2021年2月7日(日)の岡山聖書フォーラムは、新型コロナウイルス感染予防のため、zoomを用いてオンラインで礼拝を行いました。
マルコ6章1−6節から「故郷伝道」と題した講解メッセージを行いました。
共観福音書を見ると、ここでは2回目の故郷伝道になります。1回目の時、イエスはイザヤ書を引用して教えられましたが、ナザレの人たちはイエスのメシア宣言を拒否して、崖から突き落として殺そうとしました。2回目の今回もイエスは会堂で権威を持って教えられました。しかし、ナザレの人々は、イエスのこともイエスの家族のこともよく知っている近い関係のため、イエスを受け入れずに拒否しました。イエスが拒否され、孤独を感じたれたことは、一緒にいた弟子たちへの訓練であると考えられました。将来、使徒として派遣された時に受ける拒否、迫害、孤独について体験的に示し、それでも福音伝道に進むように教えるためであったことを覚えました。現在の私たちも、聖書の福音を伝えようとすると、親しい人たちからでさえも拒否されたり、非難されたりして、孤独を感じることがあります。そんな時、イエス・キリストは私たちの苦しみに同情することのできるお方であるということは慰めであると学びました。
来週もオンラインによる礼拝になると思います。参加ご希望の方は、お問い合わせフォームからご連絡ください。よろしくお願い致します。