練馬桜台聖書フォーラム

悪霊論 レジュメ(7)2023年 8/26

2023.08.27

カテゴリー:お知らせ, 天使論、サタン論、悪霊論, 学び

天使論、サタン論、悪霊論レジュメ(30)改め
悪霊論(7)2023年8
/26

 

今は未だ悪霊の活動は活発ではない(これでも?!)が人の罪性により悪が増している時代

 

2010年フルクテンバウム博士セミナー『天使論、サタン論、悪霊論テキスト) を学んでいます。
ご購入はこちらから(CD8枚組)(MP3版)(テキストのみ
DVD8枚組は販売終了)

 

レジュメもくじ

前回のレジュメ

 

フルクテンバウム博士のメッセージを中川健一牧師がわかり易く通訳してくださったセミナーの内容を基に作成しています。

以下
青色の聖句はセミナーでとりあげられた聖句です。
(但し、ここでは口語訳聖書 旧約聖書1955年改訳 新約聖書1954年改訳 日本聖書協会 を使用しています)
「新改訳3」とは聖書 新改訳 ©1970,1978,2003 新日本聖書刊行会 

「新改訳2017」とは聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 からの引用です。
紫色の聖句はセミナーでは言及されなかったがテキストにある参考聖句
(英語訳は基本American Standard Version  ASVです。)
黒色の文章がセミナーの説明文

緑色の文章はHP編者による補足説明
茶色の文章Dr.Arnold G. Fruchtenbaum 『A Messianic Bible Study from Ariel Ministries』
MBS082 Demonology :  The Doctrine of Demons からの補足説明です。

興味のあるところはリンク先もご覧になってみてください。

 

紙の聖書「新改訳2017」こちらをどうぞ

 

 

 

悪霊論

 

イントロダクション
Ⅰ.悪霊の存在     

Ⅱ.悪霊の呼び名     
Ⅲ.悪霊の人格     
Ⅳ.悪霊の起源     
Ⅴ.悪霊の数    
Ⅵ.悪霊の組織     
Ⅶ.悪霊の特徴 
Ⅷ.悪霊の活動      
Ⅸ.悪霊の支配     
Ⅹ.悪霊と信者
Ⅺ.悪霊の将来の活動
Ⅻ.悪霊の運命

 

 

セミナーテキスト11ページ(61/75)

 

Ⅷ.悪霊の活動

THE ACTIVITIES OF DEMONS

 

 

 

A. 歴史

Historical Activities

 

こんにち悪霊追い出し運動に関わっている人たちがおいている前提は福音書で起こってることが今も起こっているという内容
しかし歴史的に振り返るとそういう理解は正しくない

 

①旧約聖書では
悪霊の活動は少ない。

アダムからイエスさまが登場するまでの期間つまり旧約聖書の期間をみると
悪霊が時々顔をだしてる箇所があるが悪霊の活動はさほど活発ではない

 

ところが
②福音書に入ると
悪霊の活動が急に多くなる。

イエスさまが行く先々で悪霊どもがあらわれその働きを妨害している

 

福音書の時代が終わり
使徒の働きの時代に入ると悪霊の活動はもとの旧約聖書のレベルに戻っている

新約聖書の中で最も長い書は「使徒の働き」
教会史の最初の30年間を取り扱った書で悪霊という名前がでてくるのはたった4回

ところがルカが書いた最初の書「ルカの福音書」ではもっと悪霊がでてきている

「使徒の働き」に入ると旧約聖書の時代のレベルに逆戻りしているということがわかる

福音書の時代は特別な時代であり
これを一般的な原則として採用すると間違った行動を起こすことになるということ

 

