前橋聖書フォーラムでは、「御国の福音」と題した学びのシリーズを進めています。この学びは、「神の御国」を軸として、創世記から黙示録までの流れを概観していこうというものです。
今回と次回は、ダニエル書9:24〜27の「70週の預言」から学びます。
テキストは以下から閲覧できます。
○「70週の預言」前半(9:24、25)まとめ
1.エレミヤは、バビロン捕囚が70年で終わることを預言していた。(エレ25:11、12;29:10–14)
2.バビロン捕囚から70年が経ち、バビロンはペルシャによって滅ぼされた。
3.ダニエルは今こそ御国の計画が成就する時だと思い、祈り始めた。
4.天使ガブリエルが介入し、新しい情報(啓示)をもたらした。
→イスラエルとエルサレムが回復されるまでには、さらに70週が定められている。
5.「70週」は直訳すると「70の7」。この文脈では、70×7=490年。
6.70週は、御国の計画が成就するまでの帰還である(9:24b)。
7.最初の69週間=483年間に起こること(9:25)
→最初の483年間は、ユダヤ人にとって苦しみの期間でもある。
(例:異邦人による迫害や支配など。)
→最初の7週=49年の間に、エルサレムが再建される。
→それから62週=434年経って、メシアが現れる。
次回の「御国の福音」の学びは、来年1月12日(土)の予定です。
タイトルは「70週の預言と御国の計画(後半)」です。ダニエル書9:25、26から学びます。
これにて「御国の福音」シリーズ旧約編は終了になります。