6/27(水)実施。 14名参加。
【分かち合いのご報告】: 使徒の働きCD#8、「ペテロのメッセージ(1)」、聖書箇所、使2:14〜21を聞いて分かち合った。
① 今日の箇所は難しかった。 特に、新約聖書における旧約聖書の引用法が4つあることは、初めて聞いた者にとっては非常に難しかった。 しかし、これがわかると、旧約を引用した新約の聖書箇所に来た時に、理解がしやすくなる。 この引用法4つは、これから先に何度か聞くうちに必ず自分のものにできる。 これからもバイブルスタディを続けるのであれば、今回のメッセージだけで敢えて完全に習得できなかったとしても心配ない。 私たちには聖霊の助けもある。
② ある姉妹が聞いた話を分かち合った。 福音の3要素も語れない状態の末期がんの人に向かって、聖書には「主の名を呼ぶ者は救われる」と書かれているから、ともかく「神様、助けて」とだけ言えば良いと伝えた。 こういう伝え方で良いのだろうか。 この方は救われたのだろうか。 地上にいる私たちには、救われたかどうかは、正直わからない。 でも、死ぬ何秒か前にその方が主を求め、主とその方の間で瞬時に福音のやり取りがあってその方が信じたなら、その人は天国に行っている。 「大自然を見て、天地を創造した神がおり、その神を信じる」だけでは救いに至らない。 でも、その方が救いを心から求めるなら、神は、何らかの形で福音の3つをその人に知らせ、それを信じたなら、その人は救われる。 ヨエル2:28〜32は大患難時代の最後に生き残ったユダヤ人が民族的に救われるという預言であり、「主の名を呼ぶ者はみな救われる」とあるのは、十四万四千人や二人の証人の伝道の結果だ。 ペテロはこのヨエル書の預言が成就したとメッセージしたが、それは、類似点が一つあったからということが理解できた。
③ 以前の教会では、祈る時に皆が「主イエス様」と呼びかけていたが、ここでは「天の父なる神さま」と呼びかけている。 以前は間違っていたのだろうか。 これに対しては、イエス様ご自身はヤハウェであり、まったく、間違いとは言えない。 でも、そのイエス様ご自身が、マタイ6:9で「こう祈りなさい」と祈りについてメッセージしてくださっている。 だから、祈る時の呼びかけは「天の父なる神様」とか「天のお父様」とするのが聖書的と思う。
④ ペテロが劇的に変化したのは聖霊の力だとあったが、その前に、イエス様の復活を目の当たりにし、また、その復活のイエスから三度「わたしを愛しますか」と問われたことの方が大きかったのではないか。
⑤ ペテロがメッセージの時に「ユダヤ人の人々、ならびにエルサレムに住むすべての人々」と呼びかけたのは、ユダヤ教の巡礼者たちだったと思う。 メッセージの後3000人が救われたのは、ペテロのどのような内容のゆえだったか、次回以降楽しみだ。 また、ユダヤ教とキリスト教の境はどこにあるのか、根本的な違いは何かを知りたい。 そこで、次回、中川先生が2007年に記念セミナーで語った「世界の三大宗教」のCDとアウトラインを希望者に聞いてもらうことにした。
以上