黙示録12:1~5をみるとそのことがよくわかる
黙 12:1 また、大いなるしるしが天に現れた。
ひとりの女が太陽を着て、足の下に月を踏み、その頭に十二の星の冠をかぶっていた。
12:2 この女は子を宿しており、産みの苦しみと悩みとのために、泣き叫んでいた。
12:3 また、もう一つのしるしが天に現れた。
見よ、大きな、赤い龍がいた。
それに七つの頭と十の角とがあり、その頭に七つの冠をかぶっていた。
12:4 その尾は天の星の三分の一を掃き寄せ、それらを地に投げ落した。
龍は子を産もうとしている女の前に立ち、生れたなら、その子を食い尽そうとかまえていた。
12:5 女は男の子を産んだが、彼は鉄のつえをもってすべての国民を治めるべき者である。
この子は、神のみもとに、その御座のところに、引き上げられた。

普通サタンは悪霊どもを全世界に配置してそれぞれの地でサタンの命令を実行させている
ところがイエスさまが生まれる直前にサタンは世界中の悪霊をあの聖書の地に呼び集めてメシアの働きを妨害する
メシアの初臨の目的を挫折させるために悪霊どもを招集した

ベツレヘムで2歳以下の赤子が殺されたのは
サタンがメシアの働きを妨害しようとした最初の行為

サタンがメシアの初臨の目的を妨害するそのゴールとは
メシアの死が間違ったに起こること
つまり「過越の祭り」の期間ではなくその前かその後に起こること
またメシアの死が「十字架」ではなく石打ちの刑や剣で倒れるという方法でメシアが死ぬということ
このように導くのがサタンのゴール

出来事と人々を巧みに操作していた。
しかしサタンの試みは全て失敗に終わった

 

それを聖書は
「時がまだ来ていなかった」という言葉で表現している
(ヨハ8:20ほか)

イエスが死ぬ時がくる
それが過越の祭り
つまり神が定められたタイミングで
十字架にかかって死ぬという方法で死なれたので贖いが成就した
そしてオリーブ山から天にのぼり
今は父なる神の右の座に座しておられる

 

再度
悪霊どもがあの時期に活発に動いていた理由は
メシアの初臨の目的を妨害するために
イスラエルの地あるいはその周辺に彼らが全世界から結集してきたということ

サタンの目的が失敗に終わった時に再び悪霊どもはもとの場所に送り返された

 

その結果
③使徒の働き以降、
旧約聖書のレベルに戻る。

使徒の働きの時代には旧約聖書のレベルでの悪霊の働きしか記録されていない

 

ところが、
大患難時代にはいると
再び悪霊の働きが活発になる。

その時にサタンが目的とするのは
ユダヤ人を完全に抹殺すること

それによりメシアの再臨を妨害すること

再臨はユダヤ人がイエスに還ってきて欲しいと懇願するまで起きない。
これを知っているので、サタンは全世界がユダヤ人に対立するように試み、悪霊を総動員する。

 

 

 

悪霊論を考える時
心に留めて置くべきことは

福音書の時代を標準的な時代と考えてミニストリーをたてないということ

むしろその前
旧約時代及び福音書以降の時代が一般的な標準とすべき状況

 

 

 

 

 

B. 一般的な活動

General Activities

 

 

悪霊の一般的な活動

①神の計画の妨害

ダニエル10:10~14
ダニ 10:10 見よ、一つの手があって、わたしに触れたので、わたしは震えながらひざまずき、手をつくと、10:11 彼はわたしに言った、
「大いに愛せられる人ダニエルよ、わたしがあなたに告げる言葉に心を留め、立ちあがりなさい。
わたしは今あなたのもとにつかわされたのです」。
彼がこの言葉をわたしに告げているとき、わたしは震えながら立ちあがった。
10:12 すると彼はわたしに言った、
「ダニエルよ、恐れるに及ばない。
あなたが悟ろうと心をこめ、あなたの神の前に身を悩ましたその初めの日から、あなたの言葉は、すでに聞かれたので、わたしは、あなたの言葉のゆえにきたのです。
10:13 ペルシャの国の君が、二十一日の間わたしの前に立ちふさがったが、天使の長のひとりであるミカエルがきて、わたしを助けたので、わたしは、彼をペルシャの国の君と共に、そこに残しておき、10:14 末の日に、あなたの民に臨まんとする事を、あなたに悟らせるためにきたのです。
この幻は、なおきたるべき日にかかわるものです」。

