2022年7月31日(日)の岡山聖書フォーラムは、オンラインと対面の併用で礼拝を行いました。
マルコ12章13-17節から「神の子羊の吟味② パリサイ人とヘロデ党の挑戦」と題した講解メッセージを行いました。
過越の祭を前にして、神の子羊としての吟味を受けているイエスに対して、反ローマの立場のパリサイ人と、親ローマの立場のヘロデ党の者たちが送り込まれました。彼らは、カエサルに税金を納めることは律法にかなっているでしょうかと挑戦してきました。イエスが、納めるべきだと言えば、民衆の反ローマ感情に火をつけることになり、民衆の支持を失ってしまうし、納めるべきではないと言えば、ローマへの反逆とみなされ、告訴、死刑に持ち込まれるという、どちらに答えても悪い結果につながるものでした。これに対してイエスは、ローマの銀貨を持って来させて、カエサルのものはカエサルに、神のものは神に返しなさいと、知恵ある答えをして勝利されました。この所から、この世の権力者、政府に対して、私たちクリスチャンが取るべき態度について考えました。また私たちは、天に国籍を持つ者として、神のために喜んで自分自身を捧げることの大切さについて学びました。
来週もオンラインと対面の併用での礼拝になります。参加ご希望の方は、お問い合わせフォームからご連絡下さい。よろしくお願い致します。