「神の国と悪魔の国の葛藤」
今回は中間時代の2回目です。
旧約最後の預言者マラキからバプテスマのヨハネ登場まで400年の沈黙の期間。新しい啓示がなかった時代を「中間時代」と言います。
新しい啓示がなかった理由は、メシア登場までの預言が全て語られていたからです。
神は新しい啓示は与えられませんでしたが、救い主が登場するための舞台設定を着々と進められていました。
前回は、政治的状況の変化について学びました。今回は、宗教的状況と社会的状況の変化について学びます。
表面的には、第4の獣であるローマの力が神の民イスラエルばかりでなく世界を完全に牛耳っている状況ですが、神は語らずともご自身の計画を進めておられました。
今の時代、新約聖書が完成し新しい啓示はありませんが、同じ神が今もご自身の計画を進めておられます。いや当時と違い復活の主イエス様が我らの内にいて一人ひとりを、御体なる教会を守り導いておられます。
中間時代に見られる神のお働きを学ぶことを通して私たちの神に対する信頼と確信が深められますように。
御名があがめられ、御国が来ますように。
