練馬桜台聖書フォーラム

終末論のクライマックス レジュメ (16)2021年 10/9

2021.10.12

カテゴリー:学び, 終末論のクライマックス

終末論のクライマックス レジュメ(16)2021年10/9

 

ハルマゲドン
人類史上最後の世界戦争に対する人間的視点と神の視点

イズレエル平原

 

2015年フルクテンバウム博士セミナー『終末論のクライマックステキスト) (チャート)を学んでいます。
ご購入はこちらから(CD11枚組)(MP3版)(テキストのみ
DVD6枚組は販売終了)

 

 

レジュメもくじ

前回のレジュメ(15

 

 

フルクテンバウム博士のメッセージを中川健一牧師がわかり易く通訳してくださったセミナーの内容を基に作成しています。

以下、青色の聖句はセミナーでとりあげられた聖句です。
(但し、ここでは新改訳2017を使用しています)
紫色の聖句は2回目の聖句または参考聖句です。
黒色の文章がセミナーの説明文です。

緑色の文章はHP編者による補足説明です。
茶色の文章はDr.Arnold G. Fruchtenbaum 『Messianic Bible Study Series』
004 The Campaign of Armageddon からの補足説明です。

興味のあるところはリンク先もご覧になってみてください。

 

 

ハルマゲドンの戦い
THE CAMPAIGN OF ARMAGEDDON

イントロダクションと背景情報
ヨハネの黙示録12章
サタンの6つの住まい 第1~3
主要な地域 バビロン イズレエルの平原 エルサレム ペトラ

8つの段階
Ⅰ     第1段階: 反キリストの同盟軍の召集
Ⅱ    第2段階: バビロンの滅亡
Ⅲ   第3段階: エルサレムの没落
Ⅳ   第4段階: ボツラでの反キリストの軍勢
Ⅴ    第5段階: イスラエルの国家的新生
Ⅵ   第6段階: メシアの再臨
Ⅶ  第7段階: ボツラからヨシャパテの谷に至る戦い
Ⅷ 第8段階: 勝利の後オリーブ山に立つ

 

 

セミナーテキストの28ページ

 第1段階:
反キリストの同盟軍の召集

Ⅰ. THE FIRTST STAGE:
THE ASSEMBLING OF THE ALLIES OF THE ANTICHRIST

 

ハルマゲドンの戦いは 黙示録 16:12 16 第六の鉢の 裁き とともに始まる

 

ヨハネの黙示録16:12~16
黙 16:12 第六の御使いがの中身を大河ユーフラテスに注いだ。
すると、その水は涸れてしまい、日の昇る方から来る王たちの道を備えることになった。
16:13 また、私は竜の口との口、また偽預言者の口から、蛙のような三つの汚れた霊が出て来るのを見た。
16:14 これらは、しるしを行う悪霊どもの霊であり、全世界の王たちのところに出て行く。
全能者なる神の大いなる日の戦いに備えて、彼らを召集するためである。
反キリスト連合 軍 はその軍勢を一堂に召集せよとの命令がバビロンの首都から発令される
ユダヤ人に対するこの最終 戦争 のための召集は明らかににせの三
位一体の しわざである
ここにはにせの三位一体のメンバー:またはサタン(にせの御父) 
または反キリスト(にせの御子) 偽預言者(にせの聖霊 )がすべて含まれている
際に各国がその軍隊を集めて協力することが確実にできるように 召集命令が悪霊の活動によって強められる
16:15 ──見よ、わたしは盗人のように来る。
裸で歩き回って、恥ずかしい姿を人々に見られることのないように、目を覚まして衣を着ている者は幸いである──
16:16 こうして汚れた霊どもは、ヘブル語でハルマゲドンと呼ばれる場所王たちを集めた。
the place which is called in Hebrew Har-Magedon.

