終末論のクライマックス レジュメ(5)2021年3/27
再臨の2つの条件が民族としてなされる必要がある理由が今までの4回の説明
反ユダヤ主義は再臨を阻止したいサタンの策略
2015年フルクテンバウム博士セミナー『終末論のクライマックス』(テキスト) (チャート)を学んでいます。
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フルクテンバウム博士のメッセージを中川健一牧師がわかり易く通訳してくださったセミナーの内容を基に作成しています。
以下、青色の聖句はセミナーでとりあげられた聖句です。
(但し、ここでは新改訳2017を使用しています)
紫色の聖句は2回目の聖句または参考聖句です。
黒色の文章がセミナーの説明文です。
緑色の文章はHP編者による補足説明です。
茶色の文章はDr.Arnold G. Fruchtenbaum 『Messianic Bible Study Series』
003 The Basis of the Second Coming of the Messiahからの補足説明です。
興味のあるところはリンク先もご覧になってみてください。
再臨の前提条件
THE BASIS OF THE SECOND COMING OF THE MESSIAH
セミナーテキストの7ページ
Ⅱ.再臨の前提条件
THE REJECTION OF HIS MISSIAHSHIP
再臨の前提条件の箇所に関する聖句は沢山ありますが、今回は5箇所を取り上げます。
A. レビ26:40~42
Leviticus 26:40-42
レビ 26:40 彼らは、自分たちの咎と先祖の咎を、つまり、わたしの信頼を裏切って、わたしに逆らって歩んだことを告白するが、26:41 このわたしが彼らに逆らって歩み、彼らを敵の国へ送り込むのである。
もしそのとき、彼らの無割礼の心がへりくだるなら、そのとき自分たちの咎の償いをすることになる。
26:42 わたしはヤコブとのわたしの契約を思い起こす。
またイサクとのわたしの契約を、さらにはアブラハムとのわたしの契約をも思い起こす。
わたしはその地を思い起こす。
この章:
ほとんど預言
ユダヤ人の歴史の中でその預言の大半が既に成就している
モーセの預言内容:
ヨシュアに導かれてイスラエルの民が約束の地に入ったのち
彼らは不信仰な状態に陥り
その結果、神は彼らに特別な訓練をされる
訓練:
1)士師記の時代に外国の勢力により部分的に支配され
2)まずはアッシリア、次にバビロンによる捕囚
3)イエスがメシアであることを受け入れなかった罪のゆえに世界に離散していくという裁き
これより前レビ記26:39まで
イスラエルの歴史で既に成就している
この26:40以降が次の話
モーセはその先についても書いている
42節
26:42 わたしはヤコブとのわたしの契約を思い起こす。
またイサクとのわたしの契約を、さらにはアブラハムとのわたしの契約をも思い起こす。
わたしはその地を思い起こす。
神さまはアブラハム契約の祝福の故にイスラエルの民との契約を思い起こすと言われました。
特に約束の地に関する契約内容を思い起こすと言うのです。
モーセは、神がアブラハム契約のすべての祝福と約束、特に約束の地に関する契約を与えるためのあらゆる決意をもっていることを宣告した。
しかし
神さまが与えた約束の地の全部を所有し、そこに祝福の中で住むためには
条件として40節のことがまず成就する必要があります。
自分たちの咎と先祖の咎を告白する必要があるわけです。
40節
3つのことに注目
レビ 26:40 彼らは、自分たちの咎と先祖の咎を、つまり、わたしの信頼を裏切って、わたしに逆らって歩んだことを告白するが、
Lev 26:40 And they shall confess their iniquity, and the iniquity of their fathers, in their trespass which they trespassed against me, and also that, because they walked contrary unto me,
①咎:単数形
②the iniquity英語で定冠詞がついている:或る特定化できる咎
③先祖たちが犯した咎であり、それが自分たちの世代まで引き継がれている咎
この咎は先祖も犯したが、今やそれに続く世代によって告白しなければならない。
彼らが約束の地の祝福を受け取る為にはこの一つの咎を告白しなければならない
セミナーテキストの8ページ
B. エレ3:11~18
Elemiah 3:11-18
エレ 3:11 【主】は私に言われた。
「背信の女イスラエルは、裏切る女ユダよりも正しかった。
3:12 行って、次のことばを北の方に叫べ。
『背信の女イスラエルよ、帰れ。
