岡山聖書フォーラム

マルコ9章2–10節「イエスの変貌」

2021.09.26

カテゴリー:コラム

2021年9月26日(日)の岡山聖書フォーラムは、対面とオンラインの併用で礼拝を行いました。

マルコ9章2–10節から「イエスの変貌」と題した講解メッセージを行いました。

イエスは、ペテロとヤコブとヨハネを連れて、高い山に登った時、イエスの御姿が変わり、衣が非常に白く輝きました。これは、イエスの肉体の内に秘められていたシャカイナ・グローリーが外に現れたものでした。エリヤとモーセが現れて、イエスと語り合いましたが、彼らはそれぞれ預言者と律法を象徴する人物で、二人で旧約聖書全体を象徴していると考えられます。イエスは彼らと、エルサレムで遂げよとしている最期について話していました。最期と訳されている語は、エクソドスで、出発を意味するため、十字架の死は、復活して天に向けて出発することも意味することを学びました。ペテロがこの光景を見て、3つの仮庵を建てると提案しましたが、これは仮庵の祭りを祝おうとした発言でした。ペテロは、仮庵の祭りの前に、メシアの受難を預言した過越の祭りが到来しなければならないことを理解していませんでした。そこに父なる神から「彼の言うことを聞け」と声がかかりました。イエスは、人の子が死人の中からよみがえる時まで、今見た光景を誰にも話してはいけないと命じられました。今回の箇所から、イスラエルの例祭について確認し、メシアの初臨と再臨の流れを学んで、中間期の今は、福音宣教のための期間であることを覚えました。

来週もオンラインと対面の併用での礼拝になると思います。参加ご希望の方は、お問い合わせフォームからご連絡ください。よろしくお願い致します。

岡山聖書フォーラム

代表:皆尾 公司

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