。
16:21
天から約35kgもある大きな雹が降ってきます。

そのことにより大患難時代が終わります。

 

 

 

詳しくは
ヨハネの黙示録レジュメ(16)解説版 へ

 

 

 

ヨハネの黙示録レジュメ(17)2016年7月9日 
黙17:1~18:24  再記述:二つのバビロン  1.統一された教会としてのバビロン(患難期前半) 大淫婦(にせものの宗教、ニムロデ、バベルの塔)、政府、水、大淫婦の滅亡  2.政治的バビロン(患難期後半) バビロンの崩壊、バビロンの罪(千年王国での悪霊の居場所、エドム・バビロン)、バビロンの嘆き、王たちの嘆き、商人たちの嘆き、運輸人たちの嘆き、バビロン崩壊を喜ぶ人々、バビロンの崩壊 へ

 

 

 

引用聖句は日本聖書協会『旧約聖書 1955年改訳、新約聖書 1954年改訳』(口語訳)を使用しています。

 

練馬桜台聖書フォーラム

代表 :南 知之

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