2020年8月9日(日)の岡山聖書フォーラムは、新型コロナウィルスの感染予防のため、Zoomを利用してオンライン礼拝を行しました。
前半は、マルコ2章18-22節「断食論争」と題した講解メッセージを、後半は、Ⅰサムエル20章12-42節「新月祭での出来事」と題した講解メッセージを行ないました。
マルコでは、イエスと弟子たちが食事をしていると、バプテスマのヨハネの弟子たちとパリサイ人たちが、どうして断食しないのかとイエスらを非難してきました。それに対してイエスは、3つのたとえを用いて答えられた。花婿の友人のたとえ、古い衣と新しい衣のたとえ、古い皮袋と新しいぶどう酒のたとえを通して、パリサイ的ユダヤ教とメシアの新しい教えを対比し、今の時代の聖霊に導かれる信仰生活は、喜びの信仰生活であることを学びました。
Ⅰサムエルでは、新月祭の食事の時に、ヨナタンが、父サウルのダビデに対する態度を確認して、三本の矢のサインを用いて、それをダビデに伝える場面を読みました。ヨナタンとダビデは、お互いに対して愛と信頼を持ち、友情契約を結んでいましたが、ここでは家系同士の契約へと更新されていました。サウルのダビデに対する殺意を理解したヨナタンは、三本の矢のサインを用いて、それをダビデに伝え、涙の別れの時を持ちました。ヨナタンが、父サウルに殺されそうになりながらもダビデを助けた姿から、十字架上でご自分の命を捨てて下さるほどに私たちへの愛を示して下さったイエスを覚えました。また、私たちに与えられた救いは、新しい契約に基づくものであり、決して失われることのないものであることを覚え、感謝しました。
来週もオンラインによる礼拝になると思います。参加ご希望の方は、お問い合わせフォームからご連絡ください。よろしくお願い致します。