大阪ドーム前聖書フォーラム

使徒たちの承認-キリストにある自由- 2021年10月24日

2022.01.26

カテゴリー:ガラテヤ人への手紙

 

今回の箇所は、使徒15章に記されているエルサレム会議での出来事であると考えられます。
律法主義者(ユダヤ主義者)たちは、「異邦人は、先ずユダヤ教に改宗してから、信仰によって救われる」と主張していました。
ユダヤ人信者で形成されるエルサレム教会では、このことは論争になりにくいですが、異邦人への使徒であるパウロにとっては、「信仰のみで救われる」ことを確認することは福音の真理を守るためには決して譲ることのできない問題でした。

キリスト・イエスが十字架において信じる全ての者に与えてくださった自由。
これを制限する者は、神の御心に反することであり、他人を縛ることはもちろん、自分自身を縛ることも福音の真理に立っているとは言えません。

生まれながらの奴隷であった者がキリスト贖いによって自由にされました。
二度と奴隷のくびきを負ってはなりません。いや、私は神に対して自由人として御霊に導かれて生きて行くことを心から望みます。
聖霊なる神が私たちに真のいのちに溢れた人生を体験させてくださいますように。

大阪ドーム前聖書フォーラム

代表 :辻村 真和

バックナンバー