今回は、「7年目の解放」を学びます。
今私たちは、各論的解説と適用として「律法の解説と日常生活への適用」を12項目に分けて学んでいます。
イスラエルの民は、神がご自身を表わすため選び分かたれた「聖なる民」。それゆえにユニークな民です。今回の各論的命令もその事実に基づくものであり現代の異邦人に命じられているものではありません。
「負債の免除」、「奴隷の解放」という命令は、人間的には損失、犠牲を強いられているようにも感じます。しかし、神様がこの命令を通じてイスラエルの民に体験させようとされたこと、その御心、本質を理解出来たならば、イスラエルの民は神の豊かさを体験したことでしょう。
私たちには既にキリストが与えられ文字に縛られるものではなく、キリストのいのちの御霊によって自由に生かされるものとされています。
律法は神のご性質を表わすものでありますから、形ではなくモーセが伝えたかった本質を教えて頂き、各自の人生に適用し神の豊かさを体験させて頂きましょう。
キリストは罪過と罪との中に死んでいた私たちを生かしてくださいました。
再び奴隷のくびきを負うのではなくイエス様から差し出されるそのくびきを負う人生。
これほど平安と祝福に満ちた歩みはありません。
主の御心が私たちの内になりますように。礼拝において神の栄光が現わされますように。