──【主】のことば──
わたしはあなたがたに顔を伏せはしない。
わたしは恵み深いから。
──【主】のことば──
わたしは、いつまでも恨みはしない。
3:13 ただ、あなたはあなたの咎を認めよ。
あなたはあなたの神、【主】に背いて、
青々と茂るあらゆる木の下で、
他国の男と勝手なまねをし、
わたしの声に聞き従わなかった。
──【主】のことば。
3:14~18節:
エレミヤはイスラエル人たちがメシア的王国において体験する祝福の幾つかをリストアップしています。
3:14 背信の子らよ、立ち返れ──【主】のことば──。
わたしが、あなたがたの夫であるからだ。
わたしはあなたがたを、町から一人、氏族から二人選び取り、シオンに連れて来る。
ユダヤ人たちは一人二人と全ての人が約束の地に帰って来るまでシオンに連れ帰されます。
3:15 また、あなたがたに、わたしの心にかなう牧者たちを与える。
彼らは知識と判断力をもってあなたがたを育てるだろう。
神はわたしの心にかなう牧者たちを与える。と約束されました。
その結果、イスラエル人たちは再び間違った方向に進むことはなくなります。
3:16 あなたがたが地に増えて多くの子を生むとき、その日には──【主】のことば──人々はもう、【主】の契約の箱について語ることもなく、それが心に上ることもない。
彼らがそれを思い出すことも、調べることもなく、それが再び作られることもない。
もはや契約の箱について思い出すこともない、再び作られることもない。と言うのです。
3:17 そのとき、エルサレムは【主】の御座と呼ばれ、万国の民はこの御座、【主】の名のあるエルサレムに集められ、彼らは二度と頑なな悪い心のままに歩むことはない。
メシアご自身が目に見えるかたちでエルサレムの王座に着座して、そこから世界を治めるからです。
3:18 その日、ユダの家はイスラエルの家に加わり、彼らはともどもに、北の国から、わたしが彼らの先祖に受け継がせた地に帰って来る。
ユダヤ人たちが二つの王国(南ユダ王国と北イスラエル王国)に分裂することはもはやないと約束されます。
御国がメシアによって設立される時、ユダヤ人のための非常に素晴らしい祝福と回復の時となる。
14~18節の、このメシア的王国における祝福がくるための前提が13節です。
3:13 ただ、あなたはあなたの咎を認めよ。
Jer 3:13 Only acknowledge your iniquity,
あなたはあなたの神、【主】に背いて、
青々と茂るあらゆる木の下で、
他国の男と勝手なまねをし、
わたしの声に聞き従わなかった。
──【主】のことば。
ここでの咎も単数形
或る特定の咎のことを言っています。
14~18節にあるメシア的王国の祝福を体験するためには
或る一つの咎を告白するのが前提条件である
C. ゼカ12:10
Zechariah 12:10
ゼカリヤ書の最後の3章(12,13,14章)は神さまがゼカリヤをとおして与えた同じ預言の内容がひと塊で続いています。
13章:イスラエルの国家的きよめに関する預言
14章:さらに二つのテーマ
1~15節:メシアの再臨
16~21節:メシア的王国の確立
(聖句は一番下に載せました)
しかし、これらはゼカリヤ12:10が起こらないとおこらないのです。
ゼカリヤ12:10
ゼカ 12:10 わたしは、ダビデの家とエルサレムの住民の上に、恵みと嘆願の霊を注ぐ。
彼らは、自分たちが突き刺した者、わたしを仰ぎ見て、ひとり子を失って嘆くかのように、その者のために嘆き、長子を失って激しく泣くかのように、その者のために激しく泣く。
イスラエルの国家的きよめ
メシアの再臨
メシア的王国の確立
が起こる前提条件としてユダヤ人たちが自分が突き刺した者を仰ぎ見て嘆く
ひとり子を失って嘆くかのように、その者のために嘆き、長子を失って激しく泣くかのように、その者のために激しく泣く。必要があるのです。
イスラエルが罪のきよめを受ける前に、~、まず自分たちが突き刺した者を仰ぎ見て、その帰還を懇願しなけれはならない。
ゼカリヤ12:10が起こらない限りはゼカリヤ13章14章の祝福は起こらない
ゼカリヤ12:1~9:ハルマゲドンの戦い(のちほど)に関する文脈
D. ホセ5:15
Hosea 5:15
ホセア書5章は神さまが語っている内容です。
15節も語っているのは神ご自身です。
ホセ 5:15 わたしは自分のところに戻っていよう。
彼らが罰を受け、わたしの顔を慕い求めるまで。
彼らは苦しみながら、わたしを捜し求める。」
Hos 5:15 I will go and return again to my place till they acknowledge their offense. and seek my face: in their affliction they will seek me earnestly.
