申命記12章から各論的解説に入っています。
モーセはカナン入国後のイスラエルの民の統治についても丁寧に教えます。
出エジプト以来、モーセが中心となって神の御心を民全体が受けとめて国が導かれてきました。また荒野での生活は民全体が一所にいました。しかし、カナン入国後は全国に散っての生活です。
神は神政政治の国を統治するための機関を立てられます。
第8の項目「【主】よって立てられた権威」を4回に分けて学びます。
今回は、その第1回で「さばき人」に関する学びです。
さばき人には、正義の追求が求められています。
人には、それぞれに正義・大義があり各自がそれに従って行動しています。その結果、正義と正義が衝突することもあります。
私たち教会は、「デモクラシー(民の支配)」ではなくましてや「サタノクラシー(悪魔の支配)」でもない「セオクラシー(神の支配)」に生きる者たちの群れです。
御言葉から神が立てられた権威について学ぶことを通して、真に解放された地上生涯を歩むことができますように。