神から送られた聖なる天使が3週間にわたりその活動を妨害されている
この天使はダニエルに将来起こることの啓示を与えようとして遣わされているが
それを3週間留めることにより神の計画を妨害しようとしている

 

黙示録16:12~16
黙 16:12 第六の者が、その鉢を大ユウフラテ川に傾けた。
すると、その水は、日の出る方から来る王たちに対し道を備えるために、かれてしまった。
16:13 また見ると、龍の口から、獣の口から、にせ預言者の口から、かえるのような三つの汚れた霊が出てきた。
16:14 これらは、しるしを行う悪霊の霊であって、全世界の王たちのところに行き、彼らを召集したが、それは、全能なる神の大いなる日に、戦いをするためであった。
16:15 (見よ、わたしは盗人のように来る。
裸のままで歩かないように、また、裸の恥を見られないように、目をさまし着物を身に着けている者は、さいわいである。)

16:16 三つの霊は、ヘブル語でハルマゲドンという所に、王たちを召集した

ハルマゲドンの戦いのために全世界の軍隊が結集する箇所

それを集めているのが悪霊
その目的はユダヤ人を抹殺することにより
メシアの再臨を妨害するということ

 

 

悪霊の一般的な活動

②サタンの手先

彼らはサタンの手先としてサタンのわざを行う

エペソ書2章及び6章

エペ 2:1 さてあなたがたは、先には自分の罪過と罪とによって死んでいた者であって、2:2 かつてはそれらの中で、この世のならわしに従い、空中の権をもつ君、すなわち、不従順の子らの中に今も働いている霊に従って、歩いていたのである。

 

エペ 6:11 悪魔の策略に対抗して立ちうるために、神の武具で身を固めなさい。
6:12 わたしたちの戦いは、血肉に対するものではなく、もろもろの支配と、権威と、やみの世の主権者、また天上にいる悪の霊に対する戦いである。

 

 

悪霊の一般的な活動

③神に用いられる

実は神さまが悪霊どもを用いてご自分の計画を成就するということもある

例)
士師記9:23
士 9:23 神はアビメレクとシケムの人々の間に悪霊をおくられたので、シケムの人々はアビメレクを欺くようになった。

シェケムの住民が立ち上がりアビメレクに反抗している箇所がある

 

第一サムエル16:14
サム上 16:14 さて主の霊はサウルを離れ、主から来る悪霊 an evil spirit from Jehovah が彼を悩ました。
Ⅰサム 16:14 さて、【主】の霊はサウルを離れ去り、【主】からの、わざわいの霊が彼をおびえさせた。(新改訳2017)

サウルを苦しめるためにサタンが動いている

 

第一列王記22:19~23
列王上 22:19 ミカヤは言った、
「それゆえ主の言葉を聞きなさい。
わたしは主がその玉座にすわり、天の万軍がそのかたわらに、右左に立っているのを見たが、 22:20 主は
『だれがアハブをいざなってラモテ・ギレアデに上らせ、彼を倒れさせるであろうか』
と言われました。
するとひとりはこの事を言い、ひとりはほかの事を言いました。
22:21 その時一つの霊が進み出て、主の前に立ち、
『わたしが彼をいざないましょう』
と言いました。
22:22 主は
『どのような方法でするのか』
と言われたので、彼は
『わたしが出て行って、偽りを言う霊となって、すべての預言者の口に宿りましょう』
と言いました。
そこで主は
『おまえは彼をいざなって、それを成し遂げるであろう。
出て行って、そうしなさい』
と言われました。
22:23 それで主は偽りを言う霊をあなたのすべての預言者の口に入れ、また主はあなたの身に起る災を告げられたのです」。

偽預言者の口を通して悪霊がにせの預言を与え 結果的にアハブの死をもたらすことが起こっている

 

第二コリント12:7
二コリ 12:7 そこで、高慢にならないように、わたしの肉体に一つのとげが与えられた。
それは、高慢にならないように、わたしを打つサタンの使なのである。

悪霊がパウロを苦しめているがそれは神が悪霊の働きを用いてパウロに謙遜を与えたという例

 

