2021年6月13日(日)の岡山聖書フォーラムは、zoomを用いて、オンラインで礼拝を行いました。
マルコ7章24–30節から「ギリシア人の女の信仰」と題した講解メッセージを行いました。
イエスと弟子たちは、リトリートのために異邦人の地に向かいました。イエスの評判は異邦人の地にも広まっていて、たくさんの人が集まって来ました。そこに、汚れた霊につかれた娘を持つ女がやってきて、イエスに娘の悪霊を追い出してくれと懇願しました。イエスは、比喩を用いて、まずユダヤ人に祝福を与えなければならないので、その祝福を取り上げて異邦人に与えるのはよくないと、断られました。これは、この女の信仰を引き出すための言葉であろうと考えました。女は、イエスの比喩に対して、比喩で答え、ユダヤ人への祝福を取り上げるのではなく、おこぼれだけでも頂きたいのだと伝えました。この女の信仰を見たイエスは、彼女の娘から悪霊を追い出されました。この出来事は、アブラハム契約の祝福の条項が、新しい契約として異邦人の祝福につながっていくことの予表であることを覚えました。そして、イエス・キリストの十字架のみわざが成就した今、私たちはそのその祝福に与っていることを覚えて、感謝しました。
来週は、対面とオンラインの併用で礼拝を行うことができるかも知れません。参加ご希望の方は、お問い合わせフォームからご連絡下さい。よろしくお願い致します。