まず世界の支配者となっている反キリスト(獣)王たちに向かって彼が示す地に軍勢を送るようにと召集する
それが第一段階

この命令に従うのを嫌がる王たちがでないよう悪霊どもが派遣される

 

これは第六の鉢のさばき(患難期の第3次世界大戦)

患難期の第1次世界大戦は患難期前半の第二の封印のさばき
患難期の第2次世界大戦で患難期後半に入る 

反キリストが10人の王と戦い殺されるが復活し
7人の王は従属する 

 

ユーフラテス川が涸れているということは
反キリストの軍勢が川を越えて集まり易くなっているということ
彼らが結集する場所
ヘブル語でハルマゲドンHar-Magedonと呼ばれる場所

「メギドの丘」  西側の小高い丘の上に町(city of Megidoo メギド)がある
そこが反キリストと王たちが出会う戦略的な地になる

クリスチャンの間でハルマゲドンの谷として知られるものは実際聖書的にはイズレエルの谷である
ハルマゲドンという語は 谷そのものには決して用いられておらず 西端の山に用いら れている

 

 

ハルマゲドンの戦い

 

この人類の歴史の最後の戦いをハルマゲドンの戦いと言う
非常に誤解を与えやすい名前

セミナーテキストの29ページ

聖書を読む限り
このメギドの平原で実際の戦いが起こることはないから

 

第2次大戦:連合国軍はまずイギリスに集結しフランスのノルマンディーで戦った
第2次大戦でイギリスが果たしたのと同じ役割を
ハルマゲドンの戦いではこのメギドの平原が果たしている

軍勢がここに集結するが
実際の戦いは別の所で起こる

 

 

この最後の戦いについての聖書的呼び方

黙16:14
全能者なる神の大いなる日の戦い
the war of the great day of God, the Almighty 

 

 

これを進めているのはサタンではなく
主役は神
戦いの最後には神の目的が全て成就する
から

 

聖書では
「ヤハウェの日」
「【主】の日」が患難期をさす最も一般的な言葉

 

 

 

 

人間的視点

 

ここでは反キリストが命令を出して王たちを召集しているが
これは人間の視点から見た描写

黙示録16章
世界を支配する反キリストが諸国の軍勢に向かってイスラエルに対する戦いを展開するから集まれと呼びかけている
これは人間的視点

 

 

 

 

神の視点

 

神の視点
ヨエル書3:9~11
ヨエ 3:9 「国々の間で、こう叫べ。
聖戦を布告せよ。勇士たちを奮い立たせよ。
すべての戦士たちを集めて上らせよ。
3:10 あなたがたの鋤を剣に、
あなたがたの鎌を槍に打ち直せ。
弱い者に『私は勇士だ』と言わせよ。
弱い者は自分自身をあざむいて
自分は『勇士だ』と言ってのぼって来いというわけ
3:11 周りのすべての国々よ。
急いで来て、そこに集まれ。
──【主】よ、
あなたの勇士たちを下らせてください──
神さまの視点から見ると
諸国の軍勢が集まるというのは笑うべきこと
あざけりの対象

ヨエ 3:1 「見よ。わたしがユダとエルサレムを
回復させるその日、その時、
3:2 わたしはすべての国々を集め、
彼らをヨシャファテの谷に連れ下り、
わたしの民、わたしのゆずりイスラエルのために、
そこで彼らをさばく。
彼らはわたしの民を国々の間に散らし、
わたしの地を自分たちの間で分配したのだ。

 

3:12 諸国の民は立ち上がり、
ヨシャファテの谷に上って来い。
わたしがそこで、
周辺のすべての国々をさばくために、
座に着くからだ。」

 

♫聖戦をふれよ。聖戦をふれよ。勇士たちよ立て。弱い者に「私は勇士だ」と言わせよ。(新改訳3)♫
この讃美は大好きだったのすが・・・
神のあざけりの言葉ですから文脈で読まないと・・・・・。

 

 

 

