「神の国と悪魔の国の葛藤」というテーマに沿って聖書を学んでいます。
この葛藤は、創世記3章以来続いており現在に至るまで続いていますが、黙示録20、21章で神の国の完璧な勝利で終わります。
今回は中間時代を学びます。
中間時代とは、マラキ書(旧約聖書)が完成してからキリストが登場するまでの期間を指します。
①それは、旧約聖書と新約聖書の間に横たわる「400年の沈黙の期間」でした。
②新しい啓示はありませんでしたが、その理由はその時代に必要な啓示は既に与えられていたからです。
③そして「沈黙の期間」も神は、契約の民イスラエルを忘れることなく歴史を支配されていました。
覇権国家(帝国)が入れ替わる時代ですがそれもまた神のご支配の下でのことであることがダニエル書の預言から良く分かります。
神は歴史の支配者であり、歴史を常に導いておられます。
そして歴史は神のご計画の通りに進んで行きます。
この世の支配者がどうであろうとこの神を見上げる人は人間を恐れる必要はありません。
「沈黙の期間」とされる時にも神の御手が働いていたことを学ぶことによって、今この時代も生きて働かれる神の御手を信仰の目で見ることができますように。