セミナーテキストの9ページ
戻るという言葉:
もといたところから一度出て来て、それで戻るということが可能になる
その場所から去って、そしてそこに帰っていくことを戻ると言う
ここで神さまはわたしは自分のところに戻っていよう。と言われました。
自分のところ:神にとっては天のこと
これが成就するためには神はまず一度天を去って地に来なければなりません。
神はいつ天を去られたのでしょうか。
神が人となられた
ナザレのイエスとしての誕生を経験された
その時に神は天を去られたと言うことができます。
地上生涯を送っている時にイエスに対して罪が犯されました。
ここでは罪(新改訳3)(新改訳2017は罰)offense、これは再び単数形
この一つの罪の故にイエスはもといたところにオリーブ山から戻って行かれました。(昇天)
次に彼らは苦しみながら、わたしを捜し求める。」と預言されています。
ユダヤ人たちがイエスに対して犯した民族的国家的罪というのは何でしょうか。
イエスを殺したことではないのです。
イエスは異邦人の審判官により死刑宣告され
イエスを殺したのは実際には異邦人の兵隊たちでした。
ユダヤ人が受容したか拒否したかに関係なくイエスは罪のいけにえとなるために死ななければならなかった。
ユダヤ人たちが犯した罪とは
イエスが悪霊につかれているという理由でイエスのメシア性を拒否したこと
その罪の故にイエスは天に戻られた
彼らは苦しみながらイエスを求め、イエスに告白をするようになります。
苦しみながら:ハルマゲドンのこと
のちほど
E. マタ23:37~39
Matthew 23:37-39
思い出して頂きたいのはこの箇所はイエスがイスラエルの指導者たち(律法学者、パリサイ人)を糾弾しているのです。
彼らはイスラエル民族を間違った方向に導いたからです。
このマタイ23章の言葉を語った数日後にヨナのしるしの第2のものが与えられます。
イエスの復活です。
しかし、2番目のヨナのしるしも拒否されました。
使徒行伝1~7章でそのことがわかります。
ステパノの石打ちの刑:
サンヘドリン(最高法院、使6:12~)が正式に第2のヨナのしるしを拒否したことのしるし
使徒行伝8章になると初めて異邦人に福音が伝えられるという段階に入っていきます。
(8章はバウンダリーを超えるピリポの奉仕、サマリア伝道、エチオピア人の宦官の救い、10章の百人隊長コルネリオが異邦人の救い第1号)
マタイ23:37~39
マタ 23:37 エルサレム、エルサレム。
預言者たちを殺し、自分に遣わされた人たちを石で打つ者よ。
わたしは何度、めんどりがひなを翼の下に集めるように、おまえの子らを集めようとしたことか。
イエスさまがご自分の公生涯の内容をまとめています。
イエスさまは何度、めんどりがひなを翼の下に集めるように、おまえの子らを集めようとしたことか。と言われました。
メシアが提供する守りをエルサレムの上に、またその住民の上に与えたということです。
それなのに、おまえたちはそれを望まなかった。
しかしそれなのに、おまえたちはそれを望まなかった。と記されています。
23:38 見よ。
おまえたちの家は、荒れ果てたまま見捨てられる。
しかし、その不信仰の結果、彼らの家は、荒れ果てたまま見捨てられる。というのです。
この家とは神殿のこと
23:39 わたしはおまえたちに言う。
今から後、『祝福あれ、主の御名によって来られる方に』とおまえたちが言う時が来るまで、決しておまえたちがわたしを見ることはない。」
それからイスラエルの指導者たちに向けてこの言葉が語られています。
『祝福あれ、主の御名によって来られる方に』と彼らが言うまではイエスさまは戻って来ないと言うのです。
ユダヤ人の指導者たち(律法学者、パリサイ人、サンヘドリン)は民衆を不信仰に導いた
最後(患難期最後)は彼ら(ラビ?)がイエスに対する信仰告白をして民衆を正しい信仰に導く必要がある
