岡山聖書フォーラム

マルコ9章30–50節「二度目の受難予告と仕える者となるためには」

2021.11.07

カテゴリー:コラム

2021年11月7日(日)の岡山聖書フォーラムは、オンラインと対面の併用で礼拝を行いました。

マルコ9章30–50節から「二度目の受難予告と仕える者となるためには」と題した講解メッセージを行いました。

変貌山からガリラヤに戻る途中、イエスは二度目の受難予告をしました。弟子たちは、受難の言葉を理解できなかったばかりか、イエスに真意を尋ねることも恐れました。弟子たちが全てを理解してしまったらイエスから離れてしまっただろうから、神が彼らに理解できないように真理を隠されていたのだということを覚える時、全てを知らされていないことは神の祝福の一つであると言えることを学びました。弟子たちはすぐに神の国が到来すると思っていて、誰が一番偉いかという議論をし始めました。それに対してイエスは、神の国で高い地位に就く人は、謙遜で、自ら進んで仕える者になることが必要であると教えられました。またヨハネが、イエスの名によって悪霊を追い出している人を止めさせようとして、イエスに叱責されましたが、これは、弟子たちの分派的態度が表れているものと考えられ、現在のキリスト教界に対する教訓であると考えました。続いてイエスは、幼い者をつまずかせてはならないことを厳しい言葉で警告され、信者として成長することの大切さを教えられました。難解な聖句もあり、皆で議論しました。

来週もオンラインと対面の併用での礼拝になると思います。参加ご希望の方は、お問い合わせフォームからご連絡下さい。よろしくお願い致します。

岡山聖書フォーラム

代表:皆尾 公司

カテゴリ

バックナンバー