みことばだけから学ぶ聖書の真理シリーズ 3
神はどのようなお方か
1)全知の神 ― すべてを知っておられる。
詩篇(新改訳2017)
139:1 【主】よあなたは私を探り知っておられます。
139:2 あなたは私の座るのも立つのも知っておられ遠くから私の思いを読み取られます。
139:3 あなたは私が歩くのも伏すのも見守り私の道のすべてを知り抜いておられます。
139:4 ことばが私の舌にのぼる前になんと【主】よあなたはそのすべてを知っておられます。
139:5 あなたは前からうしろから私を取り囲み御手を私の上に置かれました。
139:6 そのような知識は私にとってあまりにも不思議あまりにも高くて及びもつきません。
2)偏在の神 ― あなたの右の手が私を捕えます。
詩篇
139:7 私はどこへ行けるでしょう。 あなたの御霊から離れて。 どこへ逃れられるでしょう。 あなたの御前を離れて。
139:8 たとえ私が天に上ってもそこにあなたはおられ私がよみに床を設けてもそこにあなたはおられます。
139:9 私が暁の翼を駆って海の果てに住んでも
139:10 そこでもあなたの御手が私を導きあなたの右の手が私を捕らえます。
139:11 たとえ私が「おお闇よ私をおおえ。 私の周りの光よ夜となれ」と言っても
139:12 あなたにとっては闇も暗くなく夜は昼のように明るいのです。 暗闇も光も同じことです。
3)創造主 ― あなたこそが私を造られました。
詩篇
139:13 あなたこそ私の内臓を造り母の胎の内で私を組み立てられた方です。
139:14 私は感謝します。 あなたは私に奇しいことをなさって恐ろしいほどです。 私のたましいはそれをよく知っています。
139:15 私が隠れた所で造られ地の深い所で織り上げられたとき私の骨組みはあなたに隠れてはいませんでした。
139:16 あなたの目は胎児の私を見られあなたの書物にすべてが記されました。 私のために作られた日々がしかもその一日もないうちに。
4)一方的な愛 ― あなたの御思いを知るのは難しい。
詩篇
139:17 神よあなたの御思いを知るのはなんと難しいことでしょう。 そのすべてはなんと多いことでしょう。
139:18 数えようとしてもそれは砂よりも数多いのです。 私が目覚めるとき私はなおもあなたとともにいます。
5)全能の神 ― 私をとこしえの道に導いてください。
詩篇
139:23 神よ私を探り私の心を知ってください。 私を調べ私の思い煩いを知ってください。
139:24 私のうちに傷のついた道があるかないかを見て私をとこしえの道に導いてください。
6)救い主 ― すべての人の救いを望んでおられる。
テモテの手紙第一
2:4 神は、すべての人が救われて、真理を知るようになることを望んでおられます。
2:5 神は唯一です。 神と人との間の仲介者も唯一であり、それは人としてのキリスト・イエスです。
2:6 キリストは、すべての人の贖いの代価として、ご自分を与えてくださいました。 これは、定められた時になされた証しです。
7)恵みの神 ― 永遠のいのちを与えてくださる方。
ヨハネの福音書
3:15 それは、信じる者がみな、人の子にあって永遠のいのちを持つためです。
3:16 神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。 それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。
8)裁き主 ― 信じない者はさばかれる。
ヨハネの福音書
3:17 神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。
3:18 御子を信じる者はさばかれない。 信じない者はすでにさばかれている。 神のひとり子の名を信じなかったからである。
9)忘れない主 ― お忘れにならないお方。
ルカの福音書
12:6 五羽の雀が、二アサリオンで売られているではありませんか。 そんな雀の一羽でも、神の御前で忘れられてはいません。
12:7 それどころか、あなたがたの髪の毛さえも、すべて数えられています。 恐れることはありません。 あなたがたは、多くの雀よりも価値があるのです。
12:8 あなたがたに言います。 だれでも人々の前でわたしを認めるなら、人の子もまた、神の御使いたちの前でその人を認めます。
以上