ということです。
再臨のための前提条件を語っていく中で二つのことをイエスさまが指摘しています。
今まで学んだこと
①イエスが悪霊に憑かれているという理由でイエスのメシア性を拒否したという民族的罪をまず告白する必要がある
②戻ってきてくださいとメシアに懇願する
それはひとり子を失って嘆くかのように、その者のために嘆き、長子を失って激しく泣くかのように、その者のために激しく泣く。という行為です。
この2つが実現するまではメシアの地上再臨はない
どのようにしてこれが実現するかはハルマゲドンの学びをとおして確認します。
ここまで学んだことから、それが私たちにどういう関係があるのか
適用3つ
適用1
この再臨の条件が理解できると
何故サタンが、創世記のアブラハムの時代から反ユダヤ主義的な戦略を採用してユダヤ人を迫害してきたのかという聖書的理由がわかります。
イエスが再臨されたならば自分の活動期間が終わることを
サタンはよく理解しています。
同時に、ユダヤ人が イエスよ帰ってきてくださいと懇願するまではイエスが帰って来ないことも
よく知っています。
ですから、サタンはアブラハム以来ユダヤ人たちを攻撃しているのです。
つまり、ユダヤ人が懇願する前に全部いなくなったらメシアの再臨は起こらないのです。
十字軍のような残虐な反ユダヤ的行為
ロシアにおけるポグロムという大量虐殺
ナチスによるホロコーストが起こったのも同じ理由です。
このあと黙示録12章を学びますが、サタンが地上に落とされた時に彼は自分の時が短いのを知って猛烈にユダヤ人抹殺プログラムを展開し始めます。
イスラエルの民族的救いを阻止するために悪魔的力を総動員してユダヤ人を抹殺しようとします。
適用2
なぜサタンはユダヤ人を迫害するために他のいかなる名前よりもより多く一つの名前を使い続けているのかがわかってきます。
紀元4世紀以降に起こった反ユダヤ的な動きの95%:イエスの御名により教会がおこなってきた迫害
サタンは
ユダヤ人たちがキリストの名を呼び
キリストに戻ってきてくださいと懇願すれば
再臨がある
ということを知っていますから
キリストという名をユダヤ人にとっては忌まわしい恐るべき名に変えるという戦略をとっているのです。
ユダヤ人共同体では、数世紀にわたるイエスの名による迫害の故にユダヤ人たちはその御名を忌むべきものとして今も捉えています。
ほとんどのユダヤ人は聖書に啓示されているイエスがどういう方であるかということに関して無知です。
彼らは教会史におけるイエスの御名に対して抵抗しているのです。
ですから反ユダヤ主義はそれが積極的であれ受動的であれ、いかなる形であっても最終ゴールはメシアの再臨を阻止するサタンの戦略だということを覚えてください。
反ユダヤ主義はどんな形でも、能動的でも受動的でも、また人種、民族、国家、経済、政治、宗教、神学においても、再臨を避けるためのサタンの戦略のすべてなのである。
適用3
ユダヤ人伝道を自分も実行し、またそれを行っている団体人々を支援することの重要性
伝道する時に大事なこと:
聖書に書かれてあるイエスと教会史のイエスとを区分してユダヤ人に提示すること
ユダヤ人の心理から
その二つの区別ができない限りは聖書に書かれてあるイエスを自分の救い主として真剣に考えることはほとんど不可能です。
過去2,30年いわゆる福音派と呼ばれるキリスト教界に
4つ5つの大きな団体が誕生
目的:国外にいるユダヤ人たちをイスラエルに帰還するように助け、貧しい帰還民に物質的援助をすること
それ自体は悪いことではない
問題点:ユダヤ人に対してイエスを伝えないことを原則にしていること・・・
(イスラエルでは支援物資を届ける時に伝道活動をしてはいけない法律があるとフォーラムメンバーが聞きました。)
サタンが最も嫌がっているのはユダヤ人が福音を聞くことです。
中川先生が質問しました
Q: イスラエルで援助と伝道をしている団体はあるのですか?