詩篇2篇
同じような神の視点からの言葉
ここでは更に一歩進んで神は笑っている

詩 2:1 なぜ国々は騒ぎ立ち
もろもろの国民は空しいことを企むのか。
2:2 なぜ地の王たちは立ち構え
君主たちは相ともに集まるのか。
【主】と主に油注がれた者に対して。
2:3 「さあ彼らのかせを打ち砕き
彼らの綱を解き捨てよう。」
2:4 天の御座に着いておられる方は笑
主はその者どもをられる。
2:5 そのとき主は怒りをもって彼らに告げ
激しく怒って彼らを恐れおののかせる。
2:6 「わたしがわたしの王を立てたのだ。
わたしの聖なる山シオンに。」
2:7 「私は【主】の定めについて語ろう。
主は私に言われた。
『あなたはわたしの子。
わたしが今日あなたを生んだ。
2:8 わたしに求めよ。
わたしは国々をあなたへのゆずりとして与える。
地の果ての果てまであなたの所有として。
2:9 あなたは鉄の杖で彼らを牧し
陶器師が器を砕くように粉々にする。』」
2:10 それゆえ今王たちよ悟れ。
地をさばく者たちよ慎め。
2:11 恐れつつ【主】に仕えよ。
おののきつつ震え子に口づけせよ。
2:12 主が怒りおまえたちが道で滅びないために。
御怒りがすぐにも燃えようとしているからだ。
幸いなことよすべて主に身を避ける人は。
地の王たちが神と神によって油注がれた者メシアに逆らって戦いを挑むが
天の御座に着いておられる方は笑
けるという神の視点からの内容が詩篇に歌われている

 

 

サタンと反キリストは自分たちの目的の為に軍隊を集めている
神ご自身もまたご自分の目的を持っていて
そのような軍隊の集結を許可している

神の視点からはそれはあざけり

 

神はすぐにこの国々を混乱に陥れる 
国々は出て行き 農具を戦いの武器にせよとあざけられてその気にさせられる
弱い者に対しては 自分自身を納得させ強いふりをさせる
なぜならばサタンと反キリストがユダヤ人を 抹殺する目的で国々を集める一方で
神は 起こるべきこの集結を許容する全く異なるご自身での目的を持っているから
国々がにせの三位一体の計画を実行しようと集まっても
かれらは真の三位一体の神 の目的を実現することになる

 

このハルマゲドンの戦いの学びを終える時には
どちらの目的が成就するかがはっきりする

もちろん神の目的が成就する

 

 

 

 

第1段階

バビロンから
反キリストが軍を率いて
イスラエルの地に移動し
イズレエルの谷に集結する

同時に
世界中から
王たちが自分の軍勢を率いて来て
ここで出会う

イズレエル平原は軍勢が集結する為の舞台になる

 

 

 

 

 

イズレエル平原 the valley of Jezreel の写真

 

イスラエルで最大の平原
反キリストと王たちが集結する城塞の町メギドの丘に立ち撮る

 

 

イズレエルの谷の北側の境界線

の方を見る
ナザレの丘陵地帯
中腹に古いナザレの町がある

 

 

イズレエルの谷の東側の境界線

左側にドームの形をした山タボル山
右側にある山がモレの山

 

タボル山に近づいた近景

カトリックの人たちが主張する変貌の山

イエスさまの姿が栄光に変わった時にペテロがここに3つ仮庵 tabernacles を建てましょうと提案したのを覚えていますか?
一つはイエスのために、一つはモーセのために、一つはエリアのためにたてますとペテロは言った*
ペテロはその許可を得ることができなかった
しかし たてられなくても心配する必要はない
カトリック教会がペテロの為に3つ建ててくれた
最初は3つのそれぞれ分離した小さな建物
20世紀に入ってから頂にある大きな建物が3つを統合される形で建てられた
しかし残念なことに彼らは間違った山を選んでいる
変貌の山はヘルモン山
タボル山ではない
80キロ位誤解している

