岡山聖書フォーラム

IIサムエル3章22–39節「アブネル殺害とダビデの嘆き」

2021.06.20

カテゴリー:コラム

2021年6月20日(日)の岡山聖書フォーラムは、対面とオンラインの併用で礼拝を行いました。

IIサムエル3章22–39節から「アブネル殺害とダビデの嘆き」と題した講解メッセージを行いました。

アブネルがダビデとの契約の食事を終えて、安心して帰って行った直後に、ヨアブたちが略奪から帰って来ました。アブネルが来たことを知ったヨアブは、王に抗議した後、使者を遣わしてアブネルをヘブロンに呼び戻しました。ヨアブは、アブネルを町の門の内側に誘い込み、下腹を刺して殺害しました。逃れの町であるヘブロンで敵討ちが行われたことを読み、神が定めた逃れの町の規定も完全な安全を安全を保証するものではないことを覚えました。アブネル暗殺のことを知ったダビデは、それがダビデの指示によるものではないことを明らかにするために、アブネルを国葬にし、墓の前で泣き、哀歌を作り、断食をして悲しみを表現しました。イスラエルの民は、王の様子を見て満足しました。しかし、ダビデは、自分の王国確立のためにヨアブの力が必要であったため、彼を厳しく罰することができませんでした。そこにダビデの限界を見、私たちも神の御心が分かっていながら自分の考えを優先してしまう弱さがあることを自覚して、神の助けの必要性を覚えました。

来週も対面とオンラインの併用での礼拝になると思います。参加ご希望の方はお問い合わせフォームからご連絡下さい。よろしくお願い致します。

岡山聖書フォーラム

代表:皆尾 公司

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