A: アリエルミニストリーズのイスラエル支部がしています。他
私たちが支援しているイスラエル聖書大学も伝道と援助をしています。
フルクテンバウム博士が非常に強調していること
ユダヤ人に福音を伝えなければユダヤ人は救われないということ
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福音
コリント人への手紙第一 15:3〜4
私(使徒パウロ)があなたがたに最も大切なこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。
キリストは、
(旧約)聖書に書いてあるとおりに、
私たちの罪のために死なれたこと、
また、葬られたこと、
また、(旧約)聖書に書いてあるとおりに、
三日目によみがえられたこと、
キリストの十字架以降、今そして将来にわたって全ての人(ユダヤ人も異邦人も)が信じるべき福音の内容とは次の3つのことです。
福音の三要素
① キリストは私たちの罪のために死なれたこと
② 墓に葬られたこと
③ 三日目に復活されたこと
この特別に啓示された福音の内容を理解し、同意し、イエス・キリストだけが自分を救ってくださる唯一のお方であると信じ信頼するなら、あなたは神さまの恵みと、信仰により救われます。
この3つのこと以外にほかのこと(以下等)を救いの条件として付け加えてはいけません。
公の場での告白:告白と信じることは同時におこります
罪の告白:1ヨハ1:9は信者の罪の処理に関する教えです
洗礼:罪が赦されたのだからバプテスマを受けなさいという命令、順番です
悔い改め:信じる行為の中に含まれます
メシアの主権に従う:救われた者に対する弟子となる条件です
信じた瞬間に新生し、聖霊の内住が与えられ、聖霊のバプテスマによりキリストと一体化させられます。
その救いは取り去られることがありません。
クリスチャンライフ、この麗しきもの(1)(詳しくはこの無料音声メッセージにて)
最初から聖書を100%信じているわけではなくても大丈夫です。
聖書を学べば学ぶほど聖書への、神さまへの信頼度は増していきます。
福音の三要素を信じてイエスさまの十字架の血潮により罪赦され、神の怒りから救われ、神の子とされ、祝福された永遠のいのちをいただきましょう。
ヨハ 1:29 その翌日、ヨハネは自分の方にイエスが来られるのを見て言った。
「見よ、世の罪を取り除く神の子羊。
中川健一牧師によるイエス・キリストの十字架についての無料メッセージ 公式アプリダウンロード
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中川健一牧師著『終末論Q&A』(書籍のみ)(CD12枚組書籍付き)(電子書籍)を是非どうぞ。
24 再臨の前提条件は何か
アーノルド・フルクテンバウム博士著 中川健一監訳/佐野剛史訳『イスラエル学-組織神学の失われた環-THE MISSING LINK IN SYSTEMATIC THEOLOGY』(書籍)(電子書籍) もぜひどうぞ
C,将来のイスラエル 3.イスラエルと再臨 a.キリストの再臨の前提 276頁~ D,その後の関連テーマ 2.反ユダヤ主義 348頁~
終末論のクライマックス(6)2021年4/10へ
反キリストの興隆と滅亡
はじめに
Ⅰ.反キリストの呼び名
Ⅱ.反キリストの起源
・・・・・
ゼカリヤ書13章14章聖句
13章:イスラエルの国家的きよめに関する預言
ゼカ 13:1 その日、ダビデの家とエルサレムの住民のために、罪と汚れをきよめる一つの泉が開かれる。
13:2 その日──万軍の【主】のことば──わたしはもろもろの偶像の名を、この地から絶ち滅ぼす。それらの名はもう覚えられない。わたしはまた、その預言者たちと汚れの霊をこの国から除く。13:3 なお預言する者があれば、その人を生んだ父と母が彼に向かって言う。『あなたは生きていてはならない。【主】の名を使って噓を告げたから。』彼が預言しているときに、彼を生んだ父と母が彼を突き刺す。13:4 その日、預言者たちはみな、自分が預言する幻を恥じる。彼らはもはや人を欺くための毛衣を着なくなる。13:5 また彼は、『私は預言者ではない。私は土地を耕す者だ。若いときに人が私を買い取った』と言う。13:6 だれかが『あなたの両腕の間にある、この打ち傷は何か』と聞くなら、彼は『私の愛人たちの家で打たれたものだ』と言う。
