大阪ドーム前聖書フォーラム

信仰者のリスト(1) 2021年5月30日

2021.06.09

カテゴリー:へブル人への手紙

へブル人への手紙が中間のおりかえし地点に来ました。

11章は信仰の英雄達のリストです。この信仰者のリストを5回に分けて学んでいきます。

今回は「信仰の定義」についてです。

約束のものを手に入れるために必要なのは、忍耐です。『もうしばらくすれば、来たるべき方が来られる。遅れることはない。わたしの義人は信仰によって生きる。もし恐れ退くなら、わたしの心は彼を喜ばない。』しかし私たちは、恐れ退いて滅びる者ではなく、信じていのちを保つ者です」(へブル10:37b~39)とあります。

私たちは信仰によって生きる者ですが、「信仰ってなに?」と聞かれて皆さんはなんと答えられるでしょうか。

私にとっての信仰とは、目に見えないものを信じることができ、まだ与えられていないものを得ることができると確信することです。しかし、何の根拠もなくそう思っているわけではありません。

根拠となるのは神の啓示の書である聖書に対する信頼であり、契約の神である主が契約の履行を保証してくださっていることです。私自身は最初から今のような確信があったわけではありません。講解メッセージを聞いたり、バイブルスタディで聖書の学びを深めていくことで少しづつその確信が強められてきました。

また、信仰は世界観であることを今回の学びで確認することができました。神は物質が存在する前からおられ、ことばによってこの世界のすべてを創造されましたが、どのように創造されたのかは私たち人間にはわかりません。神がそれを啓示されたので人間はそれを事実として受けとめる。それが信仰であり神を信じる者の世界観であることがよくわかりました。

現在コロナ禍の中でさまざまな困難や試練がありますが、この世では神の許しなしに起こることはなく、この状況も神がお許しになっているのだとすれば、信仰の応答として私たちに何を求めておられるのかを考えさせられました。たとえ何一つできることがなかったとしても神は信じるものを喜ばれ、報いてくださる方であると書かれているのでほっと安心できますね。

信仰がなくては神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神がおられることと、神を求める者には報いてくださる方であることとを信じなければならないのです。(へブル11:6)

 

大阪ドーム前聖書フォーラムでは毎週日曜日の14時から礼拝をしています。同時にZoomでも礼拝をしています。Zoomでの礼拝をご希望の方はご連絡ください。ご一緒に礼拝をお捧げいたしましょう。

 

 

大阪ドーム前聖書フォーラム

代表 :辻村 真和

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