2020年10月4日(木)の岡山聖書フォーラムは、新型コロナウィルスの感染予防のため、Zoomを利用してオンライン礼拝を行しました。
前半は、マルコ3章20-35節から「メシアの拒否」と題した講解メッセージを、後半は、Ⅰサムエル25章1-17節から「ナバルに怒るダビデ」と題した講解メッセージを行ないました。
マルコでは、ベルゼプル論争と呼ばれる場面で、イエスが、内部分裂のたとえ、強盗のたとえと話され、赦されない罪について語られた内容を読みました。当時のイスラエルの指導者たちがイエスのメシア性を拒否しましたが、それは、聖霊を冒瀆する赦されない罪であることを学びました。この罪は現代の私たちには適用されないことを覚えました。また、何度も不信仰を繰り返すイスラエルの民に対して、神は変わらない愛を示し続けておられることを学び、その愛が私たちにも示されていることを覚えて感謝しました。
Ⅰサムエルでは、サムエルの死後、羊の毛の刈り取りの祝いをしているナバルのところに、ダビデが使者を送ったが、ナバルはダビデとその部下たちを侮辱して追い返した記事を読みました。信仰者ダビデが、このことをきっかけに激しく怒り、ナバル一家討伐に立ち上がりました。サウル王から逃げ回る生活から解放されて、ほっとした時であり、また、霊的な支えであったサムエルがいなくなったことも影響してか、ダビデがひどい罪を犯しそうになった記事を読み、私たちもいつでも罪の誘惑に遭う可能性があるので、油断せずに主に信頼して歩むことの大切さを覚えました。
来週もオンラインによる礼拝になると思います。参加ご希望の方は、お問い合わせフォームからご連絡ください。よろしくお願い致します。