 

 

 

 

C. 特別な活動

Particular Activities

 

 

すでに見たが
悪霊の特別な活動
①諸国の支配

イスラエルに対してどういう政策をとるかを観察し導くという意味での諸国の支配

ダニエル書10:10~14
聖句はB.一般的な活動 ①神の計画の妨害にて上述

ペルシャの君という言葉がでてくる

 

ダニエル書10:20~21
ダニ 10:20 そこで彼は言った、 
「あなたは、わたしがなんのためにきたかを知っていますか。 
わたしは、今帰っていって、ペルシャの君と戦おうとしているのです。 
彼との戦いがすむと、ギリシヤの君があらわれるでしょう。 
10:21 しかしわたしは、まず真理の書にしるされている事を、あなたに告げよう。
わたしを助けて、彼らと戦う者は、あなたがたの君ミカエルのほかにはありません。

ギリシャの君

 

 

悪霊の特別な活動

②肉体的病気

肉体的病気を作り出すことができる

 

口がきけないという状況

マルコ9:17
マル 9:17 群衆のひとりが答えた、
「先生、口をきけなくする霊につかれているわたしのむすこを、こちらに連れて参りました。

 

マタ 9:32 彼らが出て行くと、人々は悪霊につかれて口のきけない人をイエスのところに連れてきた。
9:33 すると、悪霊は追い出されて、口のきけない人が物を言うようになった。
群衆は驚いて、
「このようなことがイスラエルの中で見られたことは、これまで一度もなかった」
と言った。

 

マタ 12:22 そのとき、人々が悪霊につかれた盲人で口のきけない人を連れてきたので、イエスは彼をいやして、物を言い、また目が見えるようにされた。

 

耳が聞こえない

マルコ9:25
マル 9:25 イエスは群衆が駆け寄って来るのをごらんになって、けがれた霊をしかって言われた、
「言うことも聞くこともさせない霊よ、わたしがおまえに命じる。
この子から出て行け。
二度と、はいって来るな」。

 

背骨が曲がる

ルカ 13:10 安息日に、ある会堂で教えておられると、13:11 そこに十八年間も病気の霊につかれ、かがんだままで、からだを伸ばすことの全くできない女がいた。
13:12 イエスはこの女を見て、呼びよせ、
「女よ、あなたの病気はなおった」
と言って、13:13 手をその上に置かれた。
すると立ちどころに、そのからだがまっすぐになり、そして神をたたえはじめた。

 

てんかん

マルコ9:20
マル 9:20 そこで人々は、その子をみもとに連れてきた。
霊がイエスを見るや否や、その子をひきつけさせたので、子は地に倒れ、あわを吹きながらころげまわった。

 

マタ 17:15 「主よ、わたしの子をあわれんでください。
てんかんで苦しんでおります。
何度も何度も火の中や水の中に倒れるのです。
17:16 それで、その子をお弟子たちのところに連れてきましたが、なおしていただけませんでした」。
17:17 イエスは答えて言われた、
「ああ、なんという不信仰な、曲った時代であろう。
いつまで、わたしはあなたがたと一緒におられようか。いつまであなたがたに我慢ができようか。
その子をここに、わたしのところに連れてきなさい」。
17:18 イエスがおしかりになると、悪霊はその子から出て行った。
そして子はその時いやされた。

 

ルカ 9:37 翌日、一同が山を降りて来ると、大ぜいの群衆がイエスを出迎えた。
9:38 すると突然、ある人が群衆の中から大声をあげて言った、
「先生、お願いです。
わたしのむすこを見てやってください。
この子はわたしのひとりむすこですが、 9:39 霊が取りつきますと、彼は急に叫び出すのです。
それから、霊は彼をひきつけさせて、あわを吹かせ、彼を弱り果てさせて、なかなか出て行かないのです。
9:40 それで、お弟子たちに、この霊を追い出してくださるように願いましたが、できませんでした」。
9:41 イエスは答えて言われた、
「ああ、なんという不信仰な、曲った時代であろう。
いつまで、わたしはあなたがたと一緒におられようか、またあなたがたに我慢ができようか。
あなたの子をここに連れてきなさい」。

