(夏の終わりの中でも、やはりきれいな花をおつくりになった主を賛美します)
杉並聖書フォーラム 第121回目。 8/22(水)実施、13名参加。
【分かち合いのご報告】 使徒の働きCD#10、「ペテロのメッセージ(3)」、聖書箇所:使2:33〜40を聞いて分かち合った。
① 主イエス様が昇天後「神の右」の座に着かれたと学んだが、これまで聖書を読んでいて「神の右」の座という意味がわからなかった。 今日はっきり理解でき感謝します。 ②ペテロのメッセージはすべて旧約聖書からの引用だった。 特に、詩篇110:1「【主】は私の主に仰せられる」という箇所は以前はよくわからないままで読んでいたが、【主】が「父なる神のヤハウェ」であり、「私」が「ダビデ」のことで、「主」が「御子イエス様」であることがわかってすっきりした。 また、こう書いたダビデが預言者であると知って納得した。 詩篇には預言がいっぱい詰まっており、大切な書だ。
② 結論のところで、当時のユダヤ人たちが思っていたメシア像のひとつに「二人のメシアというイメージ」があったというのはどういうことだろうか、との質問があった。 これに対してある信者が答えた。 聖書の解釈学の原則4つのうちのひとつに「二重言及の原則」がある。 それは聖書の同じ個所の中で、時間的には隔たりのある二人とか二つの出来事をあたかも一つのものであるかのように表現することで、例えば、マラキ3:1〜4の1節は初臨を、2〜4節は再臨を預言している。 当時の人たちはこれを二人のメシア、死ぬ運命のメシアと勝利するメシアと受け取っていたようだが、それは違う。 質問した人は、この説明を聞いてよくわかったと答えた。 (一方、説明した人は、この時は他の聖句の例を説明できなかったが、ゼカリヤ9:9〜10とかイザヤ11:1〜5も同じなので次のフォーラムで説明することにする、と言った。)
③ 旧約聖書にこれほど多くのイエス様のことが預言されているとは思わなかった。 旧約の大切さを改めて知った。 杉並聖書フォーラムは既に6年経ったが、学びの姿勢と分かち合いの内容が年々深まっている。 そのような群れの中に置いていただいている私自身のことを神に感謝します。
以上
(家の外壁に張り付いていたクワガタの赤ちゃんです)