2020年5月10日(日)の岡山聖書フォーラムは、新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、Zoomを利用してオンライン礼拝を行しました。
前半は、マルコ1章21-28節「希望の光」と題した講解メッセージ、後半は、Ⅰサムエル14章31-46節「サウルの誓いから救われたヨナタン」と題して講解メッセージを行ないました。
マルコでは、イエス様が福音宣教のためにカペナウムを拠点とした理由を学び、会堂で権威をもって教えておられた時に悪霊が反応した様子や悪霊に憑かれていた人から悪霊を追い出した奇跡について学びました。イエス様は希望の光であること、御言葉を忠実に語る時に聖霊が権威を与えて下さることについて考察しました。
Ⅰサムエルでは、サウルが、見せかけの敬虔さで、兵たちに断食を命じたために、誓いが解けた後で、兵たちが血がついたまま家畜の肉を食べるという罪を犯したことと、誓いを破ったヨナタンをサウルが殺そうとしたところを民が反対して、ヨナタンを救った場面を読みました。サウルの態度から、見せかけの敬虔さでは、神を喜ばせることはできないことを学びました。また、サウルの命令には従ったが、モーセの律法を破ってしまった民の態度から、指導者の意見を聖書の教え以上に重要視することの誤りを覚えました。最後に言い訳をせずに死刑を受け入れたヨナタンの態度から、イエス・キリストの受難を覚え、更に、イエスに従う私たちも理不尽な扱いを受けることがあり得ることについて考えました。
まだしばらくオンラインでの礼拝が続くと思いますが、参加ご希望の方は、お問合せフォームからご連絡ください。よろしくお願い致します。