9:42 ところが、その子がイエスのところに来る時にも、悪霊が彼を引き倒して、引きつけさせた。
イエスはこの汚れた霊をしかりつけ、その子供をいやして、父親にお渡しになった。

 

盲目

マタイ12:22
マタ 12:22 そのとき、人々が悪霊につかれた盲人で口のきけない人を連れてきたので、イエスは彼をいやして、物を言い、また目が見えるようにされた。

 

セミナーテキスト12ページ

個人的な傷を負わせる

マルコ9:18
マル 9:18 霊がこのむすこにとりつきますと、どこででも彼を引き倒し、それから彼はあわを吹き、歯をくいしばり、からだをこわばらせてしまいます。
それでお弟子たちに、この霊を追い出してくださるように願いましたが、できませんでした」。

 

 

注意したいのは
全ての病気が悪霊によるというわけではない

聖書は
悪霊による病気と

人間の弱さゆえに起こってくる病気とを
区別している

 

マタイ4:24
マタ 4:24 そこで、その評判はシリヤ全地にひろまり、人々があらゆる病にかかっている者、すなわち、いろいろの病気と苦しみとに悩んでいる者、悪霊につかれている者、てんかん、中風の者などをイエスのところに連れてきたので、これらの人々をおいやしになった。

 

マルコ1:32
マル 1:32 夕暮になり日が沈むと、人々は病人や悪霊につかれた者をみな、イエスのところに連れてきた。

がその区別

 

 

悪霊の特別な活動

③狂気

マルコ5:15
マル 5:15 そして、イエスのところにきて、悪霊につかれた人が着物を着て、正気になってすわっており、それがレギオンを宿していた者であるのを見て、恐れた。

 

ルカ 8:26 それから、彼らはガリラヤの対岸、ゲラサ人の地に渡った。
8:27 陸にあがられると、その町の人で、悪霊につかれて長いあいだ着物も着ず、家に居つかないで墓場にばかりいた人に、出会われた。

 

 

悪霊の特別な活動

④肉体的力

 ルカ8:29
ルカ 8:29 それは、イエスが汚れた霊に、その人から出て行け、とお命じになったからである。
というのは、悪霊が何度も彼をひき捕えたので、彼は鎖と足かせとでつながれて看視されていたが、それを断ち切っては悪霊によって荒野へ追いやられていたのである。

肉体的力を悪霊は与えることができる

 

マル 5:1 こうして彼らは海の向こう岸、ゲラサ人の地に着いた。
5:2 それから、イエスが舟からあがられるとすぐに、けがれた霊につかれた人が墓場から出てきて、イエスに出会った。
5:3 この人は墓場をすみかとしており、もはやだれも、鎖でさえも彼をつなぎとめて置けなかった。
5:4 彼はたびたび足かせや鎖でつながれたが、鎖を引きちぎり、足かせを砕くので、だれも彼を押えつけることができなかったからである。

 

 

悪霊の特別な活動

⑤自殺の原因

マルコ9:22
マル 9:22 霊はたびたび、この子を火の中、水の中に投げ入れて、殺そうとしました
しかしできますれば、わたしどもをあわれんでお助けください」。

自殺の原因をつくる

 

 

悪霊の特別な活動

⑥動物に入る

マルコ5:12~13
マル 5:12 霊はイエスに願って言った、
「わたしどもを、豚にはいらせてください。
その中へ送ってください」。
5:13 イエスがお許しになったので、けがれた霊どもは出て行って、豚の中へはいり込んだ
すると、その群れは二千匹ばかりであったが、がけから海へなだれを打って駆け下り、海の中でおぼれ死んでしまった。

悪霊どもは動物に入ることができる

「聖書から見ると豚だけですね、悪霊が入っているのは。トンしゃぶを食べに行く時は注意した方がいいですね。」
「だから熱湯で洗ってるわけですけれども。」

 

 