 

モレの山は神さまが死者を生き返らせる力があるということを目撃した山

この南側を下ったところにシュネムの町或いはシュネムの村というのがある
エリシャがシュネムの町の女の息子を復活させている**

北の方のスロープをくだるとナインという町がある
ナインという町でイエスはやもめの女の息子を復活させている***

このモレの山は2度復活(蘇生)を目撃している山

 

 

イズレエルの谷の南側の境界線

一つは「ギルボア山
もうひとつは「サマリヤの山地

南東の方角はモレの山の裾
右の方に端っこだけが見えているのが「ギルボア山系」

 

ギルボア山脈の近景

このギルボア山の戦いで
サウル王と三人の息子が戦死をし
その結果ダビデ王国が誕生する基礎ができあがった****

 

向こうの方に見えているのが「サマリヤの山地」南側の境界線

 

 

これらの写真はみな
西側にあるメギドの山の上に立って
北、東、南側を向きながら撮った

 

 

 

場所を変え東側境界線タボル山から
西の方を見る

ナザレの山系北の境界線
薄っすらと見えているのが「カルメル山系」イズレエルの野の一番西にある

 

 

西側の境界線カルメル山系をもっと近づいて撮る

この山は預言者エリヤがバアルの預言者たちと戦った有名な場所
バアルの預言者たちは山から下ってキション川に連れて来られて殺された*****

下の方に見えているのが「キション川
カルメル山系の近くを流れている
もっと下流の方に行ったあたりでにせ預言者たちが殺された

 

 

メギドの山或いは「メギドの丘

ここにかつてメギドの町 城塞都市 要塞の町が建っていた
反キリストが7人の同盟王たちと出会うのがこの山

この丘から見下ろすことができる谷に王たちが連れてきた軍勢が満ち満ちることだろう

 

 

 

中川健一牧師著『終末論Q&A書籍のみ)(CD12枚組書籍付き)(電子書籍)も是非どうぞ。
31ハルマゲドンの戦いの諸段階とは

 

 

終末論のクライマックス(172021年10/23
ハルマゲドンの戦い
Ⅱ第2段階: バビロンの滅亡

 

・・・・・・・・・

以下、参照聖句

 

*変貌山

ルカ 9:33 この二人がイエスと別れようとしたとき、ペテロがイエスに言った
「先生。私たちがここにいることはすばらしいことです。
幕屋を三つ造りましょう。
一つはあなたのために、一つはモーセのために、一つはエリヤのために。」
ペテロは自分の言っていることが分かっていなかった。

マタ 17:4 そこでペテロがイエスに言った。
「主よ、私たちがここにいることはすばらしいことです。
よろしければ、私がここに幕屋を三つ造ります。
あなたのために一つ、モーセのために一つ、エリヤのために一つ。

マル 9:5 ペテロがイエスに言った。
「先生。私たちがここにいることはすばらしいことです。
幕屋を三つ造りましょう。
あなたのために一つ、モーセのために一つ、エリヤのために一つ。

 

 

イズレエル平原の東側の境界線

 

モレの山

**シュネムの女
Ⅱ列王 4:8 ある日、エリシャがシュネムを通りかかると、そこに一人の裕福ながいて、彼を食事に引き止めた。
それ以来、エリシャはそこを通りかかるたびに、そこに寄って食事をするようになった。
~中略
4:17 しかし、この女は身ごもり、エリシャが彼女に告げたとおり、翌年のちょうどそのころに男の子を産んだ。

