【実施状況】
- 参加人数 4名
- 場所、時間 重森宅 14:00~17:30
【学びの内容】
・「60分でわかる新約聖書」 ルカによる福音書
1、ルカはギリシア人(異邦人)読者を想定して、理想的な人間イエスを描写した。それゆえ、ルカの福音書の要約は「1、神が人となられた。2、そのお方は完璧な人であった。3、このお方は罪びとの罪を贖うために死なれた。4、そして、栄光の体に復活された。5、ユダヤ人がイエスを拒否したので、福音は異邦人に伝えられるようになった。6、イエスは栄光の体を持ちながら今も生きておられる。7、最後のアダムであるイエスにつながるなら、その人は「理想の人」として完成される(栄化の約束)」であることを再確認した。
2、学びの延長として、ルカ3章とマタイ1章の系図を比較・検討した。
ルカの系図=マリアの系図・・・イエスがダビデの王座に着く権利があることを示すため。
マタイの系図=ヨセフの系図・・・イエスが本当にヨセフの子なら王にはなれないことを示すため。処女降誕の必要性を示すため。
【分かち合いの内容】
・上記のルカの福音書に要約は、改めてクリスチャンになれたことへの喜びを感じる。
・ルカは医者でありながら、著名な歴史家であり、この福音書を通して、時間順に出来事を知ることが出来るのは感謝。
・マタイはユダヤ人に向けて書いたが、ルカは異邦人に向けて書いてくれた。私たちにとって、貴重な福音書だ。
・ナルドの香油を注いだ女の話(ルカ7:36~50)を読んで、自分を振り返るとどうしようもない罪を犯し、主に赦されてきたと思う。中途半端な「赦され感」ではなかった。人を裁くことにもブレーキがかかっている。これがなかったら、自分のような人間は裁いている。これは大変な恵みだと改めて思う。
【特記事項・次回案内】
次回は10月11日(日)14:00~17:30、重森宅にて、「60分で分かるヨハネによる福音書」です。またZOOMとの併用による開催は行いませんので、よろしくお願いします。