旧約聖書39巻、新約聖書27巻、計66巻の最後となる書。
創世記から始まった神のご計画、人類の歴史の締めくくりとなる黙示録。
この書を正確に理解することに務めると聖書全体の文脈がより鮮明になります。
それゆえ、「この預言のことばを朗読する者と、それを聞いて、そこに書かれていることを守る者たちは、幸いである。時が近づいているからである」(1:3)と学ぶ者への祝福が約束されています。
黙示録は ①旧約聖書に散らばっている終末預言を時間順にまとめた書です。
②最終ゴールである新天新地に至る道筋を示した書です。
旧約聖書には、キリストの初臨に関する預言が350あり、再臨と終末に関するものは1,500箇所あるそうです。
歴史を支配し導いておられる神が、ご自身のご計画を黙示録によって教会に伝え、私たちが配置された場所で見通しを持ち歩むことが出来るようにしてくださっています。
今回は、その黙示録の読み方を学びます。
読み方を誤ると解釈を誤ります、解釈を誤ると歩みにズレが生じます。
御心に叶った歩みを願うのならば、御心に叶った聖書解釈が出来るように願い求めることが必要です。
黙示録に対する姿勢と理解のための枠組みが聖霊のお働きによって与えられ、黙示録が学ぶ者に与える祝福を体験することができますように。