杉並聖書フォーラム

2025年5月の4つの集会のご報告です。

2025.05.31

カテゴリー:今月の集会のご報告

 

2025年5月の4つの集会のご報告をします。

 

1. 5月4日(日)、「集会1」をリアルとZoomで開きました。 16名参加。 賛美は「新しき地に」でした。 メッセージは、中川先生のコリント人への手紙第一#10、「教会内の秩序、-信者同士の裁判-」、聖書箇所、Iコリ6:1~11を視聴して分かち合いました。 教会の中で信者同士が争いを起こしても、外部の裁判で訴えを起こすようなことはしてはならない、とパウロはコリント教会に宛てて書いた。 なぜなら、救われた信者同士はキリストにあってあがなわれた共同体の一員であり、争いは共同体である教会の中で解決すべきで、それは教会が健全に機能している証拠だからという。 教会には主によって選ばれた長老がおり、本来内部の争いは内部で解決できるはず。 この問題を含めて、現代のクリスチャンは直面するLGBTの問題に対する聖書的対応を教えていただいた。 難しい問題だが、私たちも救われる前は「正しくない人たち」と同じ罪を持っていた。 現代社会の道徳的規準に振り回されずに、聖書感をもってLGBTの方々の真の救いを祈って行きたい。

 

2. 5月11日(日)、リアルとZoomで「礼拝」を持ちました。 20名参加。 賛美は「聖なるかな」と「主よささぐる」でした。 礼拝の後、聖書を輪読して聖餐式に与りました。 メッセージは岩﨑のペテロの手紙第一#4、「日々の歩みと信者の行ない」、聖書箇所、Iペテロ2:11~25、を聞いて、「権威への服従」と「主人に対する奴隷の従順」は「主のゆえに従う」という真理を学びました。 また、ペテロが引用したイザヤ53章を通して、主イエス様が私たちの罪のために父に従ってくださったことを改めて思い起こすことができた。

 

3. 5月17日(土)、「集会2」をZoomで開きました。 15名参加。 賛美は「罪おもいださする」でした。 メッセージは中川先生の使徒の働き#94、「アグリッパ王の前に立つパウロ(3)」、聖書箇所、使26:19~32、を視聴して分かち合いました。 当時、パウロは正しい福音を宣べ伝える中で、ユダヤ人たちから激しい反抗に遭っていたが、そのような中にあっても真理を曲げなかった。 また総督フェストから激しい言動があっても礼儀正しい言葉で応答していた。 まさに神が選ばれた人物であったと感嘆した。 まとめのところで、まことの悔い改めをした信者はそれにふさわしい行ないがあること、その行ないこそ救いの確信のもとである、との中川先生の説明はありがたかった。

 

4. 5月31日(土)、「集会3」をZoomで開きました。 18名参加。 賛美は「静かに神と交わる」でした。 メッセージは木林長老のルカの福音書#39、「領主ヘロデの当惑」、聖書箇所、ルカ9:7~9、を聞いて分かち合いました。 ルカはバプテスマのヨハネの殉教については簡単に触れただけで、まるで、詳細はマルコを読んでください、というような書き方をしている。 確かにルカとマルコはお互いに補完し合っているようで、両方を並べて読むとよく理解できる。 このため、今回は、ヘロデの当惑と判断はルカから、バプテスマのヨハネの殉教はマルコから学んだ。 そして最後にヘブル11:36~40を読んだが、ここには旧約の預言者たち(バプテスマのヨハネを含め、エレミヤ、イザヤ、エリヤたち)がいろいろな苦難に遭いながらも、約束されたものを手に入れることがなかったことが書かれていると教えていただいた。 彼らは待ち望んでいたメシア的王国に入れなかったということだが、入る順番として、教会時代に救われた私たちがメシア的王国に入らない限り、彼らは入れないということを教えていただき、教会時代の私たちがいかに恵まれているかを実感し、主に感謝した。

                                 以上

 

杉並聖書フォーラム

代表:岩崎 洋二

   副代表:西平  薫
       岩崎 直美

杉並には神田川が通っています。 上の写真は9月に久我山で撮った写真です。 丸囲みの写真は、散策している時に見つけたきれいな初秋の花です。

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