さっぽろ聖書フォーラム

さっぽろ聖書フォーラムだより12月

2019.12.01

カテゴリー:お知らせ

~今月の予定~

・12月8日(日) 13時~祈り会  14時~礼拝

・12月15日(日) 13時~聖餐式  14時~礼拝

・12月22日(日) 12時~16時30分 クリスマス会 ※満席となりました

(事前販売のチケット制となります。大人:1000円、高校生以下:500円、未就学の子ども:無料)

※年内はホテルライフォートで行います。

※12月29日(日)のフォーラムはお休みです。

※12月のエマオバイブルスタデイはお休みです。

 

~これからの行事~

・来年1月13日(月・祝日) ダニエル書学び会  13:00~17:00 ホテルライフォート

 

 

最近のメッセージで教会を建物にたとえた説明がありましたが、教会という概念はとても重要です。

マタイの福音書16:18
『ではわたしもあなたに言います。あなたはペテロです。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てます。ハデスの門もそれには打ち勝てません。』
聖書に出てくる教会という言葉には、2つの使い方があります。
①地域教会(ローカルチャーチ)。これは、地域にある教会を指します。エペソ、コリント、コロサイ…などの教会のことです。これは目に見える教会です。聖書には単数形と複数形両方登場します。エルサレムの教会は単数形。ガラテヤの諸教会は複数形です(ガラテヤ地方には多くの地域教会があったからです)。
②普遍的教会(ユニヴァーサル・チャーチ)。これは教会の誕生から現在そして携挙にいたる期間にイエス・キリストを信じ救いを受けた全ての信者の集合体をさす言葉です。これは目に見えない教会です。つねに単数形で聖書に登場します。
地域教会には、信者と未信者が混在していますが、普遍的教会には未信者は存在しないわけです。
この普遍的教会という考え方が、とても大切です。
『いっさいのものをキリストの足の下に従わせ、いっさいのものの上に立つかしらであるキリストを、教会にお与えになりました(エペソ1:22)。』 主イエスが「かしら」となってくださっているのは、普遍的教会です。『夫たちよ。キリストが教会を愛し、教会のためにご自身をささげられたように、あなたがたも、自分の妻を愛しなさい…(エペソ5:25)。』 主イエスが愛し、ご自身をささげられたのは、普遍的教会に対してささげてくださったのです。
『あなたがたは使徒と預言者という土台の上に建てられており、キリスト・イエスご自身がその礎石です。この方にあって、組み合わされた建物の全体が成長し、主にある聖なる宮となるのであり、このキリストにあって、あなたがたもともに建てられ、御霊によって神の御住まいとなるのです(エペソ2:20~22)。』 イエスご自身が礎石となってくださったのは、普遍的教会の礎石となってくださったのです。そこをスタートとして使徒、預言者が建物の土台となり、その上に、主イエスを信じる者たちが建て上がってできあがっていくのが普遍的教会です。礎石であるイエス・キリストと、土台を構成する使徒および預言者は、すでに置かれており揺るがない、入れ替わったり増えたりしないものなのです。

(水木 記)

さっぽろ聖書フォーラム

代表:木林 正弘

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