4:18 その子が大きくなって、ある日、刈り入れをする者たちと一緒にいる、父のところに出て行ったとき、4:19 父親に、「頭が、頭が」と言った。
父親は若者に、「この子を母親のところに抱いて行ってくれ」と命じた。
4:20 若者はその子を抱き、母親のところに連れて行った。
この子は昼まで母親の膝の上に休んでいたが、ついに死んでしまった。
4:21 彼女は屋上に上がって、神の人の寝台にその子を寝かせ、戸を閉めて出て行った。
~中略
4:32 エリシャが家に着くと、その子は寝台の上に死んで横たわっていた。
4:33 エリシャは中に入り、戸を閉めて、二人だけになって【主】に祈った。
4:34 それから、寝台の上に上がり、その子の上に身を伏せ、自分の口をその子の口の上に、自分の目をその子の目の上に、自分の両手をその子の両手の上に重ねて、その子の上に身をかがめた。
すると、その子のからだが温かくなってきた。
4:35 それからエリシャは降りて、部屋の中をあちらこちらと歩き回り、また寝台の上に上がり、子どもの上に身をかがめると、子どもは七回くしゃみをして目を開けた。
4:36 彼はゲハジを呼んで、「あのシュネムの女を呼んで来なさい」と言った。
ゲハジが彼女を呼んだので、彼女はエリシャのところに来た。
そこでエリシャは、「あなたの子どもを抱き上げなさい」と言った。
4:37 彼女は入って来て彼の足もとにひれ伏し、地にひれ伏した。
そして、子どもを抱き上げて出て行った。

 

***ナインの女
ルカ 7:11 それから間もなく、イエスはナインという町に行かれた。
弟子たちと大勢の群衆も一緒に行った。
7:12 イエスが町の門に近づかれると、見よ、ある母親の一人息子が、死んで担ぎ出されるところであった。
その母親はやもめで、その町の人々が大勢、彼女に付き添っていた。

7:13 主はその母親を見て深くあわれみ、「泣かなくてもよい」と言われた。
7:14 そして近寄って棺に触れられると、担いでいた人たちは立ち止まった。
イエスは言われた。
「若者よ、あなたに言う。
起きなさい。」

7:15 すると、その死人が起き上がって、ものを言い始めた。
イエスは彼を母親に返された。
7:16 人々はみな恐れを抱き、「偉大な預言者が私たちのうちに現れた」とか、「神がご自分の民を顧みてくださった」と言って、神をあがめた。
7:17 イエスについてのこの話は、ユダヤ全土と周辺の地域一帯に広まった。

 

 

イズレエル平原の南側の境界線

 

****ギルボア山

Ⅰサム 28:4 ペリシテ人は集まって、シュネムに来て陣を敷いた。
サウルは全イスラエルを召集して、ギルボアに陣を敷いた。

 

Ⅰサム 31:2 ペリシテ人はサウルとその息子たちに追い迫って、サウル息子ヨナタン、アビナダブ、マルキ・シュアを打ち殺した。
31:3 攻撃はサウルに集中し、射手たちが彼を狙い撃ちにしたので、彼は射手たちのゆえにひどい傷を負った。
31:4 サウルは道具持ちに言った。
「おまえの剣を抜いて、私を刺し殺してくれ。
さもないと、あの無割礼の者たちがやって来て、私を刺し殺し、私をなぶりものにするだろう。」
しかし、道具持ちは非常に恐れて、とうていその気になれなかった。
それでサウルは剣を取り、その上に倒れ込んだ。
31:5 道具持ちは、サウルが死んだのを見ると、自分も剣の上に身を伏せて、サウルとともに死んだ。
31:6 こうしてその日、サウルと三人の息子、道具持ち、それに彼の部下たちはみな、ともに死んだ。
31:7 谷の向こう側とヨルダン川の向こう側にいたイスラエルの人々は、イスラエルの兵士たちが逃げ、サウルとその息子たちが死んだのを見て、町々を捨てて逃げた。
それで、ペリシテ人がやって来て、そこに住んだ。

31:8 翌日、ペリシテ人が、刺し殺された者たちからはぎ取ろうとしてやって来たとき、サウルと三人の息子たちギルボア山で倒れているのを見つけた。
31:9 彼らはサウルの首を切り、彼の武具をはぎ取った。

