前橋聖書フォーラムでは毎月第四土曜日を祈り会としていますが、今月は諸事情により第二土曜日に祈り会を行いました。
この祈り会では、最初の1時間弱を聖書がイスラエルについてどのように教えているのかを知り、またイスラエルのために祈る時間としています。
4月8日の祈り会では、エゼキエル書37:26–28、そしてエレミヤ書31:31–34といった聖句から「新しい契約」について学びました。
新しい契約は、イスラエルの民に対して、将来の霊的祝福(主に罪の贖い)と物質的祝福(豊作、子孫の繁栄など)が保証されている契約です。
それをまず理解することで、罪の赦しという霊的祝福がキリストにある異邦人にまで及んでいるということの素晴らしさが浮き彫りになります。
また、「アブラハムの子孫」を通して諸国民に救いが及ぶというアブラハム契約が、この新しい契約を通して成就していくのだという、聖書の大きなストーリーラインを理解することができました。
当日のメッセージの原稿は以下の通りです。
さて、前橋聖書フォーラムでは、これでアブラハム契約、モーセ契約、土地の契約、ダビデ契約、新しい契約、といった神がイスラエルの民と結ばれた契約について一通り学んだことになります。
旧新約聖書の物語を読み解く鍵であるこれらの契約の学びを通して、より一層、神様の御言葉に親しみ、義と愛を実践していくことができるように期待しています。