2026年6月10日・14日 イエスのことば第68回
□イエスの公生涯の4つの時期
新約聖書の4つの福音書を時系列に追いながら、イエスが語られたことばを、ひとつひとつ学んでいきます。
イエスの公生涯を、起承転結、4つの時期に分けると、次のようになります。
起: 受洗から、メシア宣言を経て、宣教開始まで
承: メシアとしての権威を現わすも、指導者層の拒否を受ける
転: 弟子訓練
結: エルサレム入城から十字架、復活、昇天
第9回までで、起承転結の「起」の時期を終えました。
第10回から第33回までで、「承」の時期を終えました。
第34回から「転」の部、弟子訓練の時期に入りました。十字架まで、あと1年余です。
□今回のことば
紀元29年12月の冬の祭りを終えてから翌年の春まで、聖書には15の出来事が記されています。
第64回から、その15の出来事を見ています。
前回は、その5番目の記事、「富について」(ルカ16章)、その前半部分である「不正の富」でした。
場面は4番目の記事からの続きで、聞き手には二つのグループがいました。
第一グループは取税人や罪人たち(=遊女たち)。
第二グループはパリサイ人たちと律法学者たち、すなわち、イエスをメシアとは認めようとしない指導者たちでした。
イエスはここで視線をパリサイ人たちから、弟子たちの方にも向けながら、富(お金)についての話を聞かせました。
イエスは「不正な管理人のたとえ話」を語り、たとえ話の中に出てくる金持ちの富を「不正の富」と言いました。
律法では同胞から利息をとってはならないと命じられているのに、パイサイ人たちのような金持ちたちは、抜け道を作って自分たちの富を増し加えていたからです。
イエスは、「人は神と富との両方に仕えることはできない」と教えました。
今回は、その続きです。イエスの話を聞いていたパリサイ人たちは、イエスをあざ笑っていました。裕福であることは神の祝福を受けているしるしであって、自分たちは正しいと誇っていたからです。
そこでイエスは、ある金持ちと貧しい人ラザロが死後どうなったか、実話をもって警告します。
金持ちだからといって、死後の世界の行先が良い所とは限りません。
今回のテーマは、「富について」(ルカ16章)の後半、「富と死後の世界」です。
しばらくして、この貧しい人は死に、御使いたちによってアブラハムの懐に連れて行かれた。金持ちもまた、死んで葬られた。金持ちが、よみで苦しみながら目を上げると、遠くにアブラハムと、その懐にいるラザロが見えた。
(ルカ16:22~23)
「アブラハムの懐(ふところ)」とは、どういう場所でしょうか。
貧しい人と金持ちは、死後の世界で、それぞれどのような境遇になったのでしょうか。
□集会用資料(PDFファイル)
□音声録音(MP3)
集会の実況録音は次をクリックしてください。ドロップボックスというサイトに入りますが、ユーザー登録などは必要ありません。音声再生のスタートボタンをクリックすれば聴くことができます。
賛美、今回の録音時間は約18分です。
学び、録音時間は約55分です。