悪霊の特別な活動

⑦偶像礼拝

レビ記17:7
レビ 17:7 彼らが慕って姦淫をおこなったみだらな神 the he-goats 、再び犠牲をささげてはならない。
これは彼らが代々ながく守るべき定めである』。

偶像礼拝を広める

 

イザ 65:11 しかし主を捨て、わが聖なる山を忘れ、机を禍福の神  Fortune に供え、混ぜ合わせた酒を盛って運命の神 Destiny にささげるあなたがたよ、

 

32:17 彼らは神でもない悪霊 demons に犠牲をささげた。
それは彼らがかつて知らなかった神々、
近ごろ出た新しい神々、
先祖たちの恐れることもしなかった者である。

 

ゼカ 13:2 万軍の主は言われる、その日には、わたしは地から偶像の名を取り除き、重ねて人に覚えられることのないようにする。
わたしはまた預言者および汚れの霊を、地から去らせる。

 

ホセ 4:12 わが民は木に向かって事を尋ねる。
またそのつえは彼らに事を示す。
これは淫行の霊が彼らを迷わしたからである。
彼らはその神を捨てて淫行をなした。

 

使 17:22 そこでパウロは、アレオパゴスの評議所のまん中に立って言った。
「アテネの人たちよ、あなたがたは、あらゆる点において、すこぶる宗教心に富んでおられると、わたしは見ている。

 

一コリ 10:20 そうではない。
人々が供える物は、悪霊ども、すなわち、神ならぬ者に供えるのである。

わたしは、あなたがたが悪霊の仲間になることを望まない。

 

 

悪霊の特別な活動

⑧悪霊礼拝

 

黙示録9:20~21
黙 9:20 これらの災害で殺されずに残った人々は、自分の手で造ったものについて、悔い改めようとせず、また悪霊のたぐいや、金・銀・銅・石・木で造られ、見ることも聞くことも歩くこともできない偶像を礼拝して、やめようともしなかった。
9:21 また、彼らは、その犯した殺人や、まじないや、不品行や、盗みを悔い改めようとしなかった。

悪霊礼拝に人を導く

 

 

悪霊の特別な活動

⑨不潔と不道徳の原因

ルカ8:27
ルカ 8:27 陸にあがられると、その町の人で、悪霊につかれて長いあいだ着物も着ず、家に居つかないで墓場にばかりいた人に、出会われた。

不潔と不道徳の原因をつくる

 

 

悪霊の特別な活動

⑩偽の教理

第一テモテ4:1
一テモ 4:1 しかし、御霊は明らかに告げて言う。
後の時になると、ある人々は、惑わす霊と悪霊の教とに気をとられて、信仰から離れ去るであろう。

にせの教理をつくるとある

 

ヤコブ 3:15 そのような知恵は、上から下ってきたものではなくて、地につくもの、肉に属するもの、悪魔的なものである。

 

一ヨハ 4:1 愛する者たちよ。
すべての霊を信じることはしないで、それらの霊が神から出たものであるかどうか、ためしなさい。
多くのにせ預言者が世に出てきているからである。

 

 

悪霊の特別な活動

⑪信者の成長を妨げる

エペソ6:12
エペ 6:12 わたしたちの戦いは、血肉に対するものではなく、もろもろの支配と、権威と、やみの世の主権者、また天上にいる悪の霊に対する戦いである。

信者の成長を妨げるとある

 

 

悪霊の特別な活動

⑫信者を神の愛から切り離そうとする。

ロマ8:38
ロマ 8:38 わたしは確信する。
死も生も、天使も支配者も、現在のものも将来のものも、力あるものも、

信者を神の愛から切り離そうとします。

 

 

悪霊の特別な活動

⑬人を内側から支配する。

セミナーテキストにない
のちほどⅨ.悪霊の支配にて詳しく説明する

 

 

 

 

 

天使論、サタン論、悪霊論(31)改め悪霊論(8)2023年9/9
悪霊論
Ⅷ.悪霊の活動 つづき
D.オカルト的活動

 

練馬桜台聖書フォーラム

代表 :南 知之

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