13:7 剣よ、目覚めよ。わたしの羊飼いに向かい、わたしの仲間に向かえ──万軍の【主】のことば──。羊飼いを打て。すると、羊の群れは散らされて行き、わたしは、この手を小さい者たちに向ける。13:8 全地はこうなる──【主】のことば──。その三分の二は断たれ、死に絶え、三分の一がそこに残る。13:9 わたしはその三分の一を火の中に入れ、銀を錬るように彼らを錬り、金を試すように彼らを試す。彼らはわたしの名を呼び、わたしは彼らに答える。わたしは『これはわたしの民』と言い、彼らは『【主】は私の神』と言う。」
14章:
1~15節:メシアの再臨
ゼカ 14:1 見よ、【主】の日が来る。
あなたから奪われた戦利品が、
あなたのただ中で分配される。
14:2 「わたしはすべての国々を集めて、
エルサレムを攻めさせる。
都は取られ、家々は略奪され、
女たちは犯される。
都の半分は捕囚となって出て行く。
しかし、残りの民は都から絶ち滅ぼされない。」
14:3 【主】が出て行かれる。
決戦の日に戦うように、
それらの国々と戦われる。
14:4 その日、主の足はエルサレムの東に面するオリーブ山の上に立つ。オリーブ山はその真ん中で二つに裂け、東西に延びる非常に大きな谷ができる。山の半分は北へ、残りの半分は南へ移る。14:5 「山々の谷がアツァルにまで達するので、あなたがたはわたしの山々の谷に逃げる。ユダの王ウジヤの時に地震を避けて逃げたように、あなたがたは逃げる。」
私の神、【主】が来られる。
すべての聖なる者たちも、主とともに来る。
14:6 その日には、
光も、寒さも、霜もなくなる。
14:7 これはただ一つの日であり、
その日は【主】に知られている。
昼も夜もない。夕暮れ時に光がある。
14:8 その日には、
エルサレムからいのちの水が流れ出る。
その半分は東の海に、
残りの半分は西の海に向かい、
夏にも冬にも、それは流れる。
14:9 【主】は地のすべてを治める王となられる。
その日には、
【主】は唯一となられ、御名も唯一となる。
14:10 全土はゲバからエルサレムの南のリンモンまで、アラバのようになる。しかしエルサレムは高くそびえ、ベニヤミンの門から第一の門のところを経て隅の門まで、またハナンエルのやぐらから王家のぶどうの踏み場まで、元の場所にそのまま残る。
14:11 そこには人々が住み、
もはや聖絶の物はなく、
エルサレムは安らかに住む。
14:12 これは、【主】がエルサレムを攻めるどの民にも加えられる疫病である。彼らの肉は、まだ足で立っているうちに腐る。彼らの目はまぶたの中で腐り、彼らの舌は口の中で腐る。
14:13 その日、
【主】からの大いなる混乱が、彼らの間に起こる。
彼らは互いに手でつかみ合い、
互いに殴りかかる。
14:14 ユダもエルサレムで戦う。周りのすべての国々の財宝は、金、銀、衣服など非常に多く集められる。14:15 馬、らば、らくだ、ろば、彼らの宿営にいるすべての家畜にも、同じような疫病が臨む。
16~21節:メシア的王国の確立
ゼカ 14:16 エルサレムに攻めて来たすべての民のうち、生き残った者はみな、毎年、万軍の【主】である王を礼拝し、仮庵の祭りを祝うために上って来る。
14:17 地上の諸氏族のうち、万軍の【主】である王を礼拝しにエルサレムに上って来ない氏族の上には、雨が降らない。14:18 もし、エジプトの氏族が上って来ないなら、雨は彼らの上に降らず、疫病が彼らに下る。これは、仮庵の祭りを祝いに上って来ない諸国の民を【主】が打つ疫病である。14:19 これが、エジプトの罪への刑罰となり、仮庵の祭りを祝いに上って来ないすべての国々の罪への刑罰となる。
14:20 その日、馬の鈴の上には「【主】への聖なるもの」と刻まれ、【主】の宮の中の鍋は祭壇の前の鉢のようになる。14:21 エルサレムとユダのすべての鍋は、万軍の【主】への聖なるものとなる。いけにえを献げる者はみなやって来て、その一つを取ってそれで煮るようになる。その日、万軍の【主】の宮にはもう商人がいなくなる。