2021年7月18日(日)の岡山聖書フォーラムは、オンラインと対面の併用で礼拝を行いました。
創世記11章1–9節から「バベルの塔事件」と題した講解メッセージを行いました。
ノアの大洪水の後、増え拡がった人類は、シンアルの地へと移動して定住した。ニムロデが中心となって、頂が天に届く塔を建てて、名をあげようと言い、建て始めました。ここでの「天」は複数形で、第1〜3までの天を含むため、神がおられる領域にまで到達して、自分たちが神になろうとする言葉であることを学びました。人間がどんなに高い塔を造ろうとも、神の方からすれば降りてくることになるという、傲慢な人間に対する皮肉が表されていることも覚えました。神は、言葉を混乱させることで、人類を地の全面に離散させられました。創世記10章の後に、このバベルの塔事件が記されているのは、神が次に計画されているアブラハムの選びに繋がる舞台設定であると考えられました。また、ニムロデと終末時代の反キリストの共通点を考えて、私たちへの警告と救いについて確認しました。
来週もオンラインと対面の併用による礼拝になると思います。参加ご希望の方は、お問い合わせフォームからご連絡下さい。よろしくお願い致します。