そして、ペリシテ人の地の隅々にまで人を送り、彼らの偶像の宮と民とに告げ知らせた。
31:10 彼らはサウルの武具をアシュタロテの神殿に奉納し、彼の死体はベテ・シャンの城壁にさらした。
31:11 ヤベシュ・ギルアデの住民は、ペリシテ人がサウルに行った仕打ちを聞いた。
31:12 そこで勇士たちはみな立ち上がり、夜通し歩いて行き、サウルの死体と息子たちの死体をベテ・シャンの城壁から取り下ろし、ヤベシュに帰って来て、そこでそれらを焼いた。
31:13 彼らはその骨を取って、ヤベシュにあるタマリスクの木の下に葬り、七日間、断食した。

 

Ⅱサム 1:6 報告をもたらしたその若い者は言った。
「私は、たまたまギルボア山にいましたが、見ると、サウルは自分の槍にもたれ、戦車と騎兵が

 

Ⅱサム 1:17 ダビデは、サウルのため、その息子ヨナタンのために、次の哀歌を歌った。

1:21 ギルボアの山よ。高原の野よ。
おまえたちの上に、露は降りるな。雨も降るな。
そこでは勇士たちの盾が汚され、
サウルの盾に油も塗られなかったからだ。

 

Ⅱサム 2:4 ユダの人々がやって来て、そこでダビデに油を注ぎ、ユダの家のとした。

ヤベシュ・ギルアデの人々がサウルを葬ったことが、ダビデに知らされたとき、2:5 ダビデはヤベシュ・ギルアデの人々に使者たちを遣わし、彼らに言った。
「あなたがたが【主】に祝福されるように。
あなたがたは、あのような真実を尽くして主君サウルを葬った。
2:6 今、【主】があなたがたに恵みとまことを施してくださるように。

あなたがたがそのようなことをしたので、この私もあなたがたに善をもって報いよう。
2:7 今、強くあれ。勇気ある者となれ。

あなたがたの主君サウルは死んだが、ユダの家は私に油を注いで、自分たちのとしたからだ。」

 

Ⅱサム 2:10 サウルの子イシュ・ボシェテは、四十歳でイスラエルの王となり、二年間、王であった。
しかし、ユダの家だけはダビデに従った。
2:11 ダビデがヘブロンでユダの家のであった期間は、七年六か月であった。

 

Ⅱサム 21:12 ダビデは行って、サウルの骨とその息子ヨナタンの骨を、ヤベシュ・ギルアデの者たちのところから持って来た。
これは、ペリシテ人がサウルをギルボアで討った日に、二人をさらし者にしたベテ・シャンの広場から、ヤベシュ・ギルアデの者たちが盗んで行ったものであった。

 

Ⅰ歴代 10:8 翌日、ペリシテ人が、刺し殺された者たちからはぎ取ろうとしてやって来たとき、サウルとその息子たちがギルボア山で倒れているのを見つけた。

 

Ⅰ歴代 11:3 イスラエルの全長老はヘブロンの王のもとに来た。
ダビデはヘブロンで、【主】の御前に彼らと契約を結び、彼らはサムエルによる【主】のことばのとおりに、ダビデに油を注いでイスラエルのとした。

 

Ⅰ歴代 3:4 六人の子がヘブロンで生まれた。
ダビデはそこで七年六か月であり、エルサレムで三十三年間であった。

 

 

イズレエル平原の西側

*****キション川

Ⅰ列王 18:40 そこでエリヤは彼らに命じた。
バアルの預言者たちを捕らえよ。一人も逃すな。」
彼らがバアルの預言者たちを捕らえると、エリヤは彼らをキション川に連れて下り、そこで彼らを殺した。

 

 

練馬桜台聖書フォーラム

代表 :南 知之

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