さっぽろ聖書フォーラム

さっぽろ聖書フォーラムだより11月

2019.11.13

カテゴリー:お知らせ

11月の予定

・礼拝は、年内はホテルライフォートで行います。

・祈り会は13時、礼拝は14時開始。16時終了となります。

・聖餐式は24日の13時からです。

・エマオバイブルスタディは22日(金)クリスチャンセンターで18時30分開始の予定です。

 

〜これからの行事と代表の予定〜

・11月17日(日)ライラックチャペル 献堂式 11時〜 代表奉仕

・12月22日(日)クリスマス会 12:00〜16:30 ホテルライフォート

(1000円のチケット制です。参加ご希望の方は事前にチケットをご購入ください。)

・1月13日(月・祝日)ダニエル書学び会 13:00〜17:00 ホテルライフォート

 

〜聖書の読み方に注意〜

 

 医療宣教の目的で、3度モンゴルで聖書の学びの奉仕の機会を与えられたが、

その際、「明日は時間が空きましたので、ちょっとドライブに行きませんか」と

お誘いを受けた。せっかくのおもてなしで「ちょっとのドライブなら」と行くことになった。

ゴビ砂漠の砂が風で運ばれた小沙漠でラクダに乗りましょうというプラン。朝9時ころ出発し、車はほとんど信号機のない凸凹道を延々と、かなりの速度で走り続けた。2時間ほど走ったので「もう着くのか」と尋ねたら「今は半分くらいのところだ」とのこと。

結局4時間以上のドライブ。砂地の上をラクダに乗って30分ほど過ごし、また4時間かけて宿に着いた。

私なりに解釈した「ちょっとドライブ」は日本とモンゴルでは意味が違ったのだ。

これはあまり良い例えとは思っていないが、同じようなことが聖書を読むときに起きていて、私たちは聖書を正しくとらえていないときがある。

聖書は、約1900年前に完成した、ユダヤ文化の中で書き綴られた書物である。

それを正しく解釈するためにはへブル的視点で読む必要がある。

例えば聖書の中の「三日三晩」を私たちは「34日」と解釈しがちだがそれは間違いである。字義通りによむことも大切。譬えとして説明されていない限り、そのことばが当時意味したとおりに受け取るべきである。例えば創世記1章の一日は24時間そのものである。

そして文脈にそって解釈すること。これは国語の時間に学んでいるはずなのに、聖書を読むとき突然そのルールを無視し、部分的に切り取った言葉を強調し、新たなる解釈を切り開こうとする愚かな試みをしないことである。もう一つ、たとえ話の解釈はその焦点となる

事柄をとらえるようにし、ほかの部分に無理な意味づけをしないことである。

「へブル的背景をふまえ、文脈をとらえ、字義通りに」が聖書を読む原則です。

(木林正弘 記)

さっぽろ聖書フォーラム